株式会社ナカボーテック (1787) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 建設業
インフラ老朽化脱炭素再生可能エネルギーDXESG
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 31/166位
A
安定性
業種 14/166位
C
成長性
業種 132/164位
B
効率性
業種 13/166位
A
CF健全性
業種 24/166位
売上高
149億円
粗利率
26.4%
営業利益率
8.8%
純利益率
8.0%
ROE
12.7%
ROIC
9.8%
自己資本比率
77.0%
D/Eレシオ
-
有利子負債
-
ネットキャッシュ
48億円
NC/時価総額
31.9%
運転資本余剰*
26億円
運転資本余剰/時価総額*
17.3%
フリーCF
17億円
FCFマージン
11.5%
キャッシュ化率
1.43倍
PBR
1.62倍
EV/EBITDA
7.1倍
PER
12.8倍
想定株価
6180.9円
想定時価総額
152億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 149億円 39億円 1億円 13億円 15億円 14億円 12億円
2025年3月期 147億円 38億円 1億円 15億円 16億円 15億円 10億円
2024年3月期 138億円 34億円 1億円 12億円 13億円 12億円 8億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 122億円 102億円 22億円 6億円 94億円
2025年3月期 121億円 104億円 25億円 9億円 87億円
2024年3月期 113億円 95億円 20億円 10億円 83億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 48億円 9億円 5億円 - 7億円 - 26億円
2025年3月期 39億円 10億円 7億円 - 4億円 - 14億円
2024年3月期 39億円 9億円 4億円 - 4億円 - 19億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 17億円 2518万円 -8億円 17億円
2025年3月期 7億円 -1億円 -6億円 6億円
2024年3月期 12億円 -8936万円 -6億円 11億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 482.5円 3819.7円 335.0円 69.4% 1974.1円 12.8倍 6180.9円 152億円 2,602,500株 150,400株
2025年3月期 425.5円 3548.5円 300.0円 70.5% 1591.7円 11.8倍 5000.1円 123億円 2,602,500株 142,100株
2024年3月期 339.1円 3371.7円 240.0円 70.8% 1596.2円 14.9倍 5038.9円 124億円 2,602,500株 141,400株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 12.7% 9.8% 9.8% 26.4% 8.8% 9.8% 8.0% 11.5% 77.0% -
2025年3月期 12.0% 8.6% 11.7% 25.7% 9.9% 10.7% 7.1% 3.9% 71.9% -
2024年3月期 10.1% 7.4% 9.9% 24.5% 8.5% 9.4% 6.1% 8.3% 73.3% -

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 1.2% -10.0% 13.3% 1.7% 2.8% 1.7% -
2025年3月期 6.9% 23.9% 25.4% 4.5% 6.0% 11.1% 代表取締役社長 木村浩
2024年3月期 -2.7% -5.6% -7.2% 1.9% 4.7% -2.6% 代表取締役社長 木村浩

業種比較(建設業、165社中央値)

指標株式会社ナカボーテック業種中央値
ROE12.7%9.7%
ROA9.8%4.6%
営業利益率8.8%6.8%
純利益率8.0%5.0%
自己資本比率77.0%56.1%
売上成長率1.2%5.0%
PER12.8倍11.9倍
PBR1.62倍1.13倍
EV/EBITDA7.1倍6.7倍
NC/時価総額31.9%11.9%
運転資本余剰/時価総額17.3%-21.3%
同業他社: 大和ハウス工業株式会社(1925)積水ハウス株式会社(1928)鹿島建設株式会社(1812)株式会社大林組(1802)住友林業株式会社(1911)全166社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

建設業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
徳倉建設株式会社 (1892) 152億円 682億円
株式会社ビーアールホールディングス (1726) 150億円 408億円
藤田エンジニアリング株式会社 (1770) 149億円 298億円
第一カッター興業株式会社 (1716) 146億円 202億円
株式会社協和日成 (1981) 145億円 394億円
株式会社Lib Work (1431) 159億円 160億円
南海辰村建設株式会社 (1850) 136億円 458億円
TANAKEN株式会社 (1450) 132億円 148億円
建設業の企業一覧(全166社)→

AI分析(2026年3月期)

インフラ老朽化
港湾防食事業公共投資防食技術DX推進インフラ長寿命化

見通し: 2025年度は売上高149億円、経常利益13.8億円を計画。港湾事業の堅調な受注と新規事業の育成、DX推進による業務効率化で中期経営目標達成を見込む。2026年度からの新中計でデータ活用型ビジネスモデルへの転換を目指す。

強み: 港湾関連施設の防食事業における長年の技術力と顧客からの信頼。電気防食を核とした調査・設計・製造・施工の一貫体制。

懸念: 公共投資への依存度が高く、財政制約による投資抑制の影響を受ける可能性。ゼネコン経由の受注が多く、与信リスクも存在する。

リスク: ①公共投資への依存度:財政状況により受注が変動するリスク。②原材料価格高騰:アルミニウム地金等の価格上昇が利益を圧迫する可能性。③海外・異業種参入:競争激化による収益性低下リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当社の主力事業は、社会インフラの長寿命化に不可欠な防食技術の提供です。1951年の創業以来、腐食・劣化調査から、防食設計、対策工事、維持管理までを一貫して手掛ける総合防食エンジニアリング企業として、国内外で事業を展開しています。事業は、対象施設別に港湾事業、地中事業、陸上事業、その他に分類され、それぞれの特性に応じた電気防食、被覆防食、塗装といった技術を駆使しています。港湾事業では、岸壁や桟橋などのインフラ保全が中心であり、官公庁からの受注が大部分を占めます。地中事業では、ガス、水道、石油などの埋設管やタンクの防食を、陸上事業ではプラント設備や水処理施設などを対象としています。また、「その他」事業では、鉄筋コンクリート構造物への電気防食や被覆防食などを手掛けています。これらの工事に加え、防食関連材料や装置の製造・販売も行っており、多角的な事業展開で社会基盤の維持に貢献しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の決算では、売上高は前期比1.2%増の149億円となりました。これは、前事業年度からの繰越案件が順調に進捗したことによるものです。しかしながら、営業利益は前期比10.0%減の13億円、経常利益は同7.8%減の14億円と減益となりました。これは、主に賃金相場の上昇に伴う労務費の増加が影響したと考えられます。一方で、当期純利益は同13.3%増の12億円と大幅な増加を達成しました。これは、投資有価証券の売却益209百万円を計上したことが寄与した結果です。財務面では、純資産が前期比4.7%増の90億円となり、自己資本比率の向上が見られます。現金及び預金も同23.6%増と潤沢であり、営業キャッシュ・フローも同144.2%増の17億円と大きく改善しており、財務基盤の安定性を示しています。

強みと競争優位性

当社の最大の強みは、75年以上にわたり培ってきた防食技術に関する深い専門知識と、調査から設計、施工、維持管理までを一貫して提供できる総合力にあります。特に、港湾施設や埋設管などの社会インフラに特化した防食技術は、高度な専門性が求められ、容易に模倣できるものではありません。官公庁を主要顧客とする港湾事業においては、長年の実績と信頼関係が強固な顧客基盤を形成しており、公共投資の動向に左右されやすい事業環境ながらも、安定した受注を確保しています。また、中期経営計画では、従来の工事売切り型ビジネスモデルから、蓄積された防食データを活用した知識集約型ビジネスモデルへの転換を目指しており、インフラの「主治医」として構造物の長寿命化に貢献する企業への進化を図っています。この変革は、他社との差別化をさらに進め、長期的な競争優位性を確立する可能性があります。

リスク要因

当社の事業運営における主要なリスクの一つは、港湾関連施設の防食事業が官公庁からの公共投資に依存している点です。財政状況や政府の方針によって公共投資の規模が変動する可能性があり、これが業績に直接的な影響を与える可能性があります。また、建設工事を下請として請け負う機会が多いことから、元請となるゼネコン等の与信リスクも存在します。さらに、主要原材料であるアルミニウム地金などの価格高騰リスクも抱えており、これを製品価格に十分に転嫁できない場合は利益率の低下につながります。海外や異業種からの新規参入リスクも潜在的な脅威ですが、長年培ってきた技術力と顧客からの信頼、継続的なコスト削減努力によって競争力の維持を図っています。鉄から他の素材への転換に伴う一部需要喪失リスクも想定されるものの、現時点では事業への大きな影響はないと判断されています。

投資テーマとの関連

当社の事業は、社会インフラの老朽化対策と長寿命化という、長期的な視点でのインフラ投資の必要性と深く関連しています。近年、世界的にインフラの更新・維持管理への関心が高まっており、特に経年劣化が進む構造物の補修・補強は喫緊の課題です。当社の防食技術は、橋梁、トンネル、港湾施設など、構造物の耐久性を高め、安全性を確保するために不可欠です。また、地球温暖化対策や持続可能な社会の実現に向けたESG投資の観点からも、インフラの長寿命化はCO2排出量削減に貢献するため、注目されています。さらに、次期中期経営計画で掲げる、蓄積された防食データを活用した知識集約型ビジネスモデルへの転換は、DX推進という現代的な投資テーマとも合致しており、将来的な成長ポテンシャルを秘めています。

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