株式会社久世 (2708) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 卸売業
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 105/327位
C
安定性
業種 190/329位
C
成長性
業種 128/326位
A
効率性
業種 11/329位
D
CF健全性
業種 204/329位
売上高
735億円
粗利率
23.6%
営業利益率
3.0%
純利益率
2.4%
ROE
18.2%
ROIC
13.5%
自己資本比率
39.1%
D/Eレシオ
0.18
有利子負債
17億円
ネットキャッシュ
26億円
NC/時価総額
28.8%
運転資本余剰*
-88億円
運転資本余剰/時価総額*
-96.1%
フリーCF
6億円
FCFマージン
0.8%
キャッシュ化率
0.70倍
PBR
0.95倍
EV/EBITDA
2.5倍
PER
5.2倍
想定株価
1977.0円
想定時価総額
91億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 735億円 174億円 4億円 22億円 26億円 24億円 18億円
2025年3月期 686億円 157億円 4億円 18億円 23億円 22億円 18億円
2024年3月期 645億円 146億円 4億円 19億円 22億円 19億円 20億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 247億円 171億円 131億円 19億円 97億円
2025年3月期 230億円 159億円 134億円 16億円 79億円
2024年3月期 249億円 179億円 140億円 42億円 67億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 43億円 41億円 81億円 17億円 20億円 - -88億円
2025年3月期 40億円 36億円 78億円 18億円 17億円 - -94億円
2024年3月期 65億円 33億円 74億円 46億円 17億円 - -75億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 12億円 -6億円 -3億円 6億円
2025年3月期 7億円 -2億円 -30億円 5億円
2024年3月期 36億円 -9億円 -4億円 27億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 380.2円 2089.3円 45.0円 11.8% 569.1円 5.2倍 1977.0円 91億円 4,626,327株 -
2025年3月期 379.4円 1711.9円 42.0円 11.1% 480.9円 4.9倍 1858.8円 86億円 4,626,327株 -
2024年3月期 434.1円 1441.5円 42.0円 9.7% 420.2円 5.3倍 2300.6円 106億円 4,626,327株 -

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 18.2% 7.1% 13.5% 23.6% 3.0% 3.5% 2.4% 0.8% 39.1% 0.18
2025年3月期 22.1% 7.6% 13.3% 22.9% 2.7% 3.3% 2.6% 0.7% 34.5% 0.23
2024年3月期 30.1% 8.1% 11.6% 22.6% 2.9% 3.4% 3.1% 4.2% 26.8% 0.68

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 7.2% 19.1% 0.2% 9.2% 14.2% 37.7% -
2025年3月期 6.3% -0.8% -12.7% 16.1% 1.3% - 代表取締役社長 久世真也
2024年3月期 14.2% 121.0% 141.3% 19.4% -0.5% - 代表取締役社長 久世真也

業種比較(卸売業、328社中央値)

指標株式会社久世業種中央値
ROE18.2%7.8%
ROA7.1%3.6%
営業利益率3.0%3.2%
純利益率2.4%2.5%
自己資本比率39.1%49.8%
売上成長率7.2%4.8%
PER5.2倍11.6倍
PBR0.95倍0.90倍
EV/EBITDA2.5倍6.5倍
NC/時価総額28.8%13.0%
運転資本余剰/時価総額-96.1%-39.9%
同業他社: 三菱商事株式会社(8058)伊藤忠商事株式会社(8001)三井物産株式会社(8031)豊田通商株式会社(8015)丸紅株式会社(8002)全329社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

卸売業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
神栄株式会社 (3004) 90億円 433億円
中山福株式会社 (7442) 90億円 431億円
横浜丸魚株式会社 (8045) 93億円 406億円
太平洋興発株式会社 (8835) 89億円 428億円
サンリン株式会社 (7486) 89億円 305億円
築地魚市場株式会社 (8039) 88億円 675億円
萬世電機株式会社 (7565) 95億円 270億円
ミタチ産業株式会社 (3321) 96億円 982億円
卸売業の企業一覧(全329社)→

AI分析(2026年3月期)

外食・中食市場への提案強化物流拠点再整備とDX化新規事業開拓(EC事業、物流受託)グループシナジーDX認定取得

見通し: 食材卸売事業の売上高比率90.4%を背景に、外食・中食市場の回復を捉え、売上高735億円(前期比+7.2%)、営業利益22億円(前期比+19.1%)と増収増益を達成。今後も提案営業強化と新規開拓で収益拡大を目指す。

強み: 首都圏中心の広範な顧客基盤と、長年の実績に裏打ちされた業務用食材の品揃え・物流網。ISO22000等による徹底した品質管理体制。

懸念: 食材卸売事業の売上構成比率が高く、外食産業の動向に業績が左右されやすい。食材費、燃料費、人件費の高騰が利益を圧迫するリスク。

リスク: ①食材卸売事業の売上依存度が高く、外食産業の景気低迷やコスト高騰の影響を受けやすい。②食品衛生問題発生時のブランドイメージ低下と業績への影響。③大規模災害やサイバー攻撃による事業継続リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

株式会社久世は、外食産業向け業務用食材の卸売およびブイヨン、スープ、ソース等の製造販売を主軸とする企業グループです。2026年3月期における連結売上高の約90.4%を占める食材卸売事業では、首都圏を中心に、関東、中部、関西地区の外食産業に対し、多様な業務用食材および資材を提供しています。また、水産物卸売事業や、海外(香港、中国)での食材卸売・物流事業も展開しており、グローバルなネットワークを構築しています。食材製造事業では、連結子会社を通じてホテルやレストラン向けに専門性の高いブイヨン、スープ、ソースなどを製造・販売しています。顧客のニーズに応じた商品提案と、安定したサプライチェーンの提供を通じて、食のプロフェッショナルを支えるビジネスモデルを展開しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期において、株式会社久世は堅調な業績を達成しました。売上高は前期比7.2%増の735億円となり、特に外食・中食市場の回復やインバウンド需要の増加が貢献しました。営業利益は同19.1%増の22億円と大きく伸び、営業利益率は3.0%に改善しました。これは、売上総利益の増加に加え、コスト削減努力が奏功した結果です。経常利益も同7.3%増の24億円となりました。一方、親会社株主に帰属する当期純利益は同0.2%増の18億円と微増にとどまりましたが、これは政策保有株式の売却による特別利益の計上があったものの、前期に比べて一時的な要因が少なかったことなどが影響していると考えられます。純資産は同21.5%増の88億円と大幅に増加し、財務基盤の強化が見られます。営業キャッシュフローも同84.2%増の12億円と大幅に改善しており、本業での稼ぐ力の向上が示されています。

強みと競争優位性

株式会社久世の強みは、長年にわたり培ってきた外食産業への深い理解と、首都圏を中心とした強固な顧客基盤にあります。多様化・高度化する外食・中食市場のニーズに応えるため、ハード(品揃え)とソフト(サービス)の両面から「フルライン戦略」を展開し、顧客の課題解決に貢献しています。また、独自の品質基準とISO22000、FSSC22000といった国際規格の認証取得、HACCPへの対応などを通じて、食品衛生管理体制を徹底しており、顧客からの信頼獲得に繋がっています。さらに、物流拠点再整備やDX化の推進により、物流効率の向上と安定供給体制の強化を図っており、変化する事業環境への対応力も高めています。海外事業への展開やECサイト「プロデポ」の開設など、新たなビジネスチャンスの獲得にも積極的に取り組んでいます。

リスク要因

同社の事業運営における主要なリスクとして、食材卸売事業への依存度の高さが挙げられます。食材費や諸経費の高騰、外食産業を取り巻く人手不足、異常気象、景気後退といった外部要因は、同社の業績に直接的な影響を与える可能性があります。また、食品衛生に関する問題は、企業自体の問題だけでなく、社会環境の変化によっても影響を受ける可能性があり、厳格な品質管理体制の維持が不可欠です。食のサプライチェーンの変動や、政治経済の急激な変化、インフレーションによるコスト上昇も、仕入価格や調達の不安定化を通じて業績に影響を及ぼすリスクとなります。さらに、新型コロナウイルス感染症のような感染症の再流行や、大規模災害、サイバー攻撃なども、事業継続における潜在的なリスクとして認識されています。

投資テーマとの関連

株式会社久世の事業は、直接的にAI、半導体、EVといった先端技術テーマとは結びつきにくいものの、食のサプライチェーンのDX化という側面で、広範なデジタル変革の流れと関連性が見られます。同社は、顧客利便性向上と業務効率化のためにDX化を推進しており、ECサイト「プロデポ」の展開や、顧客とのコミュニケーションプラットフォーム「KUZE-X」の進化、物流DXへの取り組みなどがその具体例です。また、食品ロス削減や持続可能な調達といったサステナビリティへの関心の高まりは、中長期的な投資テーマとなり得ます。国内における食の安全・安心への需要の高まりや、インバウンド需要の回復も、同社の事業機会となりうる側面であり、これらのテーマとの関連性は、今後の戦略次第で深まる可能性があります。

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