株式会社ダイフク (6383) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 機械
AIロボティクス半導体車載半導体EVDX
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 14/230位
B
安定性
業種 122/230位
B
成長性
業種 19/230位
B
効率性
業種 13/230位
B
CF健全性
業種 70/230位
売上高
6607億円
粗利率
24.5%
営業利益率
15.3%
純利益率
11.8%
ROE
17.3%
ROIC
13.8%
自己資本比率
59.9%
D/Eレシオ
0.14
有利子負債
614億円
ネットキャッシュ
1839億円
NC/時価総額
10.1%
運転資本余剰*
181億円
運転資本余剰/時価総額*
1.0%
フリーCF
518億円
FCFマージン
7.8%
キャッシュ化率
0.97倍
PBR
4.02倍
EV/EBITDA
14.8倍
PER
23.2倍
想定株価
4927.4円
想定時価総額
1.8兆円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年12月期 6607億円 1617億円 90億円 1008億円 1098億円 1046億円 781億円
2024年12月期 5632億円 1248億円 79億円 715億円 795億円 745億円 571億円
2024年3月期 6115億円 1166億円 96億円 621億円 716億円 642億円 455億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年12月期 7542億円 5838億円 2272億円 755億円 4515億円
2024年12月期 6887億円 5316億円 2142億円 760億円 3981億円
2024年3月期 6462億円 4964億円 2114億円 760億円 3584億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年12月期 2453億円 422億円 32億円 614億円 73億円 19億円 181億円
2024年12月期 2204億円 465億円 30億円 634億円 135億円 28億円 62億円
2024年3月期 1364億円 524億円 39億円 706億円 235億円 33億円 -749億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年12月期 761億円 -243億円 -274億円 518億円
2024年12月期 1161億円 -24億円 -368億円 1137億円
2024年3月期 371億円 -296億円 227億円 75億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年12月期 212.4円 1228.0円 78.0円 36.7% 499.5円 23.2倍 4927.4円 1.8兆円 379,830,000株 11,684,500株
2024年12月期 154.2円 1082.7円 55.0円 35.7% 426.5円 21.4倍 3300.1円 1.2兆円 379,830,000株 11,683,400株
2024年3月期 121.6円 967.0円 40.0円 32.9% 177.3円 29.5倍 3588.1円 1.3兆円 379,830,000株 8,634,100株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年12月期 17.3% 10.3% 13.8% 24.5% 15.3% 16.6% 11.8% 7.8% 59.9% 0.14
2024年12月期 14.3% 8.3% 10.8% 22.1% 12.7% 14.1% 10.1% 20.2% 57.8% 0.16
2024年3月期 12.7% 7.0% 10.1% 19.1% 10.2% 11.7% 7.4% 1.2% 55.5% 0.20

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年12月期 17.3% 40.9% 36.8% 3.2% 6.9% 19.7% 代表取締役社長 寺井友章
2024年12月期 -7.9% 15.3% 25.6% 3.2% 4.9% 12.5% 代表取締役社長 下代博
2024年3月期 1.6% 5.5% 10.2% 8.9% 5.9% 11.7% 代表取締役社長 下代博

業種比較(機械、229社中央値)

指標株式会社ダイフク業種中央値
ROE17.3%7.1%
ROA10.3%4.3%
営業利益率15.3%8.2%
純利益率11.8%6.5%
自己資本比率59.9%65.2%
売上成長率17.3%3.0%
PER23.2倍13.2倍
PBR4.02倍0.91倍
EV/EBITDA14.8倍6.1倍
NC/時価総額10.1%13.1%
運転資本余剰/時価総額1.0%-2.1%
同業他社: ダイキン工業株式会社(6367)三菱重工業株式会社(7011)株式会社小松製作所(6301)株式会社 クボタ(6326)株式会社ジェイテクト(6473)全230社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

機械で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社荏原製作所 (6361) 1.7兆円 9583億円
株式会社マキタ (6586) 1.3兆円 7776億円
日立建機株式会社 (6305) 1.1兆円 1.4兆円
株式会社 クボタ (6326) 2.5兆円 3.0兆円
栗田工業株式会社 (6370) 8016億円 4029億円
ホシザキ株式会社 (6465) 7381億円 4859億円
株式会社アマダ (6113) 6728億円 4374億円
オルガノ株式会社 (6368) 6254億円 1777億円
機械の企業一覧(全230社)→

AI分析(2025年12月期)

AIロボティクス半導体
AI・ロボティクス活用による自動化・最適化生成AI半導体需要拡大への対応グローバル生産体制強化(米国・インド)先端技術開発拠点(京都Lab、東京Lab)長期ビジョン「Driving Innovative Impact 2030」

見通し: 2025年12月期は受注高・売上高ともに増加傾向。営業利益率は大幅に改善し、過去最高益を更新。2027年中計目標を上回る業績で、2030年長期ビジョン達成に向け順調に進捗している。

強み: マテリアルハンドリング技術を核に、物流・生産現場を支える総合メーカー。AI・ロボティクス等先端技術への積極投資で、成長分野での競争優位性を確立。

懸念: 世界的なインフレや金利上昇、地政学リスクの高まりによる事業環境の不透明感。新規領域開拓や技術開発の加速には、不確実性が伴う。

リスク: ①事業環境の変化:インフレ、金利上昇、地政学リスク等により、顧客の設備投資判断が変動し、受注・業績に影響する可能性。②調達・サプライチェーン:自然災害や地政学リスク等による部品・部材の供給遅延・不足リスク。③新規領域創出・技術開発:将来の成長に繋がる新規事業の見極めや立ち上げ、技術開発の遅延リスク。

AI詳細分析(2025年12月期)

事業概要

ダイフクは、マテリアルハンドリング(マテハン)システムを中核事業とする総合エンジニアリング企業です。物流・生産現場の自動化・省力化を支える各種システムを提供しており、その事業領域は、自動車、半導体、空港、アパレル、食品、医薬品、小売・Eコマースなど多岐にわたります。具体的には、コンベヤシステム、自動倉庫システム、AGV(無人搬送車)、AS/RS(自動倉庫・自動積込システム)、ピッキングロボット、AGF(無人搬送フォークリフト)などを組み合わせた統合的なソリューションを提供しています。同社のビジネスモデルは、顧客のニーズに応じたカスタムメイドのシステム設計、製造、据付、そして導入後の保守・メンテナンスサービスまでを一貫して手掛ける点に特徴があります。近年は、AIやIoTといった先端技術の活用を推進し、マテハンシステムの高度化と新たなサービス開発にも注力しています。2025年12月期の連結売上高は6,607億円であり、その事業はグローバルに展開されています。

直近決算ハイライト

2025年12月期は、堅調な世界経済と、労働力不足や人件費高騰を背景とした設備投資意欲の高まりに支えられ、受注高は前年同期参考値比3.0%増の6,726億円、売上高は同2.6%増の6,607億円と、ともに過去最高を更新しました。特に、一般製造業・流通業向けのシステム受注が拡大したほか、生成AI需要の急増や経済安全保障を背景とした半導体生産ライン向けシステム、さらには空港旅客数の回復に伴う空港向けシステムも堅調でした。収益面では、生産効率化・コストダウンの浸透、プロジェクト管理の高度化、収益性を重視した受注戦略の徹底などにより、営業利益は同24.4%増の1,008億円と大幅に増加しました。経常利益も同24.1%増の1,046億円、親会社株主に帰属する当期純利益も同21.3%増の780億円となり、増収増益を達成しました。営業利益率は15.3%と、2027年中期経営計画の最終年度目標を大きく上回る水準となりました。

強みと競争優位性

ダイフクの強みは、マテリアルハンドリング分野における長年の実績と、幅広い産業に対応できる総合力にあります。多様な顧客ニーズに応えるカスタマイズ能力と、システム設計から製造、据付、保守まで一貫して提供できるエンジニアリング力が、同社の競争優位性の源泉です。特に、半導体製造ラインや空港関連システムなど、高度な技術と信頼性が求められる分野での実績は、参入障壁の高さを示しています。また、グローバルに展開する生産・サービス体制も強みであり、顧客の所在地に応じた迅速な対応が可能です。近年は、AI、IoT、ロボティクスといった先端技術を積極的に取り込み、マテハンシステムの自動化・高機能化を推進することで、競争優位性をさらに強化しています。さらに、「Driving Innovative Impact 2030」という長期ビジョンに基づき、経済価値と社会価値の両立を目指す経営戦略は、持続的な成長基盤を築いています。

リスク要因

ダイフクを取り巻くリスクとして、まず事業環境の変化が挙げられます。世界的なインフレ、金利上昇、地政学リスクの高まりなど、経済環境や市場の不透明感は、顧客の設備投資判断に影響を与え、受注や業績に想定以上の影響を及ぼす可能性があります。また、マテハンシステムは多種多様な部品・部材で構成されるため、自然災害、地政学リスク、サプライヤーの操業停止などによる調達遅延・不足・不能は、事業活動の継続に支障をきたすリスクとなります。さらに、持続的な成長には新規領域の創出や先端技術開発が不可欠ですが、これらの分野における不確実性や、AI・ロボティクス等の技術動向への対応遅れは、競争力低下に繋がる可能性があります。人材確保・育成も重要な課題であり、採用難化や離職率の上昇は、事業運営や技術・技能の継承に影響を与えかねません。加えて、グローバルに展開する子会社管理の不備や、サイバー攻撃・情報漏えいといった情報セキュリティリスクも、業績や信用に影響を与える可能性があります。

投資テーマとの関連

ダイフクは、「AI・半導体」「自動化・ロボティクス」「DX(デジタルトランスフォーメーション)」といった、現代の主要な投資テーマと深く関連しています。特に、生成AI需要の急増や経済安全保障を背景とした半導体生産ライン向けシステムの受注拡大は、同社がAI・半導体関連投資の恩恵を直接受けていることを示しています。また、労働力不足や人件費高騰を背景とした自動化・省力化ニーズの高まりは、同社のコア事業であるマテリアルハンドリングシステムへの需要を牽引しています。同社は、AIやロボット技術を積極的に取り込み、システムの高度化や無人化ソリューションの開発を進めており、自動化・ロボティクス分野の成長を後押ししています。さらに、DX推進は、業務プロセスの刷新やサプライチェーンマネジメントの強化、顧客へのサービス提供高度化に不可欠であり、同社はAI・DX人材の育成やデータサイエンティストの専門人材育成にも注力しています。これらの取り組みは、将来的な企業価値向上に繋がる可能性を秘めています。

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