岩谷産業株式会社 (8088) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 卸売業
再生可能エネルギー水素LNG電力AI
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 77/327位
D
安定性
業種 221/329位
C
成長性
業種 209/326位
B
効率性
業種 187/329位
C
CF健全性
業種 99/329位
売上高
9085億円
粗利率
26.0%
営業利益率
4.2%
純利益率
5.3%
ROE
10.9%
ROIC
3.9%
自己資本比率
48.6%
D/Eレシオ
0.57
有利子負債
2472億円
ネットキャッシュ
-2196億円
NC/時価総額
-47.6%
運転資本余剰*
-1835億円
運転資本余剰/時価総額*
-39.8%
フリーCF
353億円
FCFマージン
3.9%
キャッシュ化率
1.24倍
PBR
1.06倍
EV/EBITDA
9.9倍
PER
9.7倍
想定株価
2008.9円
想定時価総額
4613億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 9085億円 2359億円 307億円 383億円 690億円 552億円 477億円
2025年3月期 8830億円 2343億円 279億円 462億円 741億円 615億円 404億円
2024年3月期 8479億円 2295億円 260億円 506億円 767億円 662億円 474億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 8998億円 3179億円 2111億円 2396億円 4371億円
2025年3月期 8722億円 3285億円 2550億円 2200億円 3860億円
2024年3月期 8344億円 3096億円 3125億円 1489億円 3623億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 277億円 862億円 1509億円 2472億円 2376億円 200億円 -1835億円
2025年3月期 276億円 846億円 1623億円 2313億円 2119億円 229億円 -2274億円
2024年3月期 336億円 745億円 1460億円 2543億円 2254億円 196億円 -2789億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 591億円 -238億円 -371億円 353億円
2025年3月期 524億円 -584億円 -20億円 -60億円
2024年3月期 549億円 -1613億円 1054億円 -1064億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 207.1円 1899.0円 47.0円 22.7% -956.2円 9.7倍 2008.9円 4613億円 234,246,000株 4,600,000株
2025年3月期 175.8円 1677.4円 47.0円 26.7% -887.1円 8.5倍 1494.0円 3431億円 234,246,000株 4,617,400株
2024年3月期 205.8円 1574.6円 32.5円 15.8% -961.0円 10.4倍 2140.6円 4915億円 234,244,000株 4,644,000株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 10.9% 5.3% 3.9% 26.0% 4.2% 7.6% 5.3% 3.9% 48.6% 0.57
2025年3月期 10.5% 4.6% 5.2% 26.5% 5.2% 8.4% 4.6% -0.7% 44.3% 0.60
2024年3月期 13.1% 5.7% 5.8% 27.1% 6.0% 9.0% 5.6% -12.6% 43.4% 0.70

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 2.9% -17.1% 17.8% 0.1% 7.4% -1.5% -
2025年3月期 4.1% -8.7% -14.6% 8.6% 5.2% 4.9% 代表取締役社長 間島寬
2024年3月期 -6.4% 26.5% 47.9% 10.1% 3.5% 19.1% 代表取締役社長 間島寬

業種比較(卸売業、328社中央値)

指標岩谷産業株式会社業種中央値
ROE10.9%7.8%
ROA5.3%3.6%
営業利益率4.2%3.2%
純利益率5.3%2.5%
自己資本比率48.6%49.8%
売上成長率2.9%4.8%
PER9.7倍11.6倍
PBR1.06倍0.90倍
EV/EBITDA9.9倍6.5倍
NC/時価総額-47.6%13.1%
運転資本余剰/時価総額-39.8%-40.4%
同業他社: 三菱商事株式会社(8058)伊藤忠商事株式会社(8001)三井物産株式会社(8031)豊田通商株式会社(8015)丸紅株式会社(8002)全329社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

卸売業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
アルフレッサホールディングス株式会社 (2784) 4603億円 3.1兆円
マクニカホールディングス株式会社 (3132) 4138億円 1.2兆円
株式会社スズケン (9987) 4022億円 2.5兆円
兼松株式会社 (8020) 3713億円 1.1兆円
株式会社メディパルホールディングス (7459) 6007億円 3.8兆円
東邦ホールディングス株式会社 (8129) 3080億円 1.6兆円
因幡電機産業株式会社 (9934) 2925億円 4170億円
株式会社PALTAC (8283) 2924億円 1.2兆円
卸売業の企業一覧(全329社)→

AI分析(2026年3月期)

再生可能エネルギー水素LNG
水素エネルギー社会の実現脱炭素戦略LPガス安定供給産業ガス・機械事業強化マテリアル事業拡大

見通し: 2025年度は、LPガス市況の変動やヘリウム市況軟化の影響が続くと予想されるものの、マテリアル事業や産業ガス・機械事業の堅調な販売、固定資産売却益などを背景に増収増益を目指す。中期経営計画「PLAN27」達成に向け、水素戦略や脱炭素戦略を推進する。

強み: LPガスから小売まで一貫した供給体制と全国約300拠点のネットワーク。水素事業における高い国内シェアと長年の経験・ノウハウ。

懸念: LPガス輸入価格の変動による収益への影響。気候変動規制強化による化石燃料主力事業への潜在的リスク。

リスク: LPガス輸入価格の変動は、タイムラグにより一時的に収益を変動させる可能性がある。気候変動規制の動向は、主力事業への影響が懸念される。災害発生時は安定供給に支障をきたすリスクがある。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当社グループは、LPガス事業を中核とする総合エネルギー事業、産業ガス・機械事業、マテリアル事業、および食品、畜産、金融、運送など多岐にわたるその他事業を展開する複合企業体です。総合エネルギー事業では、全国約300ヶ所の拠点を有し、LPガス輸入から小売りまで一貫した供給体制を持つ国内唯一の事業者として、民生用LPガス、カセットこんろ・ボンベ、富士の湧水、ガス関連機器などを提供しています。産業ガス・機械事業では、酸素、窒素、アルゴンといったエアセパレートガスや水素、ヘリウム、半導体材料ガスなどの産業ガスに加え、ガス製造・供給設備、FAシステム、半導体製造装置などを提供し、産業全般を支えています。マテリアル事業では、樹脂原料、ミネラルサンド、ステンレス、二次電池材料など、モノづくりに不可欠な原料・部材を取り扱っています。これらの事業を通じて、社会インフラの維持・発展に貢献し、新たな価値創造を目指しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期は、売上高が前期比2.9%増の9,085億円となったものの、営業利益は同17.1%減の383億円、経常利益は同10.2%減の552億円となりました。これは、LPガス市況の変動やヘリウム市況の軟化による減益影響が主因です。一方で、固定資産売却益の計上などにより、親会社株主に帰属する当期純利益は同17.8%増の477億円と増加しました。セグメント別では、総合エネルギー事業はLPガス卸売部門での市況要因による減益が響き、産業ガス・機械事業もヘリウム市況の軟化で収益性が低下しました。マテリアル事業は、レアアース等の販売伸長や新規連結により増収となりましたが、ミネラルサンド事業の収益性低下などにより減益となりました。営業キャッシュ・フローは同12.8%増の591億円と堅調に推移しました。

強みと競争優位性

当社の最大の強みは、LPガス分野における国内唯一の一貫供給体制と、全国に広がる約300ヶ所の事業拠点網です。これにより、輸入から小売りまでを自社で完結させ、きめ細やかなサービスと安定供給を実現しています。また、産業ガス・機械事業では、長年培ってきた技術力と幅広い製品ラインアップを武器に、顧客ニーズに合わせた提案力で産業界を支えています。特に水素事業においては、液化水素の国内シェア100%、圧縮水素を含む国内シェア約70%を誇り、長年の経験とノウハウ、そして液化水素製造能力の増強や再生可能エネルギー由来水素の活用など、将来のエネルギー社会を見据えた取り組みを推進している点が競争優位性につながっています。さらに、マテリアル事業における資源確保や、海外事業の強化も、事業ポートフォリオの多様化と収益基盤の安定化に寄与しています。

リスク要因

当社グループは、LPガス事業を主力としているため、季節的な要因や天候の変動が利益構造に影響を与えるリスクがあります。また、LPガスの輸入価格変動や為替変動も業績に影響を及ぼす可能性があります。さらに、主力商品であるLPガスが化石燃料であることから、気候変動に係る規制強化や脱炭素化の潮流は、中長期的に事業戦略の見直しを迫る可能性があります。災害や感染症の流行による安定供給への影響、規制緩和や人口減少に伴う競争激化、取引先の信用リスク、保有有価証券の価格変動なども、経営成績に影響を与える潜在的なリスクとして認識されています。これらのリスクに対し、同業者間との連携、多様な調達ソースの確保、為替予約、リスク管理体制の強化など、様々な対策を講じていますが、予期せぬ事態への対応は常に課題となります。

投資テーマとの関連

当社の事業は、複数の重要な投資テーマと関連しています。特に、脱炭素社会の実現に向けた「水素戦略」は、当社の将来的な成長の核となり得ます。液化水素の国内シェアトップクラスという実績に加え、再生可能エネルギーからの水素製造、海外からのCO2フリー水素輸入、燃料電池を搭載した建設機械の実証実験など、多角的に水素エネルギー社会の実現に貢献しようとしています。また、重要鉱物資源のサプライチェーン多様化への取り組みは、地政学リスクの高まりを背景に注目されるテーマであり、豪州でのミネラルサンド事業や、フランスでのレアアース精錬工場建設などは、このテーマに合致しています。さらに、LPガス事業におけるグリーンLPガスの開発推進や、リサイクルPET事業の推進は、環境・サステナビリティへの意識の高まりという投資テーマとも関連が深いです。

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