関西電力株式会社 (9503) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 電気・ガス業
再生可能エネルギー原子力水素電力省エネ
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 3/27位
E
安定性
業種 16/27位
D
成長性
業種 20/26位
D
効率性
業種 11/27位
C
CF健全性
業種 13/27位
売上高
4.1兆円
粗利率
-
営業利益率
10.8%
純利益率
9.4%
ROE
11.0%
ROIC
4.3%
自己資本比率
35.1%
D/Eレシオ
1.06
有利子負債
3.7兆円
ネットキャッシュ
-2.9兆円
NC/時価総額
-101.8%
運転資本余剰*
-1.0兆円
運転資本余剰/時価総額*
-35.1%
フリーCF
805億円
FCFマージン
2.0%
キャッシュ化率
1.72倍
PBR
0.83倍
EV/EBITDA
7.5倍
PER
7.6倍
想定株価
2585.8円
想定時価総額
2.9兆円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 4.1兆円 - 3383億円 4376億円 7759億円 5185億円 3801億円
2025年3月期 4.3兆円 - 3318億円 4689億円 8006億円 5317億円 4204億円
2024年3月期 4.1兆円 - 3273億円 7289億円 1.1兆円 7660億円 4419億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 9.9兆円 1.8兆円 1.8兆円 4.6兆円 3.5兆円
2025年3月期 9.7兆円 2.0兆円 1.7兆円 4.8兆円 3.1兆円
2024年3月期 9.0兆円 1.4兆円 1.6兆円 5.1兆円 2.3兆円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 7413億円 3330億円 4392億円 3.7兆円 - - -1.0兆円
2025年3月期 9414億円 2874億円 4964億円 3.9兆円 - - -7387億円
2024年3月期 5644億円 2557億円 3876億円 4.0兆円 - - -1.0兆円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 6524億円 -5719億円 -2902億円 805億円
2025年3月期 5753億円 -3424億円 1377億円 2329億円
2024年3月期 1.2兆円 -4280億円 -4889億円 7269億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 341.1円 3101.4円 75.0円 22.0% -2633.3円 7.6倍 2585.8円 2.9兆円 1,114,927,000株 883,900株
2025年3月期 436.1円 2752.0円 60.0円 13.8% -2661.8円 4.1倍 1770.5円 2.0兆円 1,114,927,000株 859,200株
2024年3月期 495.1円 2547.3円 50.0円 10.1% -3898.7円 4.4倍 2193.3円 2.0兆円 938,733,000株 46,468,800株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 11.0% 3.9% 4.3% - 10.8% 19.1% 9.4% 2.0% 35.1% 1.06
2025年3月期 13.7% 4.3% 4.7% - 10.8% 18.5% 9.7% 5.4% 31.8% 1.27
2024年3月期 19.4% 4.9% 8.1% - 18.0% 26.0% 10.9% 17.9% 25.2% 1.78

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 -6.5% -6.7% -9.6% 0.9% 5.6% - -
2025年3月期 6.8% -35.7% -4.9% 15.0% 6.4% 67.8% 代表執行役社長 森望
2024年3月期 2.7% 1300.3% 2399.4% 9.5% 4.2% 71.0% 代表執行役社長 森望

業種比較(電気・ガス業、26社中央値)

指標関西電力株式会社業種中央値
ROE11.0%7.6%
ROA3.9%2.8%
営業利益率10.8%7.0%
純利益率9.4%4.9%
自己資本比率35.1%39.1%
売上成長率-6.5%-1.2%
PER7.6倍9.8倍
PBR0.83倍0.62倍
EV/EBITDA7.5倍8.3倍
NC/時価総額-101.8%-96.6%
運転資本余剰/時価総額-35.1%-40.0%
同業他社: 東京電力ホールディングス株式会社(9501)中部電力株式会社(9502)東京瓦斯株式会社(9531)東北電力株式会社(9506)九州電力株式会社(9508)全27社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

電気・ガス業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
東京瓦斯株式会社 (9531) 2.5兆円 2.8兆円
大阪瓦斯株式会社 (9532) 2.4兆円 2.0兆円
中部電力株式会社 (9502) 2.0兆円 3.5兆円
九州電力株式会社 (9508) 8569億円 2.2兆円
電源開発株式会社 (9513) 7634億円 1.2兆円
東北電力株式会社 (9506) 5864億円 2.4兆円
四国電力株式会社 (9507) 3576億円 7619億円
中国電力株式会社 (9504) 3566億円 1.4兆円
電気・ガス業の企業一覧(全27社)→

異常検知フラグ

2022年3月期: 売上3年連続減少

AI分析(2026年3月期)

再生可能エネルギー原子力水素電力
ゼロカーボンビジョン2050原子力発電の活用再生可能エネルギー開発エネルギー3.0関西電力グループ 経営計画2026

見通し: 今期は売上高、営業利益ともに前期比で減収減益となったが、来期以降はエネルギー需要の増加やDX・AIの進展を背景に成長を見込む。再生可能エネルギー開発、原子力活用、LNG火力開発を推進し、ゼロカーボン化と安定供給の両立を目指す。

強み: 「安全最優先」と「社会的責任の全う」を経営基盤とする。ゼロカーボンビジョン2050を掲げ、再生可能エネルギー、原子力、水素活用など多角的な脱炭素戦略を展開。

懸念: 大規模な設備投資を伴う原子力関連事業は、新規制基準適合性、訴訟、事故リスク、使用済燃料対策など、不確実性が高い。また、美浜原発等7基が福井県に集中立地しており、局所的災害リスクも懸念される。

リスク: 1. 気候変動による移行リスク(CO2規制強化、エネルギー政策転換)と物理リスク(異常気象による設備被害、水力発電稼働率低下)。2. 原子力関連リスク(事故、放射性廃棄物処理、集中立地による災害リスク)。3. 競争激化による販売電力量・価格変動、燃料価格・為替変動による収支影響。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

関西電力グループは、電力事業を中核としつつ、送配電、情報通信、生活・ビジネスソリューションといった多角的な事業を展開する総合エネルギー事業者です。主力であるエネルギー事業では、水力、火力、原子力、新エネルギーといった多様な電源を組み合わせ、安定的な電力供給を目指しています。特に原子力発電は、安全性を最優先に、エネルギー安全保障および脱炭素化に貢献する重要な電源として位置づけており、既設炉の活用や次世代炉の開発にも取り組んでいます。送配電事業では、地域社会のインフラを支える強固なネットワークを維持・強化し、電力システムの安定稼働に貢献しています。情報通信事業では、自社ネットワークを活用したサービス提供に加え、近年はDX推進の観点からIoTやAI技術を活用したソリューション開発にも注力しています。生活・ビジネスソリューション事業では、電気・ガスといったエネルギー供給に加え、省エネルギーや再生可能エネルギー導入支援、EV関連サービスなど、顧客の多様なニーズに応えるサービスを提供し、持続可能な社会の実現に貢献しています。2026年3月期においては、売上高40,566億円、営業利益4,376億円、経常利益5,185億円、当期純利益3,801億円を計上しました。

直近決算ハイライト

2026年3月期の連結業績は、売上高が前期比6.5%減の40,566億円、営業利益が同6.7%減の4,376億円となりました。これは、販売電力量の減少が主な要因です。経常利益は同2.5%減の5,185億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同9.6%減の3,801億円でした。セグメント別に見ると、エネルギー事業は売上高が8.1%減少し、セグメント損益も8.3%減少しました。一方、送配電事業は売上高が3.6%減少したものの、セグメント損益は13.0%増加し、堅調な推移を示しました。情報通信事業は売上高が1.9%増加し、セグメント損益も微増しました。生活・ビジネスソリューション事業は売上高が0.8%増加し、セグメント損益は49.0%と大幅に増加しました。キャッシュ・フローの状況としては、営業活動によるキャッシュ・フローは前期比13.4%増の6,524億円と増加しましたが、投資活動によるキャッシュ・フローが67.1%増加の571,921百万円と大幅に増加したため、フリー・キャッシュ・フローは大幅なマイナスとなりました。現金及び預金は21.3%減少しています。

強みと競争優位性

関西電力グループの強みは、長年にわたり培ってきた電力インフラの安定供給能力と、広範な顧客基盤にあります。関西圏を中心とした強固な事業基盤に加え、送配電網の高度な運用・維持管理能力は、他社には容易に模倣できない参入障壁となっています。また、多様な電源構成によるエネルギー供給能力は、市場変動に対するレジリエンスを高めています。近年は、再生可能エネルギーの導入拡大や、AIを活用したエネルギーマネジメントシステム(EMS)の開発・提供など、顧客ニーズの変化に対応した新しいソリューション開発にも注力しており、脱炭素化社会への移行期における競争優位性を構築しつつあります。原子力発電所の安全かつ安定的な稼働を大前提としつつ、その活用を最大限図る戦略は、エネルギー安全保障と脱炭素化の両立という観点から、国策とも合致する重要な要素です。さらに、グループ全体で「ゼロカーボンビジョン2050」を掲げ、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを加速させていることは、将来的な企業価値向上に繋がる強みと言えます。

リスク要因

同社グループが直面するリスクとしては、まず気候変動による影響が挙げられます。異常気象の激甚化による設備被害や、降水量の変化による水力発電への影響などが懸念されます。また、原子力関連リスクも重要です。新規制基準への適合、老朽化対策、そして局所的な災害による複数発電所の同時停止リスクは、業績に大きな影響を与える可能性があります。さらに、電力システム改革の進展や、再生可能エネルギー由来の電力供給拡大といった競争環境の急激な変化への対応遅れは、販売電力量や販売価格の変動を通じて収支に影響を及ぼす可能性があります。燃料価格や為替相場の変動も、火力燃料費や購入電力料の変動要因となり、収益を圧迫するリスクとなります。加えて、地震等の自然災害や、大規模なシステム障害、サイバー攻撃といったITガバナンス・情報セキュリティリスクも、事業継続性の観点から重要なリスク要因として認識されています。これらのリスクに対し、同社はリスク管理体制の強化や、防災訓練、設備投資、多様な調達先の確保など、多岐にわたる対策を講じていますが、予期せぬ事態の発生可能性は常に存在します。

投資テーマとの関連

関西電力グループは、地球温暖化対策およびカーボンニュートラル実現に向けた取り組みを経営の中核に据えています。2050年までのCO2排出量実質ゼロを目指す「ゼロカーボンビジョン2050」を策定し、再生可能エネルギーの主力電源化、原子力の最大限活用、水素社会への挑戦といった具体的な戦略を推進しています。これは、脱炭素、再生可能エネルギー、そして将来的な水素エネルギーといった、現代の主要な投資テーマに直接的に関連しています。特に、電力インフラの維持・更新、送配電網の高度化、そして地域社会のレジリエンス強化への投資は、インフラ整備やスマートグリッドといったテーマとも結びついています。また、DXやAI技術を活用したエネルギーマネジメントシステムの開発・提案は、AIやIoTといったテクノロジー関連の投資テーマとも関連性が深いです。原子力の安全確保と活用、そして将来的な次世代炉開発への取り組みは、エネルギー安全保障という観点からも注目されるテーマであり、同社の戦略はこれらの投資テーマへのエクスポージャーを提供しています。

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