株式会社ファーストリテイリング (9983) IFRS Yahoo!ファイナンス↗

業種: 小売業
アパレルインバウンド
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 7/360位
C
安定性
業種 106/359位
B
成長性
業種 103/355位
B
効率性
業種 121/360位
D
CF健全性
業種 235/360位
売上高
3.4兆円
粗利率
53.8%
営業利益率
16.6%
純利益率
12.7%
ROE
19.1%
ROIC
14.2%
自己資本比率
58.9%
D/Eレシオ
0.23
有利子負債
5135億円
ネットキャッシュ
3797億円
NC/時価総額
2.7%
運転資本余剰*
-181億円
運転資本余剰/時価総額*
-0.1%
フリーCF
17億円
FCFマージン
0.1%
キャッシュ化率
1.34倍
PBR
6.29倍
EV/EBITDA
17.9倍
PER
33.0倍
想定株価
46577.5円
想定時価総額
14.3兆円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年8月期 3.4兆円 1.8兆円 2144億円 5643億円 7787億円 6506億円 4330億円
2024年8月期 3.1兆円 1.7兆円 2029億円 5009億円 7038億円 5572億円 3720億円
2023年8月期 2.8兆円 1.4兆円 1869億円 3811億円 5680億円 4379億円 2962億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年8月期 3.9兆円 2.5兆円 9113億円 6206億円 2.3兆円
2024年8月期 3.6兆円 2.4兆円 8524億円 6669億円 2.0兆円
2023年8月期 3.3兆円 2.2兆円 7293億円 7011億円 1.8兆円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年8月期 8932億円 5110億円 - 5135億円 非該当 81億円 -181億円
2024年8月期 1.2兆円 4745億円 - 4781億円 非該当 81億円 3412億円
2023年8月期 9033億円 4493億円 - 4656億円 非該当 81億円 1740億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別BS(IFRS参考値)

決算期 その他金融資産(流動)※参考値 その他金融資産(非流動)※参考値
2025年8月期 8997億円 -
2024年8月期 4706億円 -
2023年8月期 5762億円 -

IFRS特有のタグ。有価証券・デリバティブ・預け金等を合算した値で、純粋な投資有価証券ではないため参考値扱い。

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年8月期 5806億円 -5789億円 -3391億円 17億円
2024年8月期 6515億円 -822億円 -2690億円 5693億円
2023年8月期 4632億円 -5744億円 -3646億円 -1112億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年8月期 1411.4円 7408.6円 500.0円 35.4% 1237.7円 33.0倍 46577.5円 14.3兆円 318,220,968株 11,401,700株
2024年8月期 1212.9円 6574.1円 400.0円 33.0% 2332.6円 38.5倍 46695.9円 14.3兆円 318,220,968株 11,481,700株
2023年8月期 966.1円 5939.3円 206.7円 21.4% 1427.0円 34.7倍 33523.3円 10.3兆円 318,220,968株 11,552,700株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年8月期 19.1% 11.2% 14.2% 53.8% 16.6% 22.9% 12.7% 0.1% 58.9% 0.23
2024年8月期 18.4% 10.4% 14.1% 53.9% 16.1% 22.7% 12.0% 18.3% 56.2% 0.24
2023年8月期 16.3% 9.0% 11.7% 51.9% 13.8% 20.5% 10.7% -4.0% 55.1% 0.26

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年8月期 9.6% 12.7% 16.4% 13.9% 11.1% 23.8% 代表取締役会長兼社長 柳井正
2024年8月期 12.2% 31.4% 25.6% 13.3% 6.3% 26.2% 代表取締役会長兼社長 柳井正
2023年8月期 20.2% 28.2% 8.4% 11.3% 5.4% 36.6% 代表取締役会長兼社長 柳井正

業種比較(小売業、359社中央値)

指標株式会社ファーストリテイリング業種中央値
ROE19.1%7.9%
ROA11.2%3.6%
営業利益率16.6%3.6%
純利益率12.7%2.4%
自己資本比率58.9%45.6%
売上成長率9.6%4.4%
PER33.0倍17.5倍
PBR6.29倍1.58倍
EV/EBITDA17.9倍7.9倍
NC/時価総額2.7%-3.9%
運転資本余剰/時価総額-0.1%-16.4%
同業他社: イオン株式会社(8267)株式会社セブン&アイ・ホールディングス(3382)株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(7532)株式会社ヤマダホールディングス(9831)株式会社ツルハホールディングス(3391)全360社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

小売業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
イオン株式会社 (8267) 6.2兆円 9.4兆円
株式会社セブン&アイ・ホールディングス (3382) 5.1兆円 8.9兆円
株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス (7532) 3.0兆円 2.2兆円
株式会社 良品計画 (7453) 1.8兆円 7846億円
株式会社ゼンショーホールディングス (7550) 1.5兆円 1.3兆円
株式会社ニトリホールディングス (9843) 1.4兆円 9122億円
株式会社MonotaRO (3064) 1.2兆円 3339億円
株式会社ツルハホールディングス (3391) 1.2兆円 1.5兆円
小売業の企業一覧(全360社)→

AI分析(2025年8月期)

アパレルインバウンド
LifeWearコンセプトのグローバル展開海外ユニクロ事業の成長加速(北米・欧州・東南アジア・インド・豪州)グレーターチャイナ事業の構造改革と成長軌道への回帰サステナビリティを重視した服づくり(RE.UNIQLO、環境配慮素材)顧客起点のデジタル・店舗一体型戦略

見通し: 今期は過去最高業績を更新し、海外ユニクロ事業を中心に大幅な増収増益を達成。来期以降もLifeWearのグローバル浸透と市場シェア拡大を目指し、堅調な成長を継続。売上収益10兆円、2028年8月期に5兆円達成を中間目標とする。

強み: 「LifeWear」という独自のコンセプトと、それを支えるグローバルな商品開発・販売・サプライチェーン体制。顧客ニーズへの対応力とブランド価値の高さ。

懸念: グレーターチャイナ事業の回復の遅れ。為替変動リスク、インフレによる経費構造への影響。

リスク: 経営人材の確保・育成が滞るリスク。グローバルサプライチェーンにおける人権・労働環境問題の顕在化。カントリーリスクや地政学的リスクによる事業継続への影響。

AI詳細分析(2025年8月期)

事業概要

ファーストリテイリングは、衣料品を企画・製造・販売するSPA(製造小売業)モデルを基盤とし、グローバルに事業を展開しています。主要ブランドは「ユニクロ」と「ジーユー」です。ユニクロは、あらゆる人々の生活を豊かにする「LifeWear」をコンセプトに、高品質で機能的、かつベーシックなデザインの衣料品を提供しています。顧客のライフスタイルやニーズに合わせた商品開発を強みとしており、世界各国で店舗網を拡大しています。ジーユーは、よりファッション性の高いトレンド商品を、手頃な価格で提供することに注力し、若年層を中心に支持を集めています。2025年8月期において、ユニクロ事業は日本、韓国、東南アジア・インド・豪州、北米、欧州といった地域で二桁成長を達成し、グローバルでの収益基盤の強化が進んでいます。欧米やアジア市場における潜在的な市場シェアの拡大余地は大きく、10%を超えるシェア獲得を目指しています。

直近決算ハイライト

2025年8月期の連結業績は、売上収益が前期比9.6%増の3兆4,005億円、営業利益は同12.6%増の5,643億円となり、4期連続で過去最高を更新しました。これは、ユニクロ事業におけるグローバルでの「LifeWear」への支持拡大が牽引した結果です。特に、日本、韓国、東南アジア・インド・豪州、北米、欧州のユニクロ事業が二桁増収増益を達成し、収益性の高い体制が構築されていることを示しています。純利益は同16.4%増の4,330億円と、堅調な利益成長を遂げました。一方、現金及び預金は前期比25.2%減の8,932億円となり、これは投資活動における定期預金の純増額や有形固定資産の取得など、将来の成長に向けた積極的な投資によるものです。営業キャッシュ・フローは同10.9%減の5,806億円となりましたが、これは主に税引前利益の増加や減価償却費の計上による増加要因があったものの、法人税等の支払額が増加したことなどが影響しています。

強みと競争優位性

ファーストリテイリングの最大の強みは、グローバルに展開される「ユニクロ」ブランドの強力なブランド力と、「LifeWear」という普遍的なコンセプトに裏打ちされた商品開発力です。特に、日本、韓国、東南アジア、北米、欧州といった主要地域での二桁成長は、地域ごとのニーズに対応しながらも、グローバルで通用する商品を提供できる体制の確立を示唆しています。SPAモデルによるサプライチェーンの統合は、企画から製造、販売までの一貫した管理を可能にし、コスト効率と商品供給の迅速性を高めています。また、顧客の声を商品開発に活かす仕組みや、店舗とECの連携強化、個店経営の進化といった顧客起点のアプローチは、市場の変化に柔軟に対応し、顧客満足度を高める上で優位性となっています。さらに、サステナビリティへの取り組みを経営戦略に組み込み、環境配慮や人権保護を重視した商品づくりは、企業価値向上とブランドロイヤルティの強化に寄与しています。

リスク要因

同社が認識している主要なリスク要因として、経営人材の確保・育成、カントリーリスクや国際情勢の変動、環境問題への対応遅延、情報セキュリティの脆弱性、大規模災害、原材料調達の不安定化、サプライチェーンにおける人権侵害、取引先や知的財産権に関する問題、為替変動などが挙げられます。特に、グローバル展開が進む中で、商品生産国や事業展開国における政治・経済情勢の変動、テロ・紛争、法制度の変更などは、生産・供給・販売体制に影響を及ぼす可能性があります。また、顧客情報や営業秘密の流出・消失は、業績悪化や信用低下に直結するリスクです。気候変動に伴う異常気象の増加は、商品供給体制に悪影響を与える可能性も指摘されています。これらのリスクに対し、同社はサプライチェーンの分散、リスクマネジメント委員会の設置、情報セキュリティ体制の強化、BCP(事業継続計画)の策定など、多岐にわたる対策を講じていますが、リスクの完全な回避は困難であり、継続的な管理と対応が求められます。

投資テーマとの関連

ファーストリテイリングは、複数の重要な投資テーマと関連が深いです。まず、「サステナビリティ」への貢献は、環境問題への積極的な取り組み、リサイクル素材の使用拡大、サプライチェーンにおける人権・労働環境の尊重、そして「PEACE FOR ALL」プロジェクトのような社会貢献活動を通じて、ESG投資の観点から注目されます。また、「DX(デジタルトランスフォーメーション)」においては、EC事業の強化、店舗とECの連携による顧客体験の向上、データ分析を活用した商品開発などが推進されており、デジタル化の進展が事業成長を後押しする可能性があります。さらに、グローバル展開の加速は、「新興国市場」への投資テーマとも関連が深く、特に東南アジアやインドなどの成長市場における事業拡大は、将来的な収益源の多様化に繋がります。ただし、AIや半導体、EVといった直接的なテクノロジー投資テーマとの関連性は限定的です。

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