静岡ガス株式会社 (9543) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 電気・ガス業
LNG再生可能エネルギーEV脱炭素DXインフラ老朽化
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 15/27位
B
安定性
業種 2/27位
C
成長性
業種 11/26位
B
効率性
業種 2/27位
D
CF健全性
業種 15/27位
売上高
2012億円
粗利率
22.4%
営業利益率
7.0%
純利益率
5.0%
ROE
7.6%
ROIC
6.7%
自己資本比率
67.0%
D/Eレシオ
0.12
有利子負債
155億円
ネットキャッシュ
171億円
NC/時価総額
18.9%
運転資本余剰*
-30億円
運転資本余剰/時価総額*
-3.3%
フリーCF
16億円
FCFマージン
0.8%
キャッシュ化率
3.44倍
PBR
0.69倍
EV/EBITDA
3.1倍
PER
9.0倍
想定株価
1200.8円
想定時価総額
905億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年12月期 2012億円 451億円 95億円 141億円 235億円 148億円 100億円
2024年12月期 2022億円 397億円 97億円 103億円 200億円 131億円 88億円
2023年12月期 2140億円 476億円 94億円 183億円 277億円 201億円 141億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年12月期 1959億円 740億円 356億円 216億円 1313億円
2024年12月期 1702億円 775億円 239億円 208億円 1181億円
2023年12月期 1547億円 667億円 189億円 213億円 1074億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年12月期 327億円 112億円 214億円 155億円 270億円 - -30億円
2024年12月期 358億円 152億円 205億円 166億円 215億円 - 119億円
2023年12月期 352億円 111億円 172億円 173億円 167億円 - 163億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年12月期 346億円 -330億円 -55億円 16億円
2024年12月期 110億円 -87億円 -19億円 23億円
2023年12月期 378億円 -141億円 -159億円 236億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年12月期 133.4円 1742.4円 43.0円 32.2% 227.0円 9.0倍 1200.8円 905億円 76,192,000株 839,900株
2024年12月期 117.0円 1569.4円 40.0円 34.2% 255.2円 9.1倍 1064.5円 801億円 76,192,000株 933,800株
2023年12月期 190.2円 1447.3円 25.0円 13.1% 241.5円 5.4倍 1027.0円 762億円 76,192,000株 2,013,400株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年12月期 7.6% 5.1% 6.7% 22.4% 7.0% 11.7% 5.0% 0.8% 67.0% 0.12
2024年12月期 7.4% 5.2% 5.3% 19.7% 5.1% 9.9% 4.3% 1.1% 69.4% 0.14
2023年12月期 13.1% 9.1% 10.3% 22.2% 8.6% 13.0% 6.6% 11.0% 69.4% 0.16

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年12月期 -0.5% 36.6% 14.5% -1.0% 10.7% 17.7% 代表取締役 社長執行役員松本尚武
2024年12月期 -5.5% -43.8% -37.8% 15.0% 7.4% 27.3% 代表取締役 社長執行役員松本尚武
2023年12月期 3.2% 112.5% 136.1% 20.8% 8.4% 39.0% 代表取締役 社長執行役員松本尚武

業種比較(電気・ガス業、26社中央値)

指標静岡ガス株式会社業種中央値
ROE7.6%8.1%
ROA5.1%2.8%
営業利益率7.0%7.2%
純利益率5.0%4.9%
自己資本比率67.0%36.5%
売上成長率-0.5%-1.9%
PER9.0倍9.8倍
PBR0.69倍0.62倍
EV/EBITDA3.1倍8.3倍
NC/時価総額18.9%-101.8%
運転資本余剰/時価総額-3.3%-40.0%
同業他社: 東京電力ホールディングス株式会社(9501)関西電力株式会社(9503)中部電力株式会社(9502)東京瓦斯株式会社(9531)東北電力株式会社(9506)全27社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

電気・ガス業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
イーレックス株式会社 (9517) 892億円 1692億円
西部ガスホールディングス株式会社 (9536) 919億円 2618億円
北海道瓦斯株式会社 (9534) 773億円 1745億円
株式会社レノバ (9519) 765億円 876億円
デジタルグリッド株式会社 (350A) 673億円 62億円
東邦瓦斯株式会社 (9533) 1143億円 6511億円
沖縄電力株式会社 (9511) 575億円 2202億円
京葉瓦斯株式会社 (9539) 385億円 1177億円
電気・ガス業の企業一覧(全27社)→

AI分析(2025年12月期)

LNG再生可能エネルギーEV
地域共創成長事業拡大(電力・再エネ、くらしサービス、海外)DXによる業務効率化カーボンニュートラル推進シェールガス開発事業参入

見通し: 売上高は微減だが、営業利益は36.6%増と大幅に回復。成長事業の拡大と経営基盤強化により、持続的な成長と収益力向上を目指す。

強み: 地域密着型のガス事業を基盤に、電力・再エネ、くらしサービス、海外事業へと多角化を進める成長戦略。

懸念: 異常気象によるガス需要の変動、LNG調達コストの上昇、エネルギー政策の変更リスク。

リスク: 異常気象による需要変動、LNG調達リスク、カーボンニュートラル対応コスト増加。

AI詳細分析(2025年12月期)

事業概要

本企業グループは、都市ガス・LPG事業を基盤としつつ、電力・再エネ事業、くらしサービス・エンジニアリングサービス事業、海外事業といった成長分野を多角的に展開する総合エネルギー企業である。主要事業であるガス事業では、LNGを主原料とした都市ガスの製造・供給・販売に加え、LPGの販売、そして関連するガス機器販売や配管工事なども手掛けている。また、電力・再エネ事業においては、自社での電源開発やデマンドレスポンス、省エネ診断などを通じて顧客基盤の拡大を図る。くらしサービス・エンジニアリングサービス事業では、M&Aも活用しハウジング分野を中心に事業領域を拡大するとともに、コージェネレーションやIoTを活用したエネルギーサービス、太陽光発電設備のメンテナンスなどを展開する。海外事業では、東南アジア・インドに加え、米国でのシェールガス開発事業への参入も果たし、グローバルでの天然ガスバリューチェーン最適化や地域特性に応じたエネルギーサービス、再生可能エネルギー事業などを推進している。グループ全体で地域共創を掲げ、持続可能な社会の実現に貢献することを目指している。

直近決算ハイライト

直近決算期において、連結売上高は201,207百万円となり、前期比0.5%減となった。これは、原料費調整制度によるガス販売単価の下方調整や電力需給調整市場での収益減が主な要因である。しかしながら、連結営業利益は前期比36.6%増の14,072百万円へと大きく増加した。これは、LNG調達においてスポット市場への依存を抑制し、長期契約での調達を推進できたこと、また原料価格の変動がガス販売単価に反映されるまでのタイムラグが寄与したためである。連結経常利益は前期比12.9%増の14,769百万円となり、親会社株主に帰属する当期純利益も前期比14.5%増の10,048百万円となった。セグメント別では、ガス事業の売上高は前期比2.0%減であったものの、セグメント利益は前期比52.6%増と大幅に改善した。一方、LPG・その他エネルギー事業の売上高は同2.1%減、セグメント利益は同32.3%減となった。その他事業においては、グッドリビング株式会社の連結子会社化などにより売上高が同25.7%増、セグメント利益が同2.1%増となった。

強みと競争優位性

当企業グループの強みは、地域に根差した都市ガス・LPG事業という安定した基盤事業に加え、成長分野への積極的な投資と多角化戦略にある。特に、電力・再生可能エネルギー、くらしサービス、エンジニアリングサービス、そして海外事業といった分野への進出は、事業ポートフォリオの強靭化と収益源の多様化に貢献している。電力・再エネ分野では、太陽光発電やバイオマス発電の開発、富士発電所の増設、系統用蓄電池の導入などを進めており、供給力・調整力強化を図っている。くらしサービス・エンジニアリングサービス事業では、M&Aによるハウジング分野の拡大や、IoTを活用したエネルギーサービス、太陽光発電設備メンテナンスなど、顧客ニーズに応じたソリューション提供能力を高めている。海外事業では、東南アジア・インドでの事業展開に加え、米国でのシェールガス開発事業への参入は、グローバルなエネルギーバリューチェーン最適化への意欲を示しており、将来的な成長ポテンシャルを秘めている。また、2026年のグループ再編による成長事業の加速とガバナンス強化は、さらなる競争力向上に繋がる可能性がある。

リスク要因

当企業グループが直面するリスクは多岐にわたる。まず、エネルギー業界全体として、カーボンニュートラル推進に伴う環境規制強化や制度変更は、追加的な対応コスト発生の可能性があり、経営成績に影響を与えうる。また、LNGを全量海外から調達していることから、輸入国における政治・経済情勢の変動、輸送中の事故、地政学リスクの高まりなどは、原料調達の安定性や価格変動リスクに直結する。さらに、都市ガス事業の特性として、異常気象による需要変動リスクや、大規模な設備事故発生リスクも存在する。競合激化も懸念されており、異業種からの参入や市場縮小により、顧客基盤の維持や収益性に影響が出る可能性がある。加えて、事業運営に不可欠なITシステムの障害やサイバー攻撃、個人情報漏洩リスク、さらには優秀な人材の確保・育成・定着に関するリスクも、事業継続性や企業価値に影響を及ぼす要因となりうる。

投資テーマとの関連

当企業グループは、複数の重要な投資テーマとの関連性を有している。第一に、カーボンニュートラルへの対応は、現代における最も重要な投資テーマの一つであり、同社は再生可能エネルギー電源の開発、カーボンオフセット都市ガス、J-クレジットの供給、非化石価値取引の活用などを通じて、このテーマに積極的に取り組んでいる。これは、将来的な環境規制強化への対応だけでなく、新たな収益機会の創出にも繋がる可能性がある。第二に、海外事業展開、特に米国でのシェールガス開発事業への参入は、エネルギー安全保障やグローバルな資源調達の観点から注目される。第三に、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進による業務の高度化・効率化は、生産性向上やコスト削減に寄与し、テクノロジー活用という投資テーマとも合致する。さらに、くらしサービス事業におけるM&A戦略や、エンジニアリングサービス事業でのIoT活用などは、生活の質の向上やインフラ整備といったテーマとも関連が深い。

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