出光興産株式会社 (5019) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 石油・石炭製品
石油電力再生可能エネルギー水素EV全固体電池リサイクル
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 9/11位
D
安定性
業種 6/11位
C
成長性
業種 4/11位
B
効率性
業種 2/11位
C
CF健全性
業種 9/11位
売上高
8.1兆円
粗利率
9.3%
営業利益率
2.6%
純利益率
2.1%
ROE
9.0%
ROIC
4.5%
自己資本比率
36.0%
D/Eレシオ
0.71
有利子負債
1.4兆円
ネットキャッシュ
-1.2兆円
NC/時価総額
-63.9%
運転資本余剰*
-2.2兆円
運転資本余剰/時価総額*
-116.4%
フリーCF
1008億円
FCFマージン
1.2%
キャッシュ化率
2.28倍
PBR
0.98倍
EV/EBITDA
10.0倍
PER
11.0倍
想定株価
1544.2円
想定時価総額
1.9兆円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 8.1兆円 7545億円 960億円 2122億円 3082億円 2296億円 1719億円
2025年3月期 9.2兆円 6894億円 957億円 1622億円 2578億円 2148億円 1041億円
2024年3月期 8.7兆円 8471億円 992億円 3463億円 4455億円 3852億円 2285億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 5.3兆円 3.0兆円 2.4兆円 1.0兆円 1.9兆円
2025年3月期 4.8兆円 2.6兆円 2.1兆円 9405億円 1.7兆円
2024年3月期 5.0兆円 2.9兆円 2.2兆円 1.0兆円 1.8兆円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 1571億円 1.4兆円 8418億円 1.4兆円 3400億円 1298億円 -2.2兆円
2025年3月期 1643億円 1.3兆円 8173億円 1.2兆円 3058億円 1243億円 -1.9兆円
2024年3月期 1369億円 1.4兆円 9190億円 1.3兆円 2663億円 1312億円 -2.1兆円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 3924億円 -2916億円 -1049億円 1008億円
2025年3月期 4767億円 -1185億円 -3435億円 3582億円
2024年3月期 3774億円 -658億円 -2805億円 3116億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 140.4円 1574.5円 36.0円 25.6% -987.0円 11.0倍 1544.2円 1.9兆円 1,288,747,000株 67,693,500株
2025年3月期 77.8円 1404.8円 36.0円 46.3% -840.9円 13.5倍 1050.7円 1.3兆円 1,358,078,000株 130,660,100株
2024年3月期 161.3円 1305.2円 19.2円 11.9% -840.5円 6.5倍 1048.6円 1.4兆円 1,392,642,000株 10,614,600株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 9.0% 3.2% 4.5% 9.3% 2.6% 3.8% 2.1% 1.2% 36.0% 0.71
2025年3月期 6.0% 2.2% 3.9% 7.5% 1.8% 2.8% 1.1% 3.9% 36.0% 0.70
2024年3月期 12.7% 4.6% 7.8% 9.7% 4.0% 5.1% 2.6% 3.6% 35.9% 0.72

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 -11.8% 30.8% 65.2% -5.0% 12.2% -9.1% -
2025年3月期 5.4% -53.2% -54.5% 11.2% 8.7% -28.0% 代表取締役社長 酒井則明
2024年3月期 -7.8% 22.6% -9.9% 24.1% 14.5% 35.2% 代表取締役社長 木藤俊一

業種比較(石油・石炭製品、10社中央値)

指標出光興産株式会社業種中央値
ROE9.0%7.4%
ROA3.2%3.1%
営業利益率2.6%6.4%
純利益率2.1%3.9%
自己資本比率36.0%35.5%
売上成長率-11.8%-4.4%
PER11.0倍13.6倍
PBR0.98倍0.99倍
EV/EBITDA10.0倍6.6倍
NC/時価総額-63.9%-17.7%
運転資本余剰/時価総額-116.4%-34.8%
同業他社: ENEOSホールディングス株式会社(5020)コスモエネルギーホールディングス株式会社(5021)富士石油株式会社(5017)日本コークス工業株式会社(3315)ニチレキグループ株式会社(5011)全11社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

石油・石炭製品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
コスモエネルギーホールディングス株式会社 (5021) 7075億円 2.7兆円
ニチレキグループ株式会社 (5011) 597億円 759億円
株式会社ユシロ (5013) 391億円 512億円
ビーピー・カストロール株式会社 (5015) 212億円 147億円
株式会社MORESCO (5018) 200億円 349億円
日本精蝋株式会社 (5010) 38億円 198億円
ENEOSホールディングス株式会社 (5020) 3.8兆円 11.8兆円
日本コークス工業株式会社 (3315) - 914億円
石油・石炭製品の企業一覧(全11社)→

AI分析(2026年3月期)

石油電力再生可能エネルギー水素
GRIT(既存事業の深化)GROWTH(成長事業の創出)CNX(低/脱炭素事業への挑戦)DX/AX戦略イノベーションセンター(2028年完成予定)

見通し: 2026年度は原油価格下落によるタイムラグ影響で減益見込みだが、中長期的には「GRIT」「GROWTH」「CNX」戦略で既存事業強化と新領域開拓を進め、2030年度ROE13%、ROIC7%を目指す。株主還元は総還元性向50%以上を継続。

強み: エネルギー・素材の安定供給使命、多様な事業ポートフォリオ、グローバルな事業基盤、DX/AX推進による経営効率化。

懸念: 原油・ナフサ価格の変動、中東情勢等に起因する調達・物流リスク、アジア化学品市場の競争激化、為替変動リスク。

リスク: ① 中東情勢等に起因する原油価格・調達リスク:海上輸送リスク上昇や政情不安による輸入制約は業績に重大な影響。② 商品市況・為替変動リスク:原油・ナフサ価格、円安は採算に直結し、年間利益40億円/円変動。③ 環境・気候変動規制リスク:排出・廃棄物規制遵守や新規規制対応に多額の支出を要する可能性。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

ENEOSホールディングスは、エネルギー、素材、そしてそれらを支えるビジネスプラットフォームという3つの領域で事業を展開する総合エネルギー企業です。主要事業は、石油製品の製造・販売を行う燃料油セグメント、基礎化学品セグメント、高機能材セグメント、電力・再生可能エネルギーセグメント、そして石油・天然ガス開発や石炭事業を含む資源セグメントから構成されています。これらの事業を通じて、エネルギーの安定供給という社会的使命を果たしつつ、社会課題の解決と持続的な企業価値向上を目指しています。特に、近年は脱炭素社会への移行を見据え、ブルーアンモニア、SAF、リチウム固体電解質、使用済みプラスチックの油化、モビリティサービスなど、新たなエネルギーや循環型ソリューションへの投資を加速させています。ビジネスモデルとしては、国内外での石油精製・石油化学プラントの運営、広範な販売ネットワーク、そして資源開発事業などを有機的に連携させ、総合的な競争力を発揮しています。2026年3月期においては、売上高8兆1,059億円を計上しており、エネルギーと素材の安定供給を基盤としながら、変革への挑戦を続けています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の決算は、売上高が8兆1,059億円で前期比11.8%の減少となりました。これは主に燃料油セグメントにおける原油価格下落の影響によるものです。一方で、営業利益は2,122億円と前期比30.8%の大幅な増加を達成しました。この増益は、燃料油セグメントにおける原油価格急騰に伴うプラスのタイムラグ影響が、資源セグメントの石炭市況下落による影響を上回ったことなどが要因です。経常利益も2,296億円(前期比+6.9%)と堅調に推移しました。当期純利益は1,719億円で、前期比65.2%と大きく増加しました。これは、積極的な事業構造改革投資と人的資本投資による収益力強化、そしてROE目標達成などが寄与した結果と考えられます。セグメント別では、燃料油セグメントの売上高は前期比11.7%減でしたが、セグメント損益はタイムラグ影響などにより45.5%増となりました。基礎化学品セグメントは売上高・損益ともに減少しましたが、高機能材セグメントは海外販売や新規連結会社の寄与により損益が18.5%増加しました。電力・再生可能エネルギーセグメントや資源セグメントは、売上高・損益ともに減少しました。

強みと競争優位性

ENEOSホールディングスは、国内最大級のエネルギー・素材総合企業としての強固な事業基盤を有しています。燃料油セグメントにおける国内トップクラスの製油所・石油化学コンプレックスの運営能力、広範なサービスステーションネットワーク、そして安定的な原料調達体制は、同社を支える重要な競争優位性です。また、基礎化学品、高機能材、電力・再生可能エネルギー、資源開発といった多角的な事業ポートフォリオは、特定の市場変動に対するリスク分散効果をもたらします。特に、中東地域との長期的な輸入契約や、アジア市場における強固な事業展開は、グローバルなサプライチェーンにおける競争力を高めています。さらに、中期経営計画で推進されているDX/AX戦略やイノベーションセンターの設立は、AI技術や最先端技術を活用した新たな価値創造を目指す姿勢を示しており、将来的な成長に向けた競争力の源泉となり得ます。長年にわたる事業運営で培われた技術力、ノウハウ、そして国内外のパートナーシップも、同社の競争優位性を形成する上で不可欠な要素です。

リスク要因

当社の事業は、国際情勢や経済環境の変動による影響を大きく受けます。特に、中東情勢の緊迫化やホルムズ海峡を含む海上輸送のリスクは、原油調達、物流、サプライチェーン、エネルギー価格に直接的な影響を及ぼす可能性があります。また、為替相場の変動も、原油輸入コストや外貨建資産・負債の円換算額に影響を与え、2026年3月期においては1ドル1円の変動で税引前利益が40億円増減する可能性があります。商品市況のリスクも顕著であり、原油価格の変動は燃料油セグメントの在庫評価に影響を与え、1ドル1バレルの変動で税引前利益が80億円増減する可能性があります。基礎化学品セグメントでは、ナフサ価格の変動を製品価格に十分に反映できない場合、収益に影響が出ます。さらに、気候変動への対応や環境規制の強化は、事業運営コストの増加や新たな投資負担をもたらす可能性があります。大規模な事業投資においては、経営環境の変化や市場拡大の遅れ、競争激化などにより期待通りの収益が得られない場合、固定資産の減損損失を計上するリスクも存在します。

投資テーマとの関連

ENEOSホールディングスは、エネルギー転換という大きな投資テーマにおいて、その役割が変化しながらも重要性を増しています。中期経営計画(2026~2030年度)では、「GRIT(既存事業の深化)」「GROWTH(成長事業の創出)」「CNX(低/脱炭素事業への挑戦)」という3つの事業戦略を掲げ、持続的成長と社会課題解決の両立を目指しています。特に「CNX」では、2050年カーボンニュートラル実現に向け、ブルーアンモニア、SAF、水素、合成燃料といった新たなエネルギー開発に挑戦しており、脱炭素関連の投資テーマと深く関連しています。また、「GROWTH」戦略においては、電化・電動化、ICT、モビリティサービス、循環型経済への対応など、将来の成長が見込まれる分野への戦略投資を加速させており、これらも現代の主要な投資テーマと合致しています。AI技術の活用(DX/AX戦略)は、業務効率化や新たな事業創出の可能性を秘めており、AI関連の投資テーマとも関連が深いです。エネルギーの安定供給という社会的使命と、脱炭素社会への移行という未来志向を両立させようとする同社の戦略は、長期的な視点を持つ投資家にとって注目すべき点です。

本ページの情報はEDINET有価証券報告書から機械的に抽出・加工したものであり、正確性・完全性を保証するものではありません。 財務プロファイルは全収録企業中の相対的な位置を示すもので、特定の企業の評価や投資判断を推奨・助言するものではありません。 投資に関する最終決定はご自身の判断で行ってください。