株式会社きんでん (1944) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 建設業
電力インフラ老朽化DXESG再生可能エネルギー株主還元
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 26/166位
A
安定性
業種 21/166位
B
成長性
業種 42/164位
B
効率性
業種 73/166位
C
CF健全性
業種 81/166位
売上高
7507億円
粗利率
23.6%
営業利益率
12.0%
純利益率
9.3%
ROE
10.5%
ROIC
9.3%
自己資本比率
72.4%
D/Eレシオ
0.02
有利子負債
150億円
ネットキャッシュ
1673億円
NC/時価総額
12.1%
運転資本余剰*
-368億円
運転資本余剰/時価総額*
-2.7%
フリーCF
278億円
FCFマージン
3.7%
キャッシュ化率
1.26倍
PBR
2.09倍
EV/EBITDA
12.2倍
PER
19.9倍
想定株価
6972.0円
想定時価総額
1.4兆円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 7507億円 - 90億円 903億円 992億円 945億円 694億円
2025年3月期 7051億円 - 71億円 610億円 681億円 645億円 473億円
2024年3月期 6545億円 - 67億円 427億円 494億円 460億円 336億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 9138億円 4977億円 2191億円 327億円 6614億円
2025年3月期 8217億円 5037億円 2025億円 195億円 5990億円
2024年3月期 8159億円 4822億円 2054億円 365億円 5733億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 1823億円 272億円 274億円 150億円 1464億円 136億円 -368億円
2025年3月期 1847億円 228億円 233億円 149億円 1285億円 - -178億円
2024年3月期 1805億円 213億円 295億円 150億円 1425億円 - -248億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 877億円 -599億円 -302億円 278億円
2025年3月期 245億円 36億円 -250億円 282億円
2024年3月期 385億円 -222億円 -160億円 163億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 350.5円 3340.4円 130.0円 37.1% 845.0円 19.9倍 6972.0円 1.4兆円 199,954,000株 1,966,400株
2025年3月期 236.3円 3014.1円 90.0円 38.1% 854.0円 14.2倍 3350.2円 6658億円 199,954,000株 1,204,600株
2024年3月期 165.3円 2848.1円 63.0円 38.1% 822.2円 16.3倍 2696.7円 5428億円 202,641,000株 1,350,800株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 10.5% 7.6% 9.3% 23.6% 12.0% 13.2% 9.3% 3.7% 72.4% 0.02
2025年3月期 7.9% 5.8% 7.0% 18.8% 8.6% 9.7% 6.7% 4.0% 72.9% 0.02
2024年3月期 5.9% 4.1% 5.1% 16.4% 6.5% 7.5% 5.1% 2.5% 70.3% 0.03

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 6.5% 48.0% 47.0% 7.2% 6.2% 34.1% -
2025年3月期 7.7% 42.9% 40.8% 7.5% 3.8% 18.0% 取締役社長 上坂隆勇
2024年3月期 7.4% 14.0% 16.8% 5.6% 4.7% -0.2% 取締役社長 上坂隆勇

業種比較(建設業、165社中央値)

指標株式会社きんでん業種中央値
ROE10.5%9.7%
ROA7.6%4.6%
営業利益率12.0%6.8%
純利益率9.3%5.0%
自己資本比率72.4%56.1%
売上成長率6.5%4.9%
PER19.9倍11.9倍
PBR2.09倍1.13倍
EV/EBITDA12.2倍6.7倍
NC/時価総額12.1%11.9%
運転資本余剰/時価総額-2.7%-21.3%
同業他社: 大和ハウス工業株式会社(1925)積水ハウス株式会社(1928)鹿島建設株式会社(1812)株式会社大林組(1802)住友林業株式会社(1911)全166社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

建設業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
大東建託株式会社 (1878) 1.2兆円 2.0兆円
株式会社関電工 (1942) 1.2兆円 7420億円
住友林業株式会社 (1911) 9895億円 2.3兆円
清水建設株式会社 (1803) 1.9兆円 2.1兆円
株式会社 長谷工コーポレーション (1808) 7763億円 1.3兆円
株式会社クラフティア (1959) 6616億円 4761億円
コムシスホールディングス株式会社 (1721) 5774億円 6307億円
高砂熱学工業株式会社 (1969) 5649億円 4239億円
建設業の企業一覧(全166社)→

AI分析(2026年3月期)

電力インフラ老朽化
中期経営計画『Sustainable Growth 2026』人財中心の経営事業領域拡大への投資株主還元強化建設コスト価格転嫁

見通し: 今期は過去最高業績を達成。来期も堅調な建設需要が見込まれるが、世界情勢の不透明感による物価変動リスクに注意。持続的成長に向けた事業基盤整備・拡充を継続する。

強み: 創業以来最高の業績を達成。売上・利益ともに成長。顧客理解と部門・地域連携による施工体制が強み。

懸念: 関西電力グループへの依存度が高い。同社の設備投資抑制は業績に直接影響する可能性。

リスク: 1.民間工事の価格競争激化: 建設需要低迷時、競争がより激化し業績悪化の恐れ。2.資材費・外注費高騰: 為替変動等で採算性低下のリスク。3.関西電力グループの設備投資抑制: 大口得意先依存による業績への影響。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

E00075は、電気設備工事を主軸に、情報通信工事、環境関連工事、内装設備工事、土木工事など、総合的な建設事業を展開する企業です。主な事業領域は、配電工事、ビル・工場等の一般電気工事、送電線工事、発変電所工事など多岐にわたります。関西電力グループとの関係が深く、同社から発電事業工事等を受注しており、安定した受注基盤を築いています。また、連結子会社を通じて、リース・販売、損害保険代理業、不動産管理、給排水衛生工事、電力・情報通信工事、保守管理、機器販売、風力発電事業、蓄電所事業など、多角的な事業を展開しています。海外においては、米国、インドネシア、フィリピン、ベトナム、タイ、インド、アラブ首長国連邦など、グローバルに電気工事・空調管工事の設計・施工を手掛けており、国際的な事業展開も進めています。2026年3月期においては、売上高7,507億円、営業利益903億円を達成し、創業以来最高の実績を記録しました。

直近決算ハイライト

2026年3月期において、E00075は目覚ましい業績成長を達成しました。売上高は前期比6.5%増の7,507億円に達し、創業以来最高を記録しました。特に注目すべきは利益面での大幅な伸びであり、営業利益は同48.0%増の903億円、経常利益は同46.4%増の945億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同47.0%増の694億円となりました。この大幅な増益は、旺盛な建設需要に加え、建設コストの価格転嫁が進んだ市場環境、そして「担い手三法改正」をはじめとする業界全体の「適正工期・適正金額の確保」に向けた動きが追い風となったことが要因として挙げられます。また、社内では部門や地域を超えた連携による施工体制の構築、顧客理解の深化、生産性向上、原価低減努力が業績向上に寄쳤りました。財務面では、総資産が同11.2%増の9,138億円に増加した一方、純資産も同8.2%増の5,721億円と着実に積み上がり、自己資本比率は72.4%を維持しています。営業キャッシュフローは前期比257.2%増の877億円と大きく改善し、財務基盤の健全性を示しています。

強みと競争優位性

E00075の最大の強みは、関西電力グループとの長年にわたる強固な関係性と、そこから生まれる安定した受注基盤にあります。これにより、景気変動の影響を受けにくい、比較的安定した事業運営が可能となっています。また、電気設備工事を中核としながらも、情報通信、環境関連、内装、土木など、多岐にわたる事業領域を有しているため、市場のニーズや変化に柔軟に対応できる事業ポートフォリオを構築しています。国内のみならず、海外でも積極的に事業展開しており、グローバルな施工実績とノウハウを蓄積している点も競争優位性と言えます。さらに、中期経営計画『Sustainable Growth 2026 ~人、心、そして未来へ~』において「人財」を経営の根幹に置く方針を掲げ、人的資本への投資を積極的に行っていることは、持続的な成長を支える重要な要素です。これにより、専門性の高い技術者や従業員の確保・育成が図られ、高度な技術力とサービス提供能力につながっています。

リスク要因

E00075が直面するリスクとして、まず、電気設備工事における民間工事の価格競争激化が挙げられます。建設需要の低迷や縮小が続いた場合、価格競争がさらに激化し、収益性を圧迫する可能性があります。また、政府や自治体の方針による建設投資抑制も、官公庁からの受注減少を通じて業績に影響を与える可能性があります。資材費や外注費の高騰、特に為替変動による影響も、工事採算性を低下させる要因となり得ます。大口得意先である関西電力グループの設備投資抑制も、固定費負担の大きい同社にとって経営上のリスクとなり得ます。さらに、得意先の倒産による不良債権の発生、大規模自然災害や感染症の発生による事業活動への影響、機密情報の漏洩リスク、気候変動に伴う環境課題への対応なども、経営成績に影響を与える可能性のある要因として認識されています。海外事業においては、各国の経済情勢や法令・規制の変更リスクも考慮する必要があります。

投資テーマとの関連

E00075は、再生可能エネルギー関連、特に風力発電事業や蓄電所事業への参画を通じて、脱炭素化やエネルギーインフラの高度化といった投資テーマと関連が深まっています。同社が手掛ける電気設備工事は、再生可能エネルギー発電所の建設や、電力系統の安定化に不可欠なインフラ整備に直結します。また、情報通信工事の領域では、DX(デジタルトランスフォーメーション)の進展に伴うデータセンター建設や通信インフラ整備への貢献が期待されます。さらに、国内のインフラ老朽化対策や、都市開発における電気設備工事も、社会インフラの維持・発展という観点から、長期的な投資テーマとの親和性を持っています。気候変動への対応を経営課題と認識し、TCFD提言への賛同を表明している点も、ESG投資の観点から注目される要素と言えます。これらのテーマへの取り組みは、同社の持続的な成長と企業価値向上に寄与する可能性があります。

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