株式会社ゼンショーホールディングス (7550) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 小売業
外食
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 79/360位
E
安定性
業種 264/359位
B
成長性
業種 107/355位
B
効率性
業種 142/360位
C
CF健全性
業種 158/360位
売上高
1.3兆円
粗利率
54.3%
営業利益率
6.4%
純利益率
3.6%
ROE
13.4%
ROIC
7.8%
自己資本比率
35.5%
D/Eレシオ
1.15
有利子負債
3908億円
ネットキャッシュ
-2627億円
NC/時価総額
-17.2%
運転資本余剰*
-731億円
運転資本余剰/時価総額*
-4.8%
フリーCF
231億円
FCFマージン
1.8%
キャッシュ化率
2.21倍
PBR
4.49倍
EV/EBITDA
13.3倍
PER
33.3倍
想定株価
9185.8円
想定時価総額
1.5兆円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 1.3兆円 6864億円 533億円 814億円 1348億円 783億円 458億円
2025年3月期 1.1兆円 6222億円 465億円 751億円 1216億円 719億円 393億円
2024年3月期 9658億円 5241億円 344億円 537億円 881億円 509億円 307億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 9604億円 3196億円 2011億円 4178億円 3410億円
2025年3月期 8131億円 2520億円 1911億円 3816億円 2401億円
2024年3月期 7481億円 2245億円 1807億円 3527億円 2144億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 1281億円 871億円 587億円 3908億円 12億円 101億円 -731億円
2025年3月期 797億円 721億円 533億円 3657億円 15億円 112億円 -1114億円
2024年3月期 822億円 489億円 467億円 3300億円 22億円 136億円 -985億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 1012億円 -781億円 198億円 231億円
2025年3月期 790億円 -665億円 -162億円 125億円
2024年3月期 860億円 -1254億円 546億円 -394億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 275.9円 1665.9円 75.0円 27.2% -1575.5円 33.3倍 9185.8円 1.5兆円 170,733,525株 3,979,500株
2025年3月期 240.4円 1335.7円 70.0円 29.1% -1822.2円 33.5倍 8055.1円 1.3兆円 160,733,225株 3,777,900株
2024年3月期 195.4円 1171.8円 50.0円 25.6% -1578.9円 33.0倍 6448.5円 1.0兆円 160,733,225株 3,776,600株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 13.4% 4.8% 7.8% 54.3% 6.4% 10.7% 3.6% 1.8% 35.5% 1.15
2025年3月期 16.4% 4.8% 8.7% 54.7% 6.6% 10.7% 3.5% 1.1% 29.5% 1.52
2024年3月期 14.3% 4.1% 6.9% 54.3% 5.6% 9.1% 3.2% -4.1% 28.7% 1.54

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 11.2% 8.4% 16.6% 17.5% 16.3% 55.3% -
2025年3月期 17.7% 39.9% 28.0% 20.0% 12.5% 101.1% 代表取締役社長兼CEO 小川 洋平
2024年3月期 23.8% 147.1% 131.4% 17.5% 9.7% 64.4% 代表取締役会長兼社長兼CEO 小川 賢太郎

業種比較(小売業、359社中央値)

指標株式会社ゼンショーホールディングス業種中央値
ROE13.4%7.9%
ROA4.8%3.6%
営業利益率6.4%3.6%
純利益率3.6%2.4%
自己資本比率35.5%45.8%
売上成長率11.2%4.4%
PER33.3倍17.5倍
PBR4.49倍1.58倍
EV/EBITDA13.3倍7.9倍
NC/時価総額-17.2%-3.6%
運転資本余剰/時価総額-4.8%-16.4%
同業他社: イオン株式会社(8267)株式会社セブン&アイ・ホールディングス(3382)株式会社ファーストリテイリング(9983)株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(7532)株式会社ヤマダホールディングス(9831)全360社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

小売業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社ニトリホールディングス (9843) 1.4兆円 9122億円
株式会社 良品計画 (7453) 1.8兆円 7846億円
株式会社MonotaRO (3064) 1.2兆円 3339億円
株式会社ツルハホールディングス (3391) 1.2兆円 1.5兆円
株式会社マツキヨココカラ&カンパニー (3088) 1.0兆円 1.1兆円
株式会社三越伊勢丹ホールディングス (3099) 1.0兆円 5456億円
株式会社ZOZO (3092) 9762億円 2284億円
株式会社FOOD & LIFE COMPANIES (3563) 8763億円 4296億円
小売業の企業一覧(全360社)→

AI分析(2026年3月期)

外食
MMD(マス・マーチャンダイジング・システム)グローバル展開(中国、米国、東南アジア等)食の安全・衛生管理ブランドポートフォリオ(すき家、はま寿司、なか卯等)DX推進による業務効率化

見通し: 2025年度は、地政学的リスクや物価上昇が続く中、既存店売上好調の「はま寿司」や「グローバルファストフード」セグメントが牽引し、売上高1兆2,641億円(前期比11.2%増)、営業利益814億円(前期比8.4%増)と増収増益を見込む。成長ドライバーは、MMD(マス・マーチャンダイジング・システム)の強化と海外展開の加速。

強み: 「MMD(マス・マーチャンダイジング・システム)」により、食材調達から販売まで一貫管理し、安全・安心・高品質な商品を手頃な価格で提供できる強み。グローバルに展開する多様なブランドポートフォリオも特徴。

懸念: 「すき家」における異物混入事案の再発防止策の徹底が課題。また、海外展開におけるカントリーリスクや、原材料価格の高騰、人財確保の難化も懸念される。

リスク: 食の安全に関わる問題発生による企業イメージ失墜リスク。自然災害やパンデミックによる事業継続への影響。海外展開におけるカントリーリスクや法規制の変更による経営成績への悪影響。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当期決算期は2026年3月期。当社グループは「食を通じて、人類社会の安定と発展に責任をおう」という企業理念のもと、グローバルに事業を展開するフードサービス企業である。主要な事業セグメントは「グローバルすき家」「グローバルはま寿司」「グローバル中食」「グローバルファストフード」「レストラン」「小売」「本社・サポート」の7つに区分されている。特に、「グローバルすき家」は国内に加え中国、東南アジア、中南米で展開し、主力である牛丼を手軽な価格で提供している。「グローバルはま寿司」は日本と中国で展開し、寿司に加えサイドメニューも充実させている。「グローバル中食」は欧米を中心にテイクアウト寿司などを提供するブランド群である。「グローバルファストフード」には「なか卯」のほか、「ゼッテリア」「かつ庵」なども含まれる。「レストラン」セグメントでは「ココス」や「ジョリーパスタ」などを展開し、ファミリー層などをターゲットとしている。これらの事業全体において、原材料の調達から製造、物流、販売までを一貫して自社で企画・設計・運営する「MMD(マス・マーチャンダイジング・システム)」を構築し、安全で高品質な商品を手頃な価格で提供することを目指している。このMMDシステムを通じて、幅広い層の顧客に利用されやすい店舗づくりを進め、業容拡大と効率化、株主価値の増大を図っている。

直近決算ハイライト

2026年3月期の連結業績は、売上高が1兆2,641億円と前期比11.2%増と大幅な増加を達成した。営業利益は814億円(同8.4%増)、経常利益は783億円(同8.9%増)といずれも増加傾向を示した。特に、親会社株主に帰属する当期純利益は458億円に達し、前期比で16.6%増と大きく伸長した。これは、各セグメントにおける既存店売上高の増加や、戦略的な出店・退店施策による収益性改善の成果と考えられる。具体的には、「グローバルはま寿司」は売上高28.9%増、「レストラン」セグメントも売上高9.7%増と堅調に推移した。一方で、「グローバルすき家」は牛丼の値下げなどの影響もあり、売上高は6.3%増にとどまり、営業利益は62.0%減となった。小売事業では営業損失が縮小した。総資産は9,604億円(同18.1%増)、純資産は3,414億円(同36.5%増、有報記載の純資産3,015億円とは差異あり)と、いずれも増加した。これは、社債型種類株式の発行による資本剰余金の増加や、有利子負債の増加などが要因である。現金及び預金は1,281億円(同60.7%増)と大幅に増加し、営業活動によるキャッシュ・フローも1,012億円(同28.1%増)と堅調であった。ROEは15.8%と、株主資本コスト8.1%を上回っており、資本効率も良好な水準を維持している。

強みと競争優位性

当社の最大の強みは、創業以来培ってきた「MMD(マス・マーチャンダイジング・システム)」を基盤とした、原材料調達から製造、物流、販売までを一貫してコントロールする垂直統合型のビジネスモデルにある。これにより、品質管理の徹底、コスト効率の最適化、そして多様な顧客ニーズへの迅速な対応が可能となっている。特に、国内外に広がる店舗網と、各セグメントで展開する多様なブランドポートフォリオは、広範な顧客層にアプローチできる強みである。「グローバルすき家」や「グローバルはま寿司」といった主力ブランドは、手頃な価格と安定した品質で多くの顧客に支持されており、強固な顧客基盤を形成している。また、国内外での積極的な出店戦略とM&Aの活用は、継続的な事業規模の拡大と新規市場への進出を可能にし、競争優位性を高めている。さらに、食の安全に対する高い意識と、それに基づいた厳格な品質管理体制は、消費者の信頼を得る上で不可欠な要素であり、ブランドイメージの維持・向上に寄与している。

リスク要因

当社の事業運営におけるリスクとしては、まず「食品の安全」に関する問題が挙げられる。異物混入や食中毒などが発生した場合、企業イメージの失墜につながる可能性がある。また、「自然災害及びパンデミック」は、店舗や物流網に影響を与え、事業継続に支障をきたすリスクがある。さらに、グローバルに事業を展開する上で、「海外展開におけるカントリーリスク」や「原材料の調達及び価格変動」も無視できない。地政学的リスク、為替変動、疫病の発生などは、サプライチェーンの寸断やコスト上昇につながる可能性がある。加えて、「人財の確保」は、店舗オペレーションの維持に不可欠な要素であり、労働需給バランスの悪化は深刻な影響を与える可能性がある。情報システムへの依存度が高いことから、「サイバー攻撃」のリスクも存在し、システム障害が発生した場合には、運営の阻害やデータ喪失につながる恐れがある。M&Aを成長戦略の一つとしているため、「M&A」に伴う偶発債務の発生や、期待した効果が得られないリスクも考慮する必要がある。

投資テーマとの関連

当社は、「食」という普遍的なニーズに応える事業を展開しており、生活必需品セクターとして景気変動の影響を受けにくい安定性を持つ。特に、国内外での積極的な店舗展開と「MMD(マス・マーチャンダイジング・システム)」による効率的なサプライチェーン管理は、成長テーマとしても注目される。近年、世界的な食料価格の高騰や地政学的リスクの高まりの中で、安定的な食料調達と供給網の構築は、安全保障の観点からも重要性を増している。当社がグローバルな調達網の強化やリスク分析を進めていることは、こうしたマクロ環境の変化に対応する姿勢を示している。また、DX(デジタルトランスフォーメーション)への積極的な取り組みとして、店舗での省人化技術(セルフオーダー、ロボット活用など)や、データ活用による業務効率化を推進している点は、テクノロジー活用という投資テーマとも関連する。これらの取り組みは、将来的な生産性向上とコスト削減に寄与し、企業価値向上につながる可能性がある。

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