太平電業株式会社 (1968) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 建設業
再生可能エネルギー原子力インフラ老朽化DX人材派遣電力M&AESG
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 36/166位
B
安定性
業種 43/166位
B
成長性
業種 69/164位
C
効率性
業種 87/166位
D
CF健全性
業種 131/166位
売上高
1417億円
粗利率
18.1%
営業利益率
10.5%
純利益率
8.4%
ROE
9.4%
ROIC
7.3%
自己資本比率
72.1%
D/Eレシオ
0.12
有利子負債
152億円
ネットキャッシュ
199億円
NC/時価総額
10.9%
運転資本余剰*
78億円
運転資本余剰/時価総額*
4.3%
フリーCF
-51億円
FCFマージン
-3.6%
キャッシュ化率
-0.49倍
PBR
1.45倍
EV/EBITDA
10.0倍
PER
15.3倍
想定株価
2888.2円
想定時価総額
1829億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 1417億円 256億円 14億円 148億円 163億円 162億円 119億円
2025年3月期 1257億円 233億円 15億円 130億円 145億円 138億円 98億円
2024年3月期 1294億円 198億円 16億円 100億円 116億円 115億円 84億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 1754億円 1232億円 273億円 201億円 1264億円
2025年3月期 1551億円 1086億円 235億円 165億円 1137億円
2024年3月期 1530億円 1068億円 391億円 133億円 992億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 352億円 100億円 600万円 152億円 231億円 - 78億円
2025年3月期 421億円 107億円 1800万円 141億円 176億円 - 186億円
2024年3月期 419億円 103億円 7200万円 150億円 167億円 - 28億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 -58億円 7億円 -20億円 -51億円
2025年3月期 -25億円 5100万円 26億円 -25億円
2024年3月期 -46億円 -9億円 -17億円 -55億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 188.8円 2003.3円 70.0円 37.1% 314.6円 15.3倍 2888.2円 1829億円 65,195,000株 1,860,000株
2025年3月期 160.9円 1817.6円 58.3円 36.3% 446.1円 9.9倍 1593.3円 1000億円 64,623,000株 1,859,400株
2024年3月期 147.0円 1706.8円 45.0円 30.6% 461.2円 10.4倍 1528.9円 893億円 61,023,000株 2,637,600株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 9.4% 6.8% 7.3% 18.1% 10.5% 11.5% 8.4% -3.6% 72.1% 0.12
2025年3月期 8.6% 6.3% 7.1% 18.6% 10.4% 11.6% 7.8% -2.0% 73.3% 0.12
2024年3月期 8.5% 5.5% 6.2% 15.3% 7.8% 9.0% 6.5% -4.3% 64.8% 0.15

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 12.7% 13.8% 22.0% 4.0% 2.1% 1.1% -
2025年3月期 -2.9% 29.7% 16.2% -0.3% 1.0% 7.6% 代表取締役社長執行役員 野 尻 穣
2024年3月期 2.9% -29.9% -20.9% 0.4% 5.1% 10.7% 代表取締役社長執行役員 野 尻 穣

業種比較(建設業、165社中央値)

指標太平電業株式会社業種中央値
ROE9.4%9.7%
ROA6.8%4.6%
営業利益率10.5%6.8%
純利益率8.4%5.0%
自己資本比率72.1%56.1%
売上成長率12.7%4.9%
PER15.3倍11.9倍
PBR1.45倍1.13倍
EV/EBITDA10.0倍6.7倍
NC/時価総額10.9%11.9%
運転資本余剰/時価総額4.3%-21.3%
同業他社: 大和ハウス工業株式会社(1925)積水ハウス株式会社(1928)鹿島建設株式会社(1812)株式会社大林組(1802)住友林業株式会社(1911)全166社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

建設業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社トーエネック (1946) 1852億円 2725億円
東鉄工業株式会社 (1835) 1854億円 1630億円
東建コーポレーション株式会社 (1766) 1799億円 3666億円
株式会社ユアテック (1934) 1755億円 2523億円
ライト工業株式会社 (1926) 1618億円 1392億円
株式会社大気社 (1979) 2083億円 2861億円
東急建設株式会社 (1720) 1489億円 3412億円
新日本空調株式会社 (1952) 1485億円 1549億円
建設業の企業一覧(全166社)→

AI分析(2026年3月期)

再生可能エネルギー原子力インフラ老朽化
中期経営計画(2026-2028年度)GX・DX推進原子力・脱CO2・半導体・データセンター分野M&Aによる事業投資グリーンプロジェクト

見通し: 今期は受注・売上・利益ともに二桁増と好調。中期経営計画では2028年度売上高1,800億円以上を目指し、原子力・脱CO2・半導体・データセンター分野の拡大、M&A等への積極投資で更なる成長を目指す。

強み: 電力業界の動向に左右されにくいよう、製鉄・環境保全・化学プラント等への多角化を推進。全国9支店体制で地域受注活動を展開。

懸念: 資材価格高騰による労務費圧迫リスク。請負金額への価格転嫁が進まない場合、サプライチェーン全体での適正な労務単価確保が困難になる懸念。

リスク: 発電設備事業への依存度が高く、電力業界の動向や重大事故発生で業績に影響。資材・労務費高騰による工事原価変動リスク。海外事業における政情・経済状況不安定や為替変動リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当期決算期(2026年3月期)における同社グループは、主に建設工事部門と補修工事部門の二つの事業セグメントを中心に事業を展開しています。建設工事部門では、原子力発電設備工事や環境保全設備工事などを手掛け、子会社や関連会社も施工に参画しています。補修工事部門では、事業用火力発電設備工事や製鉄関連設備工事に加え、原子力発電設備工事なども手掛けており、部品・機器販売も行っています。これらの事業は、国内の電力業界や製鉄業界、環境関連施設といったインフラストラクチャーに深く関わるものであり、社会基盤の維持・発展に貢献する役割を担っています。売上高は1,417億円を記録し、前年同期比で12.7%の増加となりました。海外工事も売上高の約2%を占めており、グローバルな事業展開も進められています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の決算は、売上高が1,417億円と前年同期比12.7%増と好調に推移しました。営業利益も148億円(同13.8%増)、経常利益は162億円(同17.7%増)、当期純利益は119億円(同22.0%増)と、増収増益を達成しました。特に、建設工事部門では原子力発電設備工事および環境保全設備工事の増加により、受注高・売上高ともに大幅な伸びを見せ、セグメント利益も94.7%増と大きく伸長しました。補修工事部門も、事業用火力発電設備工事や製鉄関連設備工事の増加により、売上高は12.3%増、セグメント利益は3.8%増となりました。利益率の面では、売上高総利益率が上昇し、コスト管理が適切に行われていることを示唆しています。一方で、現金及び預金は前期比16.5%減、営業キャッシュフローは58億円の支出(同130.4%減)となっており、これは主に営業債権、契約資産及び契約負債の増加や法人税等の支払いが影響した結果と考えられます。

強みと競争優位性

同社グループの強みは、発電設備事業、特に原子力発電関連工事における長年の実績と専門知識にあります。また、全国に9つの支店を展開し、特定の電力会社への依存度を低減しつつ、地域に根差した受注活動を行っている点も競争優位性と言えます。製鉄関係、環境保全、化学プラントなど、発電設備事業以外の業界へも積極的に事業を拡大しており、事業ポートフォリオの多角化を図ることで、特定事業への依存リスクを軽減しています。さらに、高い溶接技術と補修メンテナンスの実績を持つ企業を子会社化したことで、専門人材の確保と施工体制の強化を実現し、M&Aを活用した収益力向上への取り組みも進んでいます。VR技術や独自開発の保冷ベスト導入など、安全・品質向上と作業環境改善への投資も、従業員のモチベーション維持と生産性向上に繋がり、長期的な競争力強化に貢献するでしょう。

リスク要因

同社グループが認識している主要なリスクとして、まず特定の業種、特に発電設備事業への依存度が高い点が挙げられます。電力業界の動向や重大事故・災害の発生、電力需要の変動は、経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。また、原子力事業においては、工事の延伸リスクが存在します。施工中の重大な労働災害や品質不適合の発生は、企業の信頼性や業績に深刻な影響を与えかねません。さらに、材料費や労務費の高騰、資材価格高騰に伴う労務単価の低下は、工事原価の変動リスクとして経営を圧迫する可能性があります。海外事業においては、法規制の変更、インフラ未整備、政情不安、為替変動などが収益減少のリスクとなり得ます。サイバー攻撃や内部不正による情報漏洩、業務関連法令違反、訴訟リスクなども、企業の社会的信用や業績に影響を与える潜在的なリスクとして認識されています。

投資テーマとの関連

同社グループは、エネルギーインフラ、特に原子力発電や再生可能エネルギー分野における建設・保守工事に強みを持っており、これはGX(グリーントランスフォーメーション)やエネルギー安全保障といった現代の重要な投資テーマと深く関連しています。電力業界全体で脱炭素化への動きが加速する中、再生可能エネルギーや既存火力発電設備の維持・活用、さらには次世代革新炉への投資が求められており、同社グループの事業機会は拡大すると見られます。また、データセンターや半導体関連分野への進出も、DX(デジタルトランスフォーメーション)の進展という投資テーマに沿った動きであり、将来的な成長ドライバーとなる可能性があります。中期経営計画では、これらの成長領域への投資やM&Aを積極的に推進する方針を示しており、これらの投資テーマとの関連性は今後さらに深まっていくことが期待されます。

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