株式会社エイジス (4659) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
A
安定性
B
成長性
B
効率性
B
CF健全性
売上高
340億円
粗利率
25.7%
営業利益率
8.9%
純利益率
6.2%
ROE
8.4%
ROIC
8.4%
自己資本比率
81.5%
D/Eレシオ
0.01
有利子負債
2億円
ネットキャッシュ
156億円
NC/時価総額
75.4%
運転資本余剰*
103億円
運転資本余剰/時価総額*
49.8%
フリーCF
28億円
FCFマージン
8.3%
キャッシュ化率
1.49倍
PBR
0.82倍
EV/EBITDA
1.5倍
PER
9.8倍
想定株価
2443.9円
想定時価総額
206億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年3月期 340億円 87億円 3億円 30億円 33億円 31億円 21億円
2024年3月期 300億円 77億円 2億円 25億円 27億円 26億円 19億円
2023年3月期 261億円 74億円 2億円 28億円 31億円 29億円 19億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年3月期 307億円 218億円 55億円 2億円 250億円
2024年3月期 286億円 200億円 48億円 2億円 235億円
2023年3月期 265億円 206億円 40億円 4920万円 222億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年3月期 157億円 - 51億円 2億円 33億円 14億円 103億円
2024年3月期 136億円 - 51億円 2億円 37億円 17億円 88億円
2023年3月期 158億円 - 38億円 2億円 34億円 2118万円 118億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年3月期 31億円 -3億円 -7億円 28億円
2024年3月期 20億円 -33億円 -10億円 -13億円
2023年3月期 29億円 -6億円 -7億円 24億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年3月期 249.6円 2967.8円 95.0円 38.1% 1843.9円 9.8倍 2443.9円 206億円 10,771,200株 2,337,400株
2024年3月期 226.8円 2790.5円 85.0円 37.5% 1589.7円 11.2倍 2546.7円 215億円 10,771,200株 2,345,300株
2023年3月期 222.2円 2631.4円 80.0円 36.0% 1856.6円 10.3倍 2292.6円 193億円 10,771,200株 2,349,000株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年3月期 8.4% 6.9% 8.4% 25.7% 8.9% 9.7% 6.2% 8.3% 81.5% 0.01
2024年3月期 8.1% 6.7% 7.5% 25.6% 8.4% 8.9% 6.4% -4.3% 82.2% 0.01
2023年3月期 8.4% 7.1% 8.8% 28.3% 10.8% 11.7% 7.2% 9.1% 83.8% 0.01

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年3月期 13.2% 20.2% 10.2% 9.1% 3.6% -8.3% 代表取締役社長 福田久也
2024年3月期 15.1% -10.1% 2.1% 2.4% 1.6% -18.9% 代表取締役社長 福田久也
2023年3月期 -0.4% -28.7% -16.9% -2.8% -0.6% -13.1% 代表取締役社長 福田久也

異常検知フラグ

2023年3月期: 売上3年連続減少

AI分析(2025年3月期)

リテイルサポート事業棚卸サービスマーチャンダイジングvision50(新中期経営計画)ソリューションプロバイダーへの転換

見通し: 2025年3月期は売上高13.2%増、営業利益20.2%増と好調。新中期経営計画「vision50」に基づき、2029年3月期には売上高500億円、ROE・ROIC10%達成を目指す。しかし、来期は営業利益22.5%減、経常利益19.9%減と減益見通し。主力の棚卸サービスは堅調だが、M&Aによるのれん償却費増などが影響。

強み: 「棚卸のプロフェッショナル」として、チェーンストア向け棚卸サービスで業界トップクラスのシェア。顧客基盤を活かしたソリューション提供へ進化。

懸念: RFDI・画像認識技術の普及による棚卸方法への影響。技術・費用課題解決が進めば、現行サービスに影響を与える可能性。また、システム開発投資の遅延・中断リスク。

リスク: 雇用環境の悪化による人件費増、情報セキュリティ・個人情報漏洩リスク。海外事業展開における予測不能な政策変更・社会経済環境の変化。RFID・画像認識技術普及による棚卸業務への影響。

AI詳細分析(2025年3月期)

事業概要

エイジスは、1978年の創業以来、「お客様に棚卸のプロフェッショナルとして最高レベルの棚卸サービスを提供する」ことを基本方針としてきた企業です。グループ全体では、チェーンストアの発展と豊かな社会の実現に貢献することを目指し、日々の事業活動を展開しています。主要事業は「リテイルサポート事業」と「マーケティング事業」であり、特にリテイルサポート事業では、店舗の利益管理や商品管理に不可欠な棚卸サービス(店舗棚卸、資産棚卸、災害備蓄品管理など)を中心に、品切れのない売場作りを支援する集中補充サービス、新規出店や店舗改装に関わるマーチャンダイジングサービスなどを提供しています。マーケティング事業では、店頭の売上活性化を目的としたリアルマーケティングソリューション、流通小売業周辺業務への人材派遣、店舗の接客サービスレベルやストアコンディションを調査するリサーチサービスを提供しています。これらの事業を通じて、メーカー、小売業、消費者を繋ぐ唯一無二の存在となることを目指しています。2024年3月期においては、売上高33,960百万円、営業利益3,032百万円を達成しており、リテイルサポート事業が売上の大半を占めています。

直近決算ハイライト

2024年3月期決算は、売上高33,960百万円(前期比13.2%増)、営業利益3,032百万円(前期比20.2%増)、経常利益3,134百万円(前期比19.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益2,104百万円(前期比10.2%増)と、増収増益を達成しました。この好調な業績は、主要顧客である流通小売業界が所得環境の改善やインバウンド需要の回復といった追い風があった一方で、依然として価格競争の激化やコスト増加といった厳しい環境に置かれる中での成果です。セグメント別では、リテイルサポート事業が国内棚卸サービスにおける単価上昇や受注店舗数増加、主要顧客からの集中補充サービス受注増加により、売上高25,267百万円(前期比5.6%増)、セグメント利益2,765百万円(前期比17.5%増)と堅調な伸びを示しました。特に、コンビニエンスストア、ホームセンター・ドラッグストア、スーパーマーケットといった業態での棚卸受託収入が増加しています。マーケティング事業は、連結子会社となった株式会社mitorizの業績が加わり、売上高5,368百万円(前期比75.2%増)と大幅に伸長しました。国際事業も、既存顧客からの受注増や新規顧客獲得により、売上高3,323百万円(前期比10.8%増)と増加しました。

強みと競争優位性

エイジスの最大の強みは、創業以来40年以上にわたり培ってきた「棚卸のプロフェッショナル」としての高い専門性と、それを支える広範な顧客基盤です。特にリテイルサポート事業においては、チェーンストアの業態を深く理解し、各店舗のニーズに合わせた棚卸サービスを提供することで、顧客との強固な信頼関係を構築しています。同業他社と比較して、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、ホームセンター、ドラッグストア、書店、GMS(総合スーパー)など、多岐にわたる業種・業態の店舗棚卸に対応できるノウハウと実績は、参入障壁の高さを示しています。また、近年の事業拡大戦略として、株式会社mitorizを連結子会社化したことで、リテイルサポート事業に加えてマーケティング事業におけるソリューション提供能力を強化しており、顧客に対してより包括的なサービスを提供できる体制を整えています。さらに、アジアを中心とした海外事業展開も進めており、グローバルな視点でのサービス提供能力も徐々に高めています。これらの要素が複合的に作用し、エイジス独自の競争優位性を形成しています。

リスク要因

エイジスが直面するリスク要因としては、まず「雇用環境の厳しさ」が挙げられます。生産年齢人口の減少や雇用形態の変化により、人材の確保・維持が困難になる可能性があり、人件費の上昇は業績に直接的な影響を与えかねません。これに対し、働きやすい環境整備や処遇改善を進めていますが、採用や人員配置の遅延は事業遂行上のリスクとなります。次に、「情報セキュリティ・サイバー攻撃」のリスクです。顧客の秘密情報などを取り扱うため、情報漏洩が発生した場合、損害賠償や信用失墜につながる可能性があります。また、「個人情報の保護」も同様に、情報管理体制の徹底が求められますが、万が一の漏洩は信用失墜や多額の費用発生リスクを伴います。さらに、事業展開している海外地域における「政策変更や社会経済環境の予測不能な事態」は、事業遂行の困難化を招く可能性があります。加えて、「RFID・画像認識技術の普及」による棚卸方法への影響も注視すべき点です。これらの技術が流通小売業界全体に普及した場合、現行の棚卸業務に変化が生じる可能性があります。最後に、「システム開発投資」における遅延や中断、期待される効果が得られないリスクも存在します。

投資テーマとの関連

エイジスは、直接的にAI、半導体、EVといった最先端技術テーマに属する企業ではありませんが、その事業内容は、現代の流通小売業界が抱える課題解決に深く関わっています。特に、少子高齢化による人手不足が深刻化する中で、店舗運営の効率化や正確な在庫管理を支援する同社のサービスは、業界全体の持続可能性を高める上で不可欠です。また、人件費高騰や店舗運営コスト増加といった経営環境の厳しさが増す中、外部委託による効率的な棚卸・在庫管理・販促支援は、小売業にとって重要なソリューションとなります。企業が「サービスプロバイダーからソリューションプロバイダーへ」と変革を目指す中で、エイジスは顧客の課題解決に貢献するパートナーとしての役割を担っており、流通業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)を側面から支援する存在とも言えます。国内だけでなく、アジアを中心とした海外展開も進めていることから、グローバルなサプライチェーンや小売市場の動向とも関連性があります。

本ページの情報はEDINET有価証券報告書から機械的に抽出・加工したものであり、正確性・完全性を保証するものではありません。 財務プロファイルは全収録企業中の相対的な位置を示すもので、特定の企業の評価や投資判断を推奨・助言するものではありません。 投資に関する最終決定はご自身の判断で行ってください。