株式会社トーメンデバイス (2737) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 卸売業
半導体自動車部品AI
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 122/327位
E
安定性
業種 323/329位
A
成長性
業種 7/326位
B
効率性
業種 144/329位
E
CF健全性
業種 320/329位
売上高
6337億円
粗利率
3.8%
営業利益率
3.0%
純利益率
1.6%
ROE
16.9%
ROIC
7.4%
自己資本比率
17.2%
D/Eレシオ
2.00
有利子負債
1186億円
ネットキャッシュ
-1068億円
NC/時価総額
-135.0%
運転資本余剰*
-2731億円
運転資本余剰/時価総額*
-345.2%
フリーCF
-978億円
FCFマージン
-15.4%
キャッシュ化率
-9.73倍
PBR
1.34倍
EV/EBITDA
9.8倍
PER
7.9倍
想定株価
11634.4円
想定時価総額
791億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 6337億円 242億円 3億円 188億円 190億円 133億円 100億円
2025年3月期 4217億円 147億円 2億円 102億円 104億円 74億円 56億円
2024年3月期 3707億円 137億円 2億円 95億円 97億円 62億円 21億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 3450億円 3431億円 2849億円 9億円 592億円
2025年3月期 1140億円 1127億円 636億円 8億円 496億円
2024年3月期 1302億円 1285億円 840億円 7億円 455億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 117億円 2215億円 1029億円 1186億円 3億円 - -2731億円
2025年3月期 132億円 412億円 556億円 141億円 2億円 - -504億円
2024年3月期 209億円 426億円 606億円 297億円 2億円 - -631億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 -975億円 -4億円 960億円 -978億円
2025年3月期 92億円 -2100万円 -169億円 92億円
2024年3月期 44億円 5億円 29億円 49億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 1472.7円 8710.4円 540.0円 36.7% -15710.9円 7.9倍 11634.4円 791億円 6,802,000株 1,100株
2025年3月期 821.7円 7296.3円 300.0円 36.5% -129.7円 6.8倍 5587.5円 380億円 6,802,000株 1,000株
2024年3月期 308.2円 6691.5円 200.0円 64.9% -1293.3円 21.3倍 6565.3円 447億円 6,802,000株 1,000株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 16.9% 2.9% 7.4% 3.8% 3.0% 3.0% 1.6% -15.4% 17.2% 2.00
2025年3月期 11.3% 4.9% 11.2% 3.5% 2.4% 2.5% 1.3% 2.2% 43.5% 0.28
2024年3月期 4.6% 1.6% 8.8% 3.7% 2.6% 2.6% 0.6% 1.3% 34.9% 0.65

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 50.3% 84.7% 79.2% 14.9% 16.0% 15.4% -
2025年3月期 13.8% 7.3% 166.6% -3.1% 10.1% -1.5% 代表取締役社長 中尾清隆
2024年3月期 -11.2% -22.5% -57.3% 7.0% 11.2% 23.8% 代表取締役社長 中尾清隆

業種比較(卸売業、328社中央値)

指標株式会社トーメンデバイス業種中央値
ROE16.9%7.8%
ROA2.9%3.6%
営業利益率3.0%3.2%
純利益率1.6%2.5%
自己資本比率17.2%49.8%
売上成長率50.3%4.8%
PER7.9倍11.6倍
PBR1.34倍0.90倍
EV/EBITDA9.8倍6.5倍
NC/時価総額-135.0%13.1%
運転資本余剰/時価総額-345.2%-39.9%
同業他社: 三菱商事株式会社(8058)伊藤忠商事株式会社(8001)三井物産株式会社(8031)豊田通商株式会社(8015)丸紅株式会社(8002)全329社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

卸売業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
ヤマエグループホールディングス株式会社 (7130) 794億円 1.1兆円
伯東株式会社 (7433) 787億円 1812億円
アルコニックス株式会社 (3036) 803億円 2197億円
泉州電業株式会社 (9824) 778億円 1356億円
株式会社レスター (3156) 739億円 6309億円
シナネンホールディングス株式会社 (8132) 846億円 2988億円
スターゼン株式会社 (8043) 725億円 4482億円
横浜冷凍株式会社 (2874) 719億円 1256億円
卸売業の企業一覧(全329社)→

AI分析(2026年3月期)

半導体自動車部品AI
生成AI関連メモリ需要車載半導体・電子部品サーバー・ストレージ向け半導体サムスングループ連携海外市場(特にアジア・北米)展開

見通し: 生成AI関連製品の需要拡大と車載分野の成長により、売上高・利益ともに過去最高水準を達成。今後もメモリ価格上昇や車載分野への注力で堅調な推移が期待される。2029年3月期には当期利益130億円、ROE15%を目指す。

強み: サムスングループとの強固な関係と、豊田通商グループとのシナジーが事業基盤。車載・サーバー向けに強み。

懸念: サムスングループへの高い依存度(仕入・販売)。主要販売先への集中度も高い。半導体・電子部品の価格変動リスク。

リスク: サムスングループの経営戦略変更や地政学リスクが仕入・販売の両面で業績に影響する可能性。半導体・電子部品の価格変動リスク。借入金依存度の上昇と金利変動リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当期決算期(2026年3月期)におけるE02946は、サムスングループの半導体および電子部品の販売を主力事業とするエレクトロニクス商社です。親会社である豊田通商グループとのシナジーを活かし、顧客に密着したサービス提供を基本方針としています。主な取扱品目は、DRAMやNAND FLASHなどのメモリ製品、SoCやCISなどのシステムLSI、そしてLCDやOLEDなどのディスプレイ関連製品です。これらの製品は、サーバー・ストレージ、車載、PC、スマートフォンなど多岐にわたる分野で活用されています。事業は国内および海外に展開しており、特に海外ではアジア地域への事業拡大や、北米での車載ビジネス強化に注力しています。2023年4月に策定された中期経営計画(2023年4月~2026年3月)では、AI関連製品の需要拡大や車載分野の成長を捉え、事業拡大を目指してきました。2026年3月期においては、これらの戦略が奏功し、売上高は6,337億円、営業利益は188億円と、大幅な増収増益を達成しました。

直近決算ハイライト

E02946の2026年3月期決算は、売上高が前期比50.3%増の6,337億円、営業利益が同84.7%増の188億円と、目覚ましい成長を遂げました。純利益も同79.2%増の100億円となり、収益性が大きく改善しました。この好調な業績は、生成AI普及に伴うデータセンター投資の拡大によるメモリ製品の需要増加、および車載分野における自動運転・先進運転支援システム(ADAS)の高度化に伴う最先端半導体搭載率の増加が牽引しました。セグメント別では、日本国内事業は車載およびSiPビジネスの売上増により25.6%増益、海外事業はサーバー・ストレージおよび車載向けメモリ製品の売上増により61.0%増収となりました。特に海外事業の利益は94.4%増と大きく伸びています。一方で、営業活動によるキャッシュ・フローは、棚卸資産の増加が響き、975億円のマイナスとなりました。これは、売上拡大に伴う在庫増加が主な要因と考えられます。財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の増加などにより960億円のプラスとなっています。

強みと競争優位性

E02946の最大の強みは、サムスングループとの強固なパートナーシップにあります。仕入高の約8割をサムスングループに依存しており、これは事業リスクであると同時に、同社がサムスン製半導体・電子部品の安定供給を受けられるという強力な競争優位性にもなっています。この独占的な仕入ルートは、他社が容易に模倣できない参入障壁を形成しています。また、親会社である豊田通商グループとのシナジーも、グローバルなネットワークやリソース活用において有利に働いています。さらに、中期経営計画で重点分野として位置づけている車載分野においては、専門組織の立ち上げや技術サポート体制の拡充を通じて、販売力強化と事業拡大を進めており、将来的な成長ドライバーとしての期待が高まります。市場環境の変化、特にAI関連製品や車載分野における最新技術への対応力は、同社の持続的な競争優位性を支える要素と言えます。

リスク要因

当期決算期(2026年3月期)におけるE02946の事業運営において、最も重要なリスク要因は、特定の取引先への依存度の高さです。仕入高の約8割をサムスングループに依存しているため、サムスングループの経営戦略変更、地政学リスク、あるいは同グループ内での事業再編などが業績に直接的な影響を与える可能性があります。また、売上高上位10社が売上高の約7割を占めることから、主要販売先の経営状況や戦略変更もリスクとなります。海外での事業展開においては、為替変動リスク、地政学リスク、信用リスク、カントリーリスクなどが潜在しています。さらに、主要取扱品目である半導体および電子部品の価格変動リスクも無視できません。これらのリスクに対し、同社は新たな商材・ビジネスモデルの発掘、安全保障貿易管理の徹底、与信管理の強化、価格変動影響軽減のための在庫管理、為替予約、BCP策定などの対応策を講じていますが、依存度の高さゆえに、これらのリスクが顕在化する可能性は依然として存在します。

投資テーマとの関連

E02946は、現代の主要な投資テーマである「AI・半導体」および「EV(電気自動車)/車載」分野と深く関連しています。特に、生成AIの普及拡大はデータセンター向け投資を活発化させ、メモリ製品(DRAM、NAND FLASH)の需要を力強く牽引しました。同社はこれらのメモリ製品を主力として取り扱っており、このトレンドから直接的な恩恵を受けています。また、車載分野においても、自動運転・ADASの高度化に伴う最先端半導体の搭載率増加は、同社の事業成長の重要な柱となっています。中期経営計画においても、車載分野を成長アプリケーションと位置づけ、経営資源を重点的に配分しています。これらの分野は、今後も長期的な成長が見込まれるため、E02946はこれらの成長トレンドに乗ることで、さらなる企業価値向上を目指していくと考えられます。AIやEVといった将来の成長ドライバーへの露出は、同社への投資妙味を高める要因と言えるでしょう。

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