株式会社ワールド (3612) IFRS Yahoo!ファイナンス↗

業種: 卸売業
アパレルEC
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 68/327位
E
安定性
業種 303/329位
C
成長性
業種 105/326位
C
効率性
業種 227/329位
A
CF健全性
業種 24/329位
売上高
2840億円
粗利率
49.2%
営業利益率
5.6%
純利益率
4.2%
ROE
12.7%
ROIC
5.0%
自己資本比率
33.8%
D/Eレシオ
1.37
有利子負債
1300億円
ネットキャッシュ
-1118億円
NC/時価総額
-93.1%
運転資本余剰*
-765億円
運転資本余剰/時価総額*
-63.7%
フリーCF
269億円
FCFマージン
9.4%
キャッシュ化率
2.58倍
PBR
1.27倍
EV/EBITDA
6.6倍
PER
9.6倍
想定株価
1650.2円
想定時価総額
1201億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年2月期 2840億円 1397億円 189億円 160億円 349億円 142億円 120億円
2025年2月期 2257億円 1333億円 178億円 168億円 346億円 155億円 111億円
2024年2月期 2023億円 1184億円 153億円 120億円 273億円 112億円 68億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年2月期 2801億円 868億円 946億円 892億円 947億円
2025年2月期 2739億円 901億円 1033億円 840億円 813億円
2024年2月期 2397億円 664億円 827億円 686億円 820億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年2月期 181億円 317億円 非該当 1300億円 非該当 612億円 -765億円
2025年2月期 217億円 278億円 非該当 1319億円 非該当 572億円 -816億円
2024年2月期 208億円 262億円 非該当 1086億円 非該当 603億円 -618億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別BS(IFRS参考値)

決算期 その他金融資産(流動)※参考値 その他金融資産(非流動)※参考値
2026年2月期 5700万円 198億円
2025年2月期 2億円 174億円
2024年2月期 2億円 115億円

IFRS特有のタグ。有価証券・デリバティブ・預け金等を合算した値で、純粋な投資有価証券ではないため参考値扱い。

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年2月期 310億円 -41億円 -309億円 269億円
2025年2月期 320億円 -103億円 -208億円 217億円
2024年2月期 275億円 -20億円 -255億円 255億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年2月期 171.4円 1300.5円 84.5円 49.3% -1536.5円 9.6倍 1650.2円 1201億円 73,718,000株 927,600株
2025年2月期 159.6円 1192.5円 40.0円 25.1% -1616.8円 7.3倍 1169.8円 797億円 68,782,000株 641,200株
2024年2月期 93.7円 1204.9円 28.0円 29.9% -1289.2円 10.3倍 965.9円 657億円 68,782,000株 717,600株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年2月期 12.7% 4.3% 5.0% 49.2% 5.6% 12.3% 4.2% 9.4% 33.8% 1.37
2025年2月期 13.7% 4.0% 5.5% 59.1% 7.4% 15.3% 4.9% 9.6% 29.7% 1.62
2024年2月期 8.3% 2.8% 4.4% 58.5% 5.9% 13.5% 3.3% 12.6% 34.2% 1.32

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年2月期 25.9% -4.6% 8.2% 9.8% 9.5% 11.1% -
2025年2月期 11.5% 39.9% 64.2% 9.6% -0.9% 97.0% 代表取締役 社長執行役員鈴木信輝
2024年2月期 -5.6% 2.7% 19.0% 3.9% -4.1% - 代表取締役 社長執行役員鈴木信輝

業種比較(卸売業、328社中央値)

指標株式会社ワールド業種中央値
ROE12.7%7.8%
ROA4.3%3.6%
営業利益率5.6%3.2%
純利益率4.2%2.5%
自己資本比率33.8%49.8%
売上成長率25.9%4.8%
PER9.6倍11.6倍
PBR1.27倍0.90倍
EV/EBITDA6.6倍6.5倍
NC/時価総額-93.1%13.1%
運転資本余剰/時価総額-63.7%-39.9%
同業他社: 三菱商事株式会社(8058)伊藤忠商事株式会社(8001)三井物産株式会社(8031)豊田通商株式会社(8015)丸紅株式会社(8002)全329社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

卸売業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社ドウシシャ (7483) 1198億円 1205億円
リョーサン菱洋ホールディングス株式会社 (167A) 1198億円 3599億円
株式会社ハピネット (7552) 1205億円 4391億円
長瀬産業株式会社 (8012) 1183億円 9728億円
日本紙パルプ商事株式会社 (8032) 1181億円 6068億円
株式会社オートバックスセブン (9832) 1228億円 2801億円
株式会社山善 (8051) 1244億円 5419億円
株式会社YUASA (8074) 1249億円 5450億円
卸売業の企業一覧(全329社)→

異常検知フラグ

2022年3月期: 売上3年連続減少dividend_corrected:13.5->0.01

AI分析(2026年2月期)

アパレル
プラットフォーム事業拡大B2C・B2B事業再編SPARCS構想進化ワールド・ファッション・エコシステムアパレルブランド収益構造改革

見通し: 売上高は25.9%増と好調だが、営業利益は4.6%減と減益。アパレルブランドの収益構造改革とプラットフォーム事業の拡大が来期以降の成長ドライバーとなる見込み。

強み: 「スパークス(SPARCS)」構想に基づく一貫生産・販売システムと、IT技術による事業基盤のアップデート。強固なプラットフォーム事業。

懸念: アパレルブランドのプロパー消化率重視への転換は、一時的に売上未達による営業減益の要因となった。消費者嗜好の変化への対応の難しさ。

リスク: 1. 経済情勢の変化:国内収益比率が高く、為替変動や原料高、地政学リスクの影響を受けやすい。2. 消費者嗜好の変化:ファッション業界特有のトレンド移り変わりへの適応が困難な場合、業績に影響。3. 仕入価格・費用の増加:人件費、物流費、原材料費の上昇が収益を圧迫する可能性。

AI詳細分析(2026年2月期)

事業概要

同社グループは、「創造全力、価値共有。つねに、その上をめざして。」をコーポレート・ステートメントに掲げ、ファッション業界において、消費者を起点とした生産から小売までを一気通貫させる「スパークス(SPARCS)」構想を核としたビジネスモデルを展開しています。この構想は、在庫ロスや機会ロスを最小化し、プラットフォーム化された業務プロセスを通じて競争優位性を確立し、変化する顧客ニーズに迅速に対応することを目指すものです。現在、この構想をライフスタイルやサーキュラー領域にまで拡張し、「ワールド・ファッション・エコシステム」の確立と進化を図っています。事業は大きくB2C事業とB2B事業に再編されており、B2C事業ではアパレル、ライフスタイル、ユニークといったサブセグメントを展開し、海外・サーキュラー領域にも注力しています。B2B事業では、サプライチェーン、テクノロジー、人材オペレーションのサブセグメントを通じて、外部企業へのサービス提供を拡大しています。2026年2月期においては、売上高は前年比25.9%増の2,840億円と大きく伸長しましたが、営業利益は同4.6%減の160億円、経常利益は同8.4%減の142億円と、増収ながらも利益面では減益となりました。これは、アパレルブランドにおける収益構造改革の断行や、第4四半期における売上高の未達が影響したためです。一方、プラットフォーム事業の成長や、特定の子会社化による貢献が、親会社株主に帰属する当期純利益を同8.2%増の120億円に押し上げました。

直近決算ハイライト

2026年2月期決算において、同社グループは売上高を前期比25.9%増の2,840億円と大幅に伸ばしましたが、営業利益は同4.6%減の160億円、経常利益は同8.4%減の142億円となり、増収ながらも利益は前期を下回りました。これは、中期経営計画「PLAN-W」の最終年度における収益構造改革の断行や、第4四半期における売上高の未達が主因です。特に、アパレルブランド事業においては、プロパー消化率の向上と在庫の適正化を優先する方針転換が、キャッシュ・フローや粗利益率の改善に繋がったものの、通期の利益を押し上げるまでには至りませんでした。一方で、プラットフォーム事業は、エムシーファッション株式会社の連結加入などにより大幅な増益を達成し、特定の事業環境の変化に左右されにくい収益構造への転換が進んでいることを示しました。また、株式会社ライトオンの連結子会社化や、株式会社ナルミヤ・インターナショナルの完全子会社化が、親会社株主に帰属する当期純利益を同8.2%増の120億円に押し上げる要因となりました。ただし、土地・建物の譲渡に伴う売却損失や、持分法適用関連会社の投資損失の計上が、第3四半期までの営業利益計画超過分を取り崩す結果となりました。

強みと競争優位性

同社グループの競争優位性は、消費者を起点とした生産から小売までを一気通貫させる「スパークス(SPARCS)」構想に基づく、独自のビジネスモデルにあります。このモデルは、在庫ロスと機会ロスを最小化し、再現性のある仕組みをプラットフォーム化することで、変化する顧客ニーズへの迅速な対応を可能にしています。現在、「ワールド・ファッション・エコシステム」の確立を目指し、このプラットフォーム機能を強化・拡張しており、B2C事業で培った3,000店舗規模のリテールネットワークと、B2B事業で提供するフルサービスのシナジーは、他社との差別化要因となっています。また、多様なブランドポートフォリオと、国内外にわたる生産・販売基盤の構築は、市場変動への耐性を高めています。さらに、M&Aを積極的に活用し、事業ポートフォリオの最適化や、ITエンジニア、事業責任者といった成長分野における人材・技術・ノウハウの獲得を図る戦略は、事業の飛躍的な成長を支える源泉となっています。これらの要素が組み合わさることで、ファッション業界における持続的な競争優位性を築いています。

リスク要因

同社グループが直面するリスクは多岐にわたります。まず、日本国内の経済情勢への依存度が高いため、消費税増税や自然災害、世界経済の低迷といった外部要因が収益に影響を与える可能性があります。また、ファッション業界特有の、消費者の嗜好の変化やファッショントレンドの移り変わりへの対応の遅れは、事業成績に悪影響を及ぼすリスクがあります。さらに、グローバルなサプライチェーンにおいては、製造国の人件費増加、原材料価格の高騰、為替レートの変動といったコスト上昇リスクが存在し、これらを価格転嫁できない場合は収益を圧迫します。人材獲得競争の激化や人件費の高騰も、優秀な人材の確保・育成における課題となっています。加えて、仕入先や取引先の経営状況の悪化、新規事業やM&Aにおける期待通りの成果が得られないリスク、情報漏洩やサイバー攻撃による信用低下、知的財産権侵害のリスク、そして自然災害やパンデミック等のハザードリスクも考慮すべき要因です。特に、減損リスクや、多額の借入金、金利変動リスク、財務制限条項への抵触リスクといった財務面のリスクも、経営の安定性を揺るがす可能性があります。

投資テーマとの関連

同社グループは、ファッション業界におけるテクノロジー活用と持続可能性への取り組みを通じて、いくつかの投資テーマと関連性を持っています。特にB2B事業における「テクノロジーセグメント」では、AIを含むITソリューションサービスを提供しており、AIの活用やデジタルプラットフォーム構築は、AI・DX(デジタルトランスフォーメーション)といったテーマとの関連が深いです。また、事業再編や企業再生のニーズが高まる中で、同社グループが持つプラットフォーム機能や事業再建ノウハウを活かしたB2B外販やM&Aの機会が増加していることは、事業再生やコンサルティングといったテーマにも繋がります。さらに、サーキュラー事業やユーズドセレクト業態、オフプライス業態への注力は、サステナビリティや循環型経済といった、近年投資家の関心が高まっているテーマへの貢献を示唆しています。これらの取り組みは、従来のファッションビジネスの枠を超え、テクノロジーとサステナビリティを軸とした新たな価値創造を目指す同社グループの戦略を反映しており、これらのテーマに関心を持つ投資家にとって注目に値する要素と言えるでしょう。

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