訂正2019年2月期〜2023年2月期は2024年1月29日提出の訂正有価証券報告書の数値を反映しています
年度別損益
| 決算期 | 売上高 | 売上総利益 | 減価償却費 | 営業利益 | EBITDA | 経常利益 | 純利益 |
| 2026年2月期 |
1654億円 |
1168億円 |
164億円 |
79億円 |
244億円 |
79億円 |
47億円 |
| 2025年2月期 |
1564億円 |
1114億円 |
155億円 |
85億円 |
240億円 |
77億円 |
56億円 |
| 2024年2月期 |
1458億円 |
1038億円 |
155億円 |
71億円 |
226億円 |
66億円 |
50億円 |
年度別BS(構造)
| 決算期 | 総資産 | 流動資産 | 流動負債 | 固定負債 | 自己資本 |
| 2026年2月期 |
1397億円 |
273億円 |
361億円 |
557億円 |
438億円 |
| 2025年2月期 |
1372億円 |
306億円 |
448億円 |
484億円 |
402億円 |
| 2024年2月期 |
1308億円 |
313億円 |
375億円 |
539億円 |
360億円 |
年度別BS(主要内訳)
| 決算期 | 現金 | 棚卸資産 | 売上債権 | 有利子負債 | 投資有価証券 | のれん | 運転資本余剰 |
| 2026年2月期 |
175億円 |
14億円 |
67億円 |
650億円 |
- |
258億円 |
-186億円 |
| 2025年2月期 |
215億円 |
12億円 |
59億円 |
677億円 |
- |
265億円 |
-233億円 |
| 2024年2月期 |
213億円 |
10億円 |
57億円 |
678億円 |
- |
237億円 |
-162億円 |
運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗
年度別BS(IFRS参考値)
| 決算期 |
その他金融資産(流動)※参考値 |
その他金融資産(非流動)※参考値 |
| 2026年2月期 |
1億円 |
99億円 |
| 2025年2月期 |
6億円 |
88億円 |
| 2024年2月期 |
5億円 |
91億円 |
IFRS特有のタグ。有価証券・デリバティブ・預け金等を合算した値で、純粋な投資有価証券ではないため参考値扱い。
年度別CF
| 決算期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | フリーCF |
| 2026年2月期 |
230億円 |
-58億円 |
-213億円 |
172億円 |
| 2025年2月期 |
260億円 |
-92億円 |
-167億円 |
168億円 |
| 2024年2月期 |
233億円 |
-36億円 |
-225億円 |
197億円 |
年度別1株データ
想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)
| 決算期 | EPS | BPS | 1株配当 | 配当性向 | 1株NC | PER | 想定株価 | 想定時価総額 | 発行済株式 | 自己株式 |
| 2026年2月期 |
11.1円 |
104.0円 |
4.5円 |
40.5% |
-112.0円 |
66.3倍 |
736.6円 |
3126億円 |
425,628,568株 |
1,187,600株 |
| 2025年2月期 |
13.3円 |
95.4円 |
4.0円 |
30.1% |
-108.9円 |
46.9倍 |
623.1円 |
2645億円 |
425,628,568株 |
1,190,600株 |
| 2024年2月期 |
12.0円 |
85.5円 |
3.5円 |
29.2% |
-109.5円 |
43.8倍 |
524.9円 |
2228億円 |
425,628,568株 |
1,199,000株 |
年度別指標
| 決算期 | ROE | ROA | ROIC | 粗利率 | 営業利益率 | EBITDAマージン | 純利益率 | FCFマージン | 自己資本比率 | D/Eレシオ |
| 2026年2月期 |
10.7% |
3.4% |
5.1% |
70.6% |
4.8% |
14.7% |
2.8% |
10.4% |
31.3% |
1.49 |
| 2025年2月期 |
13.9% |
4.1% |
5.5% |
71.2% |
5.4% |
15.3% |
3.6% |
10.7% |
29.3% |
1.69 |
| 2024年2月期 |
14.0% |
3.9% |
4.8% |
71.2% |
4.9% |
15.5% |
3.5% |
13.5% |
27.5% |
1.88 |
年度別成長率
| 決算期 | 売上高 | 営業利益 | 純利益 | 売上CAGR(3年) | 売上CAGR(5年) | 営業利益CAGR(3年) | 代表者 |
| 2026年2月期 |
5.8% |
-6.6% |
-16.3% |
11.8% |
17.3% |
16.1% |
- |
| 2025年2月期 |
7.3% |
20.2% |
10.9% |
25.9% |
2.3% |
3.7% |
代表取締役社長 川井潤 |
| 2024年2月期 |
23.3% |
39.2% |
48.9% |
25.1% |
4.1% |
- |
代表取締役社長 川井潤 |
グループ連邦経営2.0本質的価値の進化シナジーのあるM&A海外事業の拡大DX・AI活用
見通し: 今期は売上高5.8%増と過去最高を更新したが、原材料高や人件費上昇で営業利益は前期比6.6%減。来期は「本質的価値の進化」「シナジーのあるM&A」「海外事業の拡大」を3本柱に、DX・AI活用と人的資本経営で収益回復と企業価値向上を目指す。
強み: 多様な業態・ブランド展開によるリスク分散と、グループシナジーを活かした効率的な店舗運営・仕入れ体制。株主還元を意識した経営方針。
懸念: 原材料価格や人件費の高騰が続くと、利益率の低下が避けられない。また、出店政策の見直しや店舗閉鎖に伴う費用・損失リスクも存在する。
リスク: 1. 食材調達リスク: 地政学リスク、資源・エネルギー価格、為替変動、天候等による高騰・供給不安定化。メニュー見直しや価格転嫁で対応。 2. 人財確保・育成リスク: 需要増に伴う人件費・採用コスト高騰。DX活用や多様な人財活用で省人化・効率化を図る。 3. 出店政策リスク: 好立地条件の変化、インフレによる投資増。定期借家契約終了リスクや敷金・保証金回収不能リスクも。
事業概要
E05517は、多業態の外食産業を展開する企業グループです。商業施設内レストラン、駅構内・繁華街の飲食店舗、郊外ロードサイド店など、多様な立地で事業を展開しています。主な事業カテゴリーは、レストラン・フードコート運営、ゴルフ場内レストラン等の受託運営を行う「CRカテゴリー」、居酒屋を運営する「SFPカテゴリー」、専門ブランドレストランを展開する「専門ブランドカテゴリー」、そして海外の飲食店を運営する「海外カテゴリー」の4つに分かれています。グループミッションに「わくわく無限大!個性いろいろともに創る驚きの未来。」を掲げ、各事業会社の個性を活かしながら、豊かな食生活への貢献を目指しています。中期経営計画では、「グループ連邦経営2.0」へと進化させ、「本質的価値の進化」「シナジーのあるM&A」「海外事業の拡大」を成長の3本柱として、テクノロジー活用、人的資本経営、サステナビリティ推進を基盤に、持続的な成長を目指しています。2026年2月期は、売上高1,654億円、営業利益79億円となりました。
直近決算ハイライト
2026年2月期において、E05517は売上高1,654億円を達成し、前期比5.8%の増加となりました。これは、既存店の堅調な推移に加え、新業態開発やM&Aによるブランド寄与が奏功した結果です。しかし、営業利益は79億円と、前期比6.6%の減少となりました。これは、一部カテゴリーにおける既存店客数の減少や、原材料価格高騰に伴う原価率の上昇が影響したためです。経常利益は79億円で前期比2.6%増と小幅ながら増加しましたが、当期純利益は47億円となり、前期比で16.3%の大幅な減少となりました。これは、主に一部事業の再構築や減損損失等による影響と推測されます。調整後EBITDAは262.7億円となり、前期比0.6%増と微増でしたが、調整後EBITDAマージンは15.9%と前期の16.7%から低下しました。純資産は438億円で前期比9.0%増加した一方、総資産は1,397億円で前期比1.8%の増加に留まりました。現金及び預金は175億円と前期比18.5%減少しており、営業キャッシュフローも230億円と前期比11.5%減少するなど、キャッシュポジションには若干の低下が見られます。
強みと競争優位性
E05517の強みは、多種多様な業態とブランドを展開できる「マルチブランド・マルチロケーション戦略」と、個々の事業会社の個性を尊重しつつ全体最適を図る「グループ連邦経営」にあります。これにより、市場や顧客ニーズの変化に柔軟に対応し、幅広い顧客層を取り込むことが可能です。また、M&Aを積極的に活用し、事業ポートフォリオを拡充してきた実績も強みと言えます。商業施設、駅構内、繁華街、郊外ロードサイドなど、多様な立地への出店ノウハウは、出店政策におけるリスク分散に貢献しています。さらに、DX・AIの活用による店舗運営の省人化や業務効率化、顧客満足度向上への取り組みは、将来的な競争力強化に繋がる可能性があります。飲食業界という競争の激しい環境下において、このような多角的な事業展開と戦略的アプローチが、同社の競争優位性を形成しています。
リスク要因
E05517が直面するリスク要因は多岐にわたります。まず、外食産業全体に共通するリスクとして、食材価格の高騰や供給不安定化、人件費上昇、人財確保・育成・定着の難しさが挙げられます。これらは収益性を圧迫する可能性があります。また、店舗展開における立地選定や賃貸借契約のリスク、敷金・保証金の回収リスクも存在します。新規業態開発の失敗や、出退店に伴う費用・損失、商標権侵害のリスクも無視できません。さらに、食品の安全管理体制は強化していますが、万が一、食中毒や異物混入が発生した場合、信用失墜に繋がる可能性があります。法的規制の強化や、金利変動、災害・感染症の流行、インターネット上の風評被害、訴訟リスク、情報システムへの依存、海外展開におけるカントリーリスク、有形固定資産の減損リスク、M&Aによるのれん等の減損リスクも潜在的な懸念事項です。
投資テーマとの関連
E05517は、外食産業という伝統的な分野に属しながらも、DX・AIの活用を中期経営計画の基盤として掲げており、テクノロジーの進化を取り込む姿勢を示しています。具体的には、AIによる売上予測に基づいた発注自動化や、モバイルオーダー、配膳ロボットの活用、社内チャットボットの導入などを推進しており、これは「AI・DX」といった投資テーマとの関連性が見られます。また、人的資本経営の推進や多様な人財の活躍促進は、「人的資本」への関心が高まる中で注目される要素です。海外事業の拡大も、グローバル化や新興国市場への投資といったテーマと結びつきます。ただし、現時点ではAIや半導体、EVなどの最先端技術を直接的に牽引する事業モデルではなく、これらのテーマとの直接的な関連性は限定的と言えます。飲食業における効率化や顧客体験向上といった文脈でのDX・AI活用が、投資テーマとの接点となります。
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