株式会社ディスコ (6146) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 機械
半導体AI半導体製造装置生成AIEV
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 1/230位
A
安定性
業種 41/230位
B
成長性
業種 69/230位
C
効率性
業種 46/230位
D
CF健全性
業種 180/230位
売上高
4369億円
粗利率
70.2%
営業利益率
42.3%
純利益率
31.0%
ROE
23.1%
ROIC
22.1%
自己資本比率
78.9%
D/Eレシオ
-
有利子負債
-
ネットキャッシュ
1846億円
NC/時価総額
2.8%
運転資本余剰*
301億円
運転資本余剰/時価総額*
0.4%
フリーCF
-22億円
FCFマージン
-0.5%
キャッシュ化率
0.99倍
PBR
11.32倍
EV/EBITDA
32.3倍
PER
49.0倍
想定株価
61242.2円
想定時価総額
6.6兆円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 4369億円 3065億円 148億円 1850億円 1998億円 1849億円 1355億円
2025年3月期 3933億円 2776億円 122億円 1668億円 1790億円 1689億円 1239億円
2024年3月期 3076億円 2086億円 110億円 1215億円 1325億円 1224億円 842億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 7434億円 4946億円 1545億円 8億円 5866億円
2025年3月期 6541億円 4245億円 1604億円 10億円 4912億円
2024年3月期 5561億円 3869億円 1487億円 8億円 4052億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 1846億円 1413億円 528億円 - 39億円 - 301億円
2025年3月期 2292億円 1390億円 400億円 - 35億円 - 688億円
2024年3月期 2155億円 1150億円 432億円 - 33億円 - 668億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 1335億円 -1358億円 -450億円 -22億円
2025年3月期 1204億円 -680億円 -382億円 524億円
2024年3月期 975億円 -164億円 -309億円 811億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 1249.8円 5408.1円 505.0円 40.4% 1701.8円 49.0倍 61242.2円 6.6兆円 108,478,000株 16,000株
2025年3月期 1143.3円 4530.9円 413.0円 36.1% 2114.0円 26.1倍 29839.1円 3.2兆円 108,420,000株 15,900株
2024年3月期 777.3円 3740.0円 307.0円 39.5% 1988.8円 73.6倍 57208.5円 6.2兆円 108,364,000株 15,800株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 23.1% 18.2% 22.1% 70.2% 42.3% 45.7% 31.0% -0.5% 78.9% -
2025年3月期 25.2% 18.9% 23.8% 70.6% 42.4% 45.5% 31.5% 13.3% 75.1% -
2024年3月期 20.8% 15.1% 21.0% 67.8% 39.5% 43.1% 27.4% 26.4% 72.9% -

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 11.1% 10.9% 9.4% 15.4% 19.0% 18.8% -
2025年3月期 27.9% 37.3% 47.1% 15.7% 22.8% 22.2% 代表執行役社長 関家一馬
2024年3月期 8.2% 10.0% 1.6% 18.9% 15.8% 31.8% 代表執行役社長 関家一馬

業種比較(機械、229社中央値)

指標株式会社ディスコ業種中央値
ROE23.1%7.1%
ROA18.2%4.3%
営業利益率42.3%8.2%
純利益率31.0%6.5%
自己資本比率78.9%65.2%
売上成長率11.1%3.0%
PER49.0倍13.2倍
PBR11.32倍0.91倍
EV/EBITDA32.3倍6.1倍
NC/時価総額2.8%13.1%
運転資本余剰/時価総額0.4%-2.1%
同業他社: ダイキン工業株式会社(6367)三菱重工業株式会社(7011)株式会社小松製作所(6301)株式会社 クボタ(6326)株式会社ジェイテクト(6473)全230社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

機械で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
ダイキン工業株式会社 (6367) 5.5兆円 5.0兆円
株式会社小松製作所 (6301) 5.4兆円 4.1兆円
SMC株式会社 (6273) 3.8兆円 8425億円
株式会社IHI (7013) 3.3兆円 1.6兆円
株式会社 クボタ (6326) 2.5兆円 3.0兆円
株式会社ダイフク (6383) 1.8兆円 6607億円
株式会社荏原製作所 (6361) 1.7兆円 9583億円
株式会社マキタ (6586) 1.3兆円 7776億円
機械の企業一覧(全230社)→

AI分析(2026年3月期)

半導体AI
生成AI向け半導体需要精密加工装置精密加工ツールテストカットFab Important戦略

見通し: 生成AI需要拡大を背景に半導体市場は高水準で推移。主力製品の精密加工装置・ツールの需要も好調。高付加価値製品中心に過去最高売上・利益を更新し、今後も堅調な成長が見込まれる。

強み: 「Kiru・Kezuru・Migaku」技術を核としたトータルソリューション提供能力。60年以上のノウハウとエンジニア育成による高い参入障壁。

懸念: 半導体市場のシリコンサイクルによる需要変動リスク。競合技術の台頭による精密ダイヤモンド砥石への影響。

リスク: 半導体市場の需給変動による業績への悪影響。代替加工技術の登場による主力製品への影響。大規模災害や感染症発生時の事業継続リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当社グループは、半導体製造に不可欠な精密加工装置および精密加工ツールの製造・販売、ならびにこれらに付随する保守・サービスを主力事業として展開しています。「切る」「削る」「磨く」という高度なKiru・Kezuru・Migaku技術を核に、装置、消耗品、アプリケーション技術、アフターサービスを組み合わせたトータルソリューションを提供しています。顧客は主にハイテク業界に属する半導体や電子部品の設計・製造企業です。特に、顧客の加工課題に対する無償の加工検証「テストカット」を通じて、顧客満足度を高めるとともに、技術トレンドの早期把握や高付加価値製品の開発に繋げています。また、製造拠点を単なる生産コストの源泉ではなく、技術革新や競争力の起点と捉える「Fab Important戦略」を推進し、開発と製造の一体化による高速PDCAサイクル、顧客への高度な適応性、長期視点での技術力向上を目指しています。2026年3月期の売上高は4,369億円となり、前期比11.1%増と順調に成長しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期において、当社グループは増収増益を達成し、過去最高を更新しました。売上高は前期比11.1%増の4,369億円となり、営業利益も同10.9%増の1,850億円となりました。営業利益率は42.3%と高い水準を維持しており、これは高付加価値製品の収益寄与や売上拡大によるものです。経常利益は1,849億円(前期比9.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,355億円(前期比9.4%増)と、いずれも堅調な伸びを示しました。特に注目すべきは、中長期的な経営目標である「4年累計経常利益率」が41.4%となり、目標である20%以上を10期連続で達成したことです。これは、半導体市場の変動が大きい中でも、安定した収益性を確保できていることを示唆しています。総資産は7,434億円(前期比13.7%増)と増加しましたが、自己資本比率は78.9%と盤石な財務基盤を維持しています。

強みと競争優位性

当社の最大の強みは、創業以来培ってきた「Kiru・Kezuru・Migaku」に関する高度な技術力と、それを基盤としたトータルソリューション提供能力にあります。特に、顧客の加工課題を解決するための「テストカット」は、単なる製品販売に留まらない付加価値を生み出し、顧客との強固な信頼関係を構築しています。このテストカットを通じて得られる膨大なノウハウと、それらを使いこなせる熟練エンジニアの存在は、60年以上の歳月を要するため、新規参入企業にとって極めて高い参入障壁となっています。また、主要部品の内製化や「Fab Important戦略」による開発と製造の一体化は、模倣困難性を高め、品質とコスト競争力、そして市場変化への迅速な対応力を実現しています。これらの要素が組み合わさることで、ハイテク業界において「まずディスコに相談してみよう」と信頼される地位を確立しており、これが当社の持続的な競争優位性の源泉となっています。

リスク要因

当社グループの事業は、世界的な半導体市場の動向に大きく影響を受けます。半導体市場は「シリコンサイクル」と呼ばれる需給バランスによる価格変動や、顧客である半導体メーカーの設備投資動向に左右されるため、市場のダウンサイクルや予期せぬ変動は業績に悪影響を及ぼす可能性があります。また、精密ダイヤモンド砥石に替わる新たな加工技術の出現や、災害・感染症の流行による生産拠点への影響、原材料・部材の調達難、為替変動、厳格化する環境規制、そしてサイバー攻撃といった情報セキュリティリスクも潜在的な脅威として存在します。これらのリスクに対し、組織体制の強化やBCMSの運用、政策的な在庫確保、為替感応度分析、情報セキュリティ委員会の設置など、多岐にわたる対策を講じていますが、これらのリスクが顕在化する可能性は否定できません。

投資テーマとの関連

当社グループの事業は、AI、IoT、自動運転技術といった最先端技術の進展に不可欠な半導体製造プロセスを支えていることから、これらの投資テーマと深い関連があります。特に、生成AIの需要拡大を背景としたデータセンター向け投資の活況や、高性能半導体向け需要の高水準な推移は、当社の精密加工装置および精密加工ツールの需要を直接的に押し上げています。脱炭素社会への移行に伴う半導体需要の拡大も、中長期的な成長ドライバーとして期待されます。高付加価値製品へのシフトや、最先端半導体製造に不可欠な高度な加工技術への需要は今後も高まると予想され、当社の技術力と「Kiru・Kezuru・Migaku技術」への探求は、これらの成長分野において重要な役割を果たしていくと考えられます。

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