ENEOSホールディングス株式会社 (5020) IFRS Yahoo!ファイナンス↗

業種: 石油・石炭製品
AI再生可能エネルギーLNGEV
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 8/11位
D
安定性
業種 7/11位
C
成長性
業種 3/11位
C
効率性
業種 5/11位
C
CF健全性
業種 8/11位
売上高
11.8兆円
粗利率
10.4%
営業利益率
4.0%
純利益率
2.2%
ROE
7.7%
ROIC
5.5%
自己資本比率
37.0%
D/Eレシオ
0.78
有利子負債
2.6兆円
ネットキャッシュ
-1.7兆円
NC/時価総額
-45.5%
運転資本余剰*
-1.8兆円
運転資本余剰/時価総額*
-48.0%
フリーCF
3680億円
FCFマージン
3.1%
キャッシュ化率
2.40倍
PBR
1.13倍
EV/EBITDA
7.0倍
PER
14.7倍
想定株価
1411.0円
想定時価総額
3.8兆円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 11.8兆円 1.2兆円 3292億円 4666億円 7958億円 4488億円 2587億円
2025年3月期 12.3兆円 1.1兆円 3202億円 1061億円 4263億円 882億円 2261億円
2024年3月期 13.9兆円 1.3兆円 3341億円 4649億円 7990億円 4481億円 2881億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 9.1兆円 4.3兆円 2.7兆円 2.6兆円 3.4兆円
2025年3月期 8.8兆円 4.2兆円 2.6兆円 2.7兆円 3.1兆円
2024年3月期 10.1兆円 4.7兆円 3.1兆円 3.3兆円 3.2兆円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 8773億円 1.6兆円 1.4兆円 2.6兆円 非該当 742億円 -1.8兆円
2025年3月期 8466億円 1.6兆円 1.4兆円 2.7兆円 非該当 742億円 -1.8兆円
2024年3月期 7759億円 1.8兆円 1.7兆円 3.3兆円 非該当 2567億円 -2.3兆円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別BS(IFRS参考値)

決算期 その他金融資産(流動)※参考値 その他金融資産(非流動)※参考値
2026年3月期 1980億円 3372億円
2025年3月期 870億円 3448億円
2024年3月期 1283億円 4152億円

IFRS特有のタグ。有価証券・デリバティブ・預け金等を合算した値で、純粋な投資有価証券ではないため参考値扱い。

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 6200億円 -2520億円 -3610億円 3680億円
2025年3月期 5768億円 1308億円 -6304億円 7076億円
2024年3月期 1.0兆円 -2410億円 -3310億円 7693億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 96.2円 1252.8円 34.0円 35.4% -642.5円 14.7倍 1411.0円 3.8兆円 2,706,767,000株 860,300株
2025年3月期 80.0円 1152.5円 26.0円 32.5% -603.4円 9.8倍 782.0円 2.4兆円 3,032,851,000株 1,075,600株
2024年3月期 95.6円 1079.8円 22.0円 23.0% -834.5円 7.7倍 731.6円 2.2兆円 3,032,851,000株 46,365,900株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 7.7% 2.8% 5.5% 10.4% 4.0% 6.8% 2.2% 3.1% 37.0% 0.78
2025年3月期 7.3% 2.6% 1.3% 9.0% 0.9% 3.5% 1.8% 5.7% 35.3% 0.86
2024年3月期 8.9% 2.8% 5.0% 9.7% 3.4% 5.8% 2.1% 5.5% 31.8% 1.01

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 -4.5% 339.8% 14.4% -7.8% 9.0% 18.4% -
2025年3月期 -11.1% -77.2% -21.5% 4.1% 4.2% -48.7% 代表取締役 社長執行役員宮田知秀
2024年3月期 -7.7% 65.3% 100.4% 21.9% 4.5% 22.3% 代表取締役 社長執行役員宮田知秀

業種比較(石油・石炭製品、10社中央値)

指標ENEOSホールディングス株式会社業種中央値
ROE7.7%8.0%
ROA2.8%3.3%
営業利益率4.0%6.4%
純利益率2.2%3.9%
自己資本比率37.0%35.0%
売上成長率-4.5%-5.3%
PER14.7倍12.1倍
PBR1.13倍0.92倍
EV/EBITDA7.0倍7.0倍
NC/時価総額-45.5%-17.7%
運転資本余剰/時価総額-48.0%-68.9%
同業他社: 出光興産株式会社(5019)コスモエネルギーホールディングス株式会社(5021)富士石油株式会社(5017)日本コークス工業株式会社(3315)ニチレキグループ株式会社(5011)全11社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

石油・石炭製品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
出光興産株式会社 (5019) 1.9兆円 8.1兆円
コスモエネルギーホールディングス株式会社 (5021) 7075億円 2.7兆円
ニチレキグループ株式会社 (5011) 597億円 759億円
株式会社ユシロ (5013) 391億円 512億円
ビーピー・カストロール株式会社 (5015) 212億円 147億円
株式会社MORESCO (5018) 200億円 349億円
日本精蝋株式会社 (5010) 38億円 198億円
日本コークス工業株式会社 (3315) - 914億円
石油・石炭製品の企業一覧(全11社)→

異常検知フラグ

2026年3月期: 売上3年連続減少

AI分析(2026年3月期)

AI
東南アジア・豪州における石油精製・販売事業のM&AAI活用による業務効率化・組織スリム化持続可能な航空燃料(SAF)事業グループ会社の組織・体制再構築海外燃料油事業の拡大

見通し: 2026年度の売上高は12兆8,500億円、営業利益は6,100億円と増収増益を見込む。中核事業である石油精製・販売事業の海外展開(東南アジア・豪州M&A)とAI活用による効率化が成長ドライバー。

強み: 国内石油精製・販売事業でトップシェア。海外M&Aによるグローバル展開、AI活用による効率化、次世代エネルギーへの投資を推進。

懸念: 原油・石油製品価格の変動リスク、為替変動リスク、国内石油需要の構造的減少、環境規制強化が業績に影響を与える可能性。

リスク: 1.商品価格変動リスク:原油・石油製品・石油化学製品等の価格変動はマージンに影響。2.需要変動リスク:国内石油需要の減少、アジア経済動向による石油化学製品需要の変動。3.為替リスク:外貨建て資産・負債、海外子会社換算への影響。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

ENEOSグループは、国内最大のエネルギー供給事業者として、石油精製・販売を中核事業としつつ、石油・天然ガス開発、機能材、電力、再生可能エネルギー、さらには次世代エネルギー関連事業へと多角化を進める総合エネルギー企業です。主要な収益源である石油製品・石油化学製品の製造・販売においては、国内に複数の製油所を有し、全国に広がる販売網を通じてガソリン、灯油、軽油などの燃料油や、合成樹脂、合成繊維の原料となる化学製品を供給しています。また、石油・天然ガス開発事業では、国内外の権益を通じて原油・天然ガスの探鉱・開発・生産を行っています。機能材事業では、タイヤ材料や二次電池材料などを提供し、電力事業や再生可能エネルギー事業では、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを強化しています。近年では、AI活用による業務効率化や、海外事業の強化、ポートフォリオ再編にも注力しており、「今日のあたり前」を支え、「明日のあたり前」をリードする企業として、エネルギーの安定供給と社会課題解決の両立を目指しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期は、売上高が前期比4.5%減の11兆7,655億円となりました。これは、原油価格が年度を通じて軟調に推移したものの、期末にかけて急騰した影響や、円安進行などが複合的に作用した結果と見られます。一方で、営業利益は前期比339.8%増の4,666億円と大幅な増益を達成しました。この大幅な利益改善は、在庫影響(総平均法及び簿価切下げによる棚卸資産の評価が売上原価に与える影響)を除いた営業利益相当額が、前期の損失から大幅な改善を見せたことが主因です。経常利益も前期比408.7%増の4,488億円、当期純利益も前期比14.4%増の2,587億円と、収益性が大きく向上しました。純資産は前期比8.7%増の3兆3,698億円、総資産は前期比3.5%増の9兆943億円と、いずれも増加傾向を示しています。現金及び預金も前期比3.6%増の8,773億円となり、手元資金の潤沢さも維持されています。営業キャッシュ・フローも前期比7.5%増の6,200億円と堅調に推移しました。EPSは前期比20.3%増の96.18円、1株配当は前期比30.8%増の34.00円と、株主還元も強化されています。

強みと競争優位性

ENEOSグループの最大の強みは、国内における圧倒的な石油精製・販売シェアと、それに裏打ちされた広範な販売網およびインフラです。これにより、エネルギーの安定供給という社会的使命を果たすと同時に、スケールメリットを活かした効率的な事業運営を実現しています。また、石油・天然ガス開発から精製、販売、さらには電力、再生可能エネルギー、機能材といった多角的な事業ポートフォリオを有していることは、特定の事業環境の変化に対するリスク分散能力を高め、安定した収益基盤を構築する上で有利に働きます。近年は、AI活用による業務効率化やデータに基づく経営判断の高度化を推進しており、DX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組みも強化しています。さらに、M&Aを通じた海外事業の積極的な拡大は、国内需要の構造的減少を見据えた成長戦略として、将来的な収益源の多様化に貢献すると期待されます。これらの強みを組み合わせることで、エネルギー業界におけるリーディングカンパニーとしての地位を盤石なものとしています。

リスク要因

ENEOSグループは、その事業特性から多岐にわたるリスクに晒されています。まず、原油価格や為替レートの変動は、石油製品の販売価格や原料調達コストに直接影響を与え、収益性を大きく左右する市場リスクです。特に、中東情勢の緊迫化などは、原油供給の不確実性を高め、経営成績に重大な影響を及ぼす可能性があります。また、国内石油需要の構造的な減少は、主力の石油精製・販売事業にとって長期的な課題です。これに加え、気候変動への対応や環境規制の強化は、事業活動への制約や追加的なコスト発生のリスクとなり得ます。操業リスクとしては、火災、爆発、事故、自然災害などが挙げられ、これらの発生は甚大な損失をもたらす可能性があります。さらに、国際的な資源獲得競争の激化は、石油・天然ガス埋蔵量の確保や開発コストの増加につながるリスクを内包しています。競争環境の激化や、原料供給源におけるカントリーリスクも、事業継続上の潜在的な脅威となります。

投資テーマとの関連

ENEOSグループは、既存のエネルギーインフラ事業に加え、未来のエネルギー社会を形成する上で重要な複数の投資テーマとの関連性を有しています。具体的には、再生可能エネルギー事業や、SAF(持続可能な航空燃料)、水素、合成燃料といった次世代エネルギー分野への取り組みは、カーボンニュートラル社会の実現に向けた投資テーマと強く結びついています。また、AI活用による業務効率化やサプライチェーン最適化は、AI・DXといったテーマの文脈で捉えることができます。さらに、近年の地政学リスクの高まりやエネルギー安全保障の重要性の再認識は、エネルギーインフラ企業としての同社の役割を再評価させる要因となり得ます。海外事業の拡大、特に東南アジア・豪州における石油精製・販売事業のM&Aは、グローバルな成長戦略の一環として、同社の事業ポートフォリオの変革を加速させる可能性があります。これらのテーマとの関連性は、長期的な視点での企業価値向上に寄与するものと考えられます。

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