株式会社ヨンキュウ (9955) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 卸売業
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 70/327位
B
安定性
業種 68/329位
B
成長性
業種 52/326位
B
効率性
業種 176/329位
A
CF健全性
業種 13/329位
売上高
477億円
粗利率
12.5%
営業利益率
3.9%
純利益率
7.9%
ROE
9.3%
ROIC
2.8%
自己資本比率
73.8%
D/Eレシオ
0.16
有利子負債
67億円
ネットキャッシュ
158億円
NC/時価総額
45.4%
運転資本余剰*
128億円
運転資本余剰/時価総額*
36.7%
フリーCF
59億円
FCFマージン
12.4%
キャッシュ化率
0.70倍
PBR
0.85倍
EV/EBITDA
7.5倍
PER
9.2倍
想定株価
2841.6円
想定時価総額
348億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 477億円 59億円 7億円 19億円 26億円 22億円 38億円
2025年3月期 449億円 53億円 7億円 15億円 22億円 21億円 14億円
2024年3月期 451億円 59億円 5億円 19億円 25億円 24億円 16億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 553億円 389億円 97億円 48億円 408億円
2025年3月期 523億円 322億円 73億円 62億円 389億円
2024年3月期 514億円 328億円 86億円 56億円 371億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 225億円 38億円 62億円 67億円 83億円 - 128億円
2025年3月期 174億円 40億円 45億円 73億円 119億円 - 101億円
2024年3月期 167億円 46億円 48億円 73億円 109億円 - 81億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 27億円 33億円 -8億円 59億円
2025年3月期 22億円 -13億円 -2億円 9億円
2024年3月期 -6060万円 10億円 3億円 9億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 308.9円 3327.3円 25.0円 8.1% 1290.3円 9.2倍 2841.6円 348億円 12,290,000株 35,800株
2025年3月期 115.6円 3173.6円 20.0円 17.3% 828.0円 18.5倍 2140.5円 262億円 12,278,000株 35,700株
2024年3月期 133.7円 3035.3円 20.0円 15.0% 774.0円 17.4倍 2333.1円 285億円 12,266,000株 35,400株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 9.3% 6.8% 2.8% 12.5% 3.9% 5.3% 7.9% 12.4% 73.8% 0.16
2025年3月期 3.6% 2.7% 2.4% 11.9% 3.4% 4.9% 3.1% 2.0% 74.2% 0.19
2024年3月期 4.4% 3.2% 3.1% 13.1% 4.3% 5.5% 3.6% 2.0% 72.3% 0.20

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 6.2% 20.9% 167.4% 5.8% 5.5% -12.3% -
2025年3月期 -0.5% -20.5% -13.4% 8.4% 2.1% -15.8% 代表取締役社長 笠岡恒三
2024年3月期 12.2% -29.9% -29.1% 7.4% 2.6% 0.0% 代表取締役社長 笠岡恒三

業種比較(卸売業、328社中央値)

指標株式会社ヨンキュウ業種中央値
ROE9.3%7.8%
ROA6.8%3.6%
営業利益率3.9%3.2%
純利益率7.9%2.5%
自己資本比率73.8%49.7%
売上成長率6.2%4.8%
PER9.2倍11.6倍
PBR0.85倍0.90倍
EV/EBITDA7.5倍6.5倍
NC/時価総額45.4%13.0%
運転資本余剰/時価総額36.7%-40.4%
同業他社: 三菱商事株式会社(8058)伊藤忠商事株式会社(8001)三井物産株式会社(8031)豊田通商株式会社(8015)丸紅株式会社(8002)全329社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

卸売業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社ラクト・ジャパン (3139) 346億円 1828億円
新光商事株式会社 (8141) 358億円 991億円
クリヤマホールディングス株式会社 (3355) 336億円 887億円
三信電気株式会社 (8150) 335億円 1724億円
日邦産業株式会社 (9913) 361億円 464億円
株式会社ヤガミ (7488) 330億円 115億円
株式会社ヤギ (7460) 330億円 859億円
萩原電気ホールディングス株式会社 (7467) 329億円 2587億円
卸売業の企業一覧(全329社)→

AI分析(2026年3月期)

鮮魚の販売事業餌料・飼料の販売事業養殖魚の価格変動加工事業の強化輸出拡大(EU向け)

見通し: 鮮魚販売事業の好調と餌料・飼料事業の堅調な推移により、売上高は6.2%増の477億円。営業利益は20.9%増、純利益は特別利益計上により167.4%増と大幅に増加。今期も主力事業の成長とコスト削減による収益性向上を目指す。

強み: 四国・九州の漁業・養殖業者との強固なネットワーク。人工ふ化・養殖・加工・販売まで一貫した事業展開が可能。

懸念: 養鰻事業の国内需要低迷と安価な輸入鰻による価格下落。気候変動による赤潮発生や海水温上昇のリスク。

リスク: 養殖魚の病気や自然災害による被害、需給バランスの崩れによる価格変動リスク。食料品としての品質問題や法的規制強化のリスク。養殖コスト高騰による採算悪化リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

株式会社ヨンキュウグループは、水産物卸売、一般貨物運送、マグロ・ウナギ養殖、鮮魚小売といった多岐にわたる事業を展開する企業グループです。主要事業は、売上高の約9割を占める「鮮魚の販売事業」と「餌料・飼料の販売事業」です。鮮魚販売事業では、養殖魚や天然魚、加工品の販売に加え、タイの人工ふ化稚魚の生産・販売、マグロ・ウナギ養殖事業なども手掛けています。餌料・飼料販売事業では、養殖業者向けに生餌や配合飼料などを供給しています。その他の事業として、グループ内物流を担う運送事業も展開しており、事業全体として水産業界のサプライチェーンを包括的に支えるビジネスモデルを構築しています。地域経済との連携を重視し、生産者から消費者までを結びつける役割を担っています。

直近決算ハイライト

2026年3月期において、同社は売上高477億円、前期比6.2%増を達成しました。営業利益は19億円、同20.9%増と大幅な伸びを見せ、経常利益は22億円、同4.3%増となりました。特に、親会社株主に帰属する当期純利益は38億円に達し、前期比で167.4%増という驚異的な成長を遂げました。これは、投資有価証券売却益34.89億円が特別利益として計上されたことが大きく寄与しています。セグメント別では、「鮮魚の販売事業」が売上高314億円、同9.1%増と好調を維持し、セグメント利益も大きく増加しました。「餌料・飼料の販売事業」も売上高162億円、同1.0%増と堅調に推移し、セグメント利益は16億円超となりました。一方で、養鰻事業は国内需要の低迷や安価な輸入鰻の影響により営業赤字となったことが、経常利益の伸びを抑制する要因となりました。資産面では、資産合計が553億円、純資産合計が382億円となり、それぞれ前期比で5.6%、10.3%増加しました。現金及び預金は225億円と、同29.3%増加し、財務基盤の強化を示唆しています。

強みと競争優位性

同社の強みは、水産物の生産から販売、さらには養殖に必要な餌料・飼料の供給まで、サプライチェーン全体をカバーする事業展開にあります。これにより、市場の変動に対して多角的な対応が可能となっています。特に、鮮魚販売事業における全国中央卸売市場への販売網と、養殖業者との長年にわたる強固な関係は、安定した仕入れと販売チャネルを確保する上で重要な基盤となっています。また、人工ふ化事業やマグロ・ウナギ養殖事業といった高付加価値事業への取り組みは、収益性の向上に貢献しています。直近決算における営業利益の伸びは、これらの事業運営が効率化され、収益力が向上していることを示唆しています。さらに、EU向け輸出水産食品取扱施設認定(EUHACCP)の取得など、品質管理体制の強化と販路拡大への積極的な姿勢は、今後の成長に向けた競争優位性を高める要因となるでしょう。

リスク要因

同社は水産業界特有の様々なリスクに直面しています。まず、経営成績の変動要因として、売上高の約6割を占める鮮魚販売事業における業界動向や価格変動の影響が挙げられます。養殖魚の生産量と販売価格は密接に関連しており、供給過剰による価格低下や、逆に供給不足による販売価格の高騰が、販売数量やマージン幅に影響を与える可能性があります。また、人工ふ化事業やマグロ・ウナギ養殖事業においては、病気による斃死や、台風・津波といった自然災害、環境汚染・赤潮発生などのリスクも内在しており、これらが経営成績に大きな影響を及ぼす可能性があります。さらに、食品安全法やJAS法といった各種法規制の強化や、品質問題の発生もリスク要因となります。売上債権の貸倒リスクや、事業資産の価値下落による減損会計適用の影響も考慮すべき点です。

投資テーマとの関連

同社は直接的なAI、半導体、EVといった先端技術分野とは関連が薄いものの、食料安全保障や持続可能な社会の実現といった観点から、間接的な投資テーマとの関連性が考えられます。世界的な人口増加や健康志向の高まりを背景に、水産物への需要は中長期的には拡大傾向にあります。養殖業は食料確保の切り札とも位置づけられており、同社が取り組む養殖業へのトータルサポートや、水産資源の持続的利用、環境保護への取り組み(MEL認証、SDGsへの貢献)は、ESG投資の観点からも注目される可能性があります。また、地政学リスクの高まりによる食料供給不安が懸念される中で、国内における水産物の安定供給に貢献する企業としての役割も期待されるかもしれません。加工事業の強化やEU向け輸出の推進など、グローバルな市場への展開も、今後の成長ドライバーとして注目されます。

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