株式会社オープンアップグループ (2154) IFRS Yahoo!ファイナンス↗

業種: サービス業
人材派遣
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 215/610位
A
安定性
業種 77/614位
C
成長性
業種 246/599位
A
効率性
業種 56/614位
B
CF健全性
業種 256/613位
売上高
1880億円
粗利率
25.2%
営業利益率
8.6%
純利益率
6.7%
ROE
12.8%
ROIC
11.0%
自己資本比率
80.2%
D/Eレシオ
0.05
有利子負債
50億円
ネットキャッシュ
153億円
NC/時価総額
10.3%
運転資本余剰*
-184億円
運転資本余剰/時価総額*
-12.4%
フリーCF
86億円
FCFマージン
4.6%
キャッシュ化率
1.13倍
PBR
1.51倍
EV/EBITDA
7.2倍
PER
11.8倍
想定株価
1705.8円
想定時価総額
1486億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年6月期 1880億円 474億円 23億円 162億円 185億円 162億円 126億円
2024年6月期 1732億円 420億円 20億円 143億円 163億円 146億円 118億円
2023年6月期 1617億円 388億円 21億円 128億円 149億円 131億円 95億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年6月期 1227億円 473億円 388億円 51億円 984億円
2024年6月期 1166億円 508億円 387億円 45億円 935億円
2023年6月期 1015億円 433億円 316億円 49億円 876億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年6月期 204億円 - 205億円 50億円 非該当 582億円 -184億円
2024年6月期 215億円 - 247億円 16億円 非該当 511億円 -172億円
2023年6月期 161億円 - 224億円 15億円 非該当 453億円 -155億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別BS(IFRS参考値)

決算期 その他金融資産(流動)※参考値 その他金融資産(非流動)※参考値
2025年6月期 18億円 39億円
2024年6月期 14億円 32億円
2023年6月期 12億円 26億円

IFRS特有のタグ。有価証券・デリバティブ・預け金等を合算した値で、純粋な投資有価証券ではないため参考値扱い。

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年6月期 142億円 -56億円 -97億円 86億円
2024年6月期 192億円 -50億円 -89億円 141億円
2023年6月期 156億円 6億円 -127億円 162億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年6月期 144.6円 907.0円 75.0円 51.9% 175.9円 11.8倍 1705.8円 1486億円 91,812,102株 4,714,500株
2024年6月期 135.8円 843.1円 65.0円 47.9% 228.3円 14.6倍 1982.1円 1725億円 91,778,775株 4,741,900株
2023年6月期 109.1円 750.5円 50.0円 45.8% 167.5円 19.2倍 2095.3円 1819億円 91,575,411株 4,770,200株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年6月期 12.8% 10.2% 11.0% 25.2% 8.6% 9.9% 6.7% 4.6% 80.2% 0.05
2024年6月期 12.6% 10.1% 10.5% 24.3% 8.3% 9.4% 6.8% 8.2% 80.2% 0.02
2023年6月期 10.9% 9.4% 10.0% 24.0% 7.9% 9.2% 5.9% 10.0% 86.3% 0.02

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年6月期 8.5% 13.7% 6.7% 8.2% 18.1% 17.2% 代表取締役会長兼社長CEO 西田 穣
2024年6月期 7.1% 12.0% 23.4% 22.1% 16.3% 62.1% 代表取締役会長兼CEO 西田 穣
2023年6月期 8.8% 26.3% 36.7% 25.5% 19.9% 39.8% 代表取締役会長兼CEO 西田穣

業種比較(サービス業、613社中央値)

指標株式会社オープンアップグループ業種中央値
ROE12.8%10.3%
ROA10.2%5.1%
営業利益率8.6%7.4%
純利益率6.7%4.9%
自己資本比率80.2%53.6%
売上成長率8.5%7.2%
PER11.8倍15.2倍
PBR1.51倍1.69倍
EV/EBITDA7.2倍7.0倍
NC/時価総額10.3%13.9%
運転資本余剰/時価総額-12.4%2.6%
同業他社: 日本郵政株式会社(6178)株式会社リクルートホールディングス(6098)楽天グループ株式会社(4755)パーソルホールディングス株式会社(2181)株式会社電通グループ(4324)全614社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

サービス業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
東京都競馬株式会社 (9672) 1479億円 418億円
株式会社ビー・エム・エル (4694) 1518億円 1503億円
トランス・コスモス株式会社 (9715) 1452億円 3939億円
ジャパンマテリアル株式会社 (6055) 1621億円 580億円
株式会社乃村工藝社 (9716) 1636億円 1627億円
株式会社MIXI (2121) 1647億円 1714億円
株式会社ジェイエイシーリクルートメント (2124) 1701億円 461億円
株式会社カナモト (9678) 1252億円 2133億円
サービス業の企業一覧(全614社)→

AI分析(2025年6月期)

人材派遣
エンジニア領域の強化M&Aによる成長社員育成・定着DX推進による業務効率化事業ポートフォリオ最適化

見通し: 2025年6月期は、機電・IT領域と建設領域の堅調な成長、および英国子会社売却による海外領域の縮小により、売上高は前期比8.5%増の1,879億円、営業利益は同13.6%増の162億円を見込む。2028年6月期には売上高2,000億円、営業利益200億円を目指す。

強み: 中途・新卒採用、未経験者育成、スキルアップ研修による技術者定着率の高さ。LTV重視の事業経営方針。

懸念: 国内労働人口の低下と学生の理系離れによる、長期的なエンジニア採用市場の競争激化。法的規制の強化や顧客企業の派遣・請負活用見直しの可能性。

リスク: 1. 法的規制リスク:派遣・職業紹介事業は労働関連法規の規制下にあり、違反や法改正により許可取消・事業停止のリスク。2. 顧客情報・個人情報管理リスク:情報流出・不正使用による損害賠償請求や信用失墜のリスク。3. 採用市場の競争激化:国内労働人口減少と理系離れによるエンジニア採用難化。

AI詳細分析(2025年6月期)

事業概要

オープンアップグループは、持株会社である株式会社オープンアップグループのもと、主に国内の技術者派遣および業務請負を中心とした人材サービス事業を展開しています。事業領域は、「機電・IT領域」、「建設領域」、「海外領域」の3つに大別されます。「機電・IT領域」では、機械・電気・電子分野の開発・設計・製造技術者、およびIT分野のネットワーク・サーバー・ソフトウェア構築・開発・運用担当者の派遣・請負を行っています。2025年6月期は、この領域が売上収益の54.0%を占め、前期比11.5%増と堅調に成長しました。特に、M&Aによる組織拡大と、ミドルレベルエンジニアへのシフトによる単価改善が寄与しています。「建設領域」では、建設業界向けに施工管理技術者やCADオペレーターの派遣が中心です。2025年6月期は、M&Aによる人員増と契約単価の改善により、売上収益は前期比26.5%増となりましたが、子会社化に伴う利益率の低下も見られました。売上収益の30.3%を占めています。「海外領域」では、これまで英国を中心に事業展開していましたが、2025年2月に英国子会社を売却し、事業ポートフォリオの見直しを進めています。しかし、中国、インドネシア、ベトナムの現地法人では派遣事業や人材紹介事業を継続しています。この領域の売上収益は前期比22.0%減となりました。その他、オンラインプログラミング学習サービスや障がい者雇用促進事業なども手掛けています。

直近決算ハイライト

2025年6月期決算において、オープンアップグループは売上収益1,879億54百万円(前期比8.5%増)を達成しました。これは、海外領域での英国子会社売却による減収があったものの、国内の機電・IT領域および建設領域での稼働人数増加が大きく貢献した結果です。利益面では、事業利益が156億31百万円(前期比9.3%増)、営業利益が162億44百万円(前期比13.6%増)と、増収効果と定常的な販売管理費の売上収益比率維持により、増益を確保しました。親会社の所有者に帰属する当期利益は125億59百万円(前期比6.7%増)でした。セグメント別では、機電・IT領域が売上収益1,015億4百万円(前期比11.5%増)、セグメント利益110億22百万円(前期比23.4%増)と、M&Aによる人員増と単価改善、採用費抑制が利益率向上に貢献しました。建設領域は、M&Aによる売上収益569億4百万円(前期比26.5%増)の拡大に成功しましたが、子会社化に伴いセグメント利益率は低下し、同利益は75億37百万円(前期比9.6%増)となりました。海外領域は、英国子会社売却により売上収益276億96百万円(前期比22.0%減)となりましたが、セグメント利益は9億45百万円(前期比65.9%増)と大幅に増加しました。

強みと競争優位性

オープンアップグループの強みは、国内の技術者派遣市場における長年の実績と、機電・ITおよび建設領域に特化した事業展開による専門性の高さにあります。特に、未経験者から経験者まで幅広く採用し、育成・スキルアップを支援するプログラムが充実しており、これによりエンジニアの定着率を高め、顧客企業の多様なニーズに応えることが可能です。中期経営計画「BY25」で掲げた売上高1,879億円、営業利益162億円の目標を達成したことは、事業ポートフォリオの最適化とエンジニア領域の強化が奏功した証であり、オーガニック成長とインオーガニック成長(M&A)の両軸での成長戦略が機能していることを示しています。また、LTV(ライフタイムバリュー)を重視した事業経営方針は、個々の社員のキャリア形成を支援し、長期的な関係性を構築することで、顧客からの信頼獲得に繋がっています。さらに、M&Aを積極的に活用し、事業領域内でのシナジーや補完効果を追求する戦略は、競争激化する人材市場において、迅速な事業拡大と競争力強化を図る上で有効な手段となっています。

リスク要因

オープンアップグループが直面するリスク要因は多岐にわたります。まず、経済安全保障等の国際情勢の変化は、顧客企業の開発・生産拠点の変動を通じて人材ニーズに影響を与える可能性があります。また、気候変動対策としての炭素税導入や、顧客企業によるカーボンニュートラルへの取り組み強化は、取引条件に影響を及ぼす可能性があります。自然災害による事業拠点の被災や、顧客企業の設備被害は、事業活動の一時停止や顧客へのサービス提供不能に繋がるリスクがあります。労働者派遣法や職業安定法などの法的規制は、事業の根幹に関わるため、法令遵守の徹底が不可欠であり、規制強化や指導方針の変更は需要低迷を招く恐れがあります。さらに、顧客企業の機密情報や個人情報の流出・不正使用は、損害賠償請求や信用失墜といった重大なリスクに発展する可能性があります。労働災害についても、顧客企業の現場での就業が多いため、社員の安全確保と発生時の影響は無視できません。業務請負においては、品質低下や納期遅延などが取引停止や損害賠償請求に繋がるリスクがあります。M&A戦略においては、期待した成果が得られない場合、のれんの減損等が生じる可能性があります。

投資テーマとの関連

オープンアップグループは、直接的にAIや半導体、EVといった先端技術分野に特化した事業を展開しているわけではありませんが、これらの成長産業を支える「人材」という側面で関連性があります。特に、機電・IT領域におけるエンジニア派遣・請負事業は、AI開発、半導体製造、EV関連技術開発など、成長分野で必要とされる専門人材の供給源となり得ます。これらの先端技術分野では、高度なスキルを持つエンジニアの需要が常に高く、オープンアップグループが持つ人材育成・採用・定着のノウハウは、これらの分野の発展に間接的に貢献する可能性があります。また、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進は、人材業界においても不可欠な要素であり、同社がDXを活用して社員満足度向上や定着率向上に取り組んでいる点は、現代のビジネス環境に適応する姿勢を示しています。中長期的な視点では、これらの先端技術分野における人材不足が深刻化するほど、同社のような人材サービス企業の重要性は増していくと考えられます。

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