株式会社セリア (2782) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 小売業
EC
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 39/360位
A
安定性
業種 25/359位
B
成長性
業種 65/355位
A
効率性
業種 9/360位
B
CF健全性
業種 69/360位
売上高
2557億円
粗利率
41.7%
営業利益率
8.2%
純利益率
5.8%
ROE
15.8%
ROIC
15.7%
自己資本比率
72.2%
D/Eレシオ
0.01
有利子負債
9億円
ネットキャッシュ
372億円
NC/時価総額
15.8%
運転資本余剰*
103億円
運転資本余剰/時価総額*
4.4%
フリーCF
145億円
FCFマージン
5.7%
キャッシュ化率
1.29倍
PBR
2.53倍
EV/EBITDA
7.5倍
PER
17.1倍
想定株価
3746.3円
想定時価総額
2348億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 2557億円 1067億円 53億円 210億円 262億円 213億円 147億円
2025年3月期 2363億円 979億円 50億円 168億円 219億円 170億円 112億円
2024年3月期 2232億円 922億円 49億円 151億円 200億円 153億円 98億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 1287億円 822億円 277億円 81億円 928億円
2025年3月期 1415億円 979億円 251億円 84億円 1080億円
2024年3月期 1327億円 918億円 232億円 74億円 1020億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 380億円 261億円 83億円 9億円 5億円 - 103億円
2025年3月期 540億円 236億円 67億円 14億円 4億円 - 290億円
2024年3月期 562億円 224億円 54億円 18億円 4億円 - 330億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 190億円 -45億円 -305億円 145億円
2025年3月期 160億円 -123億円 -59億円 37億円
2024年3月期 122億円 -62億円 -59億円 60億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 219.1円 1481.3円 75.0円 34.2% 593.2円 17.1倍 3746.3円 2348億円 75,840,000株 13,168,400株
2025年3月期 149.1円 1435.5円 70.0円 46.9% 699.1円 16.8倍 2504.7円 1885億円 75,840,000株 600,500株
2024年3月期 130.6円 1356.2円 70.0円 53.6% 723.7円 23.0倍 3002.9円 2259億円 75,840,000株 600,400株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 15.8% 11.4% 15.7% 41.7% 8.2% 10.3% 5.8% 5.7% 72.2% 0.01
2025年3月期 10.4% 7.9% 10.8% 41.4% 7.1% 9.3% 4.8% 1.6% 76.3% 0.01
2024年3月期 9.6% 7.4% 10.2% 41.3% 6.8% 9.0% 4.4% 2.7% 76.9% 0.02

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 8.2% 24.5% 31.0% 6.4% 5.0% 10.7% -
2025年3月期 5.9% 11.3% 14.2% 4.3% 5.4% -7.0% 代表取締役社長 河合映治
2024年3月期 5.1% -2.1% -4.2% 3.6% 5.5% -10.8% 代表取締役社長 河合映治

業種比較(小売業、359社中央値)

指標株式会社セリア業種中央値
ROE15.8%7.9%
ROA11.4%3.6%
営業利益率8.2%3.6%
純利益率5.8%2.4%
自己資本比率72.2%45.6%
売上成長率8.2%4.4%
PER17.1倍17.5倍
PBR2.53倍1.58倍
EV/EBITDA7.5倍8.0倍
NC/時価総額15.8%-3.9%
運転資本余剰/時価総額4.4%-16.4%
同業他社: イオン株式会社(8267)株式会社セブン&アイ・ホールディングス(3382)株式会社ファーストリテイリング(9983)株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(7532)株式会社ヤマダホールディングス(9831)全360社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

小売業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社ライフコーポレーション (8194) 2357億円 8486億円
株式会社エディオン (2730) 2284億円 7937億円
DCMホールディングス株式会社 (3050) 2441億円 5331億円
株式会社イズミ (8273) 2185億円 5109億円
株式会社ネクステージ (3186) 2165億円 6521億円
株式会社ケーズホールディングス (8282) 2593億円 7597億円
株式会社アークス (9948) 2071億円 6270億円
株式会社サイゼリヤ (7581) 2645億円 2567億円
小売業の企業一覧(全360社)→

AI分析(2026年3月期)

EC
100円ショップ事業商品開発・入れ替え戦略的出店セルフレジ導入業務効率化

見通し: 当期は売上高8.2%増、営業利益24.5%増と好調。今後も顧客層拡大を狙った商品開発、戦略的出店、セルフレジ導入等による効率化で更なる成長を目指す。売上高営業利益率5%以上維持が目標。

強み: 100円ショップ専業で約2万点の商品を扱い、月500-700アイテムを入れ替える回転率の高さ。インショップ、商業施設、ロードサイドと多様な出店形態。

懸念: 業界の飽和感と収益性低下傾向。同業他社は100円超商品へシフトする中、100円商品特化の戦略でシェア獲得を目指すが、商品市況や為替の二次的影響リスク。

リスク: 1.大規模小売店舗立地法の規制: ロードサイド独立店での出店が規制対象となる可能性。2.物件不足・テナント入替リスク: 賃借物件中心のため、出店条件に合う物件不足や商業施設の閉鎖・テナント入替による退店リスク。3.滞留在庫リスク: 消費者ニーズ急変による在庫過多と処分損発生リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

セリアは、主に100円ショップの小売業および卸売業を展開する企業です。事業は単一セグメントであり、消費財を直営店舗で消費者に販売する小売業と、フランチャイジーや大口顧客に卸販売する卸売業で構成されています。フランチャイジーは自社店舗で販売し、海外FC店への輸出や国内代理店への卸販売も行っています。FC店との契約には商標利用やロイヤリティ徴収の義務はありません。取扱商品は雑貨と菓子食品に大別され、さらにメイクアップ用品、アクセサリー、キッチン用品、インテリア、文具、園芸用品、ペット用品、DIY用品、季節商品、菓子、食品、製菓材料など、多岐にわたるカテゴリーに分類されています。2026年3月期においては、直営店2,101店、FC店33店の合計2,134店を展開しており、積極的な出店政策を進めています。

直近決算ハイライト

2026年3月期、セリアは売上高2,557億円、前期比8.2%増を達成しました。営業利益は210億円で、同24.5%増と大幅な増益となりました。経常利益も213億円(同25.3%増)、当期純利益は147億円(同31.0%増)と、増収効果と収益性改善が利益を押し上げました。売上高営業利益率は8.2%と、前期の7.1%から改善しました。これは、売上原価率が前期比0.3ポイント低下したこと、および販売費及び一般管理費が売上高比で0.8ポイント低下したことによるものです。特に、既存店売上高が前期比105.5%と好調に推移したことが、販管費率の低下に貢献しました。一方で、純資産は927億円と前期比14.1%減、総資産は1,287億円と前期比9.1%減となっています。これは、自己株式の取得などによる影響が考えられます。現金及び預金も380億円と前期比29.6%減少しましたが、営業キャッシュフローは190億円(同18.8%増)と堅調に推移しました。

強みと競争優位性

セリアの強みは、100円ショップ市場における「100円商品特化戦略」にあります。市場が飽和傾向にある中で、同業他社が価格帯を拡大する動きを見せる中、セリアはあえて100円商品に特化することで、この価格帯でのシェア獲得を狙っています。これにより、価格に敏感な顧客層からの支持を集め、明確なブランドイメージを確立しています。また、月間500~700アイテムの入れ替えや旧来商品の廃止といった、常に消費者のニーズや購買動向に留意した商品開発・陳列は、顧客の飽きさせない工夫として機能しています。最新のインターネット技術を活用したリアルタイムPOSシステムによる商品管理システムは、欠品防止や商品回転率の向上に寄与し、効率的な店舗運営を支えています。さらに、直営店117店舗、FC店2店舗の純増という積極的な出店戦略も、市場シェア拡大に向けた強みと言えます。

リスク要因

セリアが抱えるリスク要因として、まず大規模小売店舗立地法による規制の可能性が挙げられます。ロードサイド独立店への出店形態は、将来的に同法の規制を受ける物件に該当する可能性があり、出店計画や経営成績に影響を与えるリスクがあります。また、出店環境の変化も懸念されます。賃借物件が中心であるため、出店条件に合致する物件の不足や、テナントの入れ替え、商業施設の閉鎖などにより退店を余儀なくされる場合、出店計画の達成が不可能になる可能性があります。さらに、貸倒損失のリスクも存在します。家主への敷金保証金の差入、FC店舗や大口顧客との掛売取引において、取引先の予期せぬ破綻や信用状況の悪化は、貸倒損失の発生につながる可能性があります。商品在庫に関しても、積極的な店舗展開に伴う在庫増加が見込まれる中、消費者ニーズの急激な変化による滞留在庫の発生や、在庫処分損の増加は、経営成績に影響を与える可能性があります。

投資テーマとの関連

セリアは、直接的にはAI、半導体、EVといった最先端技術テーマとの関連は薄いものの、「物価上昇下での消費者の節約志向」というマクロ経済トレンドとの親和性が高い企業と言えます。インバウンド需要は堅調である一方、国内では物価高による消費者の節約志向が強まっているという見方があり、手頃な価格で多様な商品を提供する100円ショップは、こうした消費者のニーズに応える存在として注目されます。また、同社が掲げる「業務のデトックスに取り組む」というテーマや、社内システムの継続的改善、セルフレジの活用などは、DX(デジタルトランスフォーメーション)や業務効率化といった、現代の企業経営における重要なキーワードとも合致しています。中期経営計画における「多様化するニーズを捉える商品開発」や「戦略的出店によるシェア拡大」といった戦略は、持続的な成長を目指す上で、投資テーマとしての魅力にもつながる可能性があります。

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