J.フロント リテイリング株式会社 (3086) IFRS Yahoo!ファイナンス↗

業種: 小売業
百貨店EC
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 66/360位
D
安定性
業種 246/359位
D
成長性
業種 262/355位
E
効率性
業種 350/360位
A
CF健全性
業種 22/360位
売上高
4451億円
粗利率
48.4%
営業利益率
11.0%
純利益率
6.3%
ROE
6.8%
ROIC
4.6%
自己資本比率
36.4%
D/Eレシオ
0.81
有利子負債
3367億円
ネットキャッシュ
-3006億円
NC/時価総額
-46.6%
運転資本余剰*
-2884億円
運転資本余剰/時価総額*
-44.7%
フリーCF
518億円
FCFマージン
11.7%
キャッシュ化率
2.37倍
PBR
1.55倍
EV/EBITDA
12.9倍
PER
22.9倍
想定株価
2580.4円
想定時価総額
6458億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年2月期 4451億円 2154億円 243億円 490億円 733億円 445億円 283億円
2025年2月期 4419億円 2126億円 250億円 582億円 832億円 558億円 414億円
2024年2月期 4070億円 1955億円 251億円 430億円 681億円 413億円 299億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年2月期 1.1兆円 2275億円 3245億円 3890億円 4156億円
2025年2月期 1.2兆円 2410億円 3413億円 3996億円 4096億円
2024年2月期 1.1兆円 2465億円 3313億円 3892億円 3819億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年2月期 361億円 141億円 1551億円 3367億円 非該当 68億円 -2884億円
2025年2月期 550億円 127億円 1567億円 3636億円 非該当 68億円 -2864億円
2024年2月期 713億円 152億円 1433億円 3644億円 非該当 6億円 -2599億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別BS(IFRS参考値)

決算期 その他金融資産(流動)※参考値 その他金融資産(非流動)※参考値
2026年2月期 143億円 822億円
2025年2月期 87億円 815億円
2024年2月期 114億円 720億円

IFRS特有のタグ。有価証券・デリバティブ・預け金等を合算した値で、純粋な投資有価証券ではないため参考値扱い。

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年2月期 670億円 -152億円 -708億円 518億円
2025年2月期 858億円 -283億円 -740億円 575億円
2024年2月期 907億円 134億円 -727億円 1041億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年2月期 112.9円 1671.3円 54.0円 47.8% -1201.1円 22.9倍 2580.4円 6458億円 270,565,764株 20,316,300株
2025年2月期 160.3円 1597.2円 52.0円 32.4% -1195.0円 12.2倍 1948.3円 5031億円 270,565,764株 12,323,300株
2024年2月期 114.1円 1453.7円 36.0円 31.6% -1108.8円 13.0倍 1485.1円 3925億円 270,565,764株 6,277,100株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年2月期 6.8% 2.5% 4.6% 48.4% 11.0% 16.5% 6.3% 11.7% 36.4% 0.81
2025年2月期 10.1% 3.6% 5.3% 48.1% 13.2% 18.8% 9.4% 13.0% 35.2% 0.89
2024年2月期 7.8% 2.7% 4.0% 48.0% 10.6% 16.7% 7.3% 25.6% 34.3% 0.95

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年2月期 0.7% -15.8% -31.7% 7.4% 6.9% 37.0% -
2025年2月期 8.6% 35.2% 38.5% 10.1% -1.7% 83.8% 代表執行役社長 小野圭一
2024年2月期 13.2% 125.9% 110.1% 8.5% -2.4% - 代表執行役社長 小野圭一

業種比較(小売業、359社中央値)

指標J.フロント リテイリング株式会社業種中央値
ROE6.8%7.9%
ROA2.5%3.6%
営業利益率11.0%3.6%
純利益率6.3%2.4%
自己資本比率36.4%45.8%
売上成長率0.7%4.5%
PER22.9倍17.5倍
PBR1.55倍1.59倍
EV/EBITDA12.9倍7.9倍
NC/時価総額-46.6%-3.6%
運転資本余剰/時価総額-44.7%-16.0%
同業他社: イオン株式会社(8267)株式会社セブン&アイ・ホールディングス(3382)株式会社ファーストリテイリング(9983)株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(7532)株式会社ヤマダホールディングス(9831)全360社 →
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同業種の企業

小売業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
スギホールディングス株式会社 (7649) 6477億円 1.0兆円
株式会社エービーシー・マート (2670) 6488億円 3786億円
株式会社コスモス薬品 (3349) 7001億円 1.0兆円
株式会社しまむら (8227) 7344億円 7000億円
株式会社 丸井グループ (8252) 5506億円 2769億円
株式会社すかいらーくホールディングス (3197) 7654億円 4578億円
株式会社ワークマン (7564) 5093億円 1192億円
株式会社サンドラッグ (9989) 4574億円 8425億円
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AI分析(2026年2月期)

百貨店
リテール事業の深化グループシナジーの進化グループ経営基盤の強化名古屋栄エリア開発自社コンテンツ保有・開発

見通し: 2025年度は売上高0.7%増に対し、営業利益は15.8%減と減益見込み。免税売上高の減少が響く。次期中期経営計画策定を進め、不確実な環境下でも強靭な経営体質への転換を目指す。

強み: 百貨店・SC事業を中核に、立地開発や顧客基盤拡大、自社コンテンツ開発でシナジー創出。強固な店舗・顧客基盤を持つ。

懸念: 免税売上高の回復遅延。日中関係悪化等の外部要因に業績が左右されやすい構造。

リスク: 業界構造変容と競争激化。テクノロジー革新への対応遅れ。サステナビリティ課題の複雑化。これらのリスクは事業の持続可能性に影響しうる。

AI詳細分析(2026年2月期)

事業概要

J.フロント リテイリングは、大丸、松坂屋といった老舗百貨店と、都市型複合商業施設「PARCO」などを運営する持株会社です。その事業は、主にリテール事業(百貨店・SC事業)を中核としつつ、デベロッパー事業やコンテンツビジネスなど、多角的なポートフォリオで構成されています。百貨店事業では、高付加価値商品や体験型サービスを通じて、富裕層やインバウンド顧客層へのアプローチを強化しています。一方、PARCO事業では、若年層や感度の高い顧客層をターゲットに、ファッション、カルチャー、エンターテイメントといった多様なコンテンツを提供し、都市型ライフスタイルを提案しています。グループ全体としては、これらの事業資源を最適に活用し、顧客満足度の最大化と効率経営を追求することで、既存事業の競争力と収益力の向上を目指しています。さらに、持続的な成長のため、新規分野への資源配分や、M&A、CVCといった成長戦略投資も積極的に推進し、ポートフォリオの変革を進めているのが特徴です。

直近決算ハイライト

2026年2月期の連結業績は、売上収益が4,451億円となり、前期比0.7%増と微増にとどまりました。これは、国内顧客による百貨店事業やSC事業の堅調な推移が貢献したものの、前期に大きく伸長した百貨店免税売上高が大幅に減少した影響が響いたためです。営業利益は490億円で、前期比15.8%減と減益となりました。これは、売上総利益の減少に加え、販売費及び一般管理費の増加などが響いた結果です。経常利益は445億円、当期純利益は283億円といずれも前期比で20%超、30%超の減益となりました。これは、営業利益の減少に加え、その他の営業費用や法人税等の影響が大きかったためです。株主還元としては、1株配当が54円と前期比3.8%増配となっています。

強みと競争優位性

J.フロント リテイリングの強みは、長年にわたり培ってきた「大丸」「松坂屋」というブランド力と、全国に展開する百貨店・PARCOの強力な店舗ネットワーク、そしてそれらを支える広範な顧客基盤にあります。特に、富裕層顧客に対するきめ細やかな外商活動や、高感度な顧客層に支持されるPARCOのユニークな商品・サービス展開は、同社ならではの競争優位性と言えます。また、近年では、グループシナジーを追求し、名古屋栄エリアにおける百貨店とPARCOの融合施設「HAERA(ハエラ)」開業準備や、グループ内カード発行業務の集約、リユース事業への参入など、新たな価値創造に向けた取り組みを加速させています。これらの施策は、単独事業の枠を超えた多角的な収益源の確保や、顧客体験の向上に繋がり、同社の持続的な成長を支える基盤となっています。

リスク要因

同社が認識する主要なリスク要因として、まず「既存事業における業界構造の変容」が挙げられます。百貨店業界は長期的な縮小傾向にあり、ECの台頭や消費者の行動様式の変化に対応できなければ、業績悪化や固定資産の減損リスクに繋がります。また、「人財獲得競争の激化」も、労働力人口の減少により、優秀な人材の確保・維持が困難になる可能性を示唆しています。さらに、「テクノロジー革新の加速」も、AIなどの新しい技術への対応遅れが競争力低下を招くリスクとなります。その他、サステナビリティ課題の複雑化、少子高齢化と所得格差の拡大、経済動向の変動、自然災害や疫病の発生、地政学リスク、情報セキュリティ脅威、コンプライアンス違反なども、経営に重要な影響を与える可能性があるリスクとして認識されています。

投資テーマとの関連

J.フロント リテイリングは、直接的なAI・半導体・EVといった先端技術分野への関与は薄いものの、「テクノロジー革新の加速」というリスク要因への対応策として、グループ全体でのBPR(ビジネスプロセス・リエンジニアリング)やITガバナンス強化、XR・VRを活用した新たな体験価値創出への挑戦などを進めており、デジタルトランスフォーメーション(DX)の波に乗り遅れないよう努めています。また、サステナビリティ経営を基軸に、環境配慮型商品・サービスの拡充やサーキュラー型ビジネスの拡大などを進めている点は、ESG投資の観点からも注目されます。さらに、インバウンド需要の取り込み強化や、富裕層マーケットへの対応強化は、訪日外国人増加や富裕層の消費拡大といったテーマとの関連性が高いと言えます。これらのテーマへの対応を通じて、新たな成長機会の獲得を目指しています。

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