ビーピー・カストロール株式会社 (5015) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 石油・石炭製品
自動車部品EV
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 2/11位
A
安定性
業種 1/11位
C
成長性
業種 2/11位
B
効率性
業種 1/11位
B
CF健全性
業種 3/11位
売上高
147億円
粗利率
38.3%
営業利益率
10.6%
純利益率
7.1%
ROE
10.4%
ROIC
10.8%
自己資本比率
77.6%
D/Eレシオ
-
有利子負債
-
ネットキャッシュ
10億円
NC/時価総額
4.9%
運転資本余剰*
-17億円
運転資本余剰/時価総額*
-7.8%
フリーCF
13億円
FCFマージン
8.6%
キャッシュ化率
0.85倍
PBR
2.11倍
EV/EBITDA
11.9倍
PER
20.2倍
想定株価
924.4円
想定時価総額
212億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年12月期 147億円 56億円 1億円 16億円 17億円 16億円 11億円
2024年12月期 137億円 51億円 1億円 14億円 15億円 14億円 9億円
2023年12月期 120億円 47億円 1億円 11億円 13億円 12億円 8億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年12月期 130億円 114億円 27億円 2億円 101億円
2024年12月期 134億円 119億円 33億円 2億円 100億円
2023年12月期 128億円 115億円 27億円 1億円 100億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年12月期 10億円 11億円 30億円 - 7784万円 - -17億円
2024年12月期 7億円 12億円 31億円 - 6596万円 - -25億円
2023年12月期 12億円 9億円 26億円 - 6627万円 - -15億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年12月期 9億円 4億円 -10億円 13億円
2024年12月期 5億円 -1億円 -9億円 4億円
2023年12月期 6億円 -2億円 -9億円 5億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年12月期 45.8円 438.9円 46.0円 100.5% 44.9円 20.2倍 924.4円 212億円 22,975,189株 17,400株
2024年12月期 40.6円 435.9円 42.0円 103.4% 32.5円 21.4倍 869.0円 200億円 22,975,189株 17,400株
2023年12月期 34.0円 434.4円 36.0円 105.8% 54.3円 25.5倍 868.0円 199億円 22,975,189株 17,400株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年12月期 10.4% 8.1% 10.8% 38.3% 10.6% 11.5% 7.1% 8.6% 77.6% -
2024年12月期 9.3% 6.9% 9.5% 37.2% 9.9% 10.9% 6.8% 2.9% 74.5% -
2023年12月期 7.8% 6.1% 7.8% 39.4% 9.2% 10.4% 6.5% 3.8% 77.8% -

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年12月期 7.6% 15.3% 12.7% 9.5% 6.3% 21.6% 代表取締役社長 平川雅規
2024年12月期 13.4% 22.2% 19.3% 7.2% 1.7% -15.3% 代表取締役社長 平川雅規
2023年12月期 7.6% 27.5% 36.5% 3.6% -1.0% -22.7% 代表取締役社長 平川雅規

業種比較(石油・石炭製品、10社中央値)

指標ビーピー・カストロール株式会社業種中央値
ROE10.4%7.4%
ROA8.1%3.0%
営業利益率10.6%5.7%
純利益率7.1%3.1%
自己資本比率77.6%35.0%
売上成長率7.6%-5.3%
PER20.2倍12.1倍
PBR2.11倍0.92倍
EV/EBITDA11.9倍6.6倍
NC/時価総額4.9%-42.9%
運転資本余剰/時価総額-7.8%-82.2%
同業他社: ENEOSホールディングス株式会社(5020)出光興産株式会社(5019)コスモエネルギーホールディングス株式会社(5021)富士石油株式会社(5017)日本コークス工業株式会社(3315)全11社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

石油・石炭製品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社MORESCO (5018) 200億円 349億円
日本精蝋株式会社 (5010) 38億円 198億円
株式会社ユシロ (5013) 391億円 512億円
ニチレキグループ株式会社 (5011) 597億円 759億円
コスモエネルギーホールディングス株式会社 (5021) 7075億円 2.7兆円
出光興産株式会社 (5019) 1.9兆円 8.1兆円
ENEOSホールディングス株式会社 (5020) 3.8兆円 11.8兆円
日本コークス工業株式会社 (3315) - 914億円
石油・石炭製品の企業一覧(全11社)→

AI分析(2025年12月期)

自動車部品
コアビジネス強化(カーショップ・カーディーラーチャネル)ポートフォリオ最適化(新規チャネル開拓)新規ビジネス開発(IoT・AI活用システム)電動化・脱炭素化対応(e-フルード導入)デジタル化推進(DX、EC拡大)

見通し: 2025年度は売上高146.89億円、経常利益16.40億円と増収増益を見込む。2026年度は売上高120億円、経常利益24.50億円を目標とし、収益基盤強化と成長投資への橋渡しを目指す。

強み: 「カストロール」「bp」の強力なブランド力と100年以上の歴史に裏打ちされた高品質な製品。グローバルなbpグループのネットワークも強み。

懸念: 自動車潤滑油市場は成熟しており、EVシフトによるガソリン車向け需要の長期的な減少リスク。円安・原油高によるコスト上昇圧力が継続。

リスク: 1. 自動車業界のEVシフト加速によるガソリン車向け潤滑油需要の低下。2. 原油価格高騰や円安による原材料費・輸入コストの上昇。3. bpグループとのライセンス契約解除・変更による事業継続への影響。

AI詳細分析(2025年12月期)

事業概要

当社は、高性能かつ高品質なCastrolブランドおよびbpブランドの自動車用潤滑油の販売を主たる事業として展開しています。製品開発、原材料調達、マーケティング、セールス活動は自社で行い、製造は国内の協力工場に委託しています。主要取扱製品はガソリンエンジン油、ディーゼルエンジン油、自動車ギア油、ATF(CVTフルードを含む)、ブレーキフルード、カーケア用品など多岐にわたります。エンドユーザーの嗜好やこだわりに応じて、Castrolとbp両ブランドの製品構成と販売ルートを最適化しています。自動車潤滑油市場は乗用車、二輪車、商業車市場に分類され、特に規模の大きい乗用車市場はコンシューマー向けとBtoBビジネス向けに細分化され、直接販売または代理店販売方式で製品を供給しています。コンシューマー向けビジネスはカーショップ、ホームセンター、タイヤショップが中心です。BtoBビジネスは国内カーディーラー、輸入車ディーラー、自動車整備工場が主な営業先です。一部の原材料および製品は、bpグループの海外拠点(韓国、マレーシア、ドイツ、アメリカなど)からも輸入しています。事業は潤滑油の販売および付帯事業の単一セグメントで構成されています。

直近決算ハイライト

直近事業年度(2025年12月期)において、当社は堅調な業績を達成しました。売上高は前年同期比7.6%増の14,689百万円となり、これは主に原材料・資材価格上昇を受けた販売価格転嫁、旗艦製品の拡販、新規販路開拓などが奏功した結果です。売上総利益は5,624百万円(前年同期比548百万円増)と増加し、利益率の改善も見られました。営業利益は1,561百万円(前年同期比15.3%増)、経常利益は1,640百万円(前年同期比16.1%増)、当期純利益は1,050百万円(前年同期比12.7%増)といずれも前年を上回りました。これは、価格転嫁による売上増加に加え、新製品発売や既存製品の販売促進、eコマース連携強化、そしてMotoGP参戦ホンダワークスチーム「HRC」のスポンサーシップを活用したブランドイメージ向上策などが寄与したと考えられます。キャッシュ・フローにおいては、営業活動によるキャッシュ・フローが895百万円と増加し、資金状況は改善傾向にあります。流動資産は減少したものの、買掛金の大幅な減少により流動負債も減少し、純資産は利益剰余金の増加により69百万円増加し、10,076百万円となりました。

強みと競争優位性

当社の競争優位性の源泉は、まず世界的なブランド力を持つCastrolおよびbpブランドの製品群にあります。100年以上の歴史を持つCastrolは、常に最高の品質とサービス提供を信念とし、ユーザーニーズに応える製品を創出し続けています。この強力なブランド力と長年培ってきた技術力は、競争の激しい自動車用潤滑油市場において、他社製品との差別化を図る上で不可欠な要素です。また、bpグループの一員であることから、グローバルなリソースや最新技術へのアクセスが可能であり、これが製品開発力や品質管理体制の基盤となっています。さらに、国内市場においては、カーショップ、カーディーラー、整備工場といった多様な販売チャネルと、株式会社オートバックスセブンやトヨタモビリティパーツ株式会社といった主要取引先との強固な関係性を構築しており、安定した販売基盤を確立しています。eコマースの拡大やデジタルチャネルとの連携強化といったデジタルトランスフォーメーションへの取り組みも、新たな顧客層へのアプローチや利便性向上に繋がり、競争優位性を高める戦略として重要視されています。

リスク要因

当社を取り巻く事業リスクとしては、まず日本国内経済の動向が挙げられます。国内経済の減速や景気低迷は、自動車関連製品への需要低下に直結し、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。また、主力製品である潤滑油が自動車業界の環境変化に大きく左右される点もリスクです。燃料価格の変動、地球温暖化ガス削減に伴う規制強化、さらには将来的な電気自動車(EV)や燃料電池車(FCV)へのシフトは、ガソリンエンジン車向け潤滑油の需要に中長期的な影響を与える可能性があります。原材料である原油価格の変動や為替レートの変動も、製品原価に直接影響を与えるため、リスク要因となります。さらに、多数の競合商品が存在する中で、国内外の競合他社による新製品投入、積極的な広告宣伝、販売促進、価格戦略は、当社の市場シェアや収益性に影響を与える可能性があります。製造委託先の経営悪化や品質事故、情報漏洩リスク、地震や感染症といった自然災害やパンデミックの影響も、事業継続性や企業イメージ、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

投資テーマとの関連

当社の事業は、自動車用潤滑油の販売を主軸としており、直接的にはAI、半導体、防衛といった先端技術や安全保障といった投資テーマとの関連性は限定的です。しかしながら、「脱炭素化とデジタル化」という、近年の主要な投資テーマとは間接的ながらも関連性が見られます。具体的には、電動化への対応として、完全電気自動車(BEV)向けe-フルードの導入や、低粘度・ハイブリッド車向け潤滑油製品の開発・拡販を進めています。これは、自動車産業全体の電動化シフトという大きな潮流に対応しようとする動きであり、将来的な市場変化への適応戦略と言えます。また、デジタル化への対応として、OtCプロセスやバックオフィスのデジタル化を推進し、業務効率化や競争力強化を図っています。さらに、IoT・AIを活用した「販売」「配送」「管理」の統合マネジメントシステムの開発・提供といった新規サービス開発も進めており、これはDX(デジタルトランスフォーメーション)という広範な投資テーマに貢献する可能性があります。これらの取り組みは、成熟市場における持続的成長を目指す上で重要な戦略であり、将来的な事業ポートフォリオの変化を示唆しています。

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