日本精線株式会社 (5659) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 鉄鋼
再生可能エネルギー半導体医療機器水素自動車部品
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 14/43位
A
安定性
業種 9/43位
D
成長性
業種 28/43位
C
効率性
業種 15/43位
D
CF健全性
業種 31/43位
売上高
466億円
粗利率
14.6%
営業利益率
6.6%
純利益率
4.6%
ROE
5.0%
ROIC
5.0%
自己資本比率
75.4%
D/Eレシオ
0.01
有利子負債
6億円
ネットキャッシュ
153億円
NC/時価総額
39.4%
運転資本余剰*
71億円
運転資本余剰/時価総額*
18.3%
フリーCF
2億円
FCFマージン
0.5%
キャッシュ化率
1.68倍
PBR
0.91倍
EV/EBITDA
5.0倍
PER
18.0倍
想定株価
1256.8円
想定時価総額
389億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 466億円 68億円 17億円 31億円 48億円 32億円 21億円
2025年3月期 467億円 82億円 17億円 46億円 63億円 46億円 33億円
2024年3月期 447億円 71億円 17億円 35億円 52億円 37億円 26億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 567億円 373億円 88億円 45億円 428億円
2025年3月期 559億円 381億円 93億円 47億円 412億円
2024年3月期 534億円 355億円 88億円 51億円 389億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 159億円 105億円 78億円 6億円 2億円 - 71億円
2025年3月期 165億円 109億円 77億円 3億円 6800万円 - 72億円
2024年3月期 146億円 103億円 80億円 5億円 1億円 - 58億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 36億円 -34億円 -10億円 2億円
2025年3月期 47億円 -13億円 -17億円 34億円
2024年3月期 47億円 -28億円 -15億円 19億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 69.9円 1392.5円 42.0円 60.1% 494.9円 18.0倍 1256.8円 389億円 31,265,000株 323,800株
2025年3月期 106.0円 1343.5円 56.0円 52.8% 523.8円 12.0倍 1274.8円 394億円 31,265,000株 323,400株
2024年3月期 84.5円 1268.0円 126.0円 149.1% 457.2円 16.7倍 1412.3円 437億円 31,265,000株 323,000株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 5.0% 3.8% 5.0% 14.6% 6.6% 10.2% 4.6% 0.5% 75.4% 0.01
2025年3月期 7.9% 5.8% 7.7% 17.6% 9.8% 13.4% 7.0% 7.2% 73.7% 0.01
2024年3月期 6.7% 4.9% 6.3% 15.8% 7.9% 11.7% 5.8% 4.2% 72.8% 0.01

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 -0.3% -32.8% -33.9% -1.7% 6.4% -9.7% -
2025年3月期 4.5% 29.4% 25.4% 1.4% 6.0% -0.1% 代表取締役社長 利光一浩
2024年3月期 -8.8% -15.4% -16.0% 9.5% 2.9% 14.1% 代表取締役社長 利光一浩

業種比較(鉄鋼、42社中央値)

指標日本精線株式会社業種中央値
ROE5.0%4.5%
ROA3.8%2.7%
営業利益率6.6%3.9%
純利益率4.6%3.5%
自己資本比率75.4%58.5%
売上成長率-0.3%-3.4%
PER18.0倍12.0倍
PBR0.91倍0.57倍
EV/EBITDA5.0倍6.0倍
NC/時価総額39.4%4.8%
運転資本余剰/時価総額18.3%-31.0%
同業他社: 日本製鉄株式会社(5401)JFEホールディングス株式会社(5411)株式会社 神戸製鋼所(5406)大同特殊鋼株式会社(5471)山陽特殊製鋼株式会社(5481)全43社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

鉄鋼で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
モリ工業株式会社 (5464) 360億円 433億円
株式会社中山製鋼所 (5408) 333億円 1483億円
新日本電工株式会社 (5563) 447億円 773億円
大平洋金属株式会社 (5541) 457億円 94億円
三菱製鋼株式会社 (5632) 275億円 1546億円
東京鐵鋼株式会社 (5445) 504億円 725億円
合同製鐵株式会社 (5410) 531億円 1918億円
日亜鋼業株式会社 (5658) 165億円 338億円
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AI分析(2026年3月期)

再生可能エネルギー半導体医療機器水素自動車部品
Micro & Fine Technology高機能・独自製品水素回収技術サステナビリティ経営中期経営計画(NSG26)

見通し: 2025年度は、世界経済の不透明感や物価上昇、人手不足が継続する中、金属繊維部門は堅調だが、太陽光発電パネル向け極細線の需要低迷で減収減益の見込み。水素関連技術開発や高機能・独自製品への注力で持続的成長を目指す。

強み: 「Micro & Fine Technology」を核とした高機能・独自製品開発力。特に極細線、金属繊維、超精密ガスフィルターで高い競争優位性を持つ。

懸念: 太陽光発電パネル向け極細線の需要変動リスク。代替素材の出現や競合激化による単価下落の可能性。

リスク: ① 気候変動や感染症拡大によるサプライチェーン寸断・コスト増リスク。② 半導体関連の輸出規制や地政学リスクによる受注減リスク。③ 極細線需要の変動や代替素材出現による事業基盤への影響。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当社グループは、ステンレス鋼線および金属繊維(ナスロン®)を主力製品とする素材メーカーです。長年培ってきた「Micro & Fine Technology」をスローガンに掲げ、極細線、高強度・高耐熱のばね用材、高機能メタルフィルター(ナスロン®)、超精密ガスフィルター(NASclean®)など、顧客の高度な要求に応える高機能・独自製品の開発・製造・販売を行っています。これらの製品は、自動車、エネルギー、IT・半導体、医療、化学製品といった先端技術分野の産業・業種に不可欠な素材として提供されています。ビジネスモデルとしては、顧客のニーズに合わせたオーダーメイド製品の開発・提供を通じて、高い付加価値を生み出すことを強みとしています。中長期経営戦略『NSG26』では、サステナビリティ成長分野への注力と企業価値向上を掲げ、再生可能エネルギー、医療、IoT/AI、自動車CASEといった分野に貢献する製品開発を推進しています。2026年3月期の売上高は466億円でした。

直近決算ハイライト

2026年3月期の連結売上高は466億円となり、前期比0.3%減となりました。これは、金属繊維部門が堅調に推移したものの、太陽光発電パネル製造プロセスで使用されるステンレス極細線の需要低迷が響いたためです。損益面では、営業利益が31億円(前期比32.8%減)、経常利益が32億円(前期比29.3%減)と、減収と利益率の低下が目立ちました。特に、主力であるステンレス鋼線部門の販売数量微増に対し、極細線の販売が前期から大きく減少したことが減益の主因です。また、親会社株主に帰属する当期純利益は21億円(前期比33.9%減)となりました。これは、中国の連結子会社解散に伴う特別損失の計上が影響しています。セグメント別では、日本国内のステンレス鋼線部門は売上高415億円(前期比0.2%減)、利益27億円(前期比33.4%減)となり、タイ事業は円安効果で売上高は微増(56億円、前期比1.8%増)でしたが、利益は減少しました。中国・韓国事業もナスロン®フィルターの需要低迷により減収減益でした。

強みと競争優位性

当社の強みは、長年にわたり培ってきた「Micro & Fine Technology」を核とした、高度な技術力と開発力にあります。特に、線径7μmというステンレス鋼線における極限の細さを実現する技術や、金属繊維をニット状・フェルト状に加工する独自の技術は、競合他社が容易に追随できない参入障壁となっています。これにより、顧客の多様かつ高度な要求に応える高機能・独自製品を創出し、ばね用材、極細線、金属繊維、超精密ガスフィルターといった分野で、市場におけるナンバーワンやオンリーワンの地位を築いています。これらの製品は、自動車、半導体、医療といった成長分野に不可欠な素材であり、顧客との強固な関係性を構築しています。また、中期経営計画『NSG26』では、これらの高機能・独自製品の開発深化と拡販を基本方針としており、持続的な競争優位性の維持・強化を図っています。

リスク要因

当社グループが認識している主要なリスク要因は多岐にわたります。まず、気候変動による激甚化する自然災害や、新たな感染症の発生・拡大によるサプライチェーンの寸断や工場稼働停止のリスクです。これらは生産活動や顧客への製品供給に影響を与える可能性があります。また、半導体、自動車、エネルギーなどの先端技術分野に依存する事業構造から、これらの産業の景気変動や需要の変動、さらには米国の通商政策や地政学リスク、チャイナリスクといった外部環境の変化が受注環境に影響を与えるリスクがあります。原材料費の高騰や、代替素材の開発による競争激化も懸念されます。さらに、重量物や回転設備を扱う製造業であるため、労働災害のリスク、そして高品質・高精度な製品が求められる分野で使用されるため、製品の欠陥に起因する重大事故や、検査データ不正・改ざんによる信頼失墜のリスクも抱えています。情報漏洩リスクについても、顧客からの信用力低下や財務的リスクにつながる可能性があります。

投資テーマとの関連

当社グループは、その製品群を通じて、複数の重要な投資テーマと深く関連しています。特に、サステナビリティ成長分野への注力は、カーボンニュートラルや環境負荷低減といったテーマに直結しています。例えば、太陽光発電パネルの発電効率向上に寄与する極細線や、水素社会の基盤技術となる水素回収技術(MCHからの水素回収プラントの実証実験など)への取り組みは、再生可能エネルギー分野への貢献を示しています。また、AIやIoTの進化を支える半導体製造プロセスに不可欠な超精密ガスフィルター(NASclean®)や、高齢化社会の課題解決に貢献する医療分野向け素材(カテーテルガイドワイヤーやインシュリン自己注射器用ばね素材)の開発は、デジタル化、AI、ヘルスケアといったテーマとの関連性が高いと言えます。自動車分野では、CASE(Connected, Autonomous, Shared & Services, Electric)に対応した新素材開発を進めており、EV化や自動運転技術の進展に貢献する可能性を秘めています。これらのテーマへの貢献は、中長期的な事業成長のドライバーとなると期待されます。

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