株式会社MORESCO (5018) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 石油・石炭製品
再生可能エネルギー機能性化学自動車部品
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 7/11位
C
安定性
業種 4/11位
B
成長性
業種 1/11位
C
効率性
業種 7/11位
B
CF健全性
業種 5/11位
売上高
349億円
粗利率
31.4%
営業利益率
6.8%
純利益率
4.4%
ROE
6.5%
ROIC
5.9%
自己資本比率
57.7%
D/Eレシオ
0.19
有利子負債
46億円
ネットキャッシュ
24億円
NC/時価総額
11.8%
運転資本余剰*
-43億円
運転資本余剰/時価総額*
-21.5%
フリーCF
23億円
FCFマージン
6.5%
キャッシュ化率
1.96倍
PBR
0.85倍
EV/EBITDA
4.9倍
PER
13.1倍
想定株価
2177.6円
想定時価総額
200億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年2月期 349億円 110億円 12億円 24億円 36億円 27億円 15億円
2025年2月期 344億円 100億円 13億円 14億円 27億円 18億円 10億円
2024年2月期 319億円 90億円 12億円 12億円 24億円 18億円 13億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年2月期 407億円 231億円 112億円 26億円 235億円
2025年2月期 383億円 213億円 104億円 29億円 217億円
2024年2月期 371億円 210億円 99億円 41億円 201億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年2月期 69億円 69億円 73億円 46億円 9億円 5億円 -43億円
2025年2月期 55億円 71億円 69億円 51億円 7億円 5億円 -49億円
2024年2月期 56億円 67億円 66億円 61億円 6億円 5億円 -43億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年2月期 30億円 -7億円 -10億円 23億円
2025年2月期 28億円 -12億円 -17億円 15億円
2024年2月期 29億円 -43億円 28億円 -13億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年2月期 166.2円 2558.2円 55.0円 33.1% 256.5円 13.1倍 2177.6円 200億円 9,697,000株 519,300株
2025年2月期 110.5円 2364.6円 45.0円 40.7% 42.6円 10.8倍 1193.1円 109億円 9,697,000株 525,800株
2024年2月期 139.0円 2179.8円 45.0円 32.4% -58.4円 9.9倍 1376.2円 127億円 9,697,000株 463,700株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年2月期 6.5% 3.8% 5.9% 31.4% 6.8% 10.3% 4.4% 6.5% 57.7% 0.19
2025年2月期 4.7% 2.6% 3.6% 29.0% 4.0% 7.8% 2.9% 4.5% 56.6% 0.24
2024年2月期 6.4% 3.5% 3.3% 28.2% 3.8% 7.6% 4.0% -4.1% 54.3% 0.30

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年2月期 1.5% 70.2% 50.5% 4.8% 7.3% 65.4% -
2025年2月期 7.8% 13.6% -21.0% 8.0% 4.9% -1.0% 代表取締役社長 両角元寿
2024年2月期 5.1% 134.2% 108.6% 9.2% 2.1% 13.3% 代表取締役社長 両角元寿

業種比較(石油・石炭製品、10社中央値)

指標株式会社MORESCO業種中央値
ROE6.5%8.3%
ROA3.8%3.0%
営業利益率6.8%5.7%
純利益率4.4%3.1%
自己資本比率57.7%35.0%
売上成長率1.5%-5.3%
PER13.1倍12.5倍
PBR0.85倍1.06倍
EV/EBITDA4.9倍7.4倍
NC/時価総額11.8%-42.9%
運転資本余剰/時価総額-21.5%-82.2%
同業他社: ENEOSホールディングス株式会社(5020)出光興産株式会社(5019)コスモエネルギーホールディングス株式会社(5021)富士石油株式会社(5017)日本コークス工業株式会社(3315)全11社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

石油・石炭製品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
ビーピー・カストロール株式会社 (5015) 212億円 147億円
日本精蝋株式会社 (5010) 38億円 198億円
株式会社ユシロ (5013) 391億円 512億円
ニチレキグループ株式会社 (5011) 597億円 759億円
コスモエネルギーホールディングス株式会社 (5021) 7075億円 2.7兆円
出光興産株式会社 (5019) 1.9兆円 8.1兆円
ENEOSホールディングス株式会社 (5020) 3.8兆円 11.8兆円
日本コークス工業株式会社 (3315) - 914億円
石油・石炭製品の企業一覧(全11社)→

AI分析(2026年2月期)

再生可能エネルギー機能性化学
サステナビリティ経営の推進MORESCO Green SX製品の拡充PFASフリー潤滑剤の事業化ペロブスカイト太陽電池向け封止材モレスコ・インフォマティクス

見通し: 2025年度は売上高348.7億円(前期比+1.4%)、営業利益23.7億円(前期比+70.2%)と増収増益。第10次中期経営計画の2年目として、サステナビリティ推進や次世代事業創出など、企業価値向上に向けた取り組みが加速し、来期以降の成長も期待される。

強み: 特殊潤滑油、合成潤滑油、素材、ホットメルト接着剤、エネルギーデバイス材料と多岐にわたる化学品事業を展開。特に、境界領域におけるニーズに応える技術力と、「MORESCO Green SX」製品の拡充は競争優位性となる。

懸念: 海外市場での政治情勢変化や災害・疫病発生リスク、特定生産拠点への集中による供給停止リスク、原料価格変動の影響は引き続き懸念材料。

リスク: 海外市場での景気変動、政治情勢変化、災害・疫病発生リスク。特定の生産拠点(赤穂工場、本社・研究センター、千葉工場)でのトラブルによる供給停止リスク。原料価格変動と調達リスク、およびそれを価格転嫁できない場合の収益圧迫。

AI詳細分析(2026年2月期)

事業概要

MORESCO(モレスコ)は、境界領域における化学品の開発・製造・販売を主軸とする企業グループです。その事業は多岐にわたり、特殊潤滑油、合成潤滑油、素材(流動パラフィン、スルホネート)、ホットメルト接着剤、そしてエネルギーデバイス材料などを展開しています。特に、自動車分野向けのブレーキ液や不凍液、ハードディスク表面潤滑剤、ダイカスト用油剤、切削油剤などが主要製品として挙げられます。事業は地域別に「日本」「中国」「東南/南アジア」「北米」の4つのセグメントで構成され、グローバルな生産・販売体制を構築しています。持続可能な社会の実現と事業の付加価値向上をテーマに掲げ、環境対応製品や次世代事業の創出にも注力しており、MGS製品(MORESCO Green SX製品)の売上比率40%を2026年度に目指すなど、サステナビリティ経営を推進しています。

直近決算ハイライト

2026年2月期の決算は、売上高が349億円(前期比1.4%増)、営業利益が24億円(前期比70.2%増)、経常利益が27億円(前期比48.5%増)、当期純利益が15億円(前期比50.5%増)と、増収増益を達成しました。特に営業利益の伸びが顕著で、これは高付加価値製品の販売増加と販売費及び一般管理費の抑制によるものです。セグメント別では、日本特殊潤滑油部門は自動車生産の低調さにもかかわらず、新規拡販やデータセンター向け製品の貢献で増収を確保しました。中国、東南/南アジア、北米といった海外地域でも、現地法人の合理化や統合効果、高付加価値品の販売増加、経費抑制策により、全体として増益基調を維持しました。キャッシュ・フロー面では、営業活動によるキャッシュ・フローは30億円(前期比8.4%増)と堅調に推移し、現金及び預金は69億円(前期比25.5%増)と潤沢な流動性を確保しています。1株配当も55円(前期比22.2%増)と増配しており、株主還元にも積極的な姿勢が見られます。

強みと競争優位性

MORESCOの強みは、長年培ってきた特殊潤滑油や化学品分野における高度な技術力と、それに基づいた幅広い製品ラインナップにあります。特に、自動車産業やエレクトロニクス産業など、高度な品質と性能が要求される分野での実績は、同社の技術的な信頼性の高さを物語っています。また、グローバルに展開する生産・販売ネットワークは、地域ごとの市場ニーズに迅速に対応し、安定供給を可能にしています。中期経営計画における「サステナビリティ経営の推進」や「製品ポートフォリオの高度化」といった戦略は、環境規制の強化や顧客ニーズの変化といった外部環境への適応力を高め、競争優位性をさらに強化するものです。特に、PFASフリー潤滑剤や耐放射線性潤滑剤などの開発は、先端分野における新たな需要を取り込む可能性を秘めています。機械学習を活用した開発プロセスの迅速化や、ラボラトリーオートメーションによる効率化といった業務プロセスの革新も、開発競争における優位性を支えています。

リスク要因

同社は、海外市場への依存度が高い(売上高の約4割)ため、為替変動や各国の政治・経済情勢の変化が業績に影響を与えるリスクがあります。また、特殊潤滑油部門における特定の生産拠点への設備集中は、大規模災害や事故発生時の供給途絶リスクとなります。素材部門においても、単一工場での生産体制は同様のリスクを内包しています。原料購入においては、原油価格やナフサ価格の変動がコストに影響を与える可能性があり、これらを製品価格に転嫁できない場合、収益性を圧迫する要因となり得ます。さらに、化学品事業においては、製造過程で発生する廃硫酸の処理や、環境規制の強化に伴う追加投資の必要性もリスクとして挙げられます。研究開発への投資が必ずしも期待通りの収益に繋がらない可能性や、予期せぬ製品の品質不良による訴訟リスク、サイバー攻撃による情報流出リスクなども、経営上の課題として認識されています。

投資テーマとの関連

MORESCOは、その事業内容から複数の投資テーマとの関連性が考えられます。まず、環境問題への意識の高まりを背景とした「サステナビリティ」関連では、MORESCO Green SX(MGS)製品の拡充やサーキュラーエコノミーの推進といった取り組みが注目されます。2026年度までにMGS製品の売上比率40%を目指す目標は、ESG投資の観点から評価される可能性があります。また、AIや半導体分野への投資拡大は、同社の「ハードディスク表面潤滑剤」や「PFASフリー潤滑剤」といった製品の需要増加に繋がる可能性があります。さらに、中長期的な成長ドライバーとして期待される「次世代事業の創出」では、ライフサイエンス分野でのナノエマルジョン技術の事業化や、エネルギーデバイス材料事業におけるペロブスカイト太陽電池向け封止材の高性能化などが挙げられます。これらの先端技術への取り組みは、将来的な企業価値向上に寄与するテーマとして位置づけられます。

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