日本カーボン株式会社 (5302) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: ガラス・土石製品
半導体EV再生可能エネルギーDXAI脱炭素
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 12/57位
B
安定性
業種 30/57位
D
成長性
業種 41/57位
D
効率性
業種 33/57位
A
CF健全性
業種 8/57位
売上高
377億円
粗利率
27.2%
営業利益率
12.7%
純利益率
12.8%
ROE
8.9%
ROIC
5.2%
自己資本比率
63.5%
D/Eレシオ
0.19
有利子負債
103億円
ネットキャッシュ
47億円
NC/時価総額
9.6%
運転資本余剰*
-36億円
運転資本余剰/時価総額*
-7.3%
フリーCF
41億円
FCFマージン
10.9%
キャッシュ化率
1.31倍
PBR
0.90倍
EV/EBITDA
5.3倍
PER
10.1倍
想定株価
4417.2円
想定時価総額
490億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年12月期 377億円 103億円 35億円 48億円 83億円 51億円 48億円
2024年12月期 380億円 115億円 30億円 63億円 93億円 67億円 41億円
2023年12月期 379億円 119億円 27億円 66億円 92億円 71億円 41億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年12月期 856億円 491億円 186億円 34億円 544億円
2024年12月期 823億円 463億円 185億円 30億円 520億円
2023年12月期 785億円 474億円 179億円 29億円 495億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年12月期 150億円 196億円 114億円 103億円 102億円 - -36億円
2024年12月期 122億円 198億円 113億円 92億円 104億円 - -64億円
2023年12月期 144億円 189億円 136億円 89億円 87億円 - -35億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年12月期 63億円 -22億円 -13億円 41億円
2024年12月期 52億円 -55億円 -20億円 -3億円
2023年12月期 32億円 -44億円 -26億円 -12億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年12月期 436.9円 4919.5円 200.0円 45.8% 423.7円 10.1倍 4417.2円 490億円 11,832,000株 730,000株
2024年12月期 369.0円 4704.6円 200.0円 54.2% 265.0円 11.9倍 4395.1円 488億円 11,832,000株 729,500株
2023年12月期 366.8円 4478.1円 200.0円 54.5% 497.9円 12.0倍 4386.3円 487億円 11,832,000株 729,000株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年12月期 8.9% 5.6% 5.2% 27.2% 12.7% 22.1% 12.8% 10.9% 63.5% 0.19
2024年12月期 7.8% 5.0% 7.2% 30.3% 16.7% 24.5% 10.7% -0.8% 63.2% 0.18
2023年12月期 8.2% 5.2% 7.9% 31.3% 17.4% 24.4% 10.7% -3.3% 63.0% 0.18

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年12月期 -0.6% -23.9% 18.4% 1.8% 7.1% 0.1% 代表取締役社長 宮下尚史
2024年12月期 0.2% -3.9% 0.7% 6.3% -3.3% 19.5% 代表取締役社長 宮下尚史
2023年12月期 5.8% 37.2% 26.8% 12.2% -4.6% 29.7% 代表取締役社長 宮下尚史

業種比較(ガラス・土石製品、56社中央値)

指標日本カーボン株式会社業種中央値
ROE8.9%6.9%
ROA5.6%4.6%
営業利益率12.7%7.7%
純利益率12.8%6.2%
自己資本比率63.5%65.9%
売上成長率-0.6%4.2%
PER10.1倍11.8倍
PBR0.90倍0.80倍
EV/EBITDA5.3倍5.7倍
NC/時価総額9.6%6.2%
運転資本余剰/時価総額-7.3%-3.8%
同業他社: AGC株式会社(5201)太平洋セメント株式会社(5233)日本板硝子株式会社(5202)TOTO株式会社(5332)日本特殊陶業株式会社(5334)全57社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

ガラス・土石製品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
アジアパイルホールディングス株式会社 (5288) 524億円 1160億円
日本ヒューム株式会社 (5262) 530億円 402億円
株式会社 ヨータイ (5357) 334億円 296億円
三谷セキサン株式会社 (5273) 306億円 999億円
日本板硝子株式会社 (5202) 680億円 8795億円
日本山村硝子株式会社 (5210) 300億円 722億円
株式会社オハラ (5218) 277億円 289億円
東京窯業株式会社 (5363) 247億円 315億円
ガラス・土石製品の企業一覧(全57社)→

AI分析(2025年12月期)

半導体EV再生可能エネルギー
中期経営方針「GO BEYOND 2030」ファインカーボン電極材炭化けい素製品パワー半導体関連事業

見通し: 中期経営方針「GO BEYOND 2030」に基づき、収益性向上とサステナビリティ経営の両立を目指す。ファインカーボンはパワー半導体失速で低迷したが、電極材、炭化けい素製品、その他事業は堅調で増収増益。今後は新規事業であるパワー半導体関連製品やカーボンニュートラル関連事業の育成に注力し、成長を目指す。

強み: 炭素工業のパイオニアとしての長年の実績と技術力。ファインカーボン、電極材、炭化けい素製品と多角的な製品ポートフォリオを持つ。

懸念: パワー半導体市場の動向に左右されるファインカーボン事業の収益性。特定原材料の調達リスクや国内の人員確保・育成の難しさ。

リスク: 為替変動リスク:海外売上比率が高く、為替変動が経営成績に影響する可能性。市場環境変動リスク:競争激化や技術革新による販売価格・数量の変動。特定原材料調達リスク:原油価格高騰等による原材料の需給逼迫。

AI詳細分析(2025年12月期)

事業概要

当社グループは、1915年の創業以来、炭素工業のパイオニアとして、カーボンの優れた特性を活かした多種多様な製品を社会に提供してきた歴史を持つ企業です。主な事業は、炭素製品および炭化けい素製品の製造・販売であり、これに加えて産業機械の製造・修理、不動産賃貸などの事業も展開しています。事業は大きく「炭素製品関連」「炭化けい素製品関連」「その他」の3つのセグメントに分かれています。炭素製品関連では、当社および日本テクノカーボン株式会社が素材製造、日本カーボンエンジニアリング株式会社、日本テクノカーボン株式会社、株式会社NTCMが加工を担い、国内外の販売子会社を通じてグローバルに販売網を構築しています。炭化けい素製品関連は、NGSアドバンストファイバー株式会社が製造・加工・販売を一貫して行っています。その他事業では、当社が不動産賃貸、日本カーボンエンジニアリング株式会社が産業機械事業を手掛けています。企業理念として「わが国炭素工業分野のパイオニアとして、人と社会に貢献する企業であり続ける」ことを掲げ、新製品開発、品質へのこだわり、環境配慮、国際競争力のあるコスト実現、そして人材育成に重点を置いています。

直近決算ハイライト

当連結会計年度の業績は、世界経済の鈍化や米国の通商政策転換の影響を受け、売上高は前連結会計年度比0.6%減の377億3千5百万円となりました。セグメント別では、炭素製品関連はファインカーボン製品の低迷により同5.7%減の323億9千7百万円、営業利益は42.5%減の29億9千万円と減収減益でした。一方、炭化けい素製品関連は、航空産業向け需要の堅調さを取り込み、生産能力を最大限に活用した結果、売上高は同52.9%増の41億2千8百万円、営業利益は72.9%増の14億7千9百万円と大幅な増収増益を達成しました。その他の事業も、資材・エネルギー価格高止まりの中、コスト削減と売価是正に努め、売上高は同36.7%増の12億9百万円、営業利益は35.6%増の3億3千万円と増収増益となりました。損益面では、経常利益は前連結会計年度比23.7%減の51億3百万円でしたが、投資有価証券売却益35億3千万円を特別利益として計上したことなどにより、親会社株主に帰属する当期純利益は同18.4%増の48億3千万円と、減収ながらも増益を確保しました。

強みと競争優位性

当社の強みは、100年以上にわたる炭素工業分野でのパイオニアとしての歴史と、そこで培われた高度な技術力にあります。特に、ファインカーボン製品や電極材、炭化けい素製品といった高付加価値製品の開発・製造能力は、他社との差別化要因となっています。炭化けい素製品においては、航空産業向けの堅調な需要を取り込むための生産能力の増強や、パワー半導体関連製品の事業化といった新規事業への積極的な投資も進めており、将来の成長ドライバーとなる可能性を秘めています。また、グローバルに展開する販売網は、各国の市場ニーズに応じた製品供給を可能にし、為替変動リスクを一部吸収する役割も担っています。国内生産体制に集中していることは、品質管理の徹底や技術伝承の面で有利に働く一方、人員確保という課題も抱えています。しかし、中期経営方針「GO BEYOND 2030」において、人材確保・育成と多様な人材が活躍できる企業風土の醸成を推進しており、持続的な競争力強化を目指しています。

リスク要因

当社グループが直面するリスクは多岐にわたります。まず、海外売上高比率が43.1%と一定程度あるため、為替変動リスクは無視できません。為替予約等でリスク軽減を図っていますが、急激な変動は業績に影響を与える可能性があります。また、市場環境の変動、特に革新的な技術の出現や、原材料価格の高騰・需給逼迫も、販売数量や価格、製品供給に影響を及ぼすリスクです。生産拠点が国内に集中しているため、国内の人材不足の深刻化や、自然災害、感染症の拡大による生産・物流への影響も懸念されます。さらに、事業遂行上、国内外の法的規制の変更や強化への対応も、人的・物的資源の投入という形で経営成績に影響を与える可能性があります。サイバー攻撃による情報セキュリティ事故のリスクも、事業継続性の観点から注視が必要です。これらのリスクに対し、当社はヘッジ取引、安定調達努力、情報セキュリティ体制強化、法令遵守等で対応していますが、完全な回避は困難であり、投資家はこれらのリスクを認識しておく必要があります。

投資テーマとの関連

当社グループは、カーボンニュートラル社会の実現に貢献する製品群を扱っており、サステナビリティ経営を推進していることから、環境・エネルギー関連の投資テーマとの関連性が高いと言えます。特に、炭化けい素製品は、パワー半導体分野での需要拡大が見込まれており、EV(電気自動車)や再生可能エネルギー関連のectorにおける省エネルギー化に寄与する可能性があります。パワー半導体関連製品の事業化は、AIやIoTといった成長分野への展開も期待されます。また、炭素製品分野における長年の実績と技術力は、先端材料分野でのイノベーションを支える基盤となり得ます。中期経営計画においても、「カーボンニュートラルに係る事業の創出」を掲げており、今後、これらの投資テーマとの連携をさらに深めていくことが予想されます。ただし、現時点では、これらのテーマとの直接的な売上貢献度や事業規模については、より詳細な情報開示が待たれる部分もあります。

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