セコム株式会社 (9735) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: サービス業
AIサイバーセキュリティヘルスケアIT
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 191/610位
B
安定性
業種 200/614位
C
成長性
業種 313/599位
D
効率性
業種 455/614位
A
CF健全性
業種 139/613位
売上高
1.3兆円
粗利率
31.7%
営業利益率
12.8%
純利益率
9.0%
ROE
8.6%
ROIC
8.1%
自己資本比率
59.0%
D/Eレシオ
0.05
有利子負債
685億円
ネットキャッシュ
3382億円
NC/時価総額
13.8%
運転資本余剰*
13億円
運転資本余剰/時価総額*
0.1%
フリーCF
1150億円
FCFマージン
9.2%
キャッシュ化率
1.81倍
PBR
1.86倍
EV/EBITDA
9.0倍
PER
21.9倍
想定株価
6048.1円
想定時価総額
2.4兆円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 1.3兆円 3988億円 739億円 1603億円 2342億円 1822億円 1127億円
2025年3月期 1.2兆円 3712億円 706億円 1443億円 2149億円 1751億円 1081億円
2024年3月期 1.2兆円 3573億円 652億円 1407億円 2059億円 1669億円 1020億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 2.2兆円 9817億円 4054億円 3251億円 1.3兆円
2025年3月期 2.1兆円 9688億円 3793億円 3185億円 1.3兆円
2024年3月期 2.1兆円 9376億円 3783億円 3117億円 1.2兆円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 4067億円 597億円 1809億円 685億円 4808億円 561億円 13億円
2025年3月期 4084億円 496億円 1699億円 723億円 4356億円 588億円 291億円
2024年3月期 4242億円 515億円 1623億円 690億円 4257億円 635億円 458億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 2036億円 -886億円 -1181億円 1150億円
2025年3月期 1678億円 -1008億円 -852億円 670億円
2024年3月期 1658億円 -1623億円 -955億円 35億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 276.2円 3250.2円 100.0円 36.2% 836.1円 21.9倍 6048.1円 2.4兆円 466,599,796株 62,138,600株
2025年3月期 260.0円 3056.1円 97.5円 37.5% 808.5円 19.6倍 5095.4円 2.1兆円 466,599,796株 50,925,700株
2024年3月期 241.0円 2908.4円 95.0円 39.4% 843.8円 22.7倍 5471.1円 2.3兆円 466,599,796株 45,616,800株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 8.6% 5.1% 8.1% 31.7% 12.8% 18.6% 9.0% 9.2% 59.0% 0.05
2025年3月期 8.5% 5.0% 7.5% 30.9% 12.0% 17.9% 9.0% 5.6% 59.2% 0.06
2024年3月期 8.3% 4.9% 7.6% 30.9% 12.2% 17.8% 8.8% 0.3% 58.8% 0.06

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 4.8% 11.1% 4.2% 4.5% 3.9% 5.5% -
2025年3月期 3.9% 2.6% 6.0% 4.5% 2.5% 0.2% 代表取締役社長 吉田保幸
2024年3月期 4.9% 2.9% 6.1% 3.7% 2.6% 0.9% 代表取締役社長 吉田保幸

業種比較(サービス業、613社中央値)

指標セコム株式会社業種中央値
ROE8.6%10.3%
ROA5.1%5.2%
営業利益率12.8%7.4%
純利益率9.0%4.9%
自己資本比率59.0%53.6%
売上成長率4.8%7.3%
PER21.9倍15.2倍
PBR1.86倍1.69倍
EV/EBITDA9.0倍7.0倍
NC/時価総額13.8%13.9%
運転資本余剰/時価総額0.1%2.6%
同業他社: 日本郵政株式会社(6178)株式会社リクルートホールディングス(6098)楽天グループ株式会社(4755)パーソルホールディングス株式会社(2181)株式会社電通グループ(4324)全614社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

サービス業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
エムスリー株式会社 (2413) 1.1兆円 3514億円
株式会社サイバーエージェント (4751) 9001億円 8740億円
藤田観光株式会社 (9722) 8017億円 820億円
株式会社ユー・エス・エス (4732) 7689億円 1139億円
株式会社ベイカレント (6532) 6848億円 1483億円
ALSOK株式会社 (2331) 6092億円 5970億円
インフロニア・ホールディングス株式会社 (5076) 5638億円 1.1兆円
パーソルホールディングス株式会社 (2181) 5204億円 1.6兆円
サービス業の企業一覧(全614社)→

AI分析(2026年3月期)

AIサイバーセキュリティヘルスケアIT
あんしんプラットフォーム構想プロアクティブ(事前対応型)サービスAI・ロボット活用グローバル展開強化セキュリティサービス事業

見通し: 2025年度は全セグメントで増収、特にセキュリティサービス、防災、メディカルサービスが牽引し、売上高・営業利益ともに過去最高を更新。2040年ビジョンに向け、AI活用やグローバル展開を強化し、更なる成長を目指す。

強み: 「安全・安心」を基盤に、セキュリティ、防災、メディカル等多角化された社会システム産業を構築。AIやロボット活用によるプロアクティブなサービス提供が強み。

懸念: AI等の技術進化への迅速な対応、労働力人口減少による人財確保、自然災害の頻発化・激甚化、海外事業における現地ニーズへの適合、グローバルな競争激化などが課題。

リスク: 社会・経済状況の変動による国内景気低迷、海外事業における政治・経済・法規制リスク、自然災害・パンデミックによる事業中断、技術環境変化への対応遅延、サイバー攻撃による情報漏洩リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

セコム株式会社は、セキュリティサービスを中核としながら、防災、メディカルサービス、保険、地理空間情報サービス、BPO・ICT、不動産賃貸といった多岐にわたる事業を展開する「社会システム産業」の構築を目指す企業です。社業を通じて社会に貢献することを企業理念とし、18の国と地域でグローバルに事業を展開しています。特に、セキュリティサービス事業においては、法人向けには「AZ」、家庭向けには「セコム・ホームセキュリティNEO」といったオンライン・セキュリティシステムを提供し、常駐警備や現金輸送、防犯・防災システム販売なども手掛けています。近年はAIなどの先端技術を活用し、警備ロボット「cocobo」の公道走行試験や、家庭用AEDの販売など、新たなサービス開発にも注力しています。2026年3月期においては、売上高1兆2,568億円、営業利益1,603億円を達成し、いずれも過去最高を更新しました。

直近決算ハイライト

2026年3月期において、セコムは売上高1兆2,568億円(前期比4.7%増)、営業利益1,603億円(前期比11.1%増)と、堅調な業績を記録しました。これは、全事業セグメントが前期比で増収を達成したこと、特にセキュリティサービス事業におけるセントラライズドシステム販売の好調、価格改定、常駐警備サービスの増収などが寄与しました。防災事業、メディカルサービス事業、保険事業、地理空間情報サービス事業、その他事業もそれぞれ増収となり、BPO・ICT事業も微増となりました。利益面では、売上原価率の改善や販売費及び一般管理費の効率化が進み、営業利益は大幅な増加となりました。経常利益は1,821億円(前期比4.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,126億円(前期比4.2%増)となり、こちらも過去最高を達成しています。ただし、米国などにおける投資事業組合運用益の減少が経常利益の伸びをやや抑制しました。

強みと競争優位性

セコムの最大の強みは、長年にわたり培ってきた「セコムブランド」という高い信頼性と、セキュリティサービス市場における圧倒的なシェアおよびブランド認知度です。創業以来、業界のパイオニアとして、社会の変化に先んじたサービス進化を続け、強固な顧客基盤を築き上げてきました。また、セキュリティサービス事業への新規参入は、設備投資額の大きさやノウハウの蓄積の難しさから参入障壁が高く、同社の優位性を維持しています。さらに、AIやIoTなどの先端技術を積極的に取り込み、警備ロボットやAEDといった新しいサービス開発を推進することで、技術革新への対応力も高めています。国内外18の国と地域への進出は、グローバルな事業展開能力と、現地ニーズに合わせたサービス提供能力を示しており、多様化する顧客ニーズに応える総合的な「社会システム産業」としての強みを発揮しています。

リスク要因

セコムを取り巻くリスクとしては、まず国内経済の低迷や金利変動による事業環境への影響が挙げられます。また、国際的な事業展開に伴う各国の政治・経済情勢、法規制の変更、テロや紛争のリスクも存在します。近年では、気候変動による自然災害の頻発化・激甚化、パンデミックの発生といった事象が、事業継続に影響を与える可能性があります。さらに、AI等の技術革新のスピードに対応するための継続的な開発投資、労働市場の逼迫による人材確保の困難さ、競合他社との競争激化などもリスク要因となります。情報漏洩リスクや、オペレーショナルリスク、サイバー攻撃のリスクも、情報管理やシステム運用の重要性を考慮すると看過できません。

投資テーマとの関連

セコムは、AI、IoT、DXといった先端技術の活用を経営戦略の中心に据えています。AI技術を活用した警備ロボット「cocobo」の開発や、AIによる予兆検知を基盤とした「先回りの安心」を提供するプロアクティブなサービス開発は、AI関連テーマとの関連性が高いと言えます。また、データセンター事業やBPO・ICT事業は、クラウドサービスや情報セキュリティといったテーマとも関連が深いです。海外事業の強化、特にデータセンター運営企業への投資は、グローバルなインフラ投資やデジタル変革への貢献という側面も持ち合わせています。社会課題解決への貢献という観点では、高齢化社会に対応したメディカルサービスや、自然災害対策としての防災事業なども、SDGsといった広範な投資テーマと結びついています。

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