ニチモウ株式会社 (8091) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 卸売業
物流
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 238/327位
D
安定性
業種 285/329位
D
成長性
業種 232/326位
C
効率性
業種 202/329位
D
CF健全性
業種 273/329位
売上高
1398億円
粗利率
8.9%
営業利益率
2.0%
純利益率
1.6%
ROE
6.4%
ROIC
2.8%
自己資本比率
37.8%
D/Eレシオ
1.03
有利子負債
352億円
ネットキャッシュ
-288億円
NC/時価総額
-136.4%
運転資本余剰*
-286億円
運転資本余剰/時価総額*
-135.5%
フリーCF
-22億円
FCFマージン
-1.6%
キャッシュ化率
-0.53倍
PBR
0.62倍
EV/EBITDA
12.5倍
PER
9.6倍
想定株価
2498.2円
想定時価総額
211億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 1398億円 124億円 12億円 28億円 40億円 30億円 22億円
2025年3月期 1339億円 122億円 11億円 30億円 41億円 36億円 27億円
2024年3月期 1278億円 108億円 12億円 20億円 32億円 26億円 23億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 905億円 606億円 351億円 212億円 342億円
2025年3月期 831億円 565億円 321億円 208億円 302億円
2024年3月期 811億円 566億円 388億円 139億円 283億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 64億円 353億円 153億円 352億円 179億円 - -286億円
2025年3月期 55億円 316億円 149億円 313億円 144億円 - -266億円
2024年3月期 77億円 295億円 148億円 291億円 137億円 - -311億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 -12億円 -10億円 30億円 -22億円
2025年3月期 -13億円 -20億円 12億円 -33億円
2024年3月期 66億円 13億円 -73億円 79億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 260.2円 4076.3円 100.0円 38.4% -3407.4円 9.6倍 2498.2円 211億円 9,008,800株 546,700株
2025年3月期 320.1円 3625.9円 97.0円 30.3% -3049.4円 6.0倍 1920.4円 162億円 9,008,800株 566,900株
2024年3月期 283.2円 3400.3円 90.0円 31.8% -2534.3円 8.5倍 2407.5円 203億円 9,008,800株 566,600株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 6.4% 2.4% 2.8% 8.9% 2.0% 2.9% 1.6% -1.6% 37.8% 1.03
2025年3月期 8.8% 3.2% 3.4% 9.1% 2.2% 3.0% 2.0% -2.5% 36.4% 1.03
2024年3月期 8.3% 2.9% 2.5% 8.4% 1.6% 2.5% 1.8% 6.2% 34.9% 1.03

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 4.4% -8.1% -18.2% 3.3% 4.3% -1.4% -
2025年3月期 4.8% 48.6% 13.5% 5.1% 2.6% -2.1% 代表取締役社長 青木信也
2024年3月期 0.7% -29.7% -3.6% 4.1% -0.2% -2.5% 代表取締役社長 青木信也

業種比較(卸売業、328社中央値)

指標ニチモウ株式会社業種中央値
ROE6.4%7.8%
ROA2.4%3.6%
営業利益率2.0%3.2%
純利益率1.6%2.5%
自己資本比率37.8%49.8%
売上成長率4.4%4.8%
PER9.6倍11.6倍
PBR0.62倍0.90倍
EV/EBITDA12.5倍6.5倍
NC/時価総額-136.4%13.1%
運転資本余剰/時価総額-135.5%-39.9%
同業他社: 三菱商事株式会社(8058)伊藤忠商事株式会社(8001)三井物産株式会社(8031)豊田通商株式会社(8015)丸紅株式会社(8002)全329社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

卸売業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
アセンテック株式会社 (3565) 210億円 173億円
尾家産業株式会社 (7481) 208億円 1293億円
ラサ商事株式会社 (3023) 205億円 282億円
杉本商事株式会社 (9932) 219億円 486億円
スズデン株式会社 (7480) 220億円 459億円
ナラサキ産業株式会社 (8085) 220億円 1203億円
OUGホールディングス株式会社 (8041) 221億円 3637億円
木徳神糧株式会社 (2700) 221億円 1762億円
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AI分析(2026年3月期)

物流
水産業サプライチェーンプラットフォーマー食品事業利益体質再構築海洋事業(バイオ漁網、養殖サポート)機械・資材事業(食品加工機械、包装資材)中期経営計画「Breaking Through Toward 2028」

見通し: 中期経営計画「Breaking Through Toward 2028」初年度は増収減益となったが、次期以降は食品事業の利益体質再構築、海洋・機械・資材事業の拡大により、売上高1,550億円、営業利益43億円を目指す。新中期経営計画は、水産業のサプライチェーンプラットフォーマーとしての機能拡大に注力。

強み: 創業100年超の「挑戦の歴史」と培ってきた「経験」、食品・海洋・機械・資材事業の連携による水産物サプライチェーンの包括的なサポート力。

懸念: 主要商材の約6割を占める食品事業における原料調達リスク(漁獲規制、価格高騰、自然災害)、食品安全リスク、為替変動リスク、国際情勢の緊迫化によるサプライチェーン寸断リスク。

リスク: 食品原料調達リスク(漁獲変動、価格高騰、自然災害)、為替変動リスク(海外調達比率高)、食品安全リスク(品質事故による回収)、国際情勢緊迫化(サプライチェーン寸断、コスト高)。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

同社グループは、「会社は社会の公器である」という経営理念のもと、「健康な生活づくり」に、主に「食」の分野で貢献することを目指している。事業は、水産業のサプライチェーンを軸に、食品事業、海洋事業、機械事業、資材事業、バイオティックス事業、物流事業、その他事業と多岐にわたる。食品事業では、鮮凍魚、魚卵、すり身などを扱い、子会社による加工や海外子会社からの輸入販売を行っている。海洋事業では、漁網・ロープ類の製造、漁具の仕立・修理、養殖用資材、船舶機器などを販売。機械事業では、食品加工機械の販売、資材事業では合成樹脂、包装資材、農畜資材の販売を手掛ける。バイオティックス事業では健康食品、物流事業では運送サービスを提供し、その他事業として不動産賃貸や石油製品販売なども行っている。これらの事業を相互に連携させ、水産物のサプライチェーン全体をサポートするプラットフォーマーとしての機能拡大を目指しており、これが同社の強みとなっている。

直近決算ハイライト

2026年3月期において、同社グループの売上高は前期比4.4%増の1,398億円となった。これは、食品事業でのカニや北方凍魚の販売好調、海洋事業における漁具資材や養殖関連資材の販売堅調などが牽引した結果である。しかしながら、営業利益は前期比8.1%減の28億円、経常利益は同16.2%減の30億円、当期純利益は同18.2%減の22億円と、増収ながらも減益となった。減益の主な要因としては、食品事業におけるすり身部門の市況低迷や、原料価格の高騰、製造コストの上昇が挙げられる。機械事業も国内での大型案件の反動減や計画延期の影響で売上・利益ともに減少した。一方で、海洋事業は増収増益を達成し、資材事業も増収となった。純資産は前期比5.5%増の267億円、総資産は同8.9%増の905億円と増加傾向にある。営業キャッシュ・フローは12億円のマイナスであったが、前期比では改善を見せている。

強みと競争優位性

同社グループの最大の強みは、水産業のサプライチェーン全体を網羅し、プラットフォーマーとして機能できる点にある。創業以来培ってきた「浜から食卓まで」の広範なネットワークと、長年の経験で得られた「技術とサービス」は、他社には真似のできない独自の競争優位性を確立している。特に、食品事業での原料調達から製造・販売までの一貫体制、海洋事業における持続可能な次世代水産業へのサポート、機械事業での食品製造の生産性向上支援、資材事業での食品包装を通じた販売加速など、各事業が相互に連携することで、顧客に対して包括的なソリューションを提供できる。また、中期経営計画では、この水産業のサプライチェーンを軸に、海洋事業(バイオ漁網、リサイクルネット、養殖)、機械事業、資材事業などの成長領域への事業投資を強化し、事業ポートフォリオの再構築を進めている。この事業間のシナジー効果と、変化に対応し続ける挑戦の歴史が、同社の持続的な成長を支える基盤となっている。

リスク要因

同社グループは、多岐にわたる事業展開に伴う様々なリスクに直面している。食品事業の売上高の約6割を占める食品原料の調達において、世界的な漁獲規制や漁獲量の変動、水産物市況の影響を受けやすく、予期せぬ原料価格の高騰や漁獲量の変動が業績に影響を与える可能性がある。また、主要商材の大部分を海外から買付けているため、為替レートの急激な変動もリスク要因となる。食品の安全性についても、大規模な回収や製造物責任賠償が発生するリスクを抱えている。さらに、事業展開地域での自然災害の発生、海外事業における経済環境の変化や法規制の変更、政治的・社会的混乱も業績に影響を及ぼす可能性がある。国際情勢の緊迫化や地政学的リスクは、原油・原材料価格の高騰、サプライチェーンの分断、物流の混乱などを引き起こし、生産・販売活動に悪影響を与える恐れがある。これらのリスクに対し、為替予約やHACCP導入、品質保証体制の徹底、リスク管理体制の強化などを講じているものの、その影響を完全に排除することは困難である。

投資テーマとの関連

同社グループは、水産業という基幹産業において、持続可能性や食の安全といった現代社会の重要なテーマに深く関わっている。特に、海洋事業においては、バイオ漁網やリサイクルネット、持続可能な養殖・漁業へのサポートサービスを提供しており、これは環境問題への意識の高まりやSDGs達成に向けた動きと強く関連している。また、食品事業における「安心・安全・価値の高い商品作り」は、食の安全に対する消費者の関心の高まりに応えるものであり、健康寿命の延伸やウェルビーイングといったテーマにも貢献しうる。機械事業では、食品製造の生産性向上に資する機器を提供しており、これは効率的な食料供給という観点からも重要である。直接的なAIや半導体、EVといったテーマとは距離があるものの、食料供給の安定化、持続可能な社会の実現、環境保全といった、より広範な社会課題解決に貢献する企業として、長期的な視点での投資テーマとの関連性を見出すことができる。

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