クオールホールディングス株式会社 (3034) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 小売業
ヘルスケアIT
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 116/360位
D
安定性
業種 231/359位
B
成長性
業種 73/355位
B
効率性
業種 101/360位
C
CF健全性
業種 116/360位
売上高
2908億円
粗利率
14.1%
営業利益率
5.1%
純利益率
2.5%
ROE
12.9%
ROIC
10.9%
自己資本比率
36.3%
D/Eレシオ
0.65
有利子負債
375億円
ネットキャッシュ
-165億円
NC/時価総額
-23.7%
運転資本余剰*
-551億円
運転資本余剰/時価総額*
-79.1%
フリーCF
96億円
FCFマージン
3.3%
キャッシュ化率
2.52倍
PBR
1.21倍
EV/EBITDA
4.2倍
PER
9.4倍
想定株価
1855.1円
想定時価総額
697億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 2908億円 409億円 56億円 148億円 204億円 149億円 74億円
2025年3月期 2640億円 391億円 40億円 135億円 175億円 138億円 52億円
2024年3月期 1801億円 232億円 18億円 83億円 102億円 93億円 49億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 1581億円 593億円 761億円 221億円 575億円
2025年3月期 1597億円 603億円 742億円 233億円 571億円
2024年3月期 1178億円 527億円 388億円 261億円 528億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 210億円 100億円 258億円 375億円 2億円 364億円 -551億円
2025年3月期 264億円 89億円 214億円 411億円 1億円 394億円 -478億円
2024年3月期 269億円 50億円 169億円 316億円 1億円 321億円 -119億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 187億円 -91億円 -150億円 96億円
2025年3月期 126億円 -204億円 72億円 -78億円
2024年3月期 135億円 -132億円 80億円 4億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 197.3円 1528.9円 50.0円 25.3% -438.9円 9.4倍 1855.1円 697億円 38,902,785株 1,325,200株
2025年3月期 138.0円 1521.1円 34.0円 24.6% -389.7円 13.1倍 1807.4円 681億円 38,902,785株 1,200,200株
2024年3月期 131.1円 1414.4円 30.0円 22.9% -124.3円 13.5倍 1770.0円 667億円 38,902,785株 1,200,200株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 12.9% 4.7% 10.9% 14.1% 5.1% 7.0% 2.5% 3.3% 36.3% 0.65
2025年3月期 9.0% 3.2% 9.6% 14.8% 5.1% 6.6% 2.0% -2.9% 35.8% 0.72
2024年3月期 9.2% 4.1% 6.9% 12.9% 4.6% 5.7% 2.7% 0.2% 44.8% 0.60

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 10.2% 10.0% 43.5% 19.6% 12.4% 16.0% -
2025年3月期 46.6% 61.8% 5.8% 16.7% 9.8% 11.0% 代表取締役社長 中村敬
2024年3月期 5.9% -12.3% -13.7% 3.6% 4.5% 4.2% 代表取締役社長 中村敬

業種比較(小売業、359社中央値)

指標クオールホールディングス株式会社業種中央値
ROE12.9%7.9%
ROA4.7%3.6%
営業利益率5.1%3.6%
純利益率2.5%2.4%
自己資本比率36.3%45.8%
売上成長率10.2%4.4%
PER9.4倍17.5倍
PBR1.21倍1.59倍
EV/EBITDA4.2倍8.0倍
NC/時価総額-23.7%-3.6%
運転資本余剰/時価総額-79.1%-16.0%
同業他社: イオン株式会社(8267)株式会社セブン&アイ・ホールディングス(3382)株式会社ファーストリテイリング(9983)株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(7532)株式会社ヤマダホールディングス(9831)全360社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

小売業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社マミーマートホールディングス (9823) 687億円 1914億円
株式会社 木曽路 (8160) 710億円 546億円
株式会社ゲオホールディングス (2681) 673億円 4812億円
株式会社ユナイテッドアローズ (7606) 669億円 1646億円
株式会社近鉄百貨店 (8244) 733億円 1255億円
株式会社丸千代山岡家 (3399) 654億円 430億円
株式会社カワチ薬品 (2664) 653億円 2845億円
株式会社Joshin (8173) 748億円 4367億円
小売業の企業一覧(全360社)→

AI分析(2026年3月期)

ヘルスケアIT
薬局事業の機能分化とDX推進BPO事業(CSO・CRO)の規模拡大と人材強化製薬事業における新製品投入と株式取得在宅・施設調剤の推進医療DX推進体制整備加算の取得

見通し: 2030年3月期に売上高5,000億円、営業利益350億円、ROE15%を目指す。薬局・BPO・製薬の3事業を「深化と進化」で成長させ、特に製薬事業での新製品投入やBPO事業でのM&A・人材採用強化が牽引役となる見込み。

強み: 薬局949店舗体制を基盤に、BPO・製薬事業とのシナジーを追求。製薬子会社の株式追加取得で連結効果を高め、成長ドライバーとする。

懸念: 薬局事業での人件費増加、製薬事業での販売中止・回収リスク、全社的な法的規制や法令改正、消費税率変動の影響が懸念される。

リスク: 1. 法的規制・法令改正リスク:薬機法、健康保険法等、多岐にわたる法令遵守が必須。違反や改正が業績に影響する可能性。 2. 薬剤師確保難リスク:薬剤師不足が薬局事業の運営に支障をきたす可能性。 3. 医薬品の品質・副作用リスク:予期せぬ副作用や品質不良による販売中止・回収が業績を圧迫する可能性。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

クオールホールディングス株式会社は、「わたしたちは、すべての人の、クオリティ オブ ライフに向きあいます。いつでも、どこでも、あなたに。」を企業理念に掲げ、「あなたの、いちばん近くにある安心」をスローガンとして、患者のQOL向上に資する医療サービスを提供する企業グループです。事業は大きく3つのセグメントで構成されています。第一に「薬局事業」では、保険薬局の経営を通じて地域医療の安定化に貢献し、在宅・施設調剤やDX活用による利便性向上、機能分化への対応を進めています。2026年3月期末時点で949店舗を展開し、ローソンとの協業店舗も50店舗に到達しました。第二に「BPO事業」では、CSO(Contract Sales Organization)、CRO(Contract Research Organization)、紹介派遣、出版関連事業などを展開し、特にCSO事業においてはMR派遣需要の拡大に対応し、CRO事業では医薬品開発支援の領域を広げています。第三に「製薬事業」では、グループシナジーを活かした研究開発および販売活動により、医薬品のラインナップ拡充と市場シェア拡大を目指しています。2026年3月期には、第一三共エスファ株式会社における新製品発売などが業績に寄与しました。

直近決算ハイライト

2026年3月期において、クオールホールディングスは売上高2,908億円(前期比10.2%増)、営業利益148億円(前期比10.0%増)と、増収増益を達成し、過去最高業績を記録しました。経常利益も149億円(前期比7.6%増)となりました。特に当期純利益は74億円(前期比43.5%増)と大きく伸長しました。これは、第一三共エスファ株式会社における新製品発売が製薬事業の業績を牽引したこと、CSO事業でのMR派遣需要の拡大がBPO事業の成長を後押ししたこと、そして薬局事業においても医療DX推進体制整備加算の取得や後発医薬品使用割合の増加による技術料単価の上昇が貢献したことが要因と考えられます。一方で、物価上昇に対応するための給与増額等により、薬局事業においては人件費が増加し、営業利益は3.0%減少しました。現金及び預金は前年比20.4%減の210億円となりましたが、営業活動によるキャッシュ・フローは187億円(前期比48.2%増)と大幅に改善しました。EPSは197.35円(前期比43.0%増)と大幅に増加し、株主還元として1株配当は50円(前期比47.1%増)と増配となりました。

強みと競争優位性

クオールホールディングスグループの強みは、多岐にわたる事業ポートフォリオと、それらを統合することによるシナジー効果にあります。薬局事業においては、全国に広がる店舗網と、ローソンとの協業による新たな価値創造、在宅・施設調剤への戦略的注力により、地域医療への貢献と利便性向上を両立させています。また、DXの推進や薬剤師・管理栄養士の専門性を活かした取り組みは、質の高い医療サービスの提供と共生社会の実現に繋がっています。BPO事業では、CSO、CRO、紹介派遣といった多角的なサービス提供能力が、顧客ニーズへの柔軟な対応と事業拡大を可能にしています。製薬事業においては、グループ内の薬局事業で培った知見を活かした製品開発や販売戦略が競争優位性となっています。第一三共エスファ株式会社の追加株式取得により、製薬事業における連結子会社としての位置づけを強化し、さらなる成長基盤を築いています。これらの事業間の連携は、単体では実現できない付加価値を生み出し、企業全体の競争力を高めています。

リスク要因

同社グループが直面するリスクは多岐にわたります。まず、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性に関する法律(薬機法)をはじめとする法令遵守は不可欠であり、規制の変更や違反は業績に重大な影響を与える可能性があります。また、薬剤師の確保は薬局事業の根幹であり、採用難や離職率の上昇は事業継続に支障をきたす恐れがあります。医療業界特有のリスクとして、医薬分業の動向、調剤報酬・薬価改定、消費税率の変更などが挙げられ、これらは収益構造に直接的な影響を与えます。さらに、事業拡大に伴う新規出店やM&A、医薬品販売権獲得の不確実性、それに伴う固定資産やのれんの減損リスクも存在します。自然災害、感染症の拡大、個人情報の漏洩、調剤過誤、医薬品の品質問題、サプライチェーンの混乱、環境問題、知的財産権侵害に関する訴訟リスクなど、事業継続を脅かす潜在的なリスクも複数存在します。

投資テーマとの関連

クオールホールディングスは、ヘルスケア分野における複数の投資テーマと関連性を持っています。特に、「医療DX」への取り組みは、クラウド型電子薬歴システムの活用や、医療DX推進体制整備加算の取得などを通じて、薬局事業の生産性向上と患者への情報提供強化に繋がっており、デジタルヘルスケアの進化というテーマと合致しています。また、在宅・施設調剤への戦略的注力は、高齢化社会の進展に伴う「在宅医療・介護」の需要拡大というテーマに沿った事業展開と言えます。製薬事業においては、後発医薬品だけでなく、新薬開発や販売権獲得を通じて、創薬・医薬品開発というテーマにも貢献しています。BPO事業におけるCRO事業は、医薬品開発受託という、製薬業界の効率化・高度化を支える重要な役割を担っており、「製薬業界の効率化」というテーマとの関連も深いです。これらのテーマへの貢献を通じて、同社は社会的な課題解決と企業成長の両立を目指しています。

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