株式会社フィル・カンパニー (3267) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 建設業
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 74/166位
E
安定性
業種 149/166位
B
成長性
業種 24/164位
C
効率性
業種 124/166位
E
CF健全性
業種 162/166位
売上高
82億円
粗利率
27.0%
営業利益率
7.1%
純利益率
4.8%
ROE
12.0%
ROIC
6.5%
自己資本比率
33.3%
D/Eレシオ
0.93
有利子負債
31億円
ネットキャッシュ
19億円
NC/時価総額
38.3%
運転資本余剰*
1億円
運転資本余剰/時価総額*
2.9%
フリーCF
-13億円
FCFマージン
-15.8%
キャッシュ化率
-1.11倍
PBR
1.48倍
EV/EBITDA
4.8倍
PER
12.2倍
想定株価
904.4円
想定時価総額
49億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年11月期 82億円 22億円 4201万円 6億円 6億円 6億円 4億円
2024年11月期 72億円 18億円 4684万円 4億円 5億円 4億円 3億円
2023年11月期 60億円 14億円 4538万円 2億円 3億円 1億円 3804万円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年11月期 99億円 87億円 48億円 18億円 33億円
2024年11月期 75億円 66億円 33億円 12億円 30億円
2023年11月期 55億円 44億円 16億円 11億円 27億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年11月期 49億円 29億円 1億円 31億円 3億円 5672万円 1億円
2024年11月期 48億円 15億円 2億円 16億円 1556万円 8289万円 16億円
2023年11月期 21億円 18億円 6546万円 13億円 1億円 1億円 5億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年11月期 -4億円 -9億円 14億円 -13億円
2024年11月期 21億円 4億円 2億円 24億円
2023年11月期 -5億円 -5億円 9億円 -10億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年11月期 74.1円 615.5円 20.0円 27.0% 346.1円 12.2倍 904.4円 49億円 5,778,000株 372,700株
2024年11月期 48.8円 551.5円 10.0円 20.5% 597.5円 19.8倍 965.6円 52億円 5,778,000株 372,700株
2023年11月期 7.2円 507.7円 0.0円 0.0% 153.1円 83.2倍 595.7円 32億円 5,778,000株 372,600株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年11月期 12.0% 4.0% 6.5% 27.0% 7.1% 7.7% 4.8% -15.8% 33.3% 0.93
2024年11月期 8.8% 3.5% 6.5% 25.2% 5.9% 6.6% 3.6% 33.8% 39.5% 0.54
2023年11月期 1.4% 0.7% 3.7% 24.1% 3.6% 4.4% 0.6% -17.4% 50.0% 0.48

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年11月期 14.6% 38.8% 52.0% 23.4% 15.7% 51.3% 代表取締役社長 外山晋吾
2024年11月期 20.5% 97.4% 588.5% 9.8% 0.4% -16.4% 代表取締役社長 外山晋吾
2023年11月期 36.2% 26.5% -73.2% 14.5% 4.7% 18.1% 代表取締役社長 金子麻理

業種比較(建設業、165社中央値)

指標株式会社フィル・カンパニー業種中央値
ROE12.0%9.7%
ROA4.0%4.7%
営業利益率7.1%6.8%
純利益率4.8%5.0%
自己資本比率33.3%56.2%
売上成長率14.6%4.9%
PER12.2倍11.9倍
PBR1.48倍1.13倍
EV/EBITDA4.8倍6.8倍
NC/時価総額38.3%11.9%
運転資本余剰/時価総額2.9%-21.3%
同業他社: 大和ハウス工業株式会社(1925)積水ハウス株式会社(1928)鹿島建設株式会社(1812)株式会社大林組(1802)住友林業株式会社(1911)全166社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

建設業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社カドス・コーポレーション (211A) 49億円 76億円
日本乾溜工業株式会社 (1771) 48億円 176億円
技研ホールディングス株式会社 (1443) 47億円 47億円
株式会社キャンディル (1446) 51億円 139億円
アップコン株式会社 (5075) 51億円 14億円
太洋基礎工業株式会社 (1758) 51億円 145億円
高橋カーテンウォール工業株式会社 (1994) 41億円 73億円
株式会社ロゴスホールディングス (205A) 39億円 363億円
建設業の企業一覧(全166社)→

異常検知フラグ

2023年11月期: dividend_corrected:5.0->0.0
2021年11月期: 極端なFCFマージン現金過多 (現金/総資産>70%)dividend_corrected:10.0->0.01
2020年11月期: 極端なFCFマージン
2019年11月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)
2016年11月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)

AI分析(2025年11月期)

空中店舗「フィル・パーク」プレミアムガレージハウス請負受注スキーム開発販売スキームストック型ビジネス構築

見通し: 2025年11月期は大幅増収増益となり、売上高82.3億円、営業利益5.9億円を達成。請負受注スキームの受注件数、開発販売スキームの受注残高が過去最高となり、今後も堅調な成長が期待される。2026年11月期は売上高100億円、営業利益8億円目標。

強み: 駐車場上空や郊外の未活用地を活用した「フィル・パーク」等、独自の空間ソリューション事業。オーダーメイドの企画力とワンストップ実行力が強み。

懸念: 「開発販売スキーム」では、大型案件の販売時期や規模による業績変動リスク。また、不動産市況の悪化による土地オーナーの建築抑制リスクも存在する。

リスク: 経済情勢の悪化、金利上昇、増税は空間ソリューション事業に影響。開発販売スキームでは案件規模・時期による業績変動、法規制変更による費用増加、競合激化による優位性低下リスクがある。

AI詳細分析(2025年11月期)

事業概要

同社グループは、「まちのスキマを、「創造」で満たす。」をパーパスに掲げ、遊休地や活用が難しい土地に対し、地域ニーズに応じた空間ソリューションを提供する事業を展開しています。主力事業は、駐車場の上空や駅から離れた郊外などの未活性空間に、飲食店舗やサービス店舗などを展開する「空中店舗フィル・パーク」と、ガレージ付き賃貸住宅「プレミアムガレージハウス」の企画・提供です。これらの事業は、土地オーナーの遊休資産の有効活用と地域活性化を目的としており、「企画・提案」「設計・施工」「テナント誘致」「物件管理」までをワンストップで提供するビジネスモデルが特徴です。具体的には、土地オーナーに企画提案を行う「請負受注スキーム」と、同社が土地を購入し開発から販売までを行う「開発販売スキーム」の二つを軸に事業を展開しています。2025年11月期においては、「請負受注スキーム」の受注件数が過去最高を更新し、事業の成長を牽引しました。

直近決算ハイライト

2025年11月期(通期)は、売上高82億3,350万円(前期比14.6%増)、売上総利益22億2,402万円(前期比22.8%増)、営業利益5億8,870万円(前期比38.8%増)、経常利益5億6,948万円(前期比39.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益3億9,807万円(前期比52.0%増)と、大幅な増収増益を達成しました。これは、「請負受注スキーム」において、特にプレミアムガレージハウスの受注件数が前期比で大幅に増加し、過去最高を更新したことに加え、「開発販売スキーム」においても大型案件を含む4件のプロジェクト販売引渡しが寄与した結果です。「請負受注スキーム」の受注残高は56億3,647万円(前期比11.9%増)、「開発販売スキーム」の開発プロジェクト残高は64億9,681万円と、将来の売上ストック指標(受注残高+開発プロジェクト残高)は121億3,000万円と過去最高水準に達しています。一方で、売上総利益率は27.0%となり、前期の25.2%から改善しましたが、四半期別では変動が見られました。従業員数は126名となり、前期から1.5倍に増加しており、組織拡大に伴う体制構築も進んでいます。

強みと競争優位性

同社グループの最大の強みは、土地の特性やオーナーのニーズに合わせたオーダーメイドの企画力と、企画から設計・施工、テナント誘致、物件管理までを一貫して手掛けるワンストップサービスによる実行力にあります。これにより、提案したソリューションの実現にコミットし、顧客満足度を高めています。特に「空中店舗フィル・パーク」においては、現時点で明確な競合他社を認識しておらず、駐車場上部空間など、従来遊休地となっていたスペースの活用というニッチ市場を開拓しています。また、「プレミアムガレージハウス」では、独自の入居待ち登録システムやデザイン性の高さを強みとして差別化を図っています。さらに、関西支店の開設や中部支店の開設予定など、営業エリアの拡大と協業体制の強化を進めることで、請負受注スキームのスケール化を目指しており、これが今後の成長を支える基盤となります。ストック型ビジネスの構築も推進しており、景気変動に左右されにくい安定的な収益基盤の確立を目指している点も、長期的な競争優位性につながる可能性があります。

リスク要因

同社グループの事業は、経済情勢の変動、特に景気後退や金利上昇、消費税増税などの影響を受けやすいというリスクがあります。不動産市況の悪化や商業施設・オフィスビルの供給過剰は、土地オーナーの建築意欲を減退させ、事業に影響を及ぼす可能性があります。また、事業の特性上、開発販売スキームにおいては、大型案件の販売時期や規模によって四半期ごとの業績に大きな変動が生じるリスクがあります。各種法規制や許認可に関するリスクも存在し、法令の変更や許認可の取消しは事業活動に支障をきたす可能性があります。さらに、自然災害や感染症の流行は、工事の遅延や資材供給の途絶、社会経済活動の停滞を通じて業績に影響を与える可能性があります。請負受注スキームにおける売上総利益率の変動リスクや、成長段階にある組織体制の不備、販売用不動産価格の変動リスクなども、経営成績に影響を与える要因として挙げられます。

投資テーマとの関連

同社グループの事業は、土地活用や都市開発、地域活性化といったテーマと関連が深いです。特に、少子高齢化による都市のスポンジ化や、地方創生といった社会課題の解決に貢献する事業モデルを展開しており、SDGs(持続可能な開発目標)への意識が高まる中で、その意義は増しています。また、同社がターゲットとする市場規模は大きく、建築業界全体の市場規模(約22.4兆円)のうち、フィル・パークが約2.5兆円、プレミアムガレージハウスが約2.3兆円と試算されており、潜在的な成長余地が豊富です。近年、DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進し、BIM導入やAI活用による設計ノウハウの可視化など、デジタル技術を活用した事業プロセス改革を進めており、これは建築業界全体のデジタル化の流れとも合致しています。ストック型ビジネスへのシフトは、安定的な収益基盤の構築を目指すものであり、長期的な企業価値向上に繋がる可能性があります。

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