東鉄工業株式会社 (1835) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 建設業
インフラ老朽化インバウンドスマートシティDXESG人材派遣ロボティクス
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 37/166位
B
安定性
業種 72/166位
C
成長性
業種 113/164位
C
効率性
業種 95/166位
D
CF健全性
業種 108/166位
売上高
1630億円
粗利率
17.2%
営業利益率
10.8%
純利益率
7.9%
ROE
9.7%
ROIC
8.1%
自己資本比率
65.1%
D/Eレシオ
0.15
有利子負債
205億円
ネットキャッシュ
1億円
NC/時価総額
0.1%
運転資本余剰*
-419億円
運転資本余剰/時価総額*
-22.6%
フリーCF
3億円
FCFマージン
0.2%
キャッシュ化率
0.41倍
PBR
1.40倍
EV/EBITDA
9.0倍
PER
14.4倍
想定株価
5371.1円
想定時価総額
1854億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 1630億円 281億円 30億円 176億円 206億円 182億円 128億円
2025年3月期 1600億円 247億円 28億円 155億円 183億円 160億円 116億円
2024年3月期 1418億円 202億円 27億円 118億円 144億円 121億円 83億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 2038億円 1486億円 624億円 74億円 1327億円
2025年3月期 1811億円 1380億円 555億円 49億円 1196億円
2024年3月期 1681億円 1261億円 526億円 40億円 1104億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 206億円 40億円 13億円 205億円 222億円 - -419億円
2025年3月期 157億円 39億円 17億円 105億円 150億円 - -398億円
2024年3月期 164億円 35億円 17億円 107億円 143億円 - -362億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 52億円 -49億円 45億円 3億円
2025年3月期 42億円 -12億円 -36億円 29億円
2024年3月期 48億円 -37億円 16億円 12億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 373.0円 3851.9円 150.0円 40.2% 2.9円 14.4倍 5371.1円 1854億円 36,100,000株 1,573,300株
2025年3月期 335.9円 3473.8円 135.0円 40.2% 149.9円 9.1倍 3056.4円 1055億円 36,100,000株 1,573,100株
2024年3月期 241.0円 3207.7円 97.0円 40.3% 165.7円 12.5倍 3012.5円 1040億円 36,100,000株 1,572,900株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 9.7% 6.3% 8.1% 17.2% 10.8% 12.6% 7.9% 0.2% 65.1% 0.15
2025年3月期 9.7% 6.4% 8.3% 15.4% 9.7% 11.4% 7.2% 1.8% 66.0% 0.09
2024年3月期 7.5% 4.9% 6.8% 14.2% 8.3% 10.2% 5.9% 0.8% 65.7% 0.10

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 1.9% 13.4% 11.1% 9.3% 4.2% 24.7% -
2025年3月期 12.8% 32.1% 39.4% 11.7% 1.8% 28.8% 代表取締役社長 伊勢勝巳
2024年3月期 13.8% 29.5% 4.9% 2.2% 1.0% -5.5% 代表取締役社長 前川忠生

業種比較(建設業、165社中央値)

指標東鉄工業株式会社業種中央値
ROE9.7%9.7%
ROA6.3%4.6%
営業利益率10.8%6.8%
純利益率7.9%5.0%
自己資本比率65.1%56.1%
売上成長率1.9%5.0%
PER14.4倍11.9倍
PBR1.40倍1.13倍
EV/EBITDA9.0倍6.7倍
NC/時価総額0.1%11.9%
運転資本余剰/時価総額-22.6%-20.8%
同業他社: 大和ハウス工業株式会社(1925)積水ハウス株式会社(1928)鹿島建設株式会社(1812)株式会社大林組(1802)住友林業株式会社(1911)全166社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

建設業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社トーエネック (1946) 1852億円 2725億円
太平電業株式会社 (1968) 1829億円 1417億円
東建コーポレーション株式会社 (1766) 1799億円 3666億円
株式会社ユアテック (1934) 1755億円 2523億円
株式会社大気社 (1979) 2083億円 2861億円
ライト工業株式会社 (1926) 1618億円 1392億円
東急建設株式会社 (1720) 1489億円 3412億円
新日本空調株式会社 (1952) 1485億円 1549億円
建設業の企業一覧(全166社)→

AI分析(2026年3月期)

インフラ老朽化インバウンドスマートシティ
鉄道インフラメンテナンスアクションプラン20293つの重点事業領域DXによる生産性向上人材戦略

見通し: 今期は鉄道関連工事を中心に売上・利益ともに増加。中期経営計画「アクションプラン2029」に基づき、鉄道近接工事や公共・民間事業へも注力し、2029年3月期には売上高1,900億円以上を目指す。

強み: 鉄道インフラメンテナンスにおける高い専門技術力と施工実績。JR東日本との強固な関係性が事業基盤。

懸念: 独占禁止法違反の疑いによる公正取引委員会の立入検査。調査結果によっては行政処分等の影響も懸念される。

リスク: 1. 独占禁止法違反の疑いによる公正取引委員会の調査。結果次第で行政処分や罰金等の影響。 2. 工事事故や施工不良による損害賠償や信用の失墜。特に鉄道事故は事業全体への影響大。 3. 建設資材価格の高騰や人件費上昇による収益圧迫。請負代金への転嫁が困難な場合。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

E00112は、鉄道関連工事を中核とした総合建設業を営んでいます。事業は大きく土木事業、建築事業、その他事業の3つに分類されます。土木事業では、線路の保守・改良、駅構内工事、地下構造物工事など、鉄道インフラの維持・強化に不可欠な工事を手掛けています。建築事業では、駅舎や駅ビル、商業施設、オフィスビルなどの建設・改修工事を行います。その他事業では、鉄道関連製品の製造・販売などを行っています。同社は、「安全はすべてに優先する」という経営理念のもと、鉄道専門技術を活かし、安全で快適な交通ネットワークと社会基盤の創造に貢献することを目指しています。中期経営計画「アクションプラン2029」に基づき、鉄道関連事業に加え、鉄道近接工事や公共・民間事業者向けインフラ工事へと事業領域を拡大し、「交通インフラメンテナンスのリーディングカンパニー」としての地位確立を目指しています。売上高の約56.5%を土木事業が占め、そのうち約78.7%が東日本旅客鉄道株式会社からの受注であり、鉄道インフラ事業への依存度が高いビジネスモデルとなっています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の決算では、売上高は1,630億円となり、前期比1.9%増加しました。営業利益は176億円(同13.4%増)、経常利益は182億円(同13.6%増)、当期純利益は128億円(同11.1%増)と、増収増益を達成しました。特に営業利益率の改善が顕著であり、収益性の向上が見られます。セグメント別では、土木事業が売上高1079.8億円(同7.1%増)、セグメント利益98.3億円(同14.6%増)と好調に推移し、増収増益を牽引しました。一方、建築事業は売上高459.1億円(同7.6%減)、セグメント利益63.7億円(同17.3%増)となり、売上は減少したものの利益は増加しました。その他事業は売上高91.3億円(同4.3%減)、セグメント利益14.0億円(同6.9%減)といずれも微減となりました。総資産は2,038億円(同12.6%増)、純資産は1,207億円(同6.6%増)と、資産・純資産ともに増加しています。現金及び預金は206億円(同30.9%増)と大幅に増加し、財務基盤の強化がうかがえます。営業キャッシュ・フローも52億円(同26.0%増)と堅調であり、安定したキャッシュ創出能力を示しています。

強みと競争優位性

E00112の最大の強みは、鉄道インフラ分野における長年の実績と高度な専門技術力にあります。特に鉄道工事においては、厳しい安全基準や複雑な施工条件に対応できるノウハウを蓄積しており、JR東日本をはじめとする鉄道事業者からの厚い信頼を得ています。これは、同社が「鉄道工事で磨いた高付加価値な施工力」として掲げる競争優位性の源泉です。また、鉄道工事で培われた特殊資格や技術力は、鉄道近接工事など難易度の高い工事にも応用可能であり、他社との差別化要因となっています。さらに、安全・品質管理体制の徹底と、IT・AI技術の積極的な活用による生産性向上への取り組みは、持続的な成長を支える基盤です。中期経営計画「アクションプラン2029」において重点事業領域と位置づける「JR東日本および公営・民間鉄道」「鉄道近接工事など鉄道関連分野」「公共事業体および民間事業者」への注力は、成長機会を捉え、事業ポートフォリオの多様化を図る戦略的な動きと言えます。協力会社との「三位一体の経営」を推進し、強固な施工体制を維持・強化している点も、競争優位性を高める要因です。

リスク要因

同社が直面する主要なリスクとして、まず工事事故や施工物等の不具合が挙げられます。特に鉄道関連工事においては、重大事故が発生した場合、信頼失墜や業績への影響が甚大となる可能性があります。これに対し、安全施工審査やパトロール強化等の対策を講じていますが、リスクの完全排除は困難です。また、売上高の大部分を占める鉄道部門は、公共交通機関としての需要変動や、顧客企業の業績不振、予期せぬ契約打ち切り等の影響を受ける可能性があります。さらに、建設業界全体で深刻化している技能労働者不足は、人材確保・育成における課題であり、人員計画通りに進まない場合、業績に影響を与える可能性があります。加えて、近年の公正取引委員会による独占禁止法違反の疑いでの立入検査は、コンプライアンス体制への影響や、将来的な行政処分による業績悪化リスクを示唆しています。資材価格の高騰や、大規模災害、気候変動による影響も、事業継続における潜在的なリスクとして存在します。

投資テーマとの関連

E00112は、インフラ老朽化対策や防災・減災といった、社会的なニーズの高まりを背景とした投資テーマと深く関連しています。特に、鉄道インフラの長寿命化や耐震補強、ホームドア設置、駅設備改良などは、今後も安定した需要が見込まれる分野であり、同社の得意とする領域です。また、近年注目されている「GX(グリーン・トランスフォーメーション)」の観点では、2050年カーボンニュートラルへの挑戦を掲げ、ZEB・ZEH事業の推進やCO₂排出量削減目標の設定など、環境への配慮を事業活動に組み込んでいます。さらに、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進にも積極的であり、IT・AI・3Dスキャナー・デジタルツイン・生成AIといった先端技術を、安全確保や生産性向上に活用しています。これらの取り組みは、持続可能な社会の実現に貢献する企業としての側面を強化しており、ESG投資の観点からも注目される可能性があります。鉄道路線網の維持・強化という、社会インフラの根幹を支える事業は、景気変動の影響を受けにくい安定した事業基盤を持つと期待できます。

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