小倉クラッチ株式会社 (6408) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 機械
自動車部品ロボティクス
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 165/230位
D
安定性
業種 208/230位
C
成長性
業種 70/230位
C
効率性
業種 98/230位
C
CF健全性
業種 148/230位
売上高
417億円
粗利率
17.5%
営業利益率
3.3%
純利益率
3.6%
ROE
7.6%
ROIC
2.5%
自己資本比率
42.0%
D/Eレシオ
0.93
有利子負債
184億円
ネットキャッシュ
-103億円
NC/時価総額
-147.9%
運転資本余剰*
-127億円
運転資本余剰/時価総額*
-181.9%
フリーCF
9億円
FCFマージン
2.2%
キャッシュ化率
1.07倍
PBR
0.35倍
EV/EBITDA
5.4倍
PER
4.6倍
想定株価
4650.2円
想定時価総額
70億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 417億円 73億円 18億円 14億円 32億円 14億円 15億円
2025年3月期 439億円 67億円 19億円 5億円 23億円 7億円 12億円
2024年3月期 435億円 59億円 18億円 -3億円 15億円 -2億円 -6億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 473億円 313億円 208億円 67億円 199億円
2025年3月期 470億円 311億円 221億円 72億円 177億円
2024年3月期 486億円 327億円 252億円 80億円 154億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 81億円 109億円 84億円 184億円 12億円 4100万円 -127億円
2025年3月期 75億円 112億円 84億円 186億円 10億円 5800万円 -146億円
2024年3月期 72億円 125億円 79億円 205億円 10億円 7000万円 -180億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 16億円 -7億円 -4億円 9億円
2025年3月期 28億円 -5億円 -24億円 23億円
2024年3月期 29億円 -20億円 3億円 9億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 1004.4円 13275.1円 100.0円 10.0% -6876.0円 4.6倍 4650.2円 70億円 1,553,323株 57,400株
2025年3月期 776.9円 11831.1円 50.0円 6.4% -7450.8円 - - - 1,553,323株 57,100株
2024年3月期 -399.6円 10263.6円 50.0円 - -8902.6円 - - - 1,553,323株 56,900株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 7.6% 3.2% 2.5% 17.5% 3.3% 7.7% 3.6% 2.2% 42.0% 0.93
2025年3月期 6.6% 2.5% 0.9% 15.4% 1.1% 5.3% 2.6% 5.2% 37.6% 1.05
2024年3月期 -3.9% -1.2% -0.6% 13.7% -0.7% 3.5% -1.4% 2.0% 31.6% 1.34

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 -5.1% 197.6% 29.3% -1.9% 4.4% 40.5% -
2025年3月期 1.0% 45.0% 94.3% 4.1% 1.6% - 代表取締役社長 小倉康宏
2024年3月期 -1.6% -164.3% -217.5% 9.0% 1.2% - 代表取締役社長 小倉康宏

業種比較(機械、229社中央値)

指標小倉クラッチ株式会社業種中央値
ROE7.6%7.1%
ROA3.2%4.4%
営業利益率3.3%8.3%
純利益率3.6%6.6%
自己資本比率42.0%65.2%
売上成長率-5.1%3.1%
PER4.6倍13.4倍
PBR0.35倍0.91倍
EV/EBITDA5.4倍6.2倍
NC/時価総額-147.9%13.1%
運転資本余剰/時価総額-181.9%-1.9%
同業他社: ダイキン工業株式会社(6367)三菱重工業株式会社(7011)株式会社小松製作所(6301)株式会社 クボタ(6326)株式会社ジェイテクト(6473)全230社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

機械で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社オーイズミ (6428) 74億円 217億円
フリージア・マクロス株式会社 (6343) 76億円 69億円
水道機工株式会社 (6403) 76億円 260億円
株式会社和井田製作所 (6158) 60億円 67億円
株式会社石井表記 (6336) 59億円 157億円
株式会社加地テック (6391) 80億円 78億円
株式会社ハマイ (6497) 80億円 127億円
株式会社TVE (6466) 59億円 102億円
機械の企業一覧(全230社)→

AI分析(2026年3月期)

自動車部品
クラッチ・ブレーキ事業輸送機器用事業一般産業用事業高付加価値製品開発自動化市場向け製品

見通し: 2025年度は売上微減だが、利益は大幅増益。自動車業界の変革期に対応し、高付加価値品や新分野へ積極的に進出。成長市場への製品投入と採算管理強化で、持続的な成長を目指す。

強み: 80年超の歴史で培われた、クラッチ・ブレーキに関する高度な製造技術と5,000種類以上の豊富な製品ラインナップ。

懸念: 売上高が電磁クラッチに依存しており、技術革新による陳腐化リスクがある。

リスク: 経済情勢の悪化による主要製品の出荷額減少。為替変動リスク。特定製品(電磁クラッチ)の陳腐化リスク。自然災害やパンデミックによる生産・物流の停止リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

小倉クラッチ株式会社は、クラッチおよびブレーキ機構のリーディングカンパニーとして、自動車業界と一般産業機器業界向けに多岐にわたる製品を提供しています。同社は、連結子会社12社とともに、グローバルに事業を展開しています。主な事業セグメントは「輸送機器用事業」と「一般産業用事業」の二つに大別されます。輸送機器用事業では、カーエアコン用クラッチやパワートレイン関連部品、電動化に対応したソレノイドやモーター用保持ブレーキなどを製造・販売しています。一般産業用事業では、産業用ロボット、協働ロボット、自動化機器、OA機器、変・減速機などに用いられるクラッチ・ブレーキ製品を展開しており、特に労働力不足を背景とした自動化需要に対応する製品開発に注力しています。5,000種類以上のラインナップを持つ同社の製品は、動力を「つなぐ」「保持する」「変える」という機能を通じて、幅広い産業の基盤を支えています。2026年3月期の売上高は417億円を記録しました。

直近決算ハイライト

2026年3月期決算において、小倉クラッチは売上高417億円(前期比-5.1%)を計上しましたが、営業利益は14億円(前期比+197.6%)と大幅な増加を達成しました。経常利益も14億円(前期比+87.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益は15億円(前期比+29.3%)となり、収益性が大きく改善したことが特徴です。この収益改善は、売上原価および販売費及び一般管理費の削減が寄与しました。セグメント別では、輸送機器用事業は売上高289億円(前期比-8.8%)と減少しましたが、セグメント利益は79百万円(前期比+174.1%)と大幅に増加しました。一方、一般産業用事業は売上高123億円(前期比+4.1%)と増加し、セグメント利益も57百万円(前期比+221.8%)と大きく伸びました。キャッシュ・フローの面では、営業活動によるキャッシュ・フローは16億円(前期比-42.2%)となりましたが、これは税金等調整前当期純利益の増加と減価償却費によるものです。総資産は473億円(前期比+0.6%)と微増、純資産は154億円(前期比+10.2%)と増加し、財務基盤の強化も見られます。

強みと競争優位性

小倉クラッチの強みは、80年以上にわたるクラッチ・ブレーキ製造で培われた高度な技術力と、5,000種類を超える豊富な製品ラインナップにあります。この多様な製品群は、顧客の細かなニーズに応えることを可能にし、参入障壁を築いています。特に、自動車業界の100年に一度の大変革期において、内燃機関、BEV、HVなど多様なパワートレインに対応できる技術開発力は、競争優位性の源泉となります。また、自動化需要の高まりを捉え、協働ロボットなどの成長市場向けに差別化された製品開発を進めている点も、将来的な成長に向けた強みと言えます。グローバルに生産・販売拠点を展開していることも、国際情勢の変化に柔軟に対応し、顧客への安定供給を可能にする要因です。さらに、「規模重視から利益志向へ」という価値観転換を踏まえ、製品・市場の選択と集中、採算管理の高度化を進めることで、変化に強い収益体質を構築しようとしており、これが競争環境下での持続的な成長を支える基盤となります。

リスク要因

小倉クラッチが直面するリスク要因は多岐にわたります。まず、経済情勢の変化、特に景気悪化やデフレ・インフレ傾向は、主要製品の出荷額減少や単価下落、借入利息の増加を通じて経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。また、為替変動リスクも無視できません。海外売上比率が52.2%と高い状況下では、円高は売上減少に、円安は為替差損に繋がる可能性があります。製品の価格競争力も課題です。グローバルな部品メーカーとの競争激化や、競合他社による革新的なコスト低減策は、同社の製品競争力を低下させるリスクを孕んでいます。原材料価格の高騰は売上原価を押し上げ、収益を圧迫する可能性があります。さらに、特定の製品、特に電磁クラッチへの依存度が高いことは、技術革新による陳腐化リスクを内包しています。法規制の改正、自然災害やパンデミック、国際情勢の変化による地政学リスクなども、サプライチェーンの混乱や生産活動の停止などを通じて、経営成績や財政状態に悪影響を与える可能性があります。

投資テーマとの関連

小倉クラッチは、自動車業界の電動化という大きな潮流の中で、その役割を変化させながら事業を展開しています。電動化の進展に対応したパワートレイン系ソレノイド、モーター用保持ブレーキ、燃料電池用ブロワといった製品群は、EV(電気自動車)やFCV(燃料電池自動車)といった次世代モビリティ関連の投資テーマと直接的に関連しています。また、動力源の変化に左右されにくい製品開発や、既存事業であるカーエアコン用クラッチの性能向上・コスト改善も、自動車産業の多様化に対応する上での重要な要素です。さらに、一般産業用事業においては、労働力不足を背景とした自動化需要の高まりを捉え、協働ロボットなどの成長市場をターゲットとした製品開発を進めており、これはロボティクスやファクトリーオートメーションといった投資テーマとも結びついています。多様な技術が並存する自動車業界の変革期において、同社の持つ幅広い製品ポートフォリオと技術力は、これらの成長テーマにおいて重要な役割を果たす可能性を秘めています。

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