大平洋金属株式会社 (5541) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 鉄鋼
金属資源レアメタル電池材料
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 16/43位
A
安定性
業種 1/43位
D
成長性
業種 23/43位
D
効率性
業種 35/43位
B
CF健全性
業種 11/43位
売上高
94億円
粗利率
-33.4%
営業利益率
-52.8%
純利益率
27.7%
ROE
4.2%
ROIC
-5.5%
自己資本比率
93.5%
D/Eレシオ
-
有利子負債
-
ネットキャッシュ
184億円
NC/時価総額
40.3%
運転資本余剰*
173億円
運転資本余剰/時価総額*
38.0%
フリーCF
7億円
FCFマージン
7.2%
キャッシュ化率
0.93倍
PBR
0.73倍
EV/EBITDA
-
PER
18.0倍
想定株価
2627.3円
想定時価総額
457億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 94億円 -31億円 4億円 -50億円 -46億円 33億円 26億円
2025年3月期 132億円 -52億円 4億円 -74億円 -70億円 -16億円 -17億円
2024年3月期 155億円 -71億円 4億円 -91億円 -88億円 -21億円 -11億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 673億円 322億円 11億円 31億円 629億円
2025年3月期 718億円 385億円 12億円 29億円 674億円
2024年3月期 738億円 418億円 17億円 31億円 688億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 184億円 68億円 38億円 - 264億円 - 173億円
2025年3月期 250億円 72億円 33億円 - 249億円 - 237億円
2024年3月期 222億円 111億円 50億円 - 237億円 - 205億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 24億円 -17億円 -73億円 7億円
2025年3月期 30億円 -2億円 -700万円 29億円
2024年3月期 28億円 20億円 -500万円 48億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 146.0円 3619.7円 135.0円 92.4% 1057.9円 18.0倍 2627.3円 457億円 19,577,071株 2,189,400株
2025年3月期 -85.5円 3455.7円 135.0円 - 1280.7円 - - - 19,577,071株 75,900株
2024年3月期 -55.1円 3527.2円 - - 1136.2円 - - - 19,577,071株 75,600株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 4.2% 3.9% -5.5% -33.4% -52.8% -49.1% 27.7% 7.2% 93.5% -
2025年3月期 -2.5% -2.3% -7.6% -39.4% -55.9% -53.2% -12.7% 21.7% 93.9% -
2024年3月期 -1.6% -1.5% -9.3% -45.9% -58.7% -56.5% -6.9% 30.9% 93.2% -

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 -28.5% -167.5% 56.6% -35.4% -21.8% - -
2025年3月期 -15.1% -180.8% -255.2% -38.7% -21.5% - 代表取締役社長 岩舘一夫
2024年3月期 -55.5% -172.4% -121.4% -21.6% -20.6% - 代表取締役社長 青山正幸

業種比較(鉄鋼、42社中央値)

指標大平洋金属株式会社業種中央値
ROE4.2%4.7%
ROA3.9%2.7%
営業利益率-52.8%4.5%
純利益率27.7%3.5%
自己資本比率93.5%58.5%
売上成長率-28.5%-3.2%
PER18.0倍12.0倍
PBR0.73倍0.57倍
EV/EBITDA-6.0倍
NC/時価総額40.3%4.8%
運転資本余剰/時価総額38.0%-31.0%
同業他社: 日本製鉄株式会社(5401)JFEホールディングス株式会社(5411)株式会社 神戸製鋼所(5406)大同特殊鋼株式会社(5471)山陽特殊製鋼株式会社(5481)全43社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

鉄鋼で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
新日本電工株式会社 (5563) 447億円 773億円
東京鐵鋼株式会社 (5445) 504億円 725億円
日本精線株式会社 (5659) 389億円 466億円
合同製鐵株式会社 (5410) 531億円 1918億円
モリ工業株式会社 (5464) 360億円 433億円
株式会社中山製鋼所 (5408) 333億円 1483億円
三菱製鋼株式会社 (5632) 275億円 1546億円
日本冶金工業株式会社 (5480) 642億円 1509億円
鉄鋼の企業一覧(全43社)→

異常検知フラグ

2026年3月期: 売上3年連続減少
2025年3月期: 売上3年連続減少

AI分析(2026年3月期)

金属資源レアメタル
フェロニッケル事業新規事業開発事業ポートフォリオ再構築PAMCOvision2031LMEニッケル価格変動

見通し: 今期はフェロニッケル事業の販売数量抑制により減収となる見込みだが、新規事業への投資とポートフォリオ再構築により、2026年度以降の業績改善を目指す。「PAMCOvision2031」にて持続可能な総合素材カンパニーへの転換を図る。

強み: 製錬技術と安定した高品質生産体制。新規事業への積極的な投資と事業ポートフォリオ再構築による多角化戦略。

懸念: フェロニッケル価格はLMEニッケル価格やニッケル銑鉄価格、為替相場の変動に大きく左右される。主需要先のステンレス鋼業界の低迷も懸念材料。

リスク: ①フェロニッケル価格変動リスク:LMEニッケル価格、ニッケル銑鉄価格、為替変動により収益が大きく影響を受ける。②販売数量リスク:ステンレス鋼業界の稼働率低迷や原料調達シフトにより販売数量が維持できない可能性。③資材調達リスク:資源ナショナリズム等によるニッケル鉱石の安定調達が困難になる可能性。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当社グループは、フェロニッケル製品の製造・販売を主軸とするニッケル事業を中核としています。主原料であるニッケル鉱石をフィリピンなどから調達し、製錬を経てフェロニッケル製品として国内外のステンレス鋼業界などに販売しています。このニッケル事業が売上高の大部分を占めており、その収益性はロンドン金属取引所(LME)におけるニッケル価格や外国為替相場、さらにはニッケル銑鉄の価格動向に大きく影響されます。その他、製造過程で使用するガス類を供給するガス事業や、鋳鍛鋼品・産業機械の販売、環境関連事業、再生可能エネルギー関連事業、カルシウムアルミネート製造販売、LIB関連研究開発など、多角的な新規事業開発にも取り組んでいます。これらの事業を通じて、持続可能な循環型社会の共創を目指す総合素材カンパニーへの転換を図っています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の連結決算では、売上高は前年比28.5%減の94億円となりました。これは、ニッケル需給の緩みや、価格優位性のあるニッケル銑鉄への調達シフト、ニッケル銑鉄価格の販売価格への影響などを背景に、収益性を重視した戦略的な販売数量抑制方針を継続したことが主な要因です。営業利益は49.71億円の損失となりましたが、前年度の73.68億円の損失から改善しました。この改善は、前年度に計上した大幅な棚卸資産簿価切下げ額が当期は縮小したことによる売上原価の改善が寄与しています。経常利益は、営業外収益における持分法による投資利益78.75億円が大きく貢献し、前年度の経常損失から一転して33.23億円の黒字となりました。親会社株主に帰属する当期純利益も、経常利益の黒字化に伴い26.10億円となりました。現金及び預金は、配当金の支払い増加や自己株式取得により、前年度末比26.4%減の184億円となっています。

強みと競争優位性

当社グループの強みは、長年培ってきたニッケル製錬技術と、安定した高品質な製品供給体制にあります。主原料であるニッケル鉱石の安定調達のため、フィリピンの鉱山会社との長期購入契約や資本参加、技術・資金援助などを実施しており、資源ナショナリズムなどのリスクを管理しつつ、サプライチェーンの強固化を図っています。また、ニッケル事業で培った技術やノウハウを活かし、多金属ノジュール受託製錬事業やベリリウム事業、小売電気事業、カルシウムアルミネート製造販売事業、LIB関連研究開発など、新規事業分野への展開を積極的に進めている点も、将来的な競争優位性を築く上で重要です。特に、持分法適用会社であるNickel Asia Corporationへの出資や、株式会社MiRESSOとの資本業務提携などは、新たな収益源の確保と事業ポートフォリオの多角化に向けた具体的な取り組みと言えます。

リスク要因

当社グループの経営成績に影響を及ぼす主要なリスクは、ニッケル事業における販売価格の変動です。LMEニッケル価格、外国為替相場、ニッケル銑鉄の価格動向が、フェロニッケル製品の販売価格に直接的な影響を与えます。これらの価格変動リスクに対して、一定の売買契約や為替変動リスクヘッジを実施していますが、市場の急激な変動により予想収益を確保できない可能性があります。また、主需要先であるステンレス鋼業界の環境悪化や、海外ステンレス生産者の原料調達シフトによる販売数量の低迷もリスク要因です。さらに、原料調達先での資源ナショナリズムの進展や、気候変動に伴う災害・規制、地政学リスク(中東・ウクライナ情勢など)によるコスト上昇やサプライチェーンの混乱も、業績に影響を与える可能性があります。

投資テーマとの関連

当社グループは、直接的にAI、半導体、EVといった成長テーマに直結する事業を展開しているわけではありませんが、新規事業分野への取り組みを通じて間接的な関連性が生まれる可能性があります。特に、LIB(リチウムイオンバッテリー)関連の研究開発を積極的に進めている点は、EV市場の拡大と密接に関連しています。また、環境問題への対応としてTCFD提言に賛同し、サステナビリティ推進会議を設置するなど、カーボンニュートラルへの取り組みを強化しており、これはESG投資の観点からも注目される要素です。将来的には、新規事業ポートフォリオの再構築が進行し、新たな事業が成長テーマと結びつくことで、投資テーマとの関連性がより深まることが期待されます。持続可能な循環型社会の共創を目指す企業姿勢は、長期的な視点での投資対象としての魅力を高める可能性があります。

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