木徳神糧株式会社 (2700) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 卸売業
食料安全保障
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 61/327位
D
安定性
業種 279/329位
A
成長性
業種 2/326位
A
効率性
業種 3/329位
D
CF健全性
業種 266/329位
売上高
1762億円
粗利率
8.9%
営業利益率
4.6%
純利益率
3.1%
ROE
27.0%
ROIC
15.1%
自己資本比率
36.1%
D/Eレシオ
0.82
有利子負債
168億円
ネットキャッシュ
-117億円
NC/時価総額
-52.9%
運転資本余剰*
-276億円
運転資本余剰/時価総額*
-125.0%
フリーCF
-19億円
FCFマージン
-1.1%
キャッシュ化率
-0.21倍
PBR
1.08倍
EV/EBITDA
4.0倍
PER
4.0倍
想定株価
2701.6円
想定時価総額
221億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年12月期 1762億円 157億円 5億円 80億円 85億円 82億円 55億円
2024年12月期 1190億円 90億円 5億円 24億円 29億円 25億円 17億円
2023年12月期 1148億円 81億円 5億円 21億円 26億円 22億円 15億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年12月期 566億円 463億円 327億円 29億円 204億円
2024年12月期 402億円 302億円 220億円 26億円 150億円
2023年12月期 321億円 227億円 153億円 34億円 130億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年12月期 51億円 231億円 149億円 168億円 46億円 - -276億円
2024年12月期 36億円 102億円 117億円 131億円 42億円 - -184億円
2023年12月期 25億円 68億円 99億円 99億円 41億円 - -128億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年12月期 -12億円 -7億円 34億円 -19億円
2024年12月期 -9億円 -10億円 29億円 -19億円
2023年12月期 5億円 -4億円 1億円 4298万円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年12月期 675.4円 2498.1円 90.0円 13.3% -1428.4円 4.0倍 2701.6円 221億円 8,530,000株 351,400株
2024年12月期 212.1円 1837.0円 26.0円 12.3% -1161.5円 5.2倍 1103.1円 90億円 8,530,000株 363,500株
2023年12月期 182.5円 1607.6円 16.0円 8.8% -911.9円 6.0倍 1095.2円 89億円 8,530,000株 429,000株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年12月期 27.0% 9.8% 15.1% 8.9% 4.6% 4.9% 3.1% -1.1% 36.1% 0.82
2024年12月期 11.5% 4.3% 5.9% 7.6% 2.0% 2.4% 1.5% -1.6% 37.4% 0.87
2023年12月期 11.3% 4.6% 6.3% 7.0% 1.8% 2.3% 1.3% 0.0% 40.6% 0.76

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年12月期 48.1% 237.6% 220.2% 18.9% 10.4% 82.7% 代表取締役社長 鎌田慶彦
2024年12月期 3.6% 15.3% 16.6% 3.4% 0.2% 65.3% 代表取締役社長 鎌田慶彦
2023年12月期 9.7% 56.6% 42.4% 2.2% 0.1% - 代表取締役社長執行役員 鎌田 慶彦

業種比較(卸売業、328社中央値)

指標木徳神糧株式会社業種中央値
ROE27.0%7.8%
ROA9.8%3.6%
営業利益率4.6%3.2%
純利益率3.1%2.5%
自己資本比率36.1%49.8%
売上成長率48.1%4.8%
PER4.0倍11.6倍
PBR1.08倍0.90倍
EV/EBITDA4.0倍6.5倍
NC/時価総額-52.9%13.1%
運転資本余剰/時価総額-125.0%-39.9%
同業他社: 三菱商事株式会社(8058)伊藤忠商事株式会社(8001)三井物産株式会社(8031)豊田通商株式会社(8015)丸紅株式会社(8002)全329社 →
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同業種の企業

卸売業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
OUGホールディングス株式会社 (8041) 221億円 3637億円
ナラサキ産業株式会社 (8085) 220億円 1203億円
スズデン株式会社 (7480) 220億円 459億円
杉本商事株式会社 (9932) 219億円 486億円
極東貿易株式会社 (8093) 223億円 645億円
株式会社アルファパーチェス (7115) 223億円 589億円
セントラルフォレストグループ株式会社 (7675) 225億円 3661億円
ニチモウ株式会社 (8091) 211億円 1398億円
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AI分析(2025年12月期)

米穀事業の安定調達・供給コメ消費拡大・自社ブランド強化飼料・鶏卵・食品事業の育成DXによる経営高度化「コメ食のインフラ企業」への進化

見通し: 米穀事業の「令和の米騒動」による高騰と需要増を追い風に、大幅増収増益を達成。今期も需給緩和懸念はあるが、調達力強化・コメ消費拡大・関連事業育成により、米穀卸からコメ食インフラ企業への進化を目指す。ROE目標10%以上。

強み: 「令和の米騒動」で安定供給能力を証明。政府備蓄米活用やミニマム・アクセス米取扱増で危機対応力を発揮。長年の全農との関係も強み。

懸念: 集荷競争による概算金上昇と家庭用米販売の落ち込み。相対取引価格とスポット市場価格の乖離拡大。単一事業への依存度。

リスク: 農業政策や天候不順による原料調達価格・数量の変動リスク。特定の得意先5社で売上37%を占める集中リスク。食品安全管理体制の不備。

AI詳細分析(2025年12月期)

事業概要

木徳神糧は、米穀の製造・販売を主軸とし、飼料、鶏卵、食品事業を展開する企業です。米穀事業では、家庭用精米、業務用精米、玄米の販売に加え、ミニマム・アクセス米の取り扱いも行っています。家庭用精米においては「純づくり」「e-come(イーコメ)」などの自社ブランドを展開し、差別化を図っています。飼料事業では配合飼料原料や牧草などを、鶏卵事業ではブランド卵「カロチンE卵α」などを販売。食品事業では米粉やたんぱく質調整米「真粒米」、小麦粉などを手掛けています。これらの事業を通じて、生産者と消費者の架け橋となり、食のインフラを支え、日本の食文化を守ることを企業理念として掲げています。

直近決算ハイライト

2025年12月期は、米穀の需給ひっ迫とそれに伴う価格高騰、「令和の米騒動」と呼ばれる流通混乱を背景に、政府備蓄米の活用やミニマム・アクセス米の取扱数量増加などが奏功し、売上高は1,761億91百万円(前期比48.1%増)と大幅に増加しました。原料仕入価格の高騰に対し、取引先との丁寧な協議を経て販売価格へ適時・適切に反映できた結果、営業利益は80億25百万円(前期比237.6%増)、経常利益は81億69百万円(前期比228.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は55億20百万円(前期比220.2%増)と、大幅な増益を達成しました。セグメント別では、米穀事業が売上高1,513億25百万円(前期比56.7%増)、営業利益87億29百万円(前期比230.3%増)と牽引しました。飼料事業、鶏卵事業も増収増益でしたが、食品事業は米穀価格上昇による影響で減益となりました。

強みと競争優位性

木徳神糧の強みは、長年にわたり培ってきた米穀の安定調達・供給能力にあります。特に、全国農業協同組合連合会(全農)との資本業務提携関係は、仕入高の約32%を占めるなど、強固な仕入基盤を支えています。また、官公庁、量販店、スーパーマーケット、生協、米飯加工業界といった得意先5社で売上高の約37%を占めることからも、大手企業との強固な取引関係と顧客基盤が伺えます。これらの取引先に対し、迅速なニーズ対応体制を構築し、高い満足度を得ていることが、安定的な取引継続に繋がっています。さらに、ミニマム・アクセス米の取扱資格や、海外現地法人の活用による多様化する外国産米ニーズへの対応力強化は、国内米穀事業への依存度を低減し、収益基盤の安定化に貢献する潜在力を持っています。

リスク要因

木徳神糧の事業運営におけるリスクは多岐にわたります。まず、米穀事業は農業政策の影響や天候不順、災害による作況変動、国内外の消費動向など、外部環境の変化による原料調達価格や販売価格の変動リスクに晒されています。また、売上高の約37%を5社に依存しており、特定の得意先への依存度が高いこともリスク要因です。全農への仕入依存度も32%と高く、全農の販売方針変更は仕入価格・数量に影響を与える可能性があります。食品の安全性に関する問題発生や、システム障害、自然災害、感染症の蔓延は、事業継続に重大な支障をきたす可能性があります。さらに、各国の法規制変更や為替変動、地政学リスクといった海外事業固有のリスクも存在します。棚卸資産の評価損や、売上割戻処理の網羅性・期間帰属の適切性確保といった内部管理上の課題も抱えています。

投資テーマとの関連

木徳神糧は、米穀という生活に不可欠な食料インフラを支える企業として、「食料安全保障」という投資テーマとの関連性が考えられます。近年、地政学リスクの高まりや気候変動による国際的な食料供給不安が増す中で、国内での安定的な食料供給能力を持つ同社への注目度は増す可能性があります。また、同社は「コメ食のインフラ企業」への進化を目指し、自社ブランド強化やコメ消費拡大に向けた情報発信、M&Aや販路拡大を通じた米穀関連事業の規模拡大、DXによる経営高度化といった中長期戦略を掲げています。これらの戦略が、食料品流通のDX化や、持続可能な食料システム構築といった、より広範なESG投資や、食料関連のイノベーションといったテーマとも緩やかに連携する可能性があります。

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