石油資源開発株式会社 (1662) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 鉱業
再生可能エネルギー脱炭素LNGESG石油
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 2/5位
B
安定性
業種 3/5位
E
成長性
業種 5/5位
D
効率性
業種 4/5位
E
CF健全性
業種 5/5位
売上高
3403億円
粗利率
22.6%
営業利益率
11.4%
純利益率
15.7%
ROE
8.5%
ROIC
4.3%
自己資本比率
72.8%
D/Eレシオ
-
有利子負債
-
ネットキャッシュ
500億円
NC/時価総額
7.5%
運転資本余剰*
-393億円
運転資本余剰/時価総額*
-5.9%
フリーCF
-975億円
FCFマージン
-28.6%
キャッシュ化率
1.93倍
PBR
1.07倍
EV/EBITDA
7.2倍
PER
12.5倍
想定株価
2607.2円
想定時価総額
6694億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 3403億円 767億円 471億円 389億円 860億円 616億円 534億円
2025年3月期 3891億円 992億円 499億円 620億円 1119億円 642億円 812億円
2024年3月期 3259億円 873億円 276億円 552億円 829億円 688億円 537億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 8625億円 1554億円 893億円 1143億円 6275億円
2025年3月期 6816億円 2308億円 492億円 752億円 5277億円
2024年3月期 6609億円 2498億円 491億円 743億円 5039億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 500億円 180億円 393億円 - 2740億円 7億円 -393億円
2025年3月期 1409億円 178億円 434億円 - 1803億円 - 918億円
2024年3月期 1526億円 225億円 408億円 3億円 1804億円 - 1035億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 1030億円 -2005億円 60億円 -975億円
2025年3月期 1308億円 -1071億円 -387億円 237億円
2024年3月期 906億円 -997億円 -286億円 -91億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 208.7円 2451.3円 65.0円 31.1% 194.6円 12.5倍 2607.2円 6694億円 257,000,000株 242,700株
2025年3月期 314.9円 2062.2円 55.0円 17.5% 548.9円 3.7倍 1162.0円 2984億円 257,000,000株 242,600株
2024年3月期 198.9円 1906.5円 60.0円 30.2% 575.7円 6.9倍 1372.3円 3631億円 271,500,000株 6,878,000株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 8.5% 6.2% 4.3% 22.6% 11.4% 25.3% 15.7% -28.6% 72.8% -
2025年3月期 15.4% 11.9% 8.2% 25.5% 15.9% 28.8% 20.9% 6.1% 77.4% -
2024年3月期 10.7% 8.1% 7.7% 26.8% 17.0% 25.4% 16.5% -2.8% 76.2% 0.00

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 -12.5% -37.3% -34.2% 0.4% 7.2% -14.4% -
2025年3月期 19.4% 12.3% 51.2% 16.0% 4.1% 46.3% 代表取締役社長 山下通郎
2024年3月期 -3.2% -11.0% -20.4% 10.7% 4.0% 136.2% 代表取締役社長 山下通郎

業種比較(鉱業、4社中央値)

指標石油資源開発株式会社業種中央値
ROE8.5%8.6%
ROA6.2%5.8%
営業利益率11.4%10.3%
純利益率15.7%14.4%
自己資本比率72.8%71.9%
売上成長率-12.5%1.3%
PER12.5倍13.1倍
PBR1.07倍1.11倍
EV/EBITDA7.2倍6.3倍
NC/時価総額7.5%8.8%
運転資本余剰/時価総額-5.9%1.4%
同業他社: 株式会社INPEX(1605)日鉄鉱業株式会社(1515)K&Oエナジーグループ株式会社(1663)住石ホールディングス株式会社(1514)全5社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

鉱業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
日鉄鉱業株式会社 (1515) 1956億円 2097億円
K&Oエナジーグループ株式会社 (1663) 1023億円 914億円
住石ホールディングス株式会社 (1514) 594億円 107億円
株式会社INPEX (1605) 3.7兆円 2.0兆円
鉱業の企業一覧(全5社)→

AI分析(2026年3月期)

再生可能エネルギー
海外E&P事業CCUS(二酸化炭素回収・利用・貯留)JAPEX経営計画2026-2035コア資産群構築エネルギー安定供給

見通し: 原油・天然ガス価格の変動や為替の影響を受けやすい事業構造だが、中長期的には海外E&PとCCUSへの投資により「コア資産群」を構築し、2035年度に当期純利益1,000億円を目指す。2024年度は売上・利益ともに前期比減収減益となった。

強み: 国内で培ったE&Pの総合技術力とCCUS分野での国内トップランナーとしての実績・知見。厳格なポートフォリオ管理能力。

懸念: 原油・天然ガス価格の変動、為替変動、カントリーリスク、大規模災害・パンデミック発生による操業停止リスク、新規案件・新規事業への投資リスク。

リスク: 1. 価格変動リスク:原油・天然ガス価格の変動は売上・利益に直接影響。1ドル/バレルの変動で営業利益7.6億円増減。2. 為替変動リスク:1円/ドル変動で営業利益4.7億円増減。3. カントリーリスク:イラク等、政情不安地域での事業展開による影響。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

同社は、日本を拠点とする総合エネルギー企業であり、石油・天然ガスの探鉱・開発・生産・販売を中核事業としています。国内エネルギー供給への貢献を創業以来の使命としており、長年にわたり培ってきた専門技術と知見を活かし、持続可能な社会への貢献を目指しています。事業は主にE&P(探鉱・開発・生産)事業とインフラ・ユーティリティ事業に大別されます。E&P事業では、国内外で原油や天然ガス資源の探査・開発・生産を手がけ、エネルギーの安定供給に貢献しています。インフラ・ユーティリティ事業では、国内のインフラ基盤を活用し、天然ガス供給網の強化や電力供給サービスを展開しています。さらに、近年ではCCUS(二酸化炭素回収・利用・貯留)技術の開発・事業化にも注力しており、気候変動対策への貢献も重要な経営戦略の一つとして位置づけています。これらの事業活動を通じて、エネルギーの安定供給と持続可能な社会の実現の両立を目指しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期において、売上高は3,403億円となり、前期比で12.5%の減少となりました。これは主に、原油や天然ガスの販売価格下落、および液化天然ガスの販売量減少による影響が大きいです。営業利益は389億円で、前期比37.2%の大幅な減少を記録しました。探鉱費の減少はあったものの、販売費及び一般管理費の増加が営業利益を圧迫した形です。経常利益は616億円で、前期比4.1%の減少にとどまりましたが、これは主に営業外損益の改善によるもので、本業の収益力低下を一部相殺しました。当期純利益は534億円となり、前期比34.2%の減少となりました。セグメント別では、日本、北米、欧州、中東の各セグメントで減収となりました。特に欧州セグメントは、子会社株式の譲渡に伴う影響で大幅な減収減益となっています。総資産は8,625億円と前期比26.5%増加しましたが、これは主に海外子会社の連結化によるものです。一方で、現金及び預金は500億円と前期比64.6%の大幅な減少となりました。営業キャッシュフローは1,030億円と前期比21.3%の減少となりました。

強みと競争優位性

同社の強みは、長年にわたり国内の厳しい地質条件下で培われてきた、探鉱・物理探査・貯留層技術を中心としたE&P分野における総合的な技術力にあります。この高い技術力は、国内外で難易度の高いプロジェクトを遂行する上で不可欠な競争優位性となっています。また、日本国内におけるCCUS(二酸化炭素回収・利用・貯留)分野のトップランナーとしての地位も、将来的な事業成長における重要な差別化要因です。国内での豊富な実績とステークホルダーとの信頼関係は、新規プロジェクトの推進や事業化において強力なアドバンテージとなります。さらに、厳格なポートフォリオ管理能力と、必要に応じたポートフォリオの入れ替えを実行する機動性も、リスク分散と収益性確保の観点から評価できます。これらの強みを活かし、同社はエネルギーの安定供給という社会的な使命を果たしつつ、持続可能な開発目標の達成にも貢献することを目指しています。

リスク要因

同社は、原油・天然ガス価格の変動リスクに直面しています。これらの価格変動は、E&P事業の収益に直接的な影響を与えるだけでなく、事業用資産の減損損失計上リスクも内包しています。また、海外事業展開においては、イラクやロシアといったカントリーリスクの高い地域での活動が、政治・経済・社会的な混乱により事業遂行に悪影響を及ぼす可能性があります。為替変動リスクも無視できません。円安は一時的に収益にプラスに働く可能性がありますが、仕入れコストの上昇にもつながるため、その影響は複雑です。気候変動に関連するリスクとして、脱炭素化の進展による石油・天然ガス需要の低迷や、E&P事業への資金調達・保険契約締結の困難化が懸念されます。国内インフラ・ユーティリティ事業においては、人口減少や他社との競争激化による天然ガス需要の減少リスクが存在します。さらに、大規模災害やパンデミック、サイバー攻撃、コンプライアンス違反といった、事業基盤に係るリスクも潜在的な脅威となります。

投資テーマとの関連

同社は、エネルギー供給という根源的な社会インフラを担う企業として、地政学リスクの高まりやエネルギー安全保障の重要性が再認識される中で、その役割が改めて注目されています。また、AI普及等による電力需要の増加予想は、天然ガス火力発電の重要性を維持させる要因ともなり得ます。さらに、同社が注力するCCUS(二酸化炭素回収・利用・貯留)は、脱炭素化に向けた不可欠な技術として、カーボンニュートラル関連の投資テーマとの関連が深まっています。特に、日本国内におけるCCUSのトップランナーとしての地位は、政府の脱炭素政策とも連携し、将来的な成長ポテンシャルを秘めています。一方で、化石燃料への依存という側面から、ESG投資においては評価が分かれる可能性もありますが、エネルギー転換期における安定供給と脱炭素化の両立という難しい課題への取り組みは、長期的な視点での持続可能性を評価する上で重要な要素となるでしょう。

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