新日本電工株式会社 (5563) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 鉄鋼
再生可能エネルギーリサイクル金属資源鉄鋼電池材料電力
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 26/43位
B
安定性
業種 15/43位
D
成長性
業種 31/43位
D
効率性
業種 27/43位
A
CF健全性
業種 6/43位
売上高
773億円
粗利率
16.2%
営業利益率
6.7%
純利益率
1.8%
ROE
2.0%
ROIC
4.3%
自己資本比率
76.0%
D/Eレシオ
0.19
有利子負債
138億円
ネットキャッシュ
-78億円
NC/時価総額
-17.5%
運転資本余剰*
-80億円
運転資本余剰/時価総額*
-17.8%
フリーCF
90億円
FCFマージン
11.6%
キャッシュ化率
-
PBR
0.63倍
EV/EBITDA
6.0倍
PER
33.5倍
想定株価
358.4円
想定時価総額
447億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年12月期 773億円 125億円 37億円 52億円 88億円 27億円 14億円
2024年12月期 782億円 136億円 32億円 69億円 101億円 49億円 31億円
2023年12月期 764億円 114億円 29億円 47億円 77億円 25億円 44億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年12月期 934億円 444億円 140億円 84億円 710億円
2024年12月期 1022億円 540億円 188億円 97億円 737億円
2023年12月期 1010億円 519億円 161億円 132億円 717億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年12月期 60億円 261億円 109億円 138億円 192億円 - -80億円
2024年12月期 59億円 340億円 117億円 171億円 123億円 - -129億円
2023年12月期 79億円 309億円 109億円 186億円 133億円 - -82億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年12月期 146億円 -56億円 -89億円 90億円
2024年12月期 60億円 -48億円 -31億円 11億円
2023年12月期 88億円 -47億円 -52億円 41億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年12月期 10.7円 569.2円 12.0円 112.1% -62.6円 33.5倍 358.4円 447億円 137,386,000株 12,597,900株
2024年12月期 22.9円 536.6円 11.0円 48.0% -81.2円 12.4倍 284.1円 390億円 137,295,000株 4,200株
2023年12月期 31.8円 522.5円 9.0円 28.3% -78.0円 8.7倍 276.9円 380億円 137,217,000株 2,400株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年12月期 2.0% 1.5% 4.3% 16.2% 6.7% 11.4% 1.8% 11.6% 76.0% 0.19
2024年12月期 4.3% 3.1% 5.3% 17.4% 8.8% 12.9% 4.0% 1.4% 72.1% 0.23
2023年12月期 6.1% 4.3% 3.7% 14.9% 6.2% 10.1% 5.7% 5.4% 71.0% 0.26

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年12月期 -1.2% -24.7% -54.9% -0.9% 7.4% -16.3% 代表取締役社長 青木泰
2024年12月期 2.4% 44.6% -28.1% 5.8% 2.1% -6.7% 代表取締役社長 青木泰
2023年12月期 -3.7% -46.2% -45.0% 12.3% 0.7% -4.5% 代表取締役社長 青木泰

業種比較(鉄鋼、42社中央値)

指標新日本電工株式会社業種中央値
ROE2.0%4.7%
ROA1.5%2.8%
営業利益率6.7%3.9%
純利益率1.8%3.7%
自己資本比率76.0%58.5%
売上成長率-1.2%-3.4%
PER33.5倍12.0倍
PBR0.63倍0.57倍
EV/EBITDA6.0倍5.9倍
NC/時価総額-17.5%8.4%
運転資本余剰/時価総額-17.8%-31.0%
同業他社: 日本製鉄株式会社(5401)JFEホールディングス株式会社(5411)株式会社 神戸製鋼所(5406)大同特殊鋼株式会社(5471)山陽特殊製鋼株式会社(5481)全43社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

鉄鋼で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
大平洋金属株式会社 (5541) 457億円 94億円
東京鐵鋼株式会社 (5445) 504億円 725億円
日本精線株式会社 (5659) 389億円 466億円
合同製鐵株式会社 (5410) 531億円 1918億円
モリ工業株式会社 (5464) 360億円 433億円
株式会社中山製鋼所 (5408) 333億円 1483億円
三菱製鋼株式会社 (5632) 275億円 1546億円
日本冶金工業株式会社 (5480) 642億円 1509億円
鉄鋼の企業一覧(全43社)→

AI分析(2025年12月期)

再生可能エネルギーリサイクル金属資源鉄鋼
焼却灰資源化事業GX投資DX推進機能材料事業合金鉄事業

見通し: 2025年は合金鉄事業の市況低迷による減収減益から回復し、機能材料事業、焼却灰資源化事業の成長が牽引する見通し。中長期的にはM&Aによる事業規模拡大、GX投資によるCO2排出量削減、DX推進による生産性向上を目指し、2030年連結売上高1,100億円以上、経常利益130億円以上を目指す。

強み: 焼却灰資源化事業の拡大、水処理技術、再生可能エネルギー事業など、環境・社会課題解決に貢献する事業ポートフォリオ。合金鉄事業は日本製鉄との連携が強み。

懸念: 合金鉄事業における国際市況や為替変動の影響を受けやすい体質。また、原燃料価格の高騰や地政学的リスクによる調達・コスト変動リスク。

リスク: 1. 合金鉄事業への依存度が高く、国際市況や円安の影響を受けやすい。2. 原燃料価格や電力価格の変動が製造コストに直結し、収益を圧迫するリスク。3. 環境規制強化やCO2排出量削減目標未達による事業活動への制約や追加コスト発生のリスク。

AI詳細分析(2025年12月期)

事業概要

当グループは、合金鉄、機能材料、焼却灰資源化、アクアソリューション、電力の5つの主要事業を展開しています。合金鉄事業では、フェロマンガン、シリコマンガン、フェロシリコンなどの製造・販売を行い、鉄鋼産業を主要な顧客としています。機能材料事業では、酸化ジルコニウム、酸化ほう素、リチウムイオン電池正極材などを製造・販売し、電子部品や電池材料分野に貢献しています。焼却灰資源化事業は、電気炉を用いた焼却灰の溶融固化処理を通じて、埋め立て処分場の延命化と資源循環に貢献しています。アクアソリューション事業では、純水製造装置や排水処理装置を提供し、水処理技術で社会のニーズに応えています。電力事業では、水力発電による電力供給を行っています。これらの事業を通じて、鉄鋼、電子部品、電池材料、環境・エネルギー分野など、多岐にわたる産業を支えています。2030年を目標とする中長期経営計画では、「事業活動を通じた社会課題の解決」と「持続的な成長を通じた企業価値向上」の両立を目指し、高品質な製品の安定供給と新技術・新製品開発を推進しています。

直近決算ハイライト

2025年12月期(当連結会計年度)の業績は、世界経済の不透明感、歴史的な円安、資源・物価上昇が継続する厳しい事業環境の中で、合金鉄事業におけるマンガン鉱石市況の急落に伴う在庫影響や定期修繕による生産・販売減が響き、連結売上高は77,277百万円(前期比1.2%減)、連結経常利益は2,703百万円(前期比44.4%減)となりました。特に合金鉄事業は、需要低迷と生産過剰による市況悪化、マンガン鉱石市況の低迷により、売上高は48,440百万円(前期比6.4%減)、経常損失2,127百万円(前期は1,085百万円の経常利益)と大幅な減収減益となりました。一方で、機能材料事業は電子部品関連の需要回復や車載用電池材料の販売増により増収増益、焼却灰資源化事業も処理量の増加と貴金属市況の高位安定により大幅な増収増益となりました。アクアソリューション事業、電力事業も増収を維持しました。実力ベース経常利益は53億円(前期52億円)と、一過性要因を除けばほぼ横ばいを維持しました。

強みと競争優位性

当グループの強みは、長年にわたり培ってきた合金鉄事業における安定した生産・供給体制と、主要顧客である鉄鋼メーカーとの強固な関係性にあります。特に、日本製鉄株式会社との取引は当グループの売上高の約56.6%を占めており(2025年12月期)、安定した収益基盤となっています。また、水力発電によるグリーン電源の活用は、電力事業や焼却灰資源化事業においてコスト競争力や環境価値の向上に寄与しており、今後ますます重要性を増すGX(グリーントランスフォーメーション)への対応という観点からも優位性となります。機能材料事業においては、酸化ジルコニウムやリチウムイオン電池正極材など、成長分野向けの製品開発を進めており、将来的な事業拡大のポテンシャルを秘めています。さらに、中長期経営計画において掲げる「事業活動を通じた社会課題の解決」と「企業価値向上」の両立は、サステナビリティを重視する現代の市場環境において、企業評価を高める要因となり得ます。

リスク要因

当グループの業績に影響を与えるリスクは多岐にわたります。まず、合金鉄事業は国際市況に連動するため、市況の変動や主要顧客である鉄鋼生産量の増減、さらには中国、インド、米国などの経済情勢や関税政策が業績に直接的な影響を与えます。また、マンガン鉱石、コークス、電力などの原燃料価格の変動や調達リスクも、製造コストに大きく影響します。為替レートの変動も、外貨建て取引が多い合金鉄事業や原料調達において、収益に影響を及ぼす可能性があります。加えて、国内外の競合他社との競争激化や、需要家の購買方針の変更もリスク要因となります。自然災害や事故、サイバー攻撃による事業中断リスク、そしてCO2排出規制強化などの環境規制の変更も、操業やコストに影響を与える可能性があります。さらに、海外事業展開におけるカントリーリスクや、人材確保・育成の課題も、持続的な成長を阻害する要因となり得ます。

投資テーマとの関連

当グループは、環境・エネルギー分野において、GX(グリーントランスフォーメーション)に積極的に取り組んでいます。2030年までにCO2排出量を2015年比で45%以上削減するという目標を掲げ、50億円規模のGX投資や、木質コークスの採用、水素還元プロセスの導入、ガスエンジン発電設備の導入などを計画しています。これは、カーボンニュートラルや脱炭素社会への移行といった投資テーマと深く関連しています。また、機能材料事業においては、リチウムイオン電池正極材や水素吸蔵合金などを手掛けており、EV(電気自動車)の普及や次世代エネルギー関連というテーマとの接点があります。焼却灰資源化事業は、資源循環型社会の構築に貢献するテーマとも言えます。合金鉄事業は、インフラ投資や製造業の基盤として、経済成長と密接に関わるテーマですが、一方で、その事業活動が環境負荷につながる側面もあり、GXへの取り組みが今後の企業価値を左右する可能性があります。

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