和田興産株式会社 (8931) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 不動産業
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 92/152位
E
安定性
業種 95/152位
D
成長性
業種 123/150位
E
効率性
業種 128/152位
E
CF健全性
業種 138/152位
売上高
421億円
粗利率
22.7%
営業利益率
11.8%
純利益率
6.2%
ROE
7.6%
ROIC
3.5%
自己資本比率
30.7%
D/Eレシオ
1.89
有利子負債
655億円
ネットキャッシュ
-552億円
NC/時価総額
-282.6%
運転資本余剰*
-217億円
運転資本余剰/時価総額*
-111.1%
フリーCF
-118億円
FCFマージン
-28.0%
キャッシュ化率
-3.44倍
PBR
0.56倍
EV/EBITDA
12.8倍
PER
7.4倍
想定株価
1771.9円
想定時価総額
195億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年2月期 421億円 96億円 8億円 50億円 58億円 40億円 26億円
2025年2月期 401億円 98億円 7億円 53億円 60億円 45億円 31億円
2024年2月期 388億円 85億円 7億円 45億円 52億円 38億円 26億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年2月期 1131億円 799億円 320億円 464億円 347億円
2025年2月期 1107億円 798億円 387億円 391億円 329億円
2024年2月期 1012億円 724億円 347億円 358億円 307億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年2月期 103億円 659億円 1億円 655億円 3億円 - -217億円
2025年2月期 148億円 614億円 607万円 574億円 3億円 - -238億円
2024年2月期 150億円 539億円 556万円 526億円 2億円 - -198億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年2月期 -90億円 -28億円 73億円 -118億円
2025年2月期 -19億円 -21億円 39億円 -40億円
2024年2月期 -12億円 -5億円 75億円 -16億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年2月期 239.4円 3168.7円 72.0円 30.1% -5007.9円 7.4倍 1771.9円 195億円 11,100,000株 75,500株
2025年2月期 284.5円 3005.8円 70.0円 24.6% -3858.0円 4.9倍 1394.1円 154億円 11,100,000株 75,500株
2024年2月期 237.7円 2762.1円 60.0円 25.2% -3390.2円 5.3倍 1260.0円 140億円 11,100,000株 200株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年2月期 7.6% 2.3% 3.5% 22.7% 11.8% 13.8% 6.2% -28.0% 30.7% 1.89
2025年2月期 9.5% 2.8% 4.1% 24.3% 13.2% 15.0% 7.8% -10.1% 29.8% 1.74
2024年2月期 8.6% 2.6% 3.8% 21.9% 11.7% 13.4% 6.8% -4.2% 30.3% 1.72

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年2月期 5.0% -5.6% -16.0% -0.4% 1.1% 4.4% -
2025年2月期 3.4% 16.7% 18.3% -1.3% 0.0% 10.8% 代表取締役社長 溝本俊哉
2024年2月期 -9.1% 3.2% 10.8% -0.8% -0.2% 18.3% 代表取締役社長 溝本俊哉

業種比較(不動産業、151社中央値)

指標和田興産株式会社業種中央値
ROE7.6%12.2%
ROA2.3%3.7%
営業利益率11.8%9.8%
純利益率6.2%5.9%
自己資本比率30.7%33.5%
売上成長率5.0%12.0%
PER7.4倍9.9倍
PBR0.56倍1.14倍
EV/EBITDA12.8倍9.8倍
NC/時価総額-282.6%-75.9%
運転資本余剰/時価総額-111.1%-15.8%
同業他社: 三井不動産株式会社(8801)三菱地所株式会社(8802)飯田グループホールディングス株式会社(3291)株式会社オープンハウスグループ(3288)東急不動産ホールディングス株式会社(3289)全152社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

不動産業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
ミガロホールディングス株式会社 (5535) 203億円 575億円
株式会社イノベーションホールディングス (3484) 187億円 200億円
パラカ株式会社 (4809) 207億円 176億円
株式会社ADワークスグループ (2982) 211億円 675億円
株式会社リアルゲイト (5532) 176億円 98億円
株式会社AlbaLink (5537) 176億円 82億円
株式会社JPMC (3276) 215億円 585億円
株式会社アールプランナー (2983) 175億円 486億円
不動産業の企業一覧(全152社)→

AI分析(2026年2月期)

分譲マンション販売地域密着型ビジネス建築コスト高金利動向契約済未引渡戸数・残高

見通し: 不動産市況の回復基調と住宅支援策を背景に売上高は前期比5.0%増だが、建築コスト高騰と金利上昇懸念から営業利益は同5.6%減。今期はコスト適正化と品質・付加価値向上で収益確保を目指す。

強み: 神戸・明石・阪神間を中心とした地域密着型ビジネスモデル。デザイナーズマンション開発や「売れるマンションづくり」戦略が強み。

懸念: 建築コストの高止まりによる販売価格への影響、金利動向、有利子負債依存度の上昇(57.9%)、財務制限条項付借入金の存在。

リスク: 1. 景気動向、金利、住宅税制等の変化による分譲マンション販売の売上計上遅延・販売不振。2. 金融機関借入への依存度が高く、金利変動や財務制限条項抵触による資金繰りへの影響。3. 競合激化による用地仕入・販売力低下、価格変動。

AI詳細分析(2026年2月期)

事業概要

同社は、兵庫県神戸市及び明石市、阪神間、大阪府(大阪市、堺市、北摂エリア)などを中心に、分譲マンションの開発・企画・販売を主力とする不動産販売事業を展開しています。「ワコーレ」ブランドで知られ、特に50戸前後の中規模マンション開発を得意としていますが、100戸以上の大型プロジェクトや他社との共同開発、事業エリア拡大にも積極的に取り組んでいます。1991年3月の分譲マンション事業開始以来、2026年2月末時点で23,095戸を供給しており、地域密着型の開発を基本としつつ、機能性、利便性、快適性を追求した「先進的な住まいづくり」に注力しています。デザイン性の高いマンション開発や、顧客の命と財産を守る品質重視の姿勢も特徴です。販売部門を外部委託しているため、「売れるマンションづくり」をキーワードに、企画・デザインなどの商品力で顧客に訴求する戦略をとっています。分譲マンション事業の他に、戸建て住宅販売、その他不動産販売、そして賃貸マンションを中心とした不動産賃貸収入及びその他の事業も手掛けており、多角的な事業展開を図っています。

直近決算ハイライト

2026年2月期は、売上高が421億円と前期比5.0%増加しましたが、営業利益は50億円(前期比-5.6%)、経常利益は40億円(前期比-11.6%)、当期純利益は26億円(前期比-16.0%)と減益となりました。増収は分譲マンション販売セグメントにおける戸当たり販売価格の上昇が寄与したものの、売上原価の増加や支払利息の増加などが利益を圧迫しました。セグメント別では、主力の分譲マンション販売事業は売上高が341億円(同111.6%)と好調で、契約済未引渡戸数も増加しましたが、戸建て住宅販売は売上高17億円(同95.3%)とやや軟調でした。その他不動産販売も売上高26億円(同62.3%)と減少しました。一方、不動産賃貸収入は売上高32億円(同100.4%)と安定的に推移しました。キャッシュ・フローの状況では、営業活動によるキャッシュ・フローが前期比で大幅なマイナスとなったことが特筆されます。これは、建築代金支払等による仕入債務の減少や、翌期以降の事業用地取得等による棚卸資産の増加、前受金の減少などが主な要因です。

強みと競争優位性

同社の強みは、長年にわたり培ってきた神戸・明石・阪神間を中心とした地域密着型の事業展開力にあります。この地域における不動産業界ネットワークを有効活用し、適正価格での用地仕入れや、地元設計事務所・建築会社との緊密な連携によるコスト最適化と品質向上を両立させている点が競争優位性につながっています。また、「ワコーレ」ブランドは、デザイン性、機能性、利便性、快適性を兼ね備えた「先進的な住まいづくり」というコンセプトに基づいた商品開発によって、顧客からの信頼を得ています。品質重視の姿勢は、顧客の命と財産を守るというモットーにも表れており、資産性及び安全性を重視したマンションづくりが、競合他社との差別化要因となっています。さらに、自社販売部門を持たず、外部委託を基本とする戦略は、「売れるマンションづくり」のために企画・デザイン等の商品力で顧客に訴求するという、マーケティング戦略の巧みさを示唆しています。多様化する顧客ニーズに対応するため、小型収益物件や高齢者向け住宅施設開発、リフォーム・転売仲介など、出口戦略の多様化や事業領域の拡大にも取り組んでいる点も、変化に対応する柔軟性として強みとなり得ます。

リスク要因

同社が抱えるリスク要因として、まず不動産販売事業の特性上、景気動向、金利動向、住宅税制などの外部環境の変化による売上高の変動や計上時期の遅延が挙げられます。特に、分譲マンション販売は竣工・引き渡し時に売上が計上されるため、四半期ごとの業績に偏りが生じる可能性があります。また、事業用地取得や開発資金を主に金融機関からの借入金に依存しており、総資産に対する有利子負債依存度が57.9%と高い水準にあることは、金利変動が事業利益や財政状態に与える影響の大きさを物語っています。財務制限条項が付いた借入金についても、抵触した場合には資金繰りに影響を及ぼす可能性があります。さらに、不動産業界は「国土利用計画法」「宅地建物取引業法」「建築基準法」などの各種法令による規制を受けており、これらの変更や新たな規制導入は業績に影響を与える可能性があります。免許取消事由に該当した場合や、個人情報の漏洩リスクも潜在的なリスクとして存在します。地域密着型である一方、主要エリアにおける競合他社の参入状況によっては、用地仕入れや販売価格の競争が激化する可能性も指摘されています。

投資テーマとの関連

同社は、直接的にAI、半導体、EVといった先端技術分野とは関連が薄いものの、不動産デベロッパーとしての事業活動が、これらの成長分野の経済波及効果を受ける可能性があります。例えば、先端技術分野の発展に伴う経済成長や所得向上は、同社の主要事業エリアである神戸・明石・阪神間や大阪府といった都市部における住宅需要を底堅く支える要因となり得ます。また、中長期的には、都市部でのインフラ整備や再開発プロジェクトにおいて、同社のような地域密着型のデベロッパーが担う役割が重要になる場面も想定されます。さらに、近年注目されている「脱炭素」や「省エネルギー」といった環境テーマに関連して、建築物省エネ法への対応や、環境配慮型の住宅開発を推進することは、持続可能性への貢献として投資テーマとの関連性を深める可能性があります。直近決算においては、系統用蓄電所の開発といった新規事業への投資も行われており、将来的なエネルギー関連テーマへの展開も示唆されています。

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