株式会社中村超硬 (6166) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 機械
半導体自動車部品機能性化学
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 102/230位
B
安定性
業種 87/230位
C
成長性
業種 97/230位
A
効率性
業種 1/230位
A
CF健全性
業種 1/230位
売上高
28億円
粗利率
23.2%
営業利益率
-5.9%
純利益率
10.0%
ROE
25.0%
ROIC
-9.9%
自己資本比率
64.7%
D/Eレシオ
0.04
有利子負債
4699万円
ネットキャッシュ
10億円
NC/時価総額
12.1%
運転資本余剰*
8億円
運転資本余剰/時価総額*
9.7%
フリーCF
21億円
FCFマージン
74.6%
キャッシュ化率
1.43倍
PBR
7.71倍
EV/EBITDA
139.1倍
PER
30.9倍
想定株価
774.7円
想定時価総額
85億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 28億円 6億円 2億円 -2億円 5393万円 -1億円 3億円
2025年3月期 26億円 7億円 2億円 778万円 2億円 -2167万円 -3279万円
2024年3月期 24億円 4億円 2億円 -5億円 -3億円 -6億円 1億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 17億円 14億円 3億円 4億円 11億円
2025年3月期 54億円 25億円 33億円 12億円 8億円
2024年3月期 60億円 29億円 33億円 18億円 9億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 11億円 1億円 2億円 4699万円 - - 8億円
2025年3月期 13億円 8億円 3億円 29億円 157万円 - -20億円
2024年3月期 15億円 7億円 4億円 32億円 169万円 - -18億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 4億円 17億円 -23億円 21億円
2025年3月期 1億円 -4524万円 -3億円 7816万円
2024年3月期 6億円 -18億円 6億円 -11億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 25.1円 99.2円 5.0円 19.9% 94.1円 30.9倍 774.7円 85億円 11,020,900株 -
2025年3月期 -3.0円 73.5円 - - -146.5円 - - - 11,020,900株 -
2024年3月期 13.1円 76.4円 - - -152.9円 25.8倍 337.5円 37億円 11,020,900株 -

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 25.0% 16.2% -9.9% 23.2% -5.9% 1.9% 10.0% 74.6% 64.7% 0.04
2025年3月期 -4.0% -0.6% 0.1% 25.7% 0.3% 8.7% -1.2% 3.0% 15.5% 3.52
2024年3月期 16.7% 2.4% -9.2% 16.0% -22.1% -14.3% 6.0% -46.8% 14.4% 3.68

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 4.8% -2205.5% 742.6% -5.9% -6.2% - -
2025年3月期 9.4% -98.5% -122.8% -13.2% -1.1% -70.8% 代表取締役社長 井上誠
2024年3月期 -27.4% -1705.8% 15.8% -14.1% -12.9% - 代表取締役社長 井上誠

業種比較(機械、229社中央値)

指標株式会社中村超硬業種中央値
ROE25.0%7.1%
ROA16.2%4.3%
営業利益率-5.9%8.3%
純利益率10.0%6.5%
自己資本比率64.7%65.2%
売上成長率4.8%3.0%
PER30.9倍13.2倍
PBR7.71倍0.91倍
EV/EBITDA139.1倍6.1倍
NC/時価総額12.1%13.1%
運転資本余剰/時価総額9.7%-2.1%
同業他社: ダイキン工業株式会社(6367)三菱重工業株式会社(7011)株式会社小松製作所(6301)株式会社 クボタ(6326)株式会社ジェイテクト(6473)全230社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

機械で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社タカトリ (6338) 83億円 73億円
株式会社オーケーエム (6229) 88億円 111億円
ミクロン精密株式会社 (6159) 83億円 58億円
株式会社丸山製作所 (6316) 88億円 413億円
兼松エンジニアリング株式会社 (6402) 88億円 141億円
キクカワエンタープライズ株式会社 (6346) 81億円 39億円
株式会社ハマイ (6497) 80億円 127億円
株式会社加地テック (6391) 80億円 78億円
機械の企業一覧(全230社)→

異常検知フラグ

2026年3月期: 極端なFCFマージン
2021年3月期: 高レバレッジ (D/E>5)
2020年3月期: 極端なFCFマージン高レバレッジ (D/E>5)
2019年3月期: 極端なFCFマージン債務超過
2017年3月期: 極端なFCFマージン

AI分析(2026年3月期)

半導体
ナノサイズゼオライト事業化半導体・難削材向けダイヤモンドワイヤ新素材実装機用ノズル国際仲裁リスク特殊精密機器事業

見通し: 2027年3月期通期連結業績予想は売上高13億円(前期比△53.0%)、営業利益△160百万円。化学繊維用ノズル事業の売却影響が大きい。特殊精密機器事業、D-Next事業、マテリアルサイエンス事業の成長に期待。

強み: ナノサイズゼオライトの新規事業化、半導体・難削材向けダイヤモンドワイヤ販売拡大、特殊精密機器事業での新素材ノズル投入が強み。

懸念: 江蘇三超社との国際仲裁の結果次第で業績・財務に影響。新規事業の事業化遅延リスクも抱える。

リスク: 江蘇三超社との国際仲裁において、当社に債務不履行があると判断され、損害賠償請求の支払いが命じられる可能性。ナノサイズゼオライト事業の事業化遅延により固定費負担が継続するリスク。主要経営陣の離脱や、株価低迷による買収リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当期決算期(2026年3月期)のE31542は、特殊精密機器、D-Next(ダイヤモンドワイヤ)、マテリアルサイエンスの3つの主要事業セグメントを展開しています。特殊精密機器事業では、ダイヤモンドや超硬合金、セラミックスといった硬脆材料を用いた特殊精密部品や工具の設計・製造・販売を行っており、自動車部品やベアリング製造用工作機械向けのダイヤモンド部品、電子部品実装用産業機械向けのダイヤモンドノズルなどが主力製品です。また、微細精密加工技術と装置開発技術を複合させた化学反応用マイクロリアクターシステムの開発・製造・販売も手掛けています。D-Next事業は、パワー半導体向けのダイヤモンドワイヤの開発・製造・販売に注力しており、太陽光発電向けダイヤモンドワイヤ製造で培ったノウハウを活かしています。マテリアルサイエンス事業では、東京大学との共同開発で得られたナノサイズゼオライトの低コスト化技術を基盤に、その事業化を目指しています。ナノサイズ化されたゼオライトは、透明性や高分散性といった特性が向上しており、化粧品、ヘルスケア、電子部品封止剤、塗料など、多岐にわたる分野での応用が期待されています。2026年3月期においては、売上高28億円、前期比4.8%増と堅調に推移しましたが、営業利益は2億円の損失、経常利益は1億円の損失となりました。これは、国際仲裁による費用や、一部事業における初期投資負担が影響していると考えられます。

直近決算ハイライト

E31542の2026年3月期決算は、売上高が28億円、前期比4.8%増と増収を達成しましたが、営業利益は2億円の損失、経常利益は1億円の損失と赤字に転落しました。これは前期の営業利益7百万円、経常利益21百万円から大幅な悪化となります。当期純利益は3億円と、前期比942.6%の大幅増益を記録しましたが、これは主に国際仲裁における仲裁判断(中間判断)に基づき、受領済契約対価の収益未計上部分や、江蘇三超社に支払いが命じられた輸送費等を特別利益として計上したこと、さらに日本ノズル株式会社の全株式売却による売却益が大きく寄与した結果です。特殊精密機器事業は、売上高741百万円(前期比4.8%増)と堅調でしたが、セグメント損失は38百万円と赤字幅が拡大しました。化学繊維用紡糸ノズル事業は、売上高1,782百万円(前期比6.1%増)と増加したものの、原材料価格や人件費の上昇により利益率が低下し、セグメント利益は51百万円と前期比65.0%減となりました。D-Next事業は、半導体・パワー半導体市況の低迷により売上高230百万円(前期比5.3%減)と減収となり、セグメント損失は111百万円と前期から拡大しました。マテリアルサイエンス事業は、売上高12百万円(前期比30.6%増)と増加しましたが、セグメント損失は83百万円と赤字幅は若干縮小しました。総資産は17億円と前期比68.0%減少しましたが、これは子会社株式売却による影響が大きいです。純資産は11億円と前期比33.3%増加し、自己資本比率は63.9%と改善しています。

強みと競争優位性

E31542の強みの一つは、硬脆材料を用いた特殊精密部品・工具の製造における高度な加工技術です。ダイヤモンドやセラミックスといった難加工材を精密に加工する技術は、自動車部品や電子機器製造など、高い精度が求められる産業分野において不可欠であり、参入障壁となっています。特に、電子部品実装用のダイヤモンドノズルは、液晶テレビやスマートフォンといった成長分野で必要とされる部品であり、安定した需要が見込めます。また、東京大学との共同開発によるナノサイズゼオライト技術は、機能性材料分野における独自性として、将来的な成長ドライバーとなる可能性を秘めています。このナノサイズゼオライトは、従来のゼオライトにはない透明性や高分散性といった特性を持ち、化粧品、ヘルスケア、電子部品封止剤など、幅広い用途での展開が期待されています。さらに、D-Next事業におけるダイヤモンドワイヤ製造のノウハウも、半導体産業など成長分野での展開が期待される要素です。これらの技術力と新規事業への取り組みが、同社の競争優位性を形成しています。

リスク要因

E31542が抱える主要なリスク要因として、まず江蘇三超社との国際仲裁に関する問題が挙げられます。仲裁判断では一部債務不履行が認められており、将来的に多額の支払いが命じられた場合、業績や財務状態に深刻な影響を及ぼす可能性があります。また、新規事業であるナノサイズゼオライトの事業化リスクも存在します。製品化に向けた開発に時間を要する可能性や、量産顧客の獲得が計画通りに進まない場合、固定費負担が先行し、事業化の蓋然性が低下するリスクがあります。国際情勢の変動もリスク要因であり、米国による通商政策の変動や、中東地域における緊張の高まりに起因する原材料・エネルギーコストの上昇は、製造原価を押し上げ、収益を圧迫する可能性があります。さらに、主要経営陣への依存度が高いことも人材リスクとして挙げられます。経営陣の不在は、事業継続に重大な影響を与える可能性があります。加えて、個人株主比率が非常に高いことから、安定株主不在と株価低迷に伴う企業買収のリスクも否定できません。

投資テーマとの関連

E31542は、複数の投資テーマとの関連性を有しています。特に、マテリアルサイエンス事業で推進しているナノサイズゼオライトは、「素材イノベーション」や「環境・エネルギー」といったテーマと深く関連しています。ナノサイズゼオライトは、その特性を活かして、電子部品の封止剤、塗料、ガス吸着、触媒、分離膜など、幅広い先端技術分野での応用が期待されており、これらは次世代エレクトロニクスや環境技術の進化に不可欠な要素です。また、D-Next事業における半導体・パワー半導体向けダイヤモンドワイヤは、「半導体」関連テーマとの接点があります。高性能な半導体製造に不可欠な材料として、その需要は今後も堅調に推移すると考えられます。特殊精密機器事業においては、実装機用ノズルなどが「FA(ファクトリーオートメーション)」や「IoT」といったテーマに関連し、自動化・効率化が進む製造現場を支える部品として位置づけられます。これらのテーマへの貢献を通じて、E31542は長期的な成長ポテンシャルを秘めていると言えます。

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