株式会社稲葉製作所 (3421) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 金属製品
工場自動化
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 59/94位
A
安定性
業種 21/94位
D
成長性
業種 78/94位
D
効率性
業種 62/94位
C
CF健全性
業種 46/94位
売上高
419億円
粗利率
23.9%
営業利益率
4.5%
純利益率
3.7%
ROE
3.5%
ROIC
3.0%
自己資本比率
74.0%
D/Eレシオ
-
有利子負債
-
ネットキャッシュ
160億円
NC/時価総額
56.1%
運転資本余剰*
31億円
運転資本余剰/時価総額*
10.9%
フリーCF
11億円
FCFマージン
2.7%
キャッシュ化率
1.95倍
PBR
0.65倍
EV/EBITDA
3.3倍
PER
18.6倍
想定株価
1787.9円
想定時価総額
286億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年7月期 419億円 100億円 20億円 19億円 39億円 22億円 15億円
2024年7月期 424億円 112億円 18億円 31億円 49億円 34億円 24億円
2023年7月期 418億円 105億円 19億円 28億円 46億円 31億円 20億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年7月期 595億円 313億円 129億円 25億円 440億円
2024年7月期 605億円 315億円 142億円 28億円 436億円
2023年7月期 591億円 312億円 138億円 29億円 424億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年7月期 160億円 39億円 62億円 - 16億円 - 31億円
2024年7月期 161億円 40億円 69億円 - 22億円 - 19億円
2023年7月期 161億円 40億円 71億円 - 22億円 - 22億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年7月期 30億円 -19億円 -12億円 11億円
2024年7月期 37億円 -23億円 -14億円 15億円
2023年7月期 30億円 -17億円 -4億円 13億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年7月期 96.0円 2772.2円 42.0円 43.8% 1002.5円 18.6倍 1787.9円 286億円 17,022,429株 1,014,400株
2024年7月期 148.9円 2705.2円 37.0円 24.9% 988.9円 11.6倍 1719.9円 280億円 17,022,429株 739,300株
2023年7月期 119.5円 2574.0円 36.0円 30.1% 961.9円 12.8倍 1532.5円 256億円 17,922,429株 1,231,000株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年7月期 3.5% 2.6% 3.0% 23.9% 4.5% 9.2% 3.7% 2.7% 74.0% -
2024年7月期 5.6% 4.0% 4.9% 26.4% 7.2% 11.6% 5.8% 3.4% 72.0% -
2023年7月期 4.6% 3.3% 4.5% 25.1% 6.6% 11.0% 4.7% 3.0% 71.8% -

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年7月期 -1.2% -39.1% -36.7% 2.3% 3.9% -0.4% 代表取締役社長 稲葉裕次郎
2024年7月期 1.4% 11.3% 23.9% 3.9% 4.5% 3.5% 代表取締役社長 稲葉裕次郎
2023年7月期 6.8% 45.6% 29.6% 6.6% 5.1% 13.4% 代表取締役社長 稲葉裕次郎

業種比較(金属製品、93社中央値)

指標株式会社稲葉製作所業種中央値
ROE3.5%5.3%
ROA2.6%3.4%
営業利益率4.5%5.3%
純利益率3.7%4.1%
自己資本比率74.0%59.9%
売上成長率-1.2%1.6%
PER18.6倍11.2倍
PBR0.65倍0.62倍
EV/EBITDA3.3倍5.5倍
NC/時価総額56.1%5.4%
運転資本余剰/時価総額10.9%-15.9%
同業他社: 株式会社LIXIL(5938)東洋製罐グループホールディングス株式会社(5901)日本発條株式会社(5991)三和ホールディングス株式会社(5929)リンナイ株式会社(5947)全94社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

金属製品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
ホッカンホールディングス株式会社 (5902) 282億円 906億円
株式会社 コロナ (5909) 277億円 853億円
川田テクノロジーズ株式会社 (3443) 267億円 1150億円
日東精工株式会社 (5957) 262億円 502億円
株式会社エイチワン (5989) 332億円 2097億円
天龍製鋸株式会社 (5945) 219億円 135億円
アルインコ株式会社 (5933) 218億円 626億円
那須電機鉄工株式会社 (5922) 211億円 237億円
金属製品の企業一覧(全94社)→

AI分析(2025年7月期)

工場自動化
鋼製物置事業の製品ラインアップ拡充(FOR(T)A、ガレージ、コモ・スペース)オフィス家具事業における移転・改装需要への対応国内一貫生産体制の維持・強化と生産設備投資営業・技術・製造の「3本柱」による顧客ニーズへの対応生産拠点の再編・機能強化(犬山・柏・富岡工場)

見通し: 来期は鋼製物置事業の弱含みが続く一方、オフィス家具事業は堅調と予想。コスト管理強化と生産性向上で収益性改善を図り、売上高428.5億円、経常利益28億円を目指す。

強み: 長年培った独自技術と「イナバらしさ」を追求する開発力。高い内製率による品質とコスト競争力。

懸念: 鋼製物置市場における価格競争の激化と個人消費の低迷。オフィス家具事業における特定取引先への依存リスク。

リスク: 経済状況の変動による国内需要の縮小。原材料・部品価格の高騰や品不足による生産への影響。激しい価格競争による収益圧迫。

AI詳細分析(2025年7月期)

事業概要

イナバインターナショナルは、鋼製物置とオフィス家具の製造・販売を主軸とする企業です。創業以来培ってきた「独自性のある高品質な製品をお客様にお届けする」という事業精神を基盤に、開発・生産・販売の一貫体制を強みとしています。鋼製物置事業では、長年のCM戦略や高品質な製品づくりにより、国内トップシェアを誇ります。物置製造で培ったノウハウを応用し、ガレージ、倉庫、自転車置場など製品領域を拡大しています。オフィス家具事業では、顧客視点を第一に、業界に先駆けて「ノックダウン方式」や「メラミン化粧板」などを採用し、使いやすさを追求した製品開発を行っています。両事業を通じて、「くらしの快適さのための機能的な収納空間の実現」と「快適で創造的なオフィス空間の実現」を目指し、社会に貢献することを経営理念としています。

直近決算ハイライト

2025年7月期通期決算では、売上高は前期比1.2%減の419億円となりました。鋼製物置事業の売上は微減にとどまったものの、オフィス家具事業の売上が前期比3.7%減と落ち込んだことが響きました。利益面では、資材価格や物流費の高騰、エネルギーコスト、労務費の増加、そして生産高低下に伴う原価率の上昇により、営業利益は前期比39.1%減の18.6億円、経常利益は同35.4%減の21.9億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同36.7%減の15.4億円と、大幅な減益となりました。特に、営業利益率は4.5%まで低下しました。しかし、通期業績予想に対しては、販管費の削減努力により、営業利益、経常利益、当期純利益はいずれも予想を上回る結果となりました。セグメント別では、鋼製物置事業のセグメント利益は同34.3%減、オフィス家具事業は同12.5%減と、両セグメントともに利益が減少しました。

強みと競争優位性

イナバインターナショナルの最大の強みは、鋼製物置事業における長年にわたる国内トップシェアと、それを支える強力なブランド力です。「100人乗っても大丈夫」というキャッチフレーズで培われた高い認知度と信頼性は、新規参入障壁を形成しています。また、創業以来培ってきた「開発・生産・販売の一貫体制」も重要な競争優位性です。特に、資材調達から製造、出荷までを国内の同一敷地内で行うことで、コスト削減と品質管理を両立させ、高品質かつ耐久性に優れた製品を安定供給できる体制を構築しています。内製率90%以上を誇る製造部門は、自社開発の専用機械やロボット導入による生産合理化と、長年蓄積された高度な技術力により、競争力のある製品を生み出しています。さらに、営業・技術・製造の「3本柱」が顧客ニーズを的確に捉え、製品開発に活かす組織力も、他社にはない独自の強みとなっています。

リスク要因

同社の事業環境にはいくつかのリスク要因が存在します。まず、国内経済の変動、特に新設住宅着工戸数の減少や景気低迷は、鋼製物置事業の需要に直接影響を与える可能性があります。また、原材料価格の高騰や供給不足は、製造原価の上昇や生産停止のリスクを高めます。オフィス家具事業においては、特定取引先への依存度が高まる可能性があり、その業績変動や方針変更が売上減少に繋がるリスクが指摘されています。さらに、鋼製物置市場やオフィス家具市場における価格競争の激化は、収益性を圧迫する要因となり得ます。製品の欠陥によるリコールや製造物責任賠償のリスクも存在しますが、同社は独自の品質管理体制で低減に努めています。その他、自然災害、情報セキュリティインシデント、環境規制の強化なども、事業継続や業績に影響を及ぼす可能性があります。

投資テーマとの関連

イナバインターナショナルは、直接的にAI、半導体、EVといった先端技術テーマに深く関与しているわけではありません。しかし、同社の事業は「住」や「働く環境」といった、より広範な生活・社会インフラに関連しています。鋼製物置事業は、個人の住宅ニーズ、収納ソリューションという側面で、生活の質向上や防災対策といったテーマと関連付けられます。また、オフィス家具事業は、働き方改革、リモートワークの普及、オフィス環境の最適化といった、現代社会の労働環境の変化に対応する製品を提供しており、これらのトレンドと間接的に関連しています。近年高まる環境意識への対応として、リサイクル素材の利用や省エネルギー塗装の採用など、サステナビリティへの取り組みも進んでおり、ESG投資の観点からも注目される可能性があります。今後の設備投資計画は、生産性向上と企業価値向上を目指すものであり、持続的な成長への期待感も示唆しています。

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