株式会社 熊谷組 (1861) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 建設業
インフラ老朽化再生可能エネルギースマートシティデータセンターESGDX
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 97/166位
C
安定性
業種 111/166位
B
成長性
業種 68/164位
C
効率性
業種 82/166位
C
CF健全性
業種 80/166位
売上高
4877億円
粗利率
10.9%
営業利益率
5.6%
純利益率
4.1%
ROE
10.7%
ROIC
8.0%
自己資本比率
41.9%
D/Eレシオ
0.26
有利子負債
497億円
ネットキャッシュ
149億円
NC/時価総額
5.8%
運転資本余剰*
-1431億円
運転資本余剰/時価総額*
-55.0%
フリーCF
186億円
FCFマージン
3.8%
キャッシュ化率
1.25倍
PBR
1.38倍
EV/EBITDA
8.4倍
PER
13.1倍
想定株価
1531.8円
想定時価総額
2600億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 4877億円 - 21億円 271億円 292億円 270億円 201億円
2025年3月期 4986億円 - 21億円 143億円 164億円 144億円 94億円
2024年3月期 4432億円 - 21億円 126億円 147億円 130億円 83億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 4489億円 3379億円 2077億円 533億円 1879億円
2025年3月期 4625億円 3574億円 2294億円 513億円 1818億円
2024年3月期 4672億円 3695億円 2435億円 438億円 1800億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 647億円 77億円 39億円 497億円 492億円 - -1431億円
2025年3月期 502億円 73億円 29億円 421億円 504億円 - -1792億円
2024年3月期 701億円 85億円 43億円 524億円 486億円 - -1734億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 250億円 -65億円 -53億円 186億円
2025年3月期 82億円 -120億円 -165億円 -38億円
2024年3月期 170億円 -108億円 223億円 62億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 116.9円 1105.6円 32.0円 27.4% 88.0円 13.1倍 1531.8円 2600億円 173,142,000株 3,391,100株
2025年3月期 54.4円 1059.1円 32.5円 59.7% 46.7円 18.5倍 1007.0円 1729億円 173,140,000株 1,466,800株
2024年3月期 48.1円 1046.4円 32.5円 67.6% 103.0円 21.7倍 1043.5円 1792億円 173,140,000株 1,440,800株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 10.7% 4.5% 8.0% 10.9% 5.6% 6.0% 4.1% 3.8% 41.9% 0.26
2025年3月期 5.1% 2.0% 4.5% 7.7% 2.9% 3.3% 1.9% -0.8% 39.3% 0.23
2024年3月期 4.6% 1.8% 3.8% 8.1% 2.9% 3.3% 1.9% 1.4% 38.5% 0.29

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 -2.2% 89.5% 114.5% 6.5% 1.6% 33.1% -
2025年3月期 12.5% 13.0% 12.5% 5.5% 2.7% -14.3% 取締役社長 上田真
2024年3月期 9.8% 10.2% 4.3% -0.5% 2.6% -23.3% 取締役社長 上田真

業種比較(建設業、165社中央値)

指標株式会社 熊谷組業種中央値
ROE10.7%9.7%
ROA4.5%4.7%
営業利益率5.6%6.8%
純利益率4.1%5.0%
自己資本比率41.9%56.2%
売上成長率-2.2%5.0%
PER13.1倍11.9倍
PBR1.38倍1.13倍
EV/EBITDA8.4倍6.7倍
NC/時価総額5.8%11.9%
運転資本余剰/時価総額-55.0%-20.8%
同業他社: 大和ハウス工業株式会社(1925)積水ハウス株式会社(1928)鹿島建設株式会社(1812)株式会社大林組(1802)住友林業株式会社(1911)全166社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

建設業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
東亜建設工業株式会社 (1885) 2479億円 3587億円
株式会社中電工 (1941) 2413億円 2279億円
ショーボンドホールディングス株式会社 (1414) 2401億円 907億円
日本電設工業株式会社 (1950) 2831億円 2292億円
株式会社奥村組 (1833) 2275億円 3072億円
西松建設株式会社 (1820) 2270億円 3960億円
株式会社大気社 (1979) 2083億円 2861億円
株式会社安藤・間 (1719) 3125億円 4396億円
建設業の企業一覧(全166社)→

AI分析(2026年3月期)

インフラ老朽化再生可能エネルギー
中期経営計画(2024~2026年度)インフラ更新・防災減災再生可能エネルギー分野資源循環・サーキュラーエコノミーDX・GX関連投資

見通し: 売上高は微減だが、建築事業の利益率改善で営業利益・経常利益・純利益は大幅増。次期は受注減が懸念だが、インフラ更新や再エネ分野に注力し、収益力強化と持続的成長を目指す。

強み: 独自の現場力と「しあわせ品質」を追求する企業文化。インフラ更新や再エネ分野での実績と将来性。

懸念: 建設資材高騰と技能労働者不足が収益を圧迫するリスク。建築事業の民間分野の受注減が継続する可能性。

リスク: 建設資材・労務費の高騰は利益率低下リスク。技能労働者不足による人件費増と施工能力縮小。民間建設投資の動向悪化は受注減に直結。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

熊谷組は、土木・建築工事の請負を主軸とする総合建設企業です。その事業は大きく土木事業、建築事業、そして子会社事業に分かれています。土木事業では、インフラ整備、防災・減災、再生可能エネルギー分野などに注力しており、特に公共投資の拡大を背景とした国土強靭化や老朽化インフラの更新需要を取り込む戦略をとっています。建築事業においては、民間投資の動向に左右されつつも、DX・GX関連投資やサプライチェーン強靭化といった設備投資需要に対応しています。環境配慮型建築や各種プラント分野への取り組みも強化しています。子会社群は、専門工事や特定の地域に根差した事業を展開し、グループ全体の事業ポートフォリオを補完する役割を担っています。2026年3月期においては、売上高4,877億円、営業利益271億円を達成し、前期比での大幅な増益を記録しました。

直近決算ハイライト

2026年3月期決算では、売上高は前期比2.2%減の4,877億円となりました。これは、一部子会社での手持ち工事の減少や、前期の大型工事の反動があったことが影響しています。しかし、売上総利益率は建築事業の採算性改善などにより大きく向上し、売上高の減少を吸収しました。その結果、営業利益は前期比89.5%増の271億円、経常利益は同87.7%増の270億円、当期純利益は同114.5%増の201億円と、利益面では大幅な増加を達成しました。特に建築事業においては、不採算工事の影響減少と受注時採算の改善が奏功し、営業利益が大きく伸びています。自己資本比率は41.8%と前期から2.5ポイント向上し、ROEも10.9%と改善しました。

強みと競争優位性

熊谷組の強みは、長年にわたり培ってきた土木・建築分野における確かな技術力と現場力にあります。特に、インフラ整備や防災・減災といった社会インフラの構築・維持においては、官公庁からの信頼も厚く、安定的な受注基盤を築いています。また、「しあわせ品質」を追求する姿勢は、建造物の機能的な品質に加え、利用者や社会全体の満足度を高めることを目指しており、これが他社との差別化要因となっています。中期経営計画では、「稼ぐ力」「選ばれる力」の強化を掲げ、DX/GX関連投資や国土強靭化といった時代のニーズに応える事業展開を加速させている点も競争優位性につながっています。さらに、専門工事会社との連携組織「熊栄協力会」を通じた安定した施工体制の構築も、大規模プロジェクト遂行における強みと言えます。

リスク要因

建設業界全体に共通するリスクとして、建設資材価格や労務単価の変動が挙げられます。これらは、契約締結後のコスト上昇分を発注者に転嫁できない場合、採算を圧迫する可能性があります。また、建設技能労働者の不足と高齢化は、人材獲得競争の激化や労務費高騰、さらには施工能力の縮小につながるリスクを内包しています。熊谷組では、これらのリスクに対し、価格転嫁の浸透や物価スライド条項の活用、協力会との連携強化、処遇改善策の推進などで対応していますが、完全な回避は困難です。加えて、自然災害やパンデミック、工事の施工不良、労働災害や事故、海外事業における政情不安や法規制の変更なども、業績に影響を与える潜在的なリスクとして存在します。

投資テーマとの関連

熊谷組は、昨今のインフラ老朽化対策や防災・減災ニーズの高まりといった「国土強靭化」や「インフラ老朽化対策」といった投資テーマに直接的に関連しています。特に、2026年度から本格化する「第1次国土強靭化実施中期計画」は、同社の土木事業にとって追い風となるでしょう。また、再生可能エネルギー分野への注力は、政府が推進する「脱炭素」や「GX(グリーントランスフォーメーション)」といったテーマとも合致しています。さらに、建設業界全体で進む「DX(デジタルトランスフォーメーション)」の推進は、BIM/CIMの活用などを通じて、同社の生産性向上や新たな価値創造に貢献する可能性を秘めています。これらのテーマとの連動性は、中長期的な成長ストーリーを描く上で重要な要素となります。

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