株式会社電通グループ (4324) IFRS Yahoo!ファイナンス↗

業種: サービス業
AI
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
E
収益性
業種 606/610位
E
安定性
業種 559/614位
E
成長性
業種 548/599位
E
効率性
業種 598/614位
B
CF健全性
業種 166/613位
売上高
1.4兆円
粗利率
83.4%
営業利益率
-20.2%
純利益率
-22.8%
ROE
-87.4%
ROIC
-24.0%
自己資本比率
11.7%
D/Eレシオ
1.25
有利子負債
4682億円
ネットキャッシュ
-1731億円
NC/時価総額
-
運転資本余剰*
-1.9兆円
運転資本余剰/時価総額*
-
フリーCF
1151億円
FCFマージン
8.0%
キャッシュ化率
-
PBR
-
EV/EBITDA
-
PER
-
想定株価
-
想定時価総額
-

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年12月期 1.4兆円 1.2兆円 643億円 -2892億円 -2249億円 -3068億円 -3276億円
2024年12月期 1.4兆円 1.2兆円 721億円 -1250億円 -528億円 -1398億円 -1922億円
2023年12月期 1.3兆円 1.1兆円 705億円 453億円 1158億円 331億円 -107億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年12月期 3.2兆円 2.3兆円 2.1兆円 6136億円 3748億円
2024年12月期 3.5兆円 2.2兆円 2.1兆円 6708億円 6968億円
2023年12月期 3.6兆円 2.1兆円 1.9兆円 7817億円 8417億円

※一部項目はデータ取得不可のため合計が一致しない場合があります

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年12月期 2952億円 95億円 1.8兆円 4682億円 非該当 3201億円 -1.9兆円
2024年12月期 3720億円 61億円 1.7兆円 5473億円 非該当 6971億円 -1.7兆円
2023年12月期 3907億円 64億円 1.5兆円 4944億円 非該当 8311億円 -1.5兆円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別BS(IFRS参考値)

決算期 その他金融資産(流動)※参考値 その他金融資産(非流動)※参考値
2025年12月期 223億円 1077億円
2024年12月期 252億円 1462億円
2023年12月期 231億円 1338億円

IFRS特有のタグ。有価証券・デリバティブ・預け金等を合算した値で、純粋な投資有価証券ではないため参考値扱い。

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年12月期 1180億円 -29億円 -1805億円 1151億円
2024年12月期 600億円 -309億円 -657億円 291億円
2023年12月期 753億円 -1463億円 -1537億円 -710億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年12月期 -1262.0円 1444.0円 - - -664.4円 - - - 265,800,000株 5,312,500株
2024年12月期 -734.6円 2684.6円 139.5円 - -673.0円 - - - 265,800,000株 5,327,900株
2023年12月期 -40.5円 3183.0円 139.5円 - -391.0円 - - - 270,165,354株 4,801,500株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年12月期 -87.4% -10.2% -24.0% 83.4% -20.2% -15.7% -22.8% 8.0% 11.7% 1.25
2024年12月期 -27.6% -5.5% -7.0% 85.2% -8.9% -3.8% -13.6% 2.1% 19.9% 0.79
2023年12月期 -1.3% -0.3% 2.4% 87.8% 3.5% 8.9% -0.8% -5.4% 23.2% 0.59

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年12月期 1.7% -331.4% -270.5% 4.9% -20.4% - 代表執行役 社長 グローバルCEO五十嵐博
2024年12月期 8.2% -375.9% -1893.6% -35.5% -22.8% - 代表執行役 社長 グローバルCEO五十嵐博
2023年12月期 4.9% -61.5% -117.9% -33.8% -24.6% - 代表執行役 社長 グローバルCEO五十嵐博

業種比較(サービス業、613社中央値)

指標株式会社電通グループ業種中央値
ROE-87.4%10.3%
ROA-10.2%5.2%
営業利益率-20.2%7.4%
純利益率-22.8%5.0%
自己資本比率11.7%53.8%
売上成長率1.7%7.3%
PER-15.2倍
PBR-1.69倍
EV/EBITDA-7.0倍
NC/時価総額-13.9%
運転資本余剰/時価総額-2.6%
同業他社: 日本郵政株式会社(6178)株式会社リクルートホールディングス(6098)楽天グループ株式会社(4755)パーソルホールディングス株式会社(2181)セコム株式会社(9735)全614社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

サービス業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
パーソルホールディングス株式会社 (2181) 5204億円 1.6兆円
セコム株式会社 (9735) 2.4兆円 1.3兆円
インフロニア・ホールディングス株式会社 (5076) 5638億円 1.1兆円
株式会社サイバーエージェント (4751) 9001億円 8740億円
株式会社博報堂DYホールディングス (2433) 3690億円 8610億円
株式会社オリエンタルランド (4661) 4.4兆円 7045億円
ALSOK株式会社 (2331) 6092億円 5970億円
トランス・コスモス株式会社 (9715) 1452億円 3939億円
サービス業の企業一覧(全614社)→

AI分析(2025年12月期)

AI
中期経営計画不振ビジネスの見直しと経営基盤の再構築Integrated Growth Solutions (IGS)海外事業の収益性回復のれん減損損失

見通し: 中期経営計画に基づき、不振ビジネスの見直しと経営基盤再構築による収益性回復を目指す。2026年度の海外事業全体、2027年度の全4事業地域での株主価値向上を目標とする。配当は2026年度まで無配だが、EPS・TSR最大化と将来的な復配を目指す。

強み: 日本事業は11四半期連続成長と過去最高業績を維持。インテグレーテッド・グロース・ソリューション(IGS)によるマーケティング、テクノロジー、コンサルティングの融合が強み。

懸念: 大幅なのれん減損損失計上と個別財務諸表での債務超過により、継続企業の前提に疑義が生じている。海外事業の収益回復が急務。

リスク: 海外事業における大幅なのれん減損損失と個別財務諸表での債務超過により、継続企業の前提に疑義が生じている。中期経営計画での収益性回復が急務。 競争環境の激化により、既存・新規顧客獲得に影響が出た場合、戦略目標・財務目標未達のリスクがある。 情報漏洩やサイバー攻撃により、信頼失墜、業績悪化、規制・財務上の問題が発生するリスクがある。

AI詳細分析(2025年12月期)

事業概要

電通グループは、広告・コミュニケーション領域を中核としながら、ビジネス変革(BX)、デジタル変革(DX)、およびスポーツ&エンターテインメントといった多岐にわたるサービスを提供する総合広告会社である。そのビジネスモデルは、顧客企業のマーケティング活動支援にとどまらず、データとテクノロジーを活用した顧客体験(CX)の設計、ブランド戦略、プロモーション、デジタルプラットフォーム構築、さらにはM&Aや組織再編コンサルティングまで、企業が直面する経営課題全般に対する統合的なソリューションを提供する点にある。主要な収益源は、広告媒体の買付・制作、クリエイティブ制作、デジタルマーケティング、コンサルティングサービスなど多岐にわたる。グローバルに事業を展開しており、日本、米州、EMEA(欧州・中東・アフリカ)、APAC(アジア太平洋)の4地域を主要な事業基盤としている。特に日本事業はグループ全体の売上総利益の約4割を占める重要な位置づけであり、11四半期連続での成長を達成している。

直近決算ハイライト

2025年度(1月1日~12月31日)の連結業績は、売上総利益が前期比0.3%減の1兆1,975億30百万円となった。これは、前期に計上されていたロシア事業の譲渡完了が影響したためである。オーガニック成長率は0.5%と微増にとどまった。調整後営業利益は同2.1%減の1,725億36百万円、オペレーティング・マージンは14.4%(前期比0.4ポイント減)となった。一方、海外事業におけるのれんの減損損失3,960億74百万円の計上などにより、営業損失は2,892億12百万円、親会社の所有者に帰属する当期損失は3,276億1百万円と大幅な赤字となった。しかし、調整後ベースでは、法人所得税の減少もあり、親会社の所有者に帰属する調整後当期利益は前期比0.7%増の935億48百万円と小幅ながら増加している。日本事業は売上総利益で6.2%増と堅調に推移し、調整後営業利益も過去最高を維持している。

強みと競争優位性

電通グループの最大の強みは、そのグローバルに広がるネットワークと、広告・コミュニケーション領域における長年の経験で培われたブランド力、そして多様な顧客基盤である。特に、日本市場においては圧倒的なシェアと長年にわたる顧客との信頼関係を築いており、11四半期連続で売上総利益を伸ばすなど、安定した収益源となっている。また、「Integrated Growth Solutions(インテグレーテッド・グロース・ソリューション)」として提供される、マーケティング、テクノロジー、コンサルティングを統合したサービスは、顧客の複雑化・高度化する経営課題に対応できる強みとなっている。スポーツ&エンターテインメント事業のグローバル展開も、独自のケイパビリティを活かした差別化要因となり得る。さらに、AIやデータ分析といった最先端技術の活用にも積極的に投資しており、顧客体験の設計や価値向上において競争優位性を維持しようとしている。

リスク要因

電通グループが直面する主要なリスクは、まずグローバル経済の変動や地政学的なリスク、そして急速に変化するメディア環境への対応である。特に、業界内外での競争激化、巨大プラットフォーマーの台頭、テクノロジー企業やコンサルティングファームによるAI分野への巨額投資は、同社のポジションを相対的に変化させる可能性がある。また、大規模なのれん減損損失の計上に見られるように、海外事業における収益性の悪化や経営基盤の再構築の遅延は、財務基盤を揺るがす要因となる。人的資本リスク、すなわち優秀な人材の獲得・育成・維持も、クリエイティブ産業においては極めて重要であり、これらが十分に行えない場合はサービス提供能力に影響を与えかねない。さらに、情報セキュリティやサイバー攻撃のリスク、個人情報保護規制の強化も、事業運営上の潜在的なリスクとして挙げられる。

投資テーマとの関連

電通グループは、デジタル・トランスフォーメーション(DX)、AI、およびデータ活用といった現代の主要な投資テーマと深く関連している。同社は、顧客企業のDX推進を支援するコンサルティングサービスや、データとテクノロジーを駆使した顧客体験(CX)の最適化を事業の中核に据えている。特に、生成AIの活用は、広告クリエイティブ制作やマーケティング戦略立案において、効率化と新たな価値創出の可能性を秘めており、同社がこの分野に注力することは、AI関連テーマへの投資妙味を高める。また、スポーツ&エンターテインメント事業のグローバル展開は、エンターテインメント分野への投資テーマとも連動する。ただし、のれん減損や海外事業の収益性といった財務的な課題が、これらのテーマへの投資を一時的に抑制する可能性もある。

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