株式会社日本取引所グループ (8697) IFRS Yahoo!ファイナンス↗

業種: その他金融業
フィンテックデータセンターAIインフラ老朽化
ℹ 金融業のため一部指標(営業利益率・ROIC・D/Eレシオ等)は対象外です
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 3/45位
E
安定性
業種 45/45位
B
成長性
業種 8/45位
E
効率性
業種 41/46位
A
CF健全性
業種 4/46位
売上高
1987億円
粗利率
-
営業利益率
-
純利益率
-
ROE
22.9%
ROIC
-
自己資本比率
0.5%
D/Eレシオ
-
有利子負債
525億円
ネットキャッシュ
-
NC/時価総額
-
運転資本余剰*
-
運転資本余剰/時価総額*
-
フリーCF
925億円
FCFマージン
-
キャッシュ化率
-
PBR
5.40倍
EV/EBITDA
-
PER
23.5倍
想定株価
1805.0円
想定時価総額
1.9兆円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 1987億円 - 180億円 1163億円 1343億円 1169億円 791億円
2025年3月期 1622億円 - 184億円 901億円 1085億円 903億円 611億円
2024年3月期 1529億円 - 183億円 874億円 1057億円 874億円 608億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 71.6兆円 71.4兆円 71.2兆円 119億円 3450億円
2025年3月期 85.4兆円 85.2兆円 85.0兆円 313億円 3408億円
2024年3月期 80.7兆円 80.5兆円 80.3兆円 343億円 3284億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 1105億円 - 247億円 525億円 非該当 694億円 -
2025年3月期 984億円 - 198億円 525億円 非該当 694億円 -
2024年3月期 1280億円 - 196億円 525億円 非該当 712億円 -

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別BS(IFRS参考値)

決算期 その他金融資産(流動)※参考値 その他金融資産(非流動)※参考値
2026年3月期 1640億円 36億円
2025年3月期 1569億円 35億円
2024年3月期 1108億円 34億円

IFRS特有のタグ。有価証券・デリバティブ・預け金等を合算した値で、純粋な投資有価証券ではないため参考値扱い。

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 1077億円 -152億円 -805億円 925億円
2025年3月期 861億円 -612億円 -545億円 249億円
2024年3月期 796億円 -72億円 -432億円 724億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 76.8円 335.6円 61.0円 79.4% - 23.5倍 1805.0円 1.9兆円 1,031,785,336株 -
2025年3月期 58.7円 327.6円 45.5円 77.5% - 26.0倍 1526.7円 1.6兆円 1,044,578,366株 1,000株
2024年3月期 58.4円 315.5円 45.5円 77.8% - 35.2倍 2057.3円 2.1兆円 1,044,578,366株 -

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 22.9% 0.1% - - - - - - 0.5% -
2025年3月期 17.9% 0.1% - - - - - - 0.4% -
2024年3月期 18.5% 0.1% - - - - - - 0.4% -

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 22.5% 29.0% 29.5% 14.0% 8.3% 19.4% -
2025年3月期 6.1% 3.1% 0.4% 6.2% 5.6% 7.0% 取締役兼代表執行役グループCEO 山道 裕己
2024年3月期 14.1% 28.1% 31.3% 4.7% 4.8% 5.5% 取締役兼代表執行役グループCEO 山道 裕己

業種比較(その他金融業、45社中央値)

指標株式会社日本取引所グループ業種中央値
ROE22.9%9.7%
ROA0.1%1.8%
自己資本比率0.5%23.3%
売上成長率22.5%10.1%
PER23.5倍11.4倍
PBR5.40倍0.98倍
同業他社: オリックス株式会社(8591)三菱HCキャピタル株式会社(8593)東京センチュリー株式会社(8439)みずほリース株式会社(8425)芙蓉総合リース株式会社(8424)全46社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

その他金融業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
三菱HCキャピタル株式会社 (8593) 2.0兆円 2.2兆円
東京センチュリー株式会社 (8439) 9877億円 1.5兆円
信金中央金庫 (8421) 7951億円 6626億円
アコム株式会社 (8572) 7207億円 3377億円
株式会社クレディセゾン (8253) 5819億円 4728億円
全国保証株式会社 (7164) 4186億円 587億円
みずほリース株式会社 (8425) 3940億円 9216億円
芙蓉総合リース株式会社 (8424) 3863億円 7887億円
その他金融業の企業一覧(全46社)→

AI分析(2026年3月期)

フィンテックデータセンターAI
中期経営計画2027日本株市場の活性化総合プラットフォーム化デジタルイノベーションAI活用

見通し: 中期経営計画2027に基づき、日本株市場の活性化、総合プラットフォーム化、デジタルイノベーション共創を推進。ROE20%以上を維持し、アジア太平洋地域の機軸マーケットとしての地位強化を目指す。2025年度は売上22.5%増、営業利益29.0%増と好調。

強み: 金融市場インフラの提供者として確固たる地位を確立。取引、清算、情報、システム等、包括的なサービスを提供し、国内外投資家から高い信頼を得ている。

懸念: 収益が金融市場の動向に大きく左右される構造。法規制の変更や、PTS等との競争激化は事業運営に影響を与える可能性がある。

リスク: 1. 法規制リスク: 免許制事業であり、許認可の取消・停止処分や業務範囲の制限が事業運営に重大な影響を与える可能性がある。2. 市場動向リスク: 収益が有価証券・デリバティブの取引高、上場企業数、時価総額等に依存するため、国内外経済・金融市場の変動リスクが大きい。3. システム投資リスク: IT投資は競争力維持に不可欠だが、収益拡大に直結しない場合、業績を圧迫する可能性がある。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

日本取引所グループは、東京証券取引所、大阪取引所、東京商品取引所などを傘下に持ち、日本の金融・資本市場のインフラを運営する持株会社です。主な事業は、有価証券やデリバティブ取引の場の提供、清算・決済サービス、さらには市場データや情報サービスの提供に及びます。企業に対しては資金調達の機会を、投資家には資産運用の機会を提供し、社会全体には価格発見機能をもたらすことで、持続可能な社会と経済発展に貢献することを目指しています。2026年3月期においては、売上高は1,987億円となり、前期比で22.5%の増加を記録しました。これは、現物市場の取引高増加や、清算関連収益の57.5%増といった要因が大きく寄与しています。中期経営計画「中期経営計画2027」を推進し、日本株市場の活性化、総合プラットフォーム化、デジタルイノベーションの共創といった重点テーマに取り組むことで、アジア太平洋地域における機軸マーケットとしての地位を強化し、グローバルな総合金融・情報プラットフォームへの進化を目指しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の連結業績は、売上高が前期比22.5%増の1,987億円と大幅な増加を達成しました。営業利益は同29.0%増の1,163億円、経常利益は同29.5%増の1,169億円、当期純利益は同29.5%増の791億円となり、増収効果が利益を大きく押し上げる結果となりました。特に、清算関連収益が前期比57.5%増と大きく伸びたことが利益増に貢献しました。また、ROEは23.1%を記録し、3期連続で20.0%以上という財務目標を達成しています。現金及び預金は同12.2%増の1,105億円と増加し、営業キャッシュ・フローも同25.1%増の1,077億円と堅調でした。一方で、総資産は同16.2%減少しましたが、これは主に定期預金の増減によるもので、純資産は同1.2%増加し、財務基盤の安定性を示しています。配当は前期比1.6%減の1株61.00円でしたが、これは業績連動というよりは、将来への投資や株主還元方針を踏まえたものと考えられます。

強みと競争優位性

日本取引所グループの最大の強みは、日本の金融・資本市場における中核的なインフラ運営者としての圧倒的な地位と信頼性です。東京証券取引所や大阪取引所といった主要な市場を運営し、広範な取引参加者や上場企業との強固なネットワークを有しています。これにより、国内外の投資家からの大量の需給を集約できる「確固たる地位」を確立しており、これが取引関連収益や上場関連収益の安定的な基盤となっています。また、arrowheadやJ-GATEといった高度な取引システムを稼働させており、システムの安定性、処理性能、拡張性は、市場間競争における優位性を確保する上で不可欠な要素です。さらに、自主規制機能や清算・決済機能も併せ持つことで、市場の公正性、信頼性、安全性を担保しており、これが投資家保護と市場全体のブランド価値向上に繋がっています。これらの複合的な要素が、参入障壁の高い市場における強力な競争優位性を形成しています。

リスク要因

日本取引所グループは、その事業特性上、様々なリスク要因に直面しています。まず、金融市場の動向に収益が大きく依存する点です。有価証券やデリバティブの取引高、上場企業の時価総額、新規上場会社数などが経済情勢や金融政策、地政学リスクの影響を大きく受けるため、景気悪化や市場環境の急激な変動は業績に直接的な打撃を与える可能性があります。また、IT技術の急速な発展に対応するための継続的なシステム投資は、その効果が必ずしも短期間で収益に結びつくとは限らず、市況悪化等により投資に見合う収益が得られない場合、業績を圧迫するリスクがあります。さらに、金融商品取引法をはじめとする法令による厳格な規制下で事業運営を行っており、許認可の取消や業務範囲の制限、法改正などが事業遂行に影響を及ぼす可能性も指摘されています。自主規制機能の維持と営利追求との両立、そして私設取引システム(PTS)との競争におけるコスト構造上の不利も、経営上の課題となります。

投資テーマとの関連

日本取引所グループは、近年注目されている「資産運用立国」の実現に向けた取り組みにおいて、中核的な役割を担っています。政府が進める資産運用立国構想や、2024年からスタートした新NISA制度は、国内の金融・資本市場への関心を高め、個人投資家の資産形成を後押しするものです。同社は、これらの政策と軌を一にして、上場会社の自律的な価値向上促進や、投資しやすい環境の醸成、エクイティ・オプション市場の振興などを通じて、日本株市場の魅力を高めることに貢献しています。また、「デジタルイノベーションの共創」を重点テーマに掲げ、AI技術の活用やデータサービスの次世代化を推進しており、これはAIやビッグデータといった投資テーマとも関連が深いです。将来的なグローバルな総合金融・情報プラットフォームへの進化を目指す姿勢は、DX(デジタルトランスフォーメーション)やフィンテックといった広範な投資テーマにも繋がるポテンシャルを秘めています。

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