アルフレッサホールディングス株式会社 (2784) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 卸売業
ヘルスケアIT物流再生医療
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 226/327位
C
安定性
業種 171/329位
C
成長性
業種 132/326位
B
効率性
業種 133/329位
C
CF健全性
業種 199/329位
売上高
3.1兆円
粗利率
7.0%
営業利益率
1.2%
純利益率
1.3%
ROE
8.2%
ROIC
4.7%
自己資本比率
33.7%
D/Eレシオ
0.07
有利子負債
356億円
ネットキャッシュ
1551億円
NC/時価総額
33.7%
運転資本余剰*
-7478億円
運転資本余剰/時価総額*
-162.5%
フリーCF
298億円
FCFマージン
1.0%
キャッシュ化率
0.92倍
PBR
0.91倍
EV/EBITDA
6.0倍
PER
11.0倍
想定株価
2526.0円
想定時価総額
4603億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 3.1兆円 2179億円 146億円 362億円 508億円 386億円 417億円
2025年3月期 3.0兆円 2139億円 144億円 381億円 525億円 405億円 274億円
2024年3月期 2.9兆円 2064億円 130億円 385億円 515億円 400億円 296億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 1.5兆円 1.2兆円 9385億円 606億円 5074億円
2025年3月期 1.4兆円 1.1兆円 8950億円 627億円 4818億円
2024年3月期 1.4兆円 1.1兆円 9070億円 608億円 4796億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 1907億円 1729億円 6704億円 356億円 1064億円 10億円 -7478億円
2025年3月期 1748億円 1677億円 6340億円 355億円 1153億円 14億円 -7201億円
2024年3月期 2123億円 1564億円 6323億円 349億円 1056億円 21億円 -6947億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 386億円 -87億円 -140億円 298億円
2025年3月期 56億円 -249億円 -235億円 -193億円
2024年3月期 864億円 -142億円 -197億円 722億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 229.6円 2792.0円 68.0円 29.6% 851.0円 11.0倍 2526.0円 4603億円 191,300,000株 9,097,700株
2025年3月期 147.5円 2650.3円 63.0円 42.7% 764.4円 14.3倍 2109.8円 3844億円 191,300,000株 9,096,400株
2024年3月期 154.1円 2566.5円 70.0円 45.4% 946.9円 14.4倍 2219.5円 4157億円 202,840,000株 15,521,300株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 8.2% 2.8% 4.7% 7.0% 1.2% 1.6% 1.3% 1.0% 33.7% 0.07
2025年3月期 5.7% 1.9% 5.1% 7.2% 1.3% 1.8% 0.9% -0.7% 33.5% 0.07
2024年3月期 6.2% 2.0% 5.2% 7.2% 1.4% 1.8% 1.0% 2.5% 33.1% 0.07

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 4.8% -5.0% 52.4% 4.8% 3.6% 6.3% -
2025年3月期 3.6% -1.0% -7.3% 4.6% 1.9% 9.4% 代表取締役社長 荒川隆治
2024年3月期 6.0% 27.6% 14.6% 3.2% 1.6% 23.0% 代表取締役社長 荒川隆治

業種比較(卸売業、328社中央値)

指標アルフレッサホールディングス株式会社業種中央値
ROE8.2%7.8%
ROA2.8%3.6%
営業利益率1.2%3.2%
純利益率1.3%2.5%
自己資本比率33.7%49.8%
売上成長率4.8%4.8%
PER11.0倍11.6倍
PBR0.91倍0.90倍
EV/EBITDA6.0倍6.5倍
NC/時価総額33.7%13.0%
運転資本余剰/時価総額-162.5%-39.9%
同業他社: 三菱商事株式会社(8058)伊藤忠商事株式会社(8001)三井物産株式会社(8031)豊田通商株式会社(8015)丸紅株式会社(8002)全329社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

卸売業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
岩谷産業株式会社 (8088) 4613億円 9085億円
マクニカホールディングス株式会社 (3132) 4138億円 1.2兆円
株式会社スズケン (9987) 4022億円 2.5兆円
兼松株式会社 (8020) 3713億円 1.1兆円
株式会社メディパルホールディングス (7459) 6007億円 3.8兆円
東邦ホールディングス株式会社 (8129) 3080億円 1.6兆円
因幡電機産業株式会社 (9934) 2925億円 4170億円
株式会社PALTAC (8283) 2924億円 1.2兆円
卸売業の企業一覧(全329社)→

AI分析(2026年3月期)

ヘルスケアIT物流
トータルサプライチェーンサービス(TSCS)バイオシミラーCDMO事業PATH-Solutionネオプライマリー戦略医薬品流通

見通し: 中計「25-27」に基づき、TSCS進化・拡大、成長・新規事業への投資を継続。2028年3月期売上高3.3兆円、営業利益435億円目標。バイオシミラーCDMO事業や海外新興企業向けプラットフォーム「PATH-Solution」が成長ドライバー。

強み: 医薬品の製造・物流・販売まで一貫して担う「トータルサプライチェーンサービス(TSCS)」体制。広範なネットワークと専門性を強みに、顧客ニーズに応える。

懸念: 医薬品卸売業界特有の価格交渉長期化リスク。薬価改定や物流費・人件費高騰による収益圧迫。サイバー攻撃や情報流出リスク。

リスク: 薬価改定や規制強化による収益悪化リスク。自然災害やパンデミックによる物流機能停止リスク。サイバー攻撃や情報漏洩による信用の失墜リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

アルフレッサグループは、医薬品等の卸売事業を中核とし、セルフメディケーション製品の卸売、医薬品の製造、調剤薬局運営、再生医療関連事業など、ヘルスケア分野で多岐にわたる事業を展開する企業グループです。医薬品卸売事業では、医療用医薬品、医療機器、診断薬などの流通を担い、全国的なネットワークを活かして医療機関や薬局へ安定供給を行っています。セルフメディケーション事業では、一般用医薬品や健康食品などをドラッグストアや薬局へ提供しています。製造事業では、医薬品原薬や製剤の開発・製造を手掛け、CDMO(医薬品受託開発製造)事業も推進しています。調剤薬局事業では、地域医療に根差したサービスを展開し、「かかりつけ薬局」としての役割を担っています。2026年3月期においては、再生医療関連事業を営む子会社を新たに連結化し、事業領域の拡大を図っています。中期経営計画では、医薬品の導入から製造、物流、販売、市販後調査までをシームレスに提供する「トータルサプライチェーンサービス(TSCS)」の進化・拡大を掲げ、持続的な成長を目指しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の決算では、売上高は前期比4.8%増の3兆1,041億円と堅調に伸長しましたが、営業利益は同5.0%減の362億円、経常利益は同4.6%減の386億円と減益となりました。これは、物流費や人件費の高騰、薬価改定の影響に加え、再生医療関連事業やバイオシミラー施設整備関連などの戦略的事業投資に伴う費用が影響したためです。一方で、特別利益として政策保有株式の縮減による投資有価証券売却益253億円を計上したことにより、親会社株主に帰属する当期純利益は同52.4%増の417億円と大幅な増加を達成しました。セグメント別では、主力である医療用医薬品等卸売事業は、ネオプライマリー戦略の推進やスペシャリティ医薬品の取扱い増加により増収となりましたが、薬価改定や物流費高騰の影響を受けました。医薬品等製造事業は、薬価改定や長期収載品の選定療養制度導入などの影響で減収減益となりました。

強みと競争優位性

アルフレッサグループの最大の強みは、医薬品卸売事業における広範かつ強固な全国ネットワークと、それに裏打ちされた物流インフラです。これにより、医療機関や薬局への確実かつ迅速な医薬品供給体制を構築しており、安定した事業基盤となっています。また、「TSCS(トータルサプライチェーンサービス)」の推進により、医薬品メーカーに対して開発から製造、物流、販売、市販後調査まで一貫したサービスを提供できる体制を強化しており、これが他社との差別化要因となっています。特に、海外の新興バイオ医薬品企業等の日本市場参入を包括的に支援するプラットフォーム「PATH-Solution」の開始は、グローバルな視点でのサービス提供能力を高めるものです。さらに、グループ全体でのISO9001認証取得推進や、医療機器専門商社の買収などを通じた流通機能の強化は、品質とサービスレベルの向上に繋がっており、顧客からの信頼獲得に貢献しています。

リスク要因

同社グループの事業は、医療制度改革や薬価改定といった政府の政策動向に大きく影響を受けます。診療報酬の包括払い導入や薬価の定期的な引き下げ改定は、収益に直接的な影響を与える可能性があります。また、医薬品の製造・販売・流通においては、医薬品医療機器等法をはじめとする各種法規制の遵守が不可欠であり、法令違反が発生した場合には、事業活動の制限や信用失墜のリスクがあります。さらに、医療機関や製薬企業との特殊な取引慣行、製造事業における開発リスクや製品回収リスク、調剤薬局事業における調剤過誤リスク、そしてシステムトラブルやサイバー攻撃、自然災害、パンデミックといった事業継続に関わるリスクも存在します。これらのリスク要因は、経営成績だけでなく、企業の社会的信用にも影響を及ぼす可能性があります。

投資テーマとの関連

アルフレッサグループは、ヘルスケア分野における「ドラッグ・ラグ/ロス」の解消に貢献する取り組みを強化しており、これは新薬開発・供給といった投資テーマとの関連が深いです。海外の新興バイオ医薬品企業等の日本市場参入を支援するプラットフォーム「PATH-Solution」の提供開始は、革新的な医薬品へのアクセス向上に繋がるものであり、同社のTSCS構想とも連携しています。また、バイオシミラーの原薬・製剤製造を行う合弁会社の設立は、バイオ医薬品の国産化・安定供給体制の確立を目指す動きであり、バイオテクノロジーや医薬品製造といったテーマにも関連します。さらに、再生医療関連事業への投資や、医療機器分野への進出も、ヘルスケア市場の成長性や技術革新といった投資テーマに沿ったものです。これらの事業展開は、将来的な成長ポテンシャルを秘めており、持続的な企業価値向上に寄与すると考えられます。

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