広島ガス株式会社 (9535) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 電気・ガス業
再生可能エネルギー電力ガス
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 26/27位
C
安定性
業種 7/27位
C
成長性
業種 13/26位
D
効率性
業種 13/27位
C
CF健全性
業種 7/27位
売上高
884億円
粗利率
29.8%
営業利益率
1.8%
純利益率
2.4%
ROE
2.9%
ROIC
1.1%
自己資本比率
54.2%
D/Eレシオ
0.47
有利子負債
339億円
ネットキャッシュ
-175億円
NC/時価総額
-63.7%
運転資本余剰*
-33億円
運転資本余剰/時価総額*
-12.0%
フリーCF
32億円
FCFマージン
3.7%
キャッシュ化率
5.54倍
PBR
0.38倍
EV/EBITDA
4.9倍
PER
13.1倍
想定株価
400.0円
想定時価総額
275億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 884億円 264億円 76億円 16億円 92億円 26億円 21億円
2025年3月期 916億円 262億円 76億円 13億円 88億円 19億円 17億円
2024年3月期 907億円 288億円 74億円 32億円 105億円 34億円 23億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 1318億円 383億円 197億円 374億円 715億円
2025年3月期 1296億円 406億円 170億円 410億円 683億円
2024年3月期 1376億円 504億円 201億円 470億円 671億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 164億円 89億円 67億円 339億円 171億円 - -33億円
2025年3月期 185億円 85億円 74億円 381億円 145億円 - 15億円
2024年3月期 255億円 103億円 81億円 440億円 145億円 - 54億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 117億円 -84億円 -54億円 32億円
2025年3月期 59億円 -93億円 -37億円 -34億円
2024年3月期 148億円 -97億円 -132億円 51億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 30.6円 1040.3円 12.0円 39.1% -254.9円 13.1倍 400.0円 275億円 68,737,429株 1,800株
2025年3月期 24.6円 995.0円 12.0円 48.7% -285.2円 13.9倍 342.0円 235億円 68,603,372株 1,800株
2024年3月期 34.0円 980.1円 12.0円 35.3% -269.8円 11.2倍 382.2円 262億円 68,490,018株 1,800株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 2.9% 1.6% 1.1% 29.8% 1.8% 10.4% 2.4% 3.7% 54.2% 0.47
2025年3月期 2.5% 1.3% 0.8% 28.6% 1.4% 9.6% 1.8% -3.7% 52.7% 0.56
2024年3月期 3.5% 1.7% 2.0% 31.8% 3.5% 11.6% 2.6% 5.7% 48.8% 0.66

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 -3.5% 26.5% 24.8% -2.5% 3.8% -39.1% -
2025年3月期 1.0% -60.7% -27.6% 6.0% 2.2% -26.9% 代表取締役社長 中川智彦
2024年3月期 -4.8% -54.6% -55.4% 7.4% 2.1% -1.1% 代表取締役社長 中川智彦

業種比較(電気・ガス業、26社中央値)

指標広島ガス株式会社業種中央値
ROE2.9%8.1%
ROA1.6%2.9%
営業利益率1.8%7.2%
純利益率2.4%4.9%
自己資本比率54.2%36.5%
売上成長率-3.5%-1.2%
PER13.1倍9.2倍
PBR0.38倍0.62倍
EV/EBITDA4.9倍8.3倍
NC/時価総額-63.7%-101.8%
運転資本余剰/時価総額-12.0%-40.0%
同業他社: 東京電力ホールディングス株式会社(9501)関西電力株式会社(9503)中部電力株式会社(9502)東京瓦斯株式会社(9531)東北電力株式会社(9506)全27社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

電気・ガス業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
北陸瓦斯株式会社 (9537) 208億円 644億円
京葉瓦斯株式会社 (9539) 385億円 1177億円
株式会社エフオン (9514) 69億円 176億円
アストマックス株式会社 (7162) 30億円 253億円
沖縄電力株式会社 (9511) 575億円 2202億円
デジタルグリッド株式会社 (350A) 673億円 62億円
株式会社レノバ (9519) 765億円 876億円
北海道瓦斯株式会社 (9534) 773億円 1745億円
電気・ガス業の企業一覧(全27社)→

AI分析(2026年3月期)

再生可能エネルギー電力
総合エネルギーサービスカーボンニュートラルへの取り組み電力小売事業(このまち電気)DX推進による経営基盤強化原料調達の安定化

見通し: 当期は売上減ながらも、諸経費削減や投資利益増により3期ぶりの増益を達成。中計に基づき、都市ガス・LPG事業の深化、電力事業の探索、経営基盤強化を推進し、2030年経常利益70億円目標達成を目指す。

強み: 地域密着型のエネルギー供給基盤と、ガス・LPG・電力の総合エネルギーサービス提供能力。顧客基盤の着実な拡大が強み。

懸念: 気温変動や人口減少によるガス需要の変動リスク。また、原料調達価格の変動や為替リスク、脱炭素化への対応が経営上の課題。

リスク: ①原料調達支障・価格変動リスク:海外依存度が高く、地政学リスクや為替変動が業績に影響。②脱炭素化への対応:規制強化や化石燃料使用制限は事業継続に影響する可能性。③気温・人口減少による需要変動:冬期偏重や人口減によるガス需要の不安定要素。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

広島ガスグループは、広島県を主な事業基盤とする総合エネルギー企業グループです。主たる事業は、広島市、呉市、尾道市などを中心とした地域への都市ガスの製造・供給・販売であり、2026年3月期においては、ガス事業が連結売上高の約75.2%を占めています。都市ガスの主原料である天然ガスは海外からLNG船で輸入しており、安定調達のため調達先の多様化や自社LNG船の活用、他社LNG船の利用など、柔軟な調達体制を構築しています。また、都市ガスの未供給エリアにおいては、LPG事業を展開し、LPG器具の販売や施工も手掛けています。その他事業として、エンジニアリング関連事業、建設工事、高齢者サービス事業なども展開し、多角的な事業ポートフォリオを構築しています。2026年3月期における各事業の売上高は、ガス事業が688億77百万円、LPG事業が181億1百万円、その他事業が46億9百万円でした。

直近決算ハイライト

2026年3月期の業績は、売上高が前期比3.5%減の883億96百万円となりました。これは、ガス販売量の減少や販売単価の低下が主な要因です。しかしながら、効率的な業務運営と諸経費の削減に努めた結果、営業利益は前期比26.5%増の15億84百万円と大幅に増加しました。経常利益は、持分法による投資利益の増加もあり、同36.3%増の26億2百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同24.8%増の21億5百万円となり、3期ぶりの増益を達成しました。セグメント別では、ガス事業の売上高は4.3%減少したものの、セグメント利益は74.7%増加しました。LPG事業は、販売単価の低下により売上高が微減、利益は35.1%減少しました。その他事業は、建設事業の売上増により事業全体では増収となりましたが、利益は微減でした。

強みと競争優位性

広島ガスグループの強みは、地域に根差した長年の事業運営によって築き上げられた強固な顧客基盤と、エネルギー供給事業者としての信頼性です。広島県内における都市ガス供給エリアでの高い普及率と、10年連続で増加している顧客戸数がその証左と言えます。また、LNG調達における多様な調達方法や自社LNG船の保有、他社LNG船の活用など、安定供給と柔軟な調達体制を構築している点も競争優位性となります。さらに、ガス事業だけでなく、LPG事業や電力小売事業「このまち電気」の展開、再生可能エネルギー電源の開発など、総合エネルギーサービスプロバイダーとしての事業拡大を進めている点も、将来的な成長に向けた強みと言えます。脱炭素化への対応として、カーボンオフセット都市ガスやグリーン電力の販売、メタネーション技術の研究開発など、環境対応への積極的な取り組みも、社会的な要請に応える上で優位性をもたらします。

リスク要因

広島ガスグループが直面する主要なリスク要因として、まず、天然ガスやLPGといった主要原料の調達における支障や価格変動が挙げられます。海外からの輸入に依存しているため、地政学リスクや為替変動が業績に影響を与える可能性があります。また、近年の脱炭素化の流れは、化石燃料を主とする事業構造にとって構造的なリスクとなり得ます。気温や水温の変動、人口・世帯数の減少によるガス需要の変動も、事業の性質上避けられないリスクです。さらに、大規模な自然災害や事故、サイバー攻撃による基幹システムの障害、コンプライアンス違反などは、事業運営に重大な影響を及ぼす可能性があります。エネルギー間競争の激化や、ガス事業法などの法規制・制度の変更も、業績に影響を与える要因となります。

投資テーマとの関連

広島ガスグループは、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを強化しており、特に「脱炭素化」への対応は、現代の主要な投資テーマであるESG(環境・社会・ガバナンス)投資との関連性が高いと言えます。同社は、2050年カーボンニュートラル実現に向けた取り組みを推進しており、カーボンオフセット都市ガスやグリーン電力の販売、再生可能エネルギー電源の開発、メタネーション技術の研究など、具体的な施策を進めています。これは、気候変動対策に積極的に取り組む企業への投資関心を高める要因となります。また、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進による業務効率化や、スマート保安の推進によるレジリエンス強化は、事業基盤の強化とリスク管理の高度化に寄与し、長期的な企業価値向上に繋がる可能性があります。これらの取り組みは、SDGs(持続可能な開発目標)達成への貢献という観点からも、投資家の注目を集める要素となるでしょう。

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