株式会社INPEX (1605) IFRS Yahoo!ファイナンス↗

業種: 鉱業
LNG石油ガス脱炭素株主還元DX
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 1/5位
C
安定性
業種 4/5位
D
成長性
業種 4/5位
D
効率性
業種 5/5位
C
CF健全性
業種 3/5位
売上高
2.0兆円
粗利率
57.0%
営業利益率
56.5%
純利益率
19.6%
ROE
8.3%
ROIC
13.3%
自己資本比率
61.4%
D/Eレシオ
0.26
有利子負債
1.2兆円
ネットキャッシュ
-1.1兆円
NC/時価総額
-29.4%
運転資本余剰*
-6713億円
運転資本余剰/時価総額*
-18.3%
フリーCF
252億円
FCFマージン
1.3%
キャッシュ化率
1.76倍
PBR
0.77倍
EV/EBITDA
4.1倍
PER
9.5倍
想定株価
3142.8円
想定時価総額
3.7兆円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年12月期 2.0兆円 1.1兆円 137億円 1.1兆円 1.1兆円 1.2兆円 3938億円
2024年12月期 2.3兆円 1.4兆円 131億円 1.3兆円 1.3兆円 1.3兆円 4273億円
2023年12月期 2.2兆円 1.3兆円 123億円 1.1兆円 1.1兆円 1.4兆円 3217億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年12月期 7.7兆円 1.1兆円 8397億円 1.9兆円 4.7兆円
2024年12月期 7.4兆円 8702億円 5337億円 1.7兆円 4.8兆円
2023年12月期 6.7兆円 8384億円 5722億円 1.7兆円 4.2兆円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年12月期 1684億円 684億円 2631億円 1.2兆円 非該当 466億円 -6713億円
2024年12月期 2417億円 672億円 2675億円 1.1兆円 非該当 205億円 -2920億円
2023年12月期 2011億円 699億円 2320億円 1.1兆円 非該当 205億円 -3711億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別BS(IFRS参考値)

決算期 その他金融資産(流動)※参考値 その他金融資産(非流動)※参考値
2025年12月期 4774億円 1168億円
2024年12月期 1664億円 1236億円
2023年12月期 2271億円 959億円

IFRS特有のタグ。有価証券・デリバティブ・預け金等を合算した値で、純粋な投資有価証券ではないため参考値扱い。

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年12月期 6939億円 -6687億円 -1107億円 252億円
2024年12月期 6547億円 -2904億円 -3499億円 3643億円
2023年12月期 7863億円 -3243億円 -4803億円 4620億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年12月期 330.8円 4073.4円 100.0円 30.2% -922.8円 9.5倍 3142.8円 3.7兆円 1,259,136,067株 92,730,100株
2024年12月期 345.3円 4026.2円 86.0円 24.9% -686.1円 5.7倍 1968.3円 2.4兆円 1,259,136,067株 60,708,300株
2023年12月期 248.6円 3345.2円 74.0円 29.8% -679.7円 7.7倍 1913.8円 2.4兆円 1,386,667,167株 127,531,100株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年12月期 8.3% 5.1% 13.3% 57.0% 56.5% 57.1% 19.6% 1.3% 61.4% 0.26
2024年12月期 8.9% 5.8% 15.1% 59.6% 56.1% 56.7% 18.9% 16.1% 65.3% 0.22
2023年12月期 7.6% 4.8% 14.8% 60.8% 51.5% 52.0% 14.9% 21.3% 62.5% 0.25

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年12月期 -11.2% -10.7% -7.8% -4.7% 21.1% -3.1% 代表取締役社長 上田隆之
2024年12月期 4.7% 14.1% 32.8% 22.1% 17.8% 29.1% 代表取締役社長 上田隆之
2023年12月期 -6.9% -10.6% -26.6% 41.1% 17.4% 64.9% 代表取締役社長 上田隆之

業種比較(鉱業、4社中央値)

指標株式会社INPEX業種中央値
ROE8.3%8.7%
ROA5.1%6.4%
営業利益率56.5%10.2%
純利益率19.6%12.4%
自己資本比率61.4%77.6%
売上成長率-11.2%1.3%
PER9.5倍13.2倍
PBR0.77倍1.15倍
EV/EBITDA4.1倍7.7倍
NC/時価総額-29.4%17.9%
運転資本余剰/時価総額-18.3%5.6%
同業他社: 石油資源開発株式会社(1662)日鉄鉱業株式会社(1515)K&Oエナジーグループ株式会社(1663)住石ホールディングス株式会社(1514)全5社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

鉱業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
石油資源開発株式会社 (1662) 6694億円 3403億円
日鉄鉱業株式会社 (1515) 1956億円 2097億円
K&Oエナジーグループ株式会社 (1663) 1023億円 914億円
住石ホールディングス株式会社 (1514) 594億円 107億円
鉱業の企業一覧(全5社)→

AI分析(2025年12月期)

LNG石油
エネルギー・トランジション天然ガス/LNG事業INPEX Vision 2035自主開発比率目標CCS導入

見通し: 原油・天然ガス価格の変動、円安の進行、エネルギー需要の増加基調を背景に、売上高は前期比11.2%減の2兆113億円、営業利益は同10.7%減の1兆1,354億円となる見込み。中長期的には天然ガス・LNGの重要性が高まり、堅調な需要が期待される。

強み: 「INPEX Vision 2035」に基づき、エネルギー・トランジションをリードする戦略。資源開発と低炭素化の両立を目指す。

懸念: 原油・天然ガス価格の変動、地政学リスク、資源国政府の方針変更、ネットゼロ移行の加速による埋蔵量評価の変動リスク。

リスク: ① 災害・事故・システム障害リスク:操業停止、復旧費用、機会損失、環境汚染のリスク。② 探鉱・開発・生産の不成功リスク:巨額の投資が回収できない可能性。③ 特定地域・鉱区への依存度リスク:当該地域での操業困難が業績に直結する。

AI詳細分析(2025年12月期)

事業概要

同社は、日本を拠点とする世界有数の総合エネルギー企業であり、石油・天然ガスの上流(探鉱・開発・生産)事業を中核としています。豪州のイクシスLNGプロジェクトをはじめ、アブダビ、東南アジア、カザフスタンなど世界各地で権益を保有し、原油・天然ガスを生産・販売しています。国内では、南長岡ガス田からの天然ガス生産や、輸入LNGの気化・供給も手掛けています。近年は、エネルギー転換への対応として、再生可能エネルギー、水素・アンモニア、CCS(二酸化炭素回収・貯留)などの事業開発にも注力し、持続可能なエネルギー供給体制の構築を目指しています。2025年12月期における売上高は2兆113億円で、そのうち原油売上収益が1兆5,302億円、天然ガス売上収益が4,480億円を占めており、石油・天然ガス事業が依然として収益の大部分を担っています。

直近決算ハイライト

2025年12月期の連結業績は、売上収益が前期比11.2%減の2兆113億円となりました。これは、国際原油価格の平均が前期比12.9%下落したこと、および円高方向に為替レートが推移したこと(前期比1.4%円高)が主な要因です。特に、海外原油の平均販売価格は1バレルあたり70.69米ドルとなり、前期から10.51米ドル下落しました。天然ガス売上収益も前期比14.7%減少しました。営業利益は前期比10.7%減の1兆1,354億円、親会社の所有者に帰属する当期純利益は前期比7.8%減の3,938億円と、減収の影響を受けて減益となりました。一方で、販売数量は原油が前期比4.1%増加しましたが、天然ガスは同5.7%減少しました。国内石油・天然ガス事業の利益は増加しましたが、海外石油・天然ガス事業(イクシスプロジェクト以外)の利益は減少しました。

強みと競争優位性

同社の強みは、世界各地に分散した多様な権益ポートフォリオと、長年にわたり培ってきた石油・天然ガス開発における高度な探鉱・開発・生産技術、そしてオペレーターとしての豊富な経験にあります。特に、豪州イクシスLNGプロジェクトのような大規模プロジェクトを主導・推進できる能力は、他社にはない競争優位性です。また、中東やアジアを中心としたエネルギー需要の増加基調を捉え、将来的な天然ガス・LNGの重要性が高まる中で、安定供給能力とサプライチェーンの構築力も強みとなります。さらに、エネルギー転換期においては、既存の化石燃料事業で得た資金とノウハウを活かし、再生可能エネルギー、水素、CCSといった次世代エネルギー分野への多角化を進めることで、持続的な成長を目指せる点も競争優位性として挙げられます。

リスク要因

同社の事業は、国際原油・天然ガス価格の変動に大きく影響を受けます。2025年12月期も、価格下落が業績に影響を与えました。また、地政学リスク、産油国政府との契約更新や条件変更、操業地域での自然災害や事故、サイバー攻撃なども潜在的なリスクです。石油・天然ガス開発事業は、探鉱・開発に巨額の資金と長い年月を要し、必ずしも成功するとは限らないというinherentなリスクを抱えています。さらに、環境規制の強化や「ネットゼロ」への移行加速は、既存事業の埋蔵量評価や将来の事業展開に影響を与える可能性があります。国内天然ガス事業においては、輸入LNGの調達リスクも存在します。これらのリスクは、同社の財政状態や業績に多大な影響を及ぼす可能性があります。

投資テーマとの関連

同社は、エネルギー供給の安定化という投資テーマに合致する企業です。特に、地政学的リスクの高まりから「エネルギー安全保障」の重要性が再認識されている現在、自主開発比率の維持・向上を目指す同社の事業は注目に値します。また、中長期的には、アジアを中心とした天然ガス・LNG需要の堅調な見通しから、同社の天然ガス事業は成長テーマとの関連性が高いと言えます。さらに、ネットゼロ社会実現に向けた「エネルギー転換」というテーマにおいては、同社が推進する再生可能エネルギー、水素、CCS、アンモニアといった次世代エネルギー事業への取り組みが、将来的な成長ドライバーとなる可能性を秘めています。AI需要等による電力消費の増加予測も、エネルギー供給における同社の役割を再定義する可能性があります。

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