三菱重工業株式会社 (7011) IFRS Yahoo!ファイナンス↗

業種: 機械
AIインフラ老朽化宇宙再生可能エネルギー水素LNG防衛
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 84/230位
D
安定性
業種 189/230位
C
成長性
業種 73/230位
D
効率性
業種 150/230位
A
CF健全性
業種 19/230位
売上高
5.0兆円
粗利率
21.8%
営業利益率
9.0%
純利益率
6.7%
ROE
10.8%
ROIC
7.9%
自己資本比率
37.4%
D/Eレシオ
0.28
有利子負債
8762億円
ネットキャッシュ
4586億円
NC/時価総額
3.2%
運転資本余剰*
-2.9兆円
運転資本余剰/時価総額*
-20.6%
フリーCF
8934億円
FCFマージン
18.0%
キャッシュ化率
2.84倍
PBR
4.61倍
EV/EBITDA
29.5倍
PER
42.7倍
想定株価
4223.3円
想定時価総額
14.2兆円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 5.0兆円 1.1兆円 177億円 4499億円 4676億円 4747億円 3321億円
2025年3月期 5.0兆円 1.0兆円 299億円 3143億円 3442億円 3745億円 2454億円
2024年3月期 4.7兆円 9301億円 238億円 3152億円 3390億円 3152億円 2220億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 8.3兆円 5.4兆円 4.3兆円 7801億円 3.1兆円
2025年3月期 6.7兆円 3.9兆円 3.1兆円 1.0兆円 2.3兆円
2024年3月期 6.3兆円 3.4兆円 2.9兆円 9551億円 2.2兆円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 1.3兆円 1.0兆円 1.1兆円 8762億円 非該当 1064億円 -2.9兆円
2025年3月期 6578億円 1.1兆円 9847億円 1.1兆円 非該当 1729億円 -2.5兆円
2024年3月期 4313億円 9746億円 9160億円 1.1兆円 非該当 1725億円 -2.5兆円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別BS(IFRS参考値)

決算期 その他金融資産(流動)※参考値 その他金融資産(非流動)※参考値
2026年3月期 568億円 4893億円
2025年3月期 420億円 4709億円
2024年3月期 398億円 5381億円

IFRS特有のタグ。有価証券・デリバティブ・預け金等を合算した値で、純粋な投資有価証券ではないため参考値扱い。

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 9426億円 -492億円 -2746億円 8934億円
2025年3月期 5305億円 -1877億円 -1141億円 3427億円
2024年3月期 3312億円 -1310億円 -1589億円 2001億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 98.9円 919.2円 25.0円 25.3% 136.1円 42.7倍 4223.3円 14.2兆円 3,373,647,000株 4,262,200株
2025年3月期 73.0円 698.9円 23.0円 31.5% -140.5円 34.6倍 2525.7円 8.5兆円 3,373,647,000株 4,368,500株
2024年3月期 66.1円 667.9円 128.0円 193.7% -211.2円 21.9倍 1448.3円 4.9兆円 3,373,640,000株 4,529,000株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 10.8% 4.0% 7.9% 21.8% 9.0% 9.4% 6.7% 18.0% 37.4% 0.28
2025年3月期 10.5% 3.7% 6.3% 20.5% 6.3% 6.9% 4.9% 6.8% 35.2% 0.48
2024年3月期 9.9% 3.5% 6.5% 20.0% 6.8% 7.3% 4.8% 4.3% 35.9% 0.51

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 -1.1% 43.1% 35.3% 5.8% 6.1% 33.0% -
2025年3月期 8.0% -0.3% 10.5% 9.2% 4.5% 21.9% 取締役社長 伊藤栄作
2024年3月期 10.8% 64.9% 70.2% 8.0% 2.7% 82.2% 取締役社長 泉澤清次

業種比較(機械、229社中央値)

指標三菱重工業株式会社業種中央値
ROE10.8%7.1%
ROA4.0%4.4%
営業利益率9.0%8.2%
純利益率6.7%6.5%
自己資本比率37.4%65.2%
売上成長率-1.1%3.1%
PER42.7倍13.2倍
PBR4.61倍0.91倍
EV/EBITDA29.5倍6.1倍
NC/時価総額3.2%13.1%
運転資本余剰/時価総額-20.6%-1.9%
同業他社: ダイキン工業株式会社(6367)株式会社小松製作所(6301)株式会社 クボタ(6326)株式会社ジェイテクト(6473)株式会社IHI(7013)全230社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

機械で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社ディスコ (6146) 6.6兆円 4369億円
ダイキン工業株式会社 (6367) 5.5兆円 5.0兆円
株式会社小松製作所 (6301) 5.4兆円 4.1兆円
SMC株式会社 (6273) 3.8兆円 8425億円
株式会社IHI (7013) 3.3兆円 1.6兆円
株式会社 クボタ (6326) 2.5兆円 3.0兆円
株式会社ダイフク (6383) 1.8兆円 6607億円
株式会社荏原製作所 (6361) 1.7兆円 9583億円
機械の企業一覧(全230社)→

異常検知フラグ

2021年3月期: 売上3年連続減少

AI分析(2026年3月期)

AIインフラ老朽化宇宙
Innovative Total Optimization (ITO)MISSION NET ZEROデータセンターエナジートランジション人的基盤強化とDX推進

見通し: 2025年度は売上微減ながら、営業利益は大幅増益を見込む。中期経営計画「2024事業計画」と新経営方針「ITO」を推進し、高利益体質と成長投資の好循環を目指す。

強み: 長年の歴史で培われた技術力と、AI等を活用した先端技術の融合。エナジー、プラント・インフラ、航空・防衛・宇宙など多角的な事業ポートフォリオ。

懸念: AI・デジタル技術の急速な進展による既存技術の陳腐化リスク。また、グローバル競争激化やレアメタル調達難、脱炭素関連規制の影響も懸念される。

リスク: AI技術の進展による既存技術の優位性低下リスク、グローバル競争激化とサプライチェーン寸断リスク、自然災害やサイバー攻撃による事業継続リスク。これらに対し、対策を講じているが、影響の完全な回避は困難。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当社は、エネルギー、プラント・インフラ、物流・冷熱・ドライブシステム、航空・防衛・宇宙といった多岐にわたる分野で、高度な技術力を活かしたソリューションを提供するグローバル企業です。特に、GTCC(ガスタービントラブルコンバインドサイクル)発電システムや原子力関連、航空宇宙分野、そしてインフラ構築に強みを持っています。ビジネスモデルとしては、大型プラントの建設やエンジニアリング、航空機・防衛装備品の製造、そしてそれらに関連する保守・サービス提供が中心となります。2026年3月期の売上高49,742億円のうち、エナジー事業が約4,100億円、プラント・インフラ事業が約8,800億円、物流・冷熱・ドライブシステム事業が約6,300億円、航空・防衛・宇宙事業が約1兆3,900億円を占めており、航空・防衛・宇宙事業とエナジー事業が収益の大きな柱となっています。近年は、社会課題解決に貢献する領域を成長機会と捉え、脱炭素化やデータセンター関連といった成長分野への投資を強化しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の決算は、売上高が49,742億円と前期比-1.1%でしたが、営業利益は2,394億円と前期比+65.0%の大幅な増加を達成しました。経常利益は4,747億円(前期比+26.7%)、当期純利益は3,321億円(前期比+35.3%)と、利益面で顕著な回復を見せています。この利益増は、特にエナジー事業や航空・防衛・宇宙事業における収益性の改善が寄与しています。純資産は30,886億円(前期比+31.6%)と大きく増加し、総資産も82,697億円(前期比+24.2%)へと拡大しました。現預金は13,349億円(前期比+102.9%)と倍増し、営業キャッシュフローも9,426億円(前期比+77.7%)と堅調でした。EPSは98.86円(前期比+35.4%)となり、株主還元としては1株配当25.00円(前期比+8.7%)と増配を実施しています。全体として、売上は微減にとどまったものの、収益性が大きく改善し、財務基盤も強化された一年となりました。

強みと競争優位性

当社の強みは、長年にわたるモノづくりとエンジニアリングで培われた高度な技術力と、それを支える強固な人的基盤にあります。特に、エナジー、プラント・インフラ、航空・防衛・宇宙といった、高度な技術と信頼性が要求される分野における実績は、国内外で高く評価されています。グローバルに展開する生産・販売ネットワークも、競争優位性の源泉です。また、中長期経営計画「2024事業計画」において掲げている「Innovative Total Optimization(ITO)」の推進により、組織の連携強化や生産性向上、領域拡大に積極的に取り組んでおり、これが収益力強化に繋がっています。さらに、AIを活用した技能伝承やDX推進といった先進技術への投資も、将来的な競争力維持・強化に貢献すると考えられます。防衛省向け売上高が総販売実績の20.2%を占めるなど、特定の顧客への依存度が高い側面もありますが、これは同社が持つ高い技術力と信頼性の証でもあります。

リスク要因

当社の事業運営には、外部環境の変化、災害、製品・サービスに関する問題、知的財産、サイバーセキュリティ、法令遵守など、多岐にわたるリスクが存在します。具体的には、地政学的なリスクや経済情勢の変動、為替・金利の変動、インフレによるコスト増加が経営成績に影響を与える可能性があります。また、国内におけるモノづくり産業基盤の弱体化、人材不足は、当社の競争力を低下させる要因となり得ます。AI技術の急速な進展は、既存技術の陳腐化や競争環境の変化をもたらすリスクを内包しています。自然災害による生産拠点の被災やサプライチェーンの寸断、製品の品質・納期問題に起因する損害賠償請求なども、潜在的なリスクとして挙げられます。さらに、サイバー攻撃によるシステム障害や機密情報漏洩、国内外の法令違反や人権侵害のリスクも無視できません。これらのリスクに対し、当社はリスクマネジメント体制を整備し、対策を講じていますが、その顕在化を完全に回避することは困難です。

投資テーマとの関連

当社は、複数の重要な投資テーマと関連があります。まず、脱炭素化・GX(グリーン・トランスフォーメーション)においては、CO2回収技術や次世代地熱発電向けORCといった製品開発を進めており、エネルギー分野での貢献が期待されます。また、データセンター関連市場の拡大は、当社の強みであるユーティリティ供給や保守サービス、分散型デジタルインフラに対応する製品開発において、新たな事業機会となり得ます。航空・防衛・宇宙事業は、地政学的リスクの高まりから防衛関連需要の増加が見込まれるため、このテーマとの関連は非常に深いです。さらに、AI技術の進展は、熟練技能の形式知化や業務効率化、DX推進の核となる人材育成など、社内プロセスに影響を与えるだけでなく、AIを活用した製品開発やソリューション提供といった事業機会にも繋がる可能性があります。このように、当社は環境・エネルギー、インフラ、安全保障、そして先端技術といった幅広い投資テーマに跨がる事業を展開しています。

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