デジタルグリッド株式会社 (350A) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 電気・ガス業
電力再生可能エネルギーフィンテック
財務プロファイル(全4181社中の相対位置)
A
収益性
業種 1/28位
C
安定性
業種 5/28位
C
効率性
業種 8/28位
C
CF健全性
業種 13/28位
売上高
62億円
粗利率
74.4%
営業利益率
44.6%
純利益率
30.4%
ROE
22.6%
ROIC
19.4%
自己資本比率
46.5%
D/Eレシオ
0.19
有利子負債
16億円
ネットキャッシュ
30億円
NC/時価総額
4.5%
運転資本余剰*
-39億円
運転資本余剰/時価総額*
-5.8%
フリーCF
1億円
FCFマージン
2.3%
キャッシュ化率
0.17倍
PBR
8.13倍
EV/EBITDA
23.3倍
PER
33.8倍
想定株価
10419.6円
想定時価総額
673億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年7月期 62億円 46億円 1276万円 27億円 28億円 26億円 19億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年7月期 178億円 165億円 85億円 10億円 83億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年7月期 46億円 - 13億円 16億円 非該当 - -39億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年7月期 3億円 -2億円 5億円 1億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年7月期 308.7円 1281.8円 - - 470.1円 33.8倍 10419.6円 673億円 6,457,300株 -

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年7月期 22.6% 10.5% 19.4% 74.4% 44.6% 44.8% 30.4% 2.3% 46.5% 0.19

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年7月期 - - - - - - 代表取締役社長CEO 豊田 祐介

業種比較(電気・ガス業、27社中央値)

指標デジタルグリッド株式会社業種中央値
ROE22.6%7.6%
ROA10.5%2.9%
営業利益率44.6%7.0%
純利益率30.4%5.0%
自己資本比率46.5%35.4%
売上成長率--1.5%
PER33.8倍9.0倍
PBR8.13倍0.62倍
EV/EBITDA23.3倍8.1倍
NC/時価総額4.5%-101.8%
運転資本余剰/時価総額-5.8%-40.0%
同業他社: 東京電力ホールディングス株式会社(9501)関西電力株式会社(9503)中部電力株式会社(9502)東京瓦斯株式会社(9531)東北電力株式会社(9506)全28社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

電気・ガス業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社レノバ (9519) 765億円 876億円
沖縄電力株式会社 (9511) 575億円 2202億円
北海道瓦斯株式会社 (9534) 773億円 1745億円
イーレックス株式会社 (9517) 892億円 1692億円
静岡ガス株式会社 (9543) 905億円 2012億円
西部ガスホールディングス株式会社 (9536) 919億円 2618億円
京葉瓦斯株式会社 (9539) 385億円 1177億円
広島ガス株式会社 (9535) 275億円 884億円
電気・ガス業の企業一覧(全28社)→

AI分析(2025年7月期)

電力再生可能エネルギーフィンテック
電力PF事業(DGP)再エネPF事業JEPX市場価格LNGスポット価格再生可能エネルギー(非FIT電源)

見通し: 電力市場のボラティリティ増大は、価格変動リスクを需要家に転嫁させる追い風となる。DGP取扱量、再エネPF事業における再生可能エネルギー取扱量は今後も拡大し、企業価値最大化に寄与する見込み。

強み: 電力取引プラットフォームDGPを核とした電力PF事業と、再生可能エネルギー調達・管理サービスを拡充する再エネPF事業の二本柱。

懸念: 電力市場価格の変動リスク、FIT制度終了後の非FIT電源への移行に伴う制度変更、競争激化による顧客流出。

リスク: 電力市況の変動による解約リスク(影響度:大、発生可能性:中)。制度変更リスク(影響度:大、発生可能性:中)。システムリスクによる情報漏洩や停止(影響度:大、発生可能性:小)。

AI詳細分析(2025年7月期)

事業概要

E40505は、「エネルギーの民主化を実現する」というミッションのもと、デジタル技術を活用して従来の電力取引の非効率性を解消し、電力取引の簡素化と価格抑制を目指す企業です。主要事業は電力プラットフォーム(PF)事業と再生可能エネルギー(再エネ)PF事業の二つで構成されています。電力PF事業では、AI技術などを活用したDGP(Dynamic Generation Platform)を通じて、法人顧客(高圧・特別高圧)に対し、市場価格に連動した電力調達サービスを提供しています。これにより、顧客は自社のリスク許容度や脱炭素ポリシーに合致した電力取引を選択できます。再生可能エネルギーPF事業では、非FIT電源の拡大という市場環境の変化を捉え、非化石証書の代理調達サービス「エコのはし」や、再エネコーポレートPPAのマッチングプラットフォーム「RE Bridge」などを展開し、再生可能エネルギーの普及を支援しています。2025年7月期の決算では、売上高62億円、営業利益27億円を達成しており、電力PF事業が収益の約9割を占める収益構造となっています。

直近決算ハイライト

E40505は、2025年7月期において、売上高62億円、営業利益27億円、経常利益26億円、当期純利益19億円という堅調な業績を達成しました。売上高に対する営業利益率は約43.5%と非常に高く、収益性の高さを伺わせます。これは、電力PF事業における手数料収入が中心であり、原価の変動が利益に与える影響が比較的小さいためと考えられます。また、純資産は83億円、総資産は178億円であり、財務基盤も安定していると言えます。営業キャッシュフローは3億円と、直近の利益水準と比較するとやや低調ですが、これは電力PF事業特有のキャッシュ・コンバージョン・サイクルの長さや、仕入れと売上のタイミングによる一時的な影響の可能性が考えられます。EPSは308.73円、BPSは1,281.84円と、堅調な企業価値の成長を示唆しています。

強みと競争優位性

E40505の最大の強みは、電力市場のボラティリティ増大という環境変化を捉え、AI技術などを駆使した独自の電力プラットフォームサービス「DGP」を提供している点にあります。従来、小売電気事業者から固定単価で電力を購入することが一般的でしたが、市場価格連動型プランへの需要が高まる中、顧客の多様なリスク許容度に対応できる柔軟な電力調達ソリューションを提供できることが、顧客獲得と維持の鍵となっています。特に、法人需要家(高圧・特別高圧)において、電気代が市場に連動するという認識が広がり、DGPのような市場連動型調達方式への理解と受容が進んでいることが、取扱電力量の拡大を後押ししています。また、再生可能エネルギーPF事業においても、FIT制度終了後の非FIT電源拡大というメガトレンドに対応し、PPAマッチングや非化石証書調達サービスなどを展開することで、脱炭素化を目指す企業ニーズに応えています。これらのサービスは、参入障壁の低い電力市場において、同社独自の技術力と市場分析に基づいたサービス展開により、競争優位性を築いています。

リスク要因

E40505の事業運営には、いくつかのリスク要因が内在しています。まず、電力市況の変動リスクです。LNG燃料価格の高騰や予期せぬ事象による電力価格の急激な上昇は、顧客の解約リスクを高め、業績に影響を与える可能性があります。また、電力制度は政府主導の改革が頻繁に行われるため、制度変更リスクも無視できません。予期せぬ法改正や解釈変更は、事業運営に制約を与えたり、対応コストの増加につながったりする可能性があります。さらに、AIテクノロジーを提供する企業や新規参入企業との競争激化による顧客流出やコスト増加も懸念されます。事業の収益源が電力PF事業に約9割依存している点も、特定セグメントへの依存リスクとして挙げられます。システムリスクや知的財産権に関する問題、資金繰りのリスク、そして訴訟リスクなども、事業継続や業績に影響を与える可能性があります。

投資テーマとの関連

E40505は、再生可能エネルギーの普及や電力市場のデジタル化といった、現代の主要な投資テーマに深く関連しています。特に、脱炭素化は世界的なメガトレンドであり、同社は「エネルギーの民主化」と「エネルギー制約のない世界を次世代につなぐ」というビジョンを掲げ、この潮流をビジネスチャンスとして捉えています。電力PF事業においては、AI技術を活用したダイナミックプライシングによる効率的な電力取引を提供し、再生可能エネルギーPF事業においては、非FIT電源の普及を促進するサービスを展開しています。これは、カーボンプライシングや企業のRE100達成といった、ESG投資の文脈からも注目される領域です。また、電力系統の安定化に不可欠な調整力や、分散型電源の推進といった、エネルギーインフラの高度化という側面でも、同社の事業は貢献しており、将来的な成長期待は大きいと言えます。

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