株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス (7532) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 小売業
インバウンド
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 63/360位
D
安定性
業種 222/359位
C
成長性
業種 131/355位
B
効率性
業種 91/360位
C
CF健全性
業種 121/360位
売上高
2.2兆円
粗利率
31.9%
営業利益率
7.2%
純利益率
4.0%
ROE
14.9%
ROIC
10.8%
自己資本比率
40.1%
D/Eレシオ
0.73
有利子負債
4426億円
ネットキャッシュ
-2668億円
NC/時価総額
-9.0%
運転資本余剰*
-2658億円
運転資本余剰/時価総額*
-9.0%
フリーCF
709億円
FCFマージン
3.2%
キャッシュ化率
1.46倍
PBR
4.89倍
EV/EBITDA
-
PER
32.7倍
想定株価
991.7円
想定時価総額
3.0兆円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年6月期 2.2兆円 7167億円 - 1623億円 - 1585億円 905億円
2024年6月期 2.1兆円 6629億円 - 1402億円 - 1487億円 887億円
2023年6月期 1.9兆円 6004億円 - 1053億円 - 1110億円 662億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年6月期 1.5兆円 5280億円 4416億円 4454億円 6058億円
2024年6月期 1.5兆円 5134億円 4192億円 5322億円 5365億円
2023年6月期 1.5兆円 5518億円 3684億円 6491億円 4533億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年6月期 1758億円 2249億円 190億円 4426億円 379億円 629億円 -2658億円
2024年6月期 1872億円 1990億円 171億円 5007億円 357億円 626億円 -2320億円
2023年6月期 2462億円 1945億円 138億円 6127億円 346億円 610億円 -1222億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年6月期 1320億円 -611億円 -759億円 709億円
2024年6月期 1506億円 -947億円 -1299億円 558億円
2023年6月期 1380億円 -620億円 -182億円 760億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年6月期 30.3円 202.8円 7.0円 23.1% -89.3円 32.7倍 991.7円 3.0兆円 3,176,765,000株 190,367,000株
2024年6月期 29.7円 179.7円 6.0円 20.2% -105.0円 25.3倍 752.7円 2.2兆円 3,175,145,000株 190,366,000株
2023年6月期 22.2円 151.9円 4.0円 18.0% -122.9円 23.2倍 514.5円 1.5兆円 3,173,330,000株 190,366,000株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年6月期 14.9% 6.0% 10.8% 31.9% 7.2% - 4.0% 3.2% 40.1% 0.73
2024年6月期 16.5% 5.9% 9.5% 31.6% 6.7% - 4.2% 2.7% 35.8% 0.93
2023年6月期 14.6% 4.5% 6.9% 31.0% 5.4% - 3.4% 3.9% 30.6% 1.35

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年6月期 7.2% 15.8% 2.0% 7.0% 6.0% 22.3% 代表取締役社長 吉田直樹
2024年6月期 8.2% 33.2% 34.1% 7.0% 9.5% 19.9% 代表取締役社長 吉田直樹
2023年6月期 5.8% 18.7% 6.9% 4.8% 15.5% 11.5% 代表取締役社長 吉田直樹

業種比較(小売業、359社中央値)

指標株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス業種中央値
ROE14.9%7.9%
ROA6.0%3.6%
営業利益率7.2%3.6%
純利益率4.0%2.4%
自己資本比率40.1%45.8%
売上成長率7.2%4.4%
PER32.7倍17.5倍
PBR4.89倍1.58倍
EV/EBITDA-7.9倍
NC/時価総額-9.0%-3.6%
運転資本余剰/時価総額-9.0%-16.4%
同業他社: イオン株式会社(8267)株式会社セブン&アイ・ホールディングス(3382)株式会社ファーストリテイリング(9983)株式会社ヤマダホールディングス(9831)株式会社ツルハホールディングス(3391)全360社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

小売業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社 良品計画 (7453) 1.8兆円 7846億円
株式会社ゼンショーホールディングス (7550) 1.5兆円 1.3兆円
株式会社ニトリホールディングス (9843) 1.4兆円 9122億円
株式会社MonotaRO (3064) 1.2兆円 3339億円
株式会社ツルハホールディングス (3391) 1.2兆円 1.5兆円
株式会社マツキヨココカラ&カンパニー (3088) 1.0兆円 1.1兆円
株式会社三越伊勢丹ホールディングス (3099) 1.0兆円 5456億円
株式会社ZOZO (3092) 9762億円 2284億円
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AI分析(2025年6月期)

インバウンド
CV+D+A(コンビニエンス・ディスカウント・アミューズメント)戦略国内事業のシェア拡大インバウンド需要の取り込み新規業態開発(食品強化型ドンキ)M&A戦略

見通し: 2035年6月期に売上高4.2兆円、営業利益3,300億円を目指す長期経営計画「Double Impact 2035」を策定。国内事業の成長に加え、インバウンド戦略や新規業態開発、M&Aも活用し持続的成長を目指す。

強み: 「ビッグコンビニエンス&ディスカウントストア」をコンセプトに、顧客の「便利・安い・楽しい」ニーズに応えるユニークな店舗運営と、現場・個店主義に根差した強み。

懸念: 店舗拡大に伴う人材確保・育成の遅れ、外部委託業者への依存による物流リスク、インバウンド需要の変動、国際情勢・為替変動リスク。

リスク: 店舗拡大に伴う人材確保・育成の遅れがサービスの質低下を招くリスク。輸入・物流・配送の外部委託業者の経営状態や、自然災害、感染症流行による事業継続への影響。M&A後の偶発債務や未認識債務の発生リスク。

AI詳細分析(2025年6月期)

事業概要

当社グループは、「ビッグコンビニエンス&ディスカウントストア」を事業コンセプトとする「ドン・キホーテ」を中核事業とする小売業を展開しています。顧客最優先主義を掲げ、企業価値の拡大を基本方針として、お客様に満足いただける商品、価格、サービスの提供を目指しています。「便利さ(コンビニエンス)」、「安さ(ディスカウント)」、「楽しさ(アミューズメント)」の3要素を組み合わせた「CV+D+A」を事業コンセプトとし、他社との差別化を図っています。

事業セグメントは、国内事業、北米事業、アジア事業に分かれています。国内事業では、「ドン・キホーテ」「MEGAドン・キホーテ」「MEGAドン・キホーテUNY」といったディスカウントストア業態に加え、総合小売業態の「アピタ」「ピアゴ」を展開しています。また、食品製造販売やクレジットカード事業、金融サービスなども手掛けています。北米事業では、米国ハワイ州やカリフォルニア州でディスカウントストアやスーパーマーケットを展開しており、「TOKYO CENTRAL」といった日本専門店のコンセプトを拡大しています。アジア事業では、「DON DON DONKI」ブランドでジャパンブランド・スペシャリティストアを展開し、アジア地域で急速な成長を遂げています。2025年6月末時点で、国内655店舗、海外124店舗の合計779店舗を展開しており、継続的な店舗網の拡大を進めています。

直近決算ハイライト

2025年6月期(第2四半期)の連結決算では、売上高が前年同期比7.2%増の2兆2,467億58百万円、営業利益が同15.8%増の1,622億96百万円と、増収増益を達成しました。この好調な業績は、国内事業におけるインバウンド需要の回復と、それに伴う免税売上の大幅な伸長が牽引しました。また、若年層向けのマーケティング強化や、季節・トレンド需要を捉えた商品戦略、PB/OEM商品の売上構成比向上による収益性改善も貢献しました。

セグメント別では、国内事業は売上高が同7.5%増の1兆8,961億13百万円、営業利益が同15.7%増の1,580億84百万円と堅調に推移しました。北米事業は売上高が同5.1%増の2,594億37百万円となりましたが、新規出店費用やM&A関連費用増加により営業利益は同33.7%減の22億83百万円となりました。アジア事業は売上高が同7.1%増の912億9百万円、営業利益が前年の赤字から黒字転換し19億29百万円となりました。キャッシュ・フローにおいては、営業活動によるキャッシュ・フローは前年同期比で減少しましたが、投資活動および財務活動によるキャッシュ・アウトフローも減少しました。

強みと競争優位性

当社の強みは、独自の「ビッグコンビニエンス&ディスカウントストア」という事業コンセプトにあります。特に、「アミューズメント性」を追求した店舗作りは、単なる安価な商品提供に留まらない、購買体験そのものの楽しさを顧客に提供し、強力な顧客ロイヤルティを構築しています。この「ワクワク・ドキドキ」する購買体験は、競合他社が容易に模倣できない独自の価値であり、「1+1=∞」という公式を体現するものです。

また、「現場主義」と「個店主義」を徹底した経営スタイルも競争優位性の源泉です。各店舗が地域の顧客ニーズを的確に捉え、地域密着型の店舗運営を行うことで、顧客からの厚い支持を得ています。これにより、多様化する顧客ニーズへの迅速な対応や、地域社会に不可欠な存在としての地位を確立しています。さらに、PB/OEM商品の開発力強化や、インバウンド需要の取り込み、海外事業の着実な拡大も、収益基盤の多角化と安定化に寄与しており、変化の激しい小売業界において持続的な成長を支える要素となっています。

リスク要因

当社の事業運営におけるリスクとしては、まず店舗拡大に伴う人材確保と育成が挙げられます。必要人員の確保や育成が滞ると、サービスの質低下を招き、業績に影響を与える可能性があります。また、事業規模拡大に伴い増加する輸入事業においては、各国の政治経済情勢、関税政策、為替変動リスクに晒されます。物流・配送においても、外部委託業者への依存によるリスクが存在します。

さらに、マーケティング戦略の成否は業績に直結する重要な要素であり、顧客ニーズの迅速かつ的確な把握と、それに基づいた品揃えができない場合、業績低迷につながる可能性があります。法律による規制、個人情報保護法遵守の徹底、固定資産の減損、M&Aに伴う偶発債務や未認識債務の発生、不採算店舗の閉鎖損失、自然災害、感染症の流行、情報セキュリティリスクなども、経営成績に重要な影響を与える可能性があります。これらのリスクに対しては、複数業者への委託、社内体制の整備、対策の講じなど、様々な軽減策を講じていますが、リスクの完全な回避は困難です。

投資テーマとの関連

当社グループは、いくつかの重要な投資テーマとの関連性を有しています。まず、インバウンド需要の拡大は、当社の「アミューズメント性」を追求した店舗作りと、豊富な品揃えが合致し、直接的な恩恵を受けています。これは「観光」や「国際交流」といったテーマと関連が深いです。また、PB/OEM商品の開発力強化や、効率的なサプライチェーンの構築は、「コスト削減」や「サプライチェーン効率化」といったテーマに合致します。

さらに、同社はM&Aを成長戦略の一つとしており、小売業界における再編や事業統合といった「業界再編」のテーマとも関連があります。将来的な「DX(デジタルトランスフォーメーション)」への対応や、気候変動への対応(TCFD提言への沿った情報開示や脱炭素目標の設定)は、ESG投資の観点からも注目される可能性があります。ただし、AI、半導体、EVといった最先端技術テーマとの直接的な関連性は現時点では限定的と言えます。

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