三菱製鋼株式会社 (5632) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 鉄鋼
自動車部品金属資源インフラ老朽化防衛EV再生可能エネルギー
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 28/43位
E
安定性
業種 43/43位
D
成長性
業種 19/43位
C
効率性
業種 12/43位
B
CF健全性
業種 17/43位
売上高
1546億円
粗利率
13.5%
営業利益率
3.1%
純利益率
2.0%
ROE
6.3%
ROIC
3.6%
自己資本比率
34.4%
D/Eレシオ
0.93
有利子負債
454億円
ネットキャッシュ
-283億円
NC/時価総額
-102.8%
運転資本余剰*
-304億円
運転資本余剰/時価総額*
-110.5%
フリーCF
94億円
FCFマージン
6.0%
キャッシュ化率
3.30倍
PBR
0.57倍
EV/EBITDA
6.6倍
PER
8.8倍
想定株価
1782.0円
想定時価総額
275億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 1546億円 208億円 37億円 48億円 85億円 40億円 31億円
2025年3月期 1596億円 237億円 41億円 66億円 107億円 49億円 24億円
2024年3月期 1699億円 218億円 41億円 48億円 89億円 19億円 -10億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 1415億円 822億円 475億円 375億円 487億円
2025年3月期 1387億円 833億円 454億円 434億円 443億円
2024年3月期 1471億円 929億円 487億円 506億円 436億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 171億円 283億円 287億円 454億円 68億円 - -304億円
2025年3月期 161億円 287億円 303億円 524億円 60億円 - -293億円
2024年3月期 222億円 315億円 297億円 571億円 59億円 - -264億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 101億円 -7億円 -87億円 94億円
2025年3月期 60億円 -52億円 -65億円 8億円
2024年3月期 65億円 -40億円 -116億円 25億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 202.0円 3219.5円 81.0円 40.1% -1831.7円 8.8倍 1782.0円 275億円 15,709,000株 273,400株
2025年3月期 155.9円 2820.3円 64.0円 41.0% -2345.9円 - - - 15,709,000株 273,200株
2024年3月期 -63.5円 2704.3円 60.0円 - -2257.1円 - - - 15,709,000株 272,500株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 6.3% 2.2% 3.6% 13.5% 3.1% 5.5% 2.0% 6.0% 34.4% 0.93
2025年3月期 5.3% 1.7% 4.8% 14.9% 4.1% 6.7% 1.5% 0.5% 32.0% 1.18
2024年3月期 -2.2% -0.7% 3.3% 12.8% 2.8% 5.3% -0.6% 1.5% 29.7% 1.31

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 -3.1% -27.1% 29.3% -3.2% 9.6% -4.8% -
2025年3月期 -6.1% 36.5% 143.9% 2.9% 6.4% 1.5% 代表取締役社長執行役員 山 口 淳
2024年3月期 -0.4% -13.3% -144.3% 20.2% 5.6% - 代表取締役社長執行役員 山 口 淳

業種比較(鉄鋼、42社中央値)

指標三菱製鋼株式会社業種中央値
ROE6.3%4.5%
ROA2.2%2.8%
営業利益率3.1%4.5%
純利益率2.0%3.7%
自己資本比率34.4%60.0%
売上成長率-3.1%-3.4%
PER8.8倍12.3倍
PBR0.57倍0.59倍
EV/EBITDA6.6倍5.8倍
NC/時価総額-102.8%8.4%
運転資本余剰/時価総額-110.5%-29.3%
同業他社: 日本製鉄株式会社(5401)JFEホールディングス株式会社(5411)株式会社 神戸製鋼所(5406)大同特殊鋼株式会社(5471)山陽特殊製鋼株式会社(5481)全43社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

鉄鋼で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社中山製鋼所 (5408) 333億円 1483億円
モリ工業株式会社 (5464) 360億円 433億円
日亜鋼業株式会社 (5658) 165億円 338億円
日本精線株式会社 (5659) 389億円 466億円
東北特殊鋼株式会社 (5484) 157億円 209億円
株式会社メタルアート (5644) 143億円 453億円
株式会社エンビプロ・ホールディングス (5698) 138億円 491億円
新家工業株式会社 (7305) 118億円 404億円
鉄鋼の企業一覧(全43社)→

異常検知フラグ

2026年3月期: 売上3年連続減少

AI分析(2026年3月期)

自動車部品金属資源インフラ老朽化防衛
特殊鋼鋼材事業の収益体質転換ばね事業の構造改革と精密部品の高付加価値化特殊合金粉末(軟磁性粉末)の用途拡大とEV化鈍化への対応機器装置事業の安全保障・エネルギー分野への注力と新工場建設PBR1倍以上達成に向けた企業価値向上

見通し: 2025年度は特殊鋼鋼材事業の低迷が続くが、ばね事業や機器装置事業の成長でカバーし、増収増益を見込む。2026年度以降は中期経営計画に基づき、戦略事業の収益化と基盤事業の再構築で企業価値向上を目指す。

強み: ASEAN唯一の特殊鋼メーカーとしての地位。精密部品や特殊合金粉末など、成長分野での技術開発力と顧客基盤。

懸念: 国内鋼材事業における高炉トラブルの影響長期化と、それに伴う生産性悪化。PBR1倍割れが続く企業価値向上の課題。

リスク: 事業環境リスク:市場・需要動向の変動、市場競争の激化、原材料・エネルギー価格高騰。事業運営リスク:製品の瑕疵・欠陥、設備事故・労働災害。その他:環境規制・気候変動、地政学・為替変動。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

三菱製鋼グループは、自動車、建設機械、産業機械、インフラ、エネルギー、防衛など、幅広い産業分野に不可欠な素材や部品を提供する複合素材メーカーです。主要事業は、特殊鋼鋼材、ばね、素形材、機器装置の4つに大別されます。特殊鋼鋼材事業では、国内鋼材事業と海外鋼材事業を展開し、特にASEAN地域においては特殊鋼メーカーとしての強みを持っています。ばね事業は、自動車用ばねを基盤としつつ、精密部品や商用車・車両用ばねへと事業領域を拡大しています。素形材事業では、特殊合金粉末、特に軟磁性粉末やMIM用粉末に注力し、EV化やAI・データセンター向け需要を取り込みます。機器装置事業では、安全保障・エネルギー分野向けの防護装備品やタービンケーシングなどを製造し、洋上風力発電関連機器にも対応しています。これらの事業を通じて、社会基盤を支える製品を提供し、持続的な成長を目指しています。2026年3月期においては、売上高1,546億円、営業利益48億円を計上しました。

直近決算ハイライト

2026年3月期の決算は、売上高が前期比3.2%減の1,546億円となりました。これは、国内鋼材事業における需要低迷と室蘭コンビナートの高炉トラブル・火災事故による生産性悪化が主因です。営業利益は同27.1%減の48億円と大幅に減少し、利益率の悪化が見られます。経常利益も同17.2%減の40億円となりました。一方で、親会社株主に帰属する当期純利益は、前期の特別損失解消や固定資産売却益、メキシコ子会社売却に伴う税効果などの一時的な要因により、同29.3%増の31億円と増加しました。セグメント別では、特殊鋼鋼材事業が大幅な減収減益となったのに対し、ばね事業は精密部品や国内ばねの好調により増収増益を達成しました。素形材事業も精密鋳造品や特殊合金粉末の販売増により増収増益、機器装置事業も安全保障・エネルギー分野の需要増で増収増益となりました。キャッシュ・フロー面では、営業活動によるキャッシュ・フローが前期比67.8%増の101億円と大きく改善しており、これは売上債権の減少や仕入債務の増加が寄与しています。

強みと競争優位性

同社の強みは、長年にわたり培ってきた特殊鋼鋼材、ばね、素形材、機器装置といった多岐にわたる事業分野での技術力と、それらを支える強固な顧客基盤にあります。特に、ASEAN地域における特殊鋼メーカーとしての地位や、自動車ばね分野における長年の実績は、競争優位性の源泉となっています。また、近年注力している精密部品、特殊合金粉末、安全保障・エネルギー関連機器といった戦略事業においては、高い付加価値を持つ製品開発や、顧客ニーズへの迅速な対応力を強みとしています。変化の激しい市場環境に対応するため、ROIC経営を軸とした事業ポートフォリオの最適化や、研究開発・設備投資・人的資本投資への重点配分を進めており、これが持続的な競争力維持・向上に繋がっています。さらに、2030年のありたい姿を見据え、パーパスを浸透させることで組織実行力を高め、ステークホルダーとの共創を通じて企業価値向上を目指す姿勢も、将来的な競争優位性を構築する上で重要となります。

リスク要因

同社が認識している主要なリスク要因は多岐にわたります。まず、市場・需要動向の変動リスクが挙げられ、特に国内鋼材事業は建設機械分野の需要変動や中長期的な市場縮小の影響を受けやすい状況です。また、国内外に競合企業が存在することから、市場競争の激化による価格下落やシェア低下のリスクも継続的に存在します。原材料・副資材・エネルギー価格の変動は、製造コストに直接影響し、販売価格への転嫁が遅れると利益率低下を招く可能性があります。地政学リスクや為替変動は、海外拠点を持つ同社にとって生産・物流の停滞や追加コスト発生のリスクとなります。さらに、製品の瑕疵・欠陥、設備事故・労働災害、情報システム障害・情報漏洩といった事業運営上のリスクも、信用低下や業績悪化に繋がる可能性があります。これらに加え、気候変動や環境規制の強化、人材確保・育成の難しさなども、中長期的な経営に影響を与えるリスクとして認識されています。

投資テーマとの関連

三菱製鋼グループは、複数の重要な投資テーマと関連性を持っています。まず、素形材事業における軟磁性粉末は、AIやデータセンター向けサーバー用インダクタ需要の拡大と直結しており、今後の成長ドライバーとなる可能性があります。また、EV化の鈍化が見られる中でも、電動化・高効率化・高機能化を背景とした高性能粉末の需要拡大は、同社の事業成長に貢献すると期待されます。機器装置事業においては、安全保障分野およびエネルギー関連分野(洋上風力発電など)への注力が、これらのテーマにおける需要拡大の恩恵を受ける可能性があります。さらに、同社は脱炭素化に向けた取り組みとして2050年カーボンニュートラル目標を設定しており、環境規制対応やGHG削減、環境関連製品の開発・販売は、サステナビリティ投資の観点からも注目される要素です。これらの戦略事業への投資と育成が、将来の企業価値向上に繋がるかどうかが、投資テーマとの関連性を測る上で重要となります。

本ページの情報はEDINET有価証券報告書から機械的に抽出・加工したものであり、正確性・完全性を保証するものではありません。 財務プロファイルは全収録企業中の相対的な位置を示すもので、特定の企業の評価や投資判断を推奨・助言するものではありません。 投資に関する最終決定はご自身の判断で行ってください。