株式会社 ヤマウラ (1780) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 建設業
インフラ老朽化DXESG
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 29/166位
B
安定性
業種 29/166位
C
成長性
業種 85/164位
B
効率性
業種 26/166位
E
CF健全性
業種 152/166位
売上高
405億円
粗利率
18.5%
営業利益率
10.5%
純利益率
7.8%
ROE
12.1%
ROIC
11.4%
自己資本比率
72.7%
D/Eレシオ
-
有利子負債
-
ネットキャッシュ
77億円
NC/時価総額
26.3%
運転資本余剰*
-20億円
運転資本余剰/時価総額*
-7.0%
フリーCF
-39億円
FCFマージン
-9.6%
キャッシュ化率
-0.51倍
PBR
1.12倍
EV/EBITDA
4.7倍
PER
9.1倍
想定株価
1521.7円
想定時価総額
293億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 405億円 75億円 4億円 43億円 46億円 46億円 32億円
2025年3月期 356億円 71億円 3億円 39億円 42億円 40億円 30億円
2024年3月期 375億円 76億円 4億円 43億円 47億円 42億円 30億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 360億円 282億円 97億円 8678万円 262億円
2025年3月期 308億円 245億円 75億円 1億円 233億円
2024年3月期 320億円 262億円 114億円 1億円 205億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 77億円 41億円 10億円 - 26億円 - -20億円
2025年3月期 122億円 37億円 4億円 - 22億円 - 47億円
2024年3月期 130億円 26億円 5億円 - 20億円 - 16億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 -16億円 -23億円 -6億円 -39億円
2025年3月期 7970万円 -6億円 -3億円 -5億円
2024年3月期 49億円 -6億円 -9478万円 42億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 167.2円 1383.2円 30.0円 17.9% 400.5円 9.1倍 1521.7円 293億円 21,103,000株 1,876,200株
2025年3月期 158.6円 1229.4円 24.0円 15.1% 642.0円 7.6倍 1205.6円 228億円 21,103,000株 2,176,200株
2024年3月期 157.2円 1081.9円 10.0円 6.4% 684.8円 9.2倍 1446.6円 274億円 21,103,000株 2,176,200株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 12.1% 8.8% 11.4% 18.5% 10.5% 11.4% 7.8% -9.6% 72.7% -
2025年3月期 12.9% 9.7% 11.7% 19.9% 10.9% 11.9% 8.4% -1.5% 75.5% -
2024年3月期 14.5% 9.3% 14.8% 20.2% 11.5% 12.5% 7.9% 11.3% 64.0% -

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 13.8% 9.4% 5.4% 8.9% 10.3% 11.5% -
2025年3月期 -5.1% -10.1% 0.9% 8.4% 8.4% 22.4% 代表取締役社長 山浦正貴
2024年3月期 19.6% 40.7% 299.5% 14.8% 3.0% 46.1% 代表取締役社長 山浦正貴

業種比較(建設業、165社中央値)

指標株式会社 ヤマウラ業種中央値
ROE12.1%9.7%
ROA8.8%4.6%
営業利益率10.5%6.8%
純利益率7.8%5.0%
自己資本比率72.7%56.1%
売上成長率13.8%4.9%
PER9.1倍12.0倍
PBR1.12倍1.13倍
EV/EBITDA4.7倍6.8倍
NC/時価総額26.3%11.9%
運転資本余剰/時価総額-7.0%-21.3%
同業他社: 大和ハウス工業株式会社(1925)積水ハウス株式会社(1928)鹿島建設株式会社(1812)株式会社大林組(1802)住友林業株式会社(1911)全166社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

建設業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
北野建設株式会社 (1866) 297億円 788億円
中外炉工業株式会社 (1964) 298億円 373億円
株式会社日本アクア (1429) 278億円 337億円
川崎設備工業株式会社 (1777) 276億円 377億円
株式会社北海電工 (1832) 275億円 724億円
大成温調株式会社 (1904) 321億円 617億円
田辺工業株式会社 (1828) 257億円 524億円
三晃金属工業株式会社 (1972) 254億円 471億円
建設業の企業一覧(全166社)→

AI分析(2026年3月期)

インフラ老朽化
DX推進 (BIM/CIM活用)中期経営計画「Vision2030」建設事業強化エンジニアリング事業株主還元 (DOE3%目標)

見通し: 建設事業が堅調に推移し、売上高13.8%増、営業利益9.4%増と増収増益を見込む。中期経営計画「Vision2030」に基づき、DX推進や新規事業開発を加速させ、更なる企業価値向上を目指す。

強み: 設計・施工・アフターサービスまで一貫して提供する総合力。特に建設事業における地域No.1の実績と、BIM/CIM等のICT活用による生産性向上が強み。

懸念: 建設資材価格の高止まり、建設技能人材不足は業界共通の課題。また、売上債権の増加(63.78億円)がキャッシュフローを圧迫しており、資金繰りに注意が必要。

リスク: 建設需要の変動、資材価格高騰、不適正品質、現場事故、気候変動、情報セキュリティ、担い手不足といった事業環境の変化やリスクへの対応が不可欠。これらが顕在化した場合、業績や信用に影響を与えうる。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当社は、地域に根差した総合建設企業として、「まちづくり」と「モノづくり」を通じて地域社会の発展に貢献することを企業理念に掲げている。創業100年以上の歴史を持ち、長野県南部の伊那盆地を中心に事業を展開している。事業内容は、建築事業、土木事業、エンジニアリング事業、不動産開発事業などを包括しており、特に設計・施工を一貫して手がける総合建設業としての強みを発揮している。近年では、DX(デジタルトランスフォーメーション)を積極的に推進し、BIMやCIMといった最新技術の導入により、生産性向上やコスト削減、さらには環境負荷の低減にも取り組んでいる。また、企業ブランドの強化を目指し、「オイシールド」「イーファクト」「アットワークス」といった建築分野での明確なブランド展開や、エンジニアリング分野での専門サイトの開設など、顧客への訴求力向上に注力している。2026年3月期においては、売上高405億円、営業利益43億円を計上し、堅調な業績を維持している。

直近決算ハイライト

2026年3月期の連結業績は、売上高が前期比13.8%増の405億円となり、好調に推移した。営業利益は同9.4%増の43億円、経常利益は同15.1%増の46億円と、増収効果と採算改善により利益面も伸長した。当期純利益は同5.4%増の32億円であった。セグメント別では、建設事業が売上高の大部分を占め、同23.9%増の354億円と大幅な増収を達成し、同事業の営業利益も同18.1%増となった。一方、エンジニアリング事業は同23.4%減の30億円、開発事業等は同32.9%減の20億円と、それぞれ減収減益となった。これは、開発事業等においては市況の不透明感から新規開発案件に慎重になったこと、エンジニアリング事業においては大型案件の受注動向による影響が考えられる。総資産は同16.8%増の360億円となり、純資産も同11.7%増の248億円と、着実に資産基盤を拡大させている。現金及び預金は前期比36.6%減の77億円となったものの、営業活動によるキャッシュ・フローは16億円のマイナスとなった。これは、売上債権の増加や販売用不動産の増加などが主な要因である。

強みと競争優位性

当社の最大の強みは、不動産の取得・運用から資金計画、設備計画、設計、施工、アフターサービスまでをトータルで提供できる総合建設業としてのワンストップソリューション能力である。顧客の事業性確立に貢献できる提案力は、顧客からの厚い信頼につながっており、建築受注の約7割を設計・施工が占めることからも、その優位性が伺える。また、長野県内における工場建築においては3年連続で施工実績ナンバーワンとなっており、地域密着型の事業展開と高い専門性が評価されている。さらに、DXの推進により、BIM、CIM、マシンコントロール、3Dレーザースキャナーといった最新技術を積極的に導入し、生産性向上、コスト削減、品質向上を実現している点は、同業他社との差別化要因となっている。これらの技術力と提案力を背景に、「ヤマウラブランド」の強化を図り、新規顧客開拓や新規分野での受注確保に成功している。堅実な財務体質も強みの一つであり、高い自己資本比率を維持しながら、持続的な成長を目指している。

リスク要因

当社が直面するリスク要因としては、まず建設需要の変動や主要資材価格の急激な上昇、不動産市場の動向が挙げられる。これらの事業環境の変化は、業績に直接的な影響を与える可能性がある。また、施工品質に関する問題や、工事現場における事故・環境汚染リスクも潜在的なリスクである。これらの問題が発生した場合、損害賠償や信用の失墜につながる恐れがある。さらに、保有する不動産や投資有価証券の価格変動、取引先の信用リスクも、財務基盤や業績に影響を及ぼす要因となりうる。建設業界特有の担い手不足や、サイバー攻撃による情報セキュリティリスク、気候変動による物理的リスクや法規制への対応なども、事業継続における重要な課題である。これらのリスクに対して、当社は、資材価格や市況の先行管理、品質管理体制の強化、安全管理の徹底、保有資産の定期的な見直し、コンプライアンス教育の推進、情報セキュリティ対策の強化、働き方改革やICT化による担い手不足への対応などを通じて、リスクの低減に努めている。

投資テーマとの関連

当社は、近年の建設業界において重要性が増しているDX(デジタルトランスフォーメーション)を経営戦略の柱の一つとして位置づけている。BIM(Building Information Modeling)、CIM(Construction Information Modeling/Management)、マシンコントロール、3Dレーザースキャナーといった先進技術を積極的に導入・活用し、設計から施工までのプロセス効率化、生産性向上、コスト削減、品質向上を実現している。これは、AIやIoTといった技術が建設業界にも浸透し、スマートシティやインフラ老朽化対策といったテーマと関連が深い。また、脱炭素社会への移行という観点では、気候変動リスクへの対応としてTCFD提言への賛同やSBTi認証取得、GHG排出量削減への取り組みを推進しており、サステナビリティを重視する投資家にとって魅力的な要素となりうる。地域社会への貢献と環境との共生を重視する企業姿勢は、ESG投資の観点からも評価される可能性があり、持続可能な社会の実現に貢献する企業としての側面を持っている。

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