あいホールディングス株式会社 (3076) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 卸売業
IoT省エネAI
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
A
収益性
業種 6/327位
A
安定性
業種 11/329位
B
成長性
業種 66/326位
C
効率性
業種 235/329位
A
CF健全性
業種 3/329位
売上高
662億円
粗利率
45.8%
営業利益率
13.4%
純利益率
32.1%
ROE
19.4%
ROIC
5.6%
自己資本比率
77.7%
D/Eレシオ
0.01
有利子負債
11億円
ネットキャッシュ
437億円
NC/時価総額
34.8%
運転資本余剰*
282億円
運転資本余剰/時価総額*
22.4%
フリーCF
147億円
FCFマージン
22.3%
キャッシュ化率
0.36倍
PBR
1.15倍
EV/EBITDA
7.4倍
PER
5.8倍
想定株価
2361.3円
想定時価総額
1258億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年6月期 662億円 303億円 22億円 89億円 111億円 90億円 213億円
2024年6月期 498億円 248億円 12億円 99億円 111億円 199億円 157億円
2023年6月期 464億円 228億円 9億円 94億円 103億円 105億円 82億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年6月期 1409億円 833億円 166億円 123億円 1095億円
2024年6月期 939億円 562億円 100億円 34億円 800億円
2023年6月期 805億円 565億円 95億円 38億円 670億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年6月期 448億円 173億円 178億円 11億円 51億円 16億円 282億円
2024年6月期 360億円 94億円 80億円 12億円 36億円 18億円 260億円
2023年6月期 376億円 91億円 68億円 14億円 35億円 16億円 281億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年6月期 76億円 71億円 -54億円 147億円
2024年6月期 84億円 -64億円 -47億円 20億円
2023年6月期 45億円 -13億円 -32億円 32億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年6月期 407.1円 2103.6円 100.0円 24.6% 820.8円 5.8倍 2361.3円 1258億円 56,590,000株 3,316,600株
2024年6月期 331.1円 1700.1円 90.0円 27.2% 734.9円 7.2倍 2384.0円 1129億円 56,590,000株 9,230,900株
2023年6月期 174.1円 1420.4円 80.0円 46.0% 764.0円 13.3倍 2315.0円 1096億円 56,590,000株 9,230,300株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年6月期 19.4% 15.1% 5.6% 45.8% 13.4% 16.8% 32.1% 22.3% 77.7% 0.01
2024年6月期 19.6% 16.7% 8.5% 49.8% 19.8% 22.2% 31.5% 4.0% 85.2% 0.02
2023年6月期 12.3% 10.2% 9.7% 49.2% 20.3% 22.2% 17.8% 7.0% 83.2% 0.02

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年6月期 32.9% -9.8% 35.7% 12.0% 8.9% -3.4% 代表取締役会長 佐々木秀吉
2024年6月期 7.4% 4.4% 90.2% 2.5% -0.5% 1.4% 代表取締役会長 佐々木秀吉
2023年6月期 -1.4% -4.2% 6.5% 2.4% -3.2% 7.5% 代表取締役会長 佐々木秀吉

業種比較(卸売業、328社中央値)

指標あいホールディングス株式会社業種中央値
ROE19.4%7.8%
ROA15.1%3.6%
営業利益率13.4%3.2%
純利益率32.1%2.5%
自己資本比率77.7%49.7%
売上成長率32.9%4.8%
PER5.8倍11.6倍
PBR1.15倍0.90倍
EV/EBITDA7.4倍6.5倍
NC/時価総額34.8%13.0%
運転資本余剰/時価総額22.4%-40.4%
同業他社: 三菱商事株式会社(8058)伊藤忠商事株式会社(8001)三井物産株式会社(8031)豊田通商株式会社(8015)丸紅株式会社(8002)全329社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

卸売業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社YUASA (8074) 1249億円 5450億円
株式会社山善 (8051) 1244億円 5419億円
株式会社オートバックスセブン (9832) 1228億円 2801億円
株式会社ハピネット (7552) 1205億円 4391億円
株式会社ミツウロコグループホールディングス (8131) 1312億円 3395億円
株式会社ワールド (3612) 1201億円 2840億円
株式会社ドウシシャ (7483) 1198億円 1205億円
リョーサン菱洋ホールディングス株式会社 (167A) 1198億円 3599億円
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AI分析(2025年6月期)

IoT省エネAI
M&A戦略セキュリティ機器情報機器(コンシューマー向けカッティングマシン)脱炭素システムビジネスホン事業統合(岩崎通信機、ナカヨ)

見通し: 2025年度はM&A関連費用や情報機器事業の減速により営業減益見込みだが、セキュリティ機器事業の拡大と脱炭素システム事業の成長に期待。長期的にはEPS最大化を目指す。

強み: セキュリティ市場とニッチ市場に注力。M&Aによる事業拡大力。複数の事業セグメントを持つ多角化経営。

懸念: 情報機器事業(特にコンシューマー向け)の北米市場での個人消費冷え込みによる減速。M&Aによるのれん償却の影響。

リスク: M&Aリスク:期待通りの利益・CFを計上できない、偶発債務顕在化。需要変動リスク:競合動向や技術革新による需要大幅減。カントリー・為替リスク:海外販売・購入における政治経済変動、為替変動。

AI詳細分析(2025年6月期)

事業概要

あいホールディングス株式会社は、純粋持株会社として、グループ傘下の事業子会社を通じて、セキュリティ機器、カード機器及びその他事務用機器、情報機器、計測機器、情報通信、設計事業、さらには節電・省エネシステム事業など、多岐にわたる事業を展開しています。主要な事業領域は、マンション向けおよび法人向けのセキュリティシステム機器の開発・製造・販売、病院や金融機関向けのカード発行機器および事務用機器の開発・製造・販売、コンピュータ周辺機器の開発・製造・販売・保守サービス、計測機器の開発・製造・販売、ビジネスホンなどの情報通信システム、そして構造設計や耐震診断を主体とした建築設計事業です。同社は、これらの事業を通じて、顧客ニーズに応える商品・サービスの提供を目指しており、特にセキュリティ市場とニッチ市場を戦略的なコア事業領域と位置づけています。M&Aや業務提携を積極的に活用し、商品開発力と営業力の強化を図りつつ、IoT化やAI化にも注力することで、競争力強化と新規市場開拓を目指しています。2025年6月期においては、岩崎通信機株式会社と株式会社ナカヨを連結子会社化したことで、情報通信事業と計測機器事業が新たに報告セグメントとして追加されています。

直近決算ハイライト

2025年6月期における連結売上高は661億97百万円となり、前期比32.9%増加と大幅な成長を遂げました。しかしながら、営業利益は88億89百万円で前期比9.8%減、経常利益は90億8百万円で前期比54.6%減と、利益面では減益となりました。これは、岩崎通信機株式会社および株式会社ナカヨの連結子会社化に伴う負ののれん発生益179億56百万円を特別利益として計上した影響が大きく、純粋な事業活動による利益の増減とは異なる側面があります。セグメント別では、セキュリティ機器事業がマンション向け・法人向けともに好調で売上高152億1百万円(前期比6.9%増)、利益61億5千万円(前期比4.3%増)と増収増益を達成し、5期連続で過去最高益を更新しました。一方、情報機器事業は、主力の北米市場における個人消費の冷え込みの影響を受け、売上高134億92百万円(前期比16.9%減)、利益4億62百万円(前期比67.6%減)と大幅な減益となりました。計測機器事業は、グラフテック株式会社と岩崎通信機株式会社の計測事業が加わり、売上高50億4百万円(前期比151.0%増)、利益8億26百万円(前期比22.7%増)と大きく伸長しました。情報通信事業は、新たに連結子会社となった岩崎通信機株式会社と株式会社ナカヨの事業により、売上高118億25百万円、利益6億78百万円を計上しました。

強みと競争優位性

あいホールディングスグループの強みは、多岐にわたる事業ポートフォリオにあります。セキュリティ機器事業では、マンション向けリプレース需要を確実に取り込むことで安定した収益基盤を築いており、一般法人向け市場においても、見える化やAI解析といった高付加価値ニーズに応える製品ラインアップの充実と有力代理店との連携により、差別化を図っています。情報機器事業におけるコンシューマ向け小型カッティングマシンは、新製品投入やマイナーチェンジにより競争力の維持・向上に努めており、海外市場での販売拡大余地も大きいと見られます。また、設計事業においては、構造設計における強みを活かし、官公庁および民間からの受注を安定的に獲得しています。さらに、近年のM&A戦略により、岩崎通信機株式会社や株式会社ナカヨといった企業を取り込み、情報通信事業や計測機器事業における事業基盤を強化しており、グループシナジーの創出が期待されます。これにより、各市場における専門性と、グループ全体での技術・販売網の相互活用が、同社の競争優位性を構築しています。

リスク要因

同社が認識している事業リスクは多岐にわたります。まず、M&Aは事業拡大の重要な手段である一方、買収対象企業の業績不振や偶発債務の顕在化による経営成績・財務状況への悪影響リスクが挙げられます。また、製品の需要変動や革新的技術の登場、競合他社の動向も、業績に影響を与える要因となり得ます。グローバルに事業展開しているため、カントリーリスクや為替変動リスクも無視できません。米中対立や各国の政治経済状況の変化、急激な為替変動は、売上や仕入コストに影響を及ぼす可能性があります。さらに、外部生産委託や購入製品への依存は、材料費高騰、部品確保困難、品質問題、納入遅延といった調達リスクを内包しています。自然災害、法的規制の変更、情報セキュリティインシデント、人材確保・育成の遅延、コンプライアンス違反、訴訟リスクなども、経営成績や財務状況に潜在的な影響を与える要因として挙げられています。これらのリスクに対し、同社はデューデリジェンス、生産・仕入先の分散、為替ヘッジ、品質管理強化、情報セキュリティ対策、コンプライアンス体制強化などで対応を図っていますが、リスクの完全な排除は困難です。

投資テーマとの関連

あいホールディングスグループは、複数の投資テーマとの関連性を持っています。特に、セキュリティ機器事業は、防犯意識の高まりやIoT技術の活用により、スマートホーム、スマートビルディングといったテーマと親和性が高いと言えます。AIの活用や映像圧縮技術の進化は、セキュリティシステムの高度化に貢献し、将来的な成長ドライバーとなる可能性があります。情報機器事業、特にコンシューマ向けカッティングマシンは、DIYやクリエイターエコノミーといったトレンドとの関連が考えられ、海外市場での展開は、グローバルな消費トレンドに影響を受ける可能性があります。また、脱炭素システム事業への注力は、ESG投資の観点から注目されるテーマであり、節電・省エネシステムの開発・販売は、持続可能な社会の実現に貢献するものです。M&Aを積極的に活用し、情報通信や計測機器といった分野を強化している点は、テクノロジーの進化や産業構造の変化に対応する姿勢を示しており、これらの分野における新たな成長機会を捉えようとしています。

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